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元スレ絢辻「棚町さんは名前で呼ぶのにあたしは詞って呼んでくれないのね」
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部屋に入るとそこには天使のような笑顔の絢辻さんの姿が!
橘「ま、待て薫! ウチに上がったっていいことはないぞ!」
棚町「いいからそこをどきなさいよ。この靴が誰のか確かめなきゃいけないのよ」
橘「やっぱりお母さんのだ! 若い頃に履いてた靴を今頃出してきたんだと思う!」
棚町「嘘ね。その靴、この前雑誌に載ってたやつだもの。20年も30年も前に発売してるわけないでしょ」
橘「うぐ……」
棚町「あたしに嘘ついてでも隠したいわけね」
橘「そ、そういうわけじゃ……!」
棚町「じゃあ誰の靴なのか答えてみなさいよ!」
絢辻「――あたしの靴よ」
棚町「いいからそこをどきなさいよ。この靴が誰のか確かめなきゃいけないのよ」
橘「やっぱりお母さんのだ! 若い頃に履いてた靴を今頃出してきたんだと思う!」
棚町「嘘ね。その靴、この前雑誌に載ってたやつだもの。20年も30年も前に発売してるわけないでしょ」
橘「うぐ……」
棚町「あたしに嘘ついてでも隠したいわけね」
橘「そ、そういうわけじゃ……!」
棚町「じゃあ誰の靴なのか答えてみなさいよ!」
絢辻「――あたしの靴よ」
橘「あ、絢辻さん!? なんで出てきて……!」
棚町「アンタは黙ってて。で、なんで絢辻さんが純一の家にいるの?」
絢辻「ふふ、なんでだと思う?」
棚町「聞いてるのはこっちなんだけど」
絢辻「とりあえず中に入ってちょうだい。玄関で騒いでたらご近所の方々に見られるわ」
棚町「まるで自分の家みたいに言うのね」
絢辻「そういうわけじゃないわよ。ただよく来てるから慣れてるだけ」
棚町「よく来てる……!?」
絢辻「その話も中でしてあげるわ」
橘(ああ、どうしてこんなことに……)
棚町「アンタは黙ってて。で、なんで絢辻さんが純一の家にいるの?」
絢辻「ふふ、なんでだと思う?」
棚町「聞いてるのはこっちなんだけど」
絢辻「とりあえず中に入ってちょうだい。玄関で騒いでたらご近所の方々に見られるわ」
棚町「まるで自分の家みたいに言うのね」
絢辻「そういうわけじゃないわよ。ただよく来てるから慣れてるだけ」
棚町「よく来てる……!?」
絢辻「その話も中でしてあげるわ」
橘(ああ、どうしてこんなことに……)
>>162
ポンプ小屋
ポンプ小屋
絢辻「はい、お茶」
棚町「純一の家の物を我が物顔で使ってんじゃないわよ」
絢辻「あら、ごめんなさい。でもあなたよりは勝手を知ってると思うから」
棚町「アンタ、喧嘩売ってんでしょ……?」ビキビキ
絢辻「いやね、邪推しないでって前も言ったでしょ?」
棚町「どうでもいいからはやく本題に入ってくれる?」
絢辻「そうねぇ……まずはなにから知りたい?」
棚町「なんでアンタが純一の家にいんのよ。あと何度も来たことがあるってどういうことよ」
棚町「純一の家の物を我が物顔で使ってんじゃないわよ」
絢辻「あら、ごめんなさい。でもあなたよりは勝手を知ってると思うから」
棚町「アンタ、喧嘩売ってんでしょ……?」ビキビキ
絢辻「いやね、邪推しないでって前も言ったでしょ?」
棚町「どうでもいいからはやく本題に入ってくれる?」
絢辻「そうねぇ……まずはなにから知りたい?」
棚町「なんでアンタが純一の家にいんのよ。あと何度も来たことがあるってどういうことよ」
絢辻「愛し合うふたりがどこで会おうと、ふたりの自由でしょ? あたしたちの場合は部屋が多かっただけよ」
棚町「……誰と誰が愛し合ってるって?」
絢辻「それくらい今の状況から推断してくれると助かるんだけど……あたしと純一に決まってるでしょ」
棚町「純一、今の本当の話なの?」
橘「い、いや、それは、その……」
棚町「本当かって聞いてんのよ! さっさと答えなさい!」
橘「ひっ……!」
絢辻「ちょっと、あんまり純一を怖がらせないで。そんなふうに怒鳴られたら余計萎縮しちゃうじゃない」
棚町「アンタは軽々しく純一の名前を口にしてんじゃないわよ!」
絢辻「恋人の名前を呼んでなにが悪いのかわからないわね」
棚町「……誰と誰が愛し合ってるって?」
絢辻「それくらい今の状況から推断してくれると助かるんだけど……あたしと純一に決まってるでしょ」
棚町「純一、今の本当の話なの?」
橘「い、いや、それは、その……」
棚町「本当かって聞いてんのよ! さっさと答えなさい!」
橘「ひっ……!」
絢辻「ちょっと、あんまり純一を怖がらせないで。そんなふうに怒鳴られたら余計萎縮しちゃうじゃない」
棚町「アンタは軽々しく純一の名前を口にしてんじゃないわよ!」
絢辻「恋人の名前を呼んでなにが悪いのかわからないわね」
しかしまあSSといえど仮にも助けてもらったことのある薫にここまで出来ますなww
あんまり橘さんを困らせるとあの日のことを思い出してヒスった裡沙ちゃんが突入してきちゃうぞ
アマガミで修羅場になりそうな組み合わせってこの二人くらいだよな
実際ゲームでもあったし
実際ゲームでもあったし
棚町「純一の恋人はあたしよ! アンタじゃないわ!」
絢辻「そうね。形式的にはそうかもね。でも彼の心の内ではどうかしら」
棚町「どういう意味よ……っ!?」
絢辻「純一が心の底から愛してる人は本当にあなたなのかってことよ」
棚町「アンタ、いい加減ふざけたことばっかぬかしてるといくら女だからって容赦しないわよ?」
絢辻「それであなたの気が済むならどうぞ? まあそんなことしても純一の気持ちは変わらないだろうけど」
棚町「……だからその純一を理解してるような話し方をやめろって言ってんのよぉっ!」バッ
ガシッ!
橘「や、やめろ薫! いくらなんでも暴力はまずいって」
棚町「くっ……純一は引っ込んでなさいよ!」
絢辻「そうね。形式的にはそうかもね。でも彼の心の内ではどうかしら」
棚町「どういう意味よ……っ!?」
絢辻「純一が心の底から愛してる人は本当にあなたなのかってことよ」
棚町「アンタ、いい加減ふざけたことばっかぬかしてるといくら女だからって容赦しないわよ?」
絢辻「それであなたの気が済むならどうぞ? まあそんなことしても純一の気持ちは変わらないだろうけど」
棚町「……だからその純一を理解してるような話し方をやめろって言ってんのよぉっ!」バッ
ガシッ!
橘「や、やめろ薫! いくらなんでも暴力はまずいって」
棚町「くっ……純一は引っ込んでなさいよ!」
>>168
橘さんの血は流れるだろうな
橘さんの血は流れるだろうな
>>180
緩衝材だろ
緩衝材だろ
絢辻「丁度いいわ。純一はそのまま棚町さんをおさえといて」
棚町「純一に命令すんなっ!」
絢辻「棚町さん。これから話すことはあなたにとって耐え難いことだろうけど、全部真実だからしっかり聞いてね」
絢辻「あたしと純一はね、あなたに秘密でずっと付き合ってたの」
絢辻「あなたが純一と付き合いはじめたのがクリスマス。あたしたちはその1ヶ月後から付き合いはじめたわ」
絢辻「純一は表向きあなたの恋人だったけど、それはすべて演技。彼はあなたのことなんて見てなかったのよ」
絢辻「純一の心の中には常にあたしがいた。ただ純一は優しいからあなたに別れ話を切り出せすにいただけ」
絢辻「あなたとデートしたあとは必ずこの部屋であたしと会ってたのよ。あなたも覚えがあるでしょう? 純一が頑なにあなたを部屋に上げようとしなかったのを」
絢辻「当然、あなたが純一としたようなことはあたしともしてるわ。例えばキスとかね」
絢辻「この前純一がなんて言ったか教えてあげましょうか? あなたとのキスより、あたしとのキスがよかっただって」
絢辻「理解できた? 彼はただ惰性であなたと付き合っていただけなのよ。彼はあなたを愛してなんていなかったのよ」
棚町「純一に命令すんなっ!」
絢辻「棚町さん。これから話すことはあなたにとって耐え難いことだろうけど、全部真実だからしっかり聞いてね」
絢辻「あたしと純一はね、あなたに秘密でずっと付き合ってたの」
絢辻「あなたが純一と付き合いはじめたのがクリスマス。あたしたちはその1ヶ月後から付き合いはじめたわ」
絢辻「純一は表向きあなたの恋人だったけど、それはすべて演技。彼はあなたのことなんて見てなかったのよ」
絢辻「純一の心の中には常にあたしがいた。ただ純一は優しいからあなたに別れ話を切り出せすにいただけ」
絢辻「あなたとデートしたあとは必ずこの部屋であたしと会ってたのよ。あなたも覚えがあるでしょう? 純一が頑なにあなたを部屋に上げようとしなかったのを」
絢辻「当然、あなたが純一としたようなことはあたしともしてるわ。例えばキスとかね」
絢辻「この前純一がなんて言ったか教えてあげましょうか? あなたとのキスより、あたしとのキスがよかっただって」
絢辻「理解できた? 彼はただ惰性であなたと付き合っていただけなのよ。彼はあなたを愛してなんていなかったのよ」
>>183
物理的な緩衝材
物理的な緩衝材
棚町「……そよ」
絢辻「なにか言った?」
棚町「そんなの嘘よ! あたしたちはずっと一緒にいるって約束したんだから! 純一はあたしのこと愛してるって言ってくれたもん!」
絢辻「はぁ……ここまで言われてもわからないなんてね。もう少し頭の良い人だと思ってたけど」
棚町「どうせアンタが嘘ついてるんでしょ! そうやってあたしに純一を諦めさせようとして……!」
絢辻「じゃあ聞くけど、あなた最近純一に愛してるって言われた?」
棚町「当たり前でしょ!」
絢辻「へぇ。じゃあ昨日は言われた? いつ、どこで言われたの? もちろん覚えてるわよね」
棚町「昨日は……昨日は……」
絢辻「思い出せないでしょ? 当然よ、だって言われてないんだもの」
棚町「ちが……あたしが思い出せないだけで……そんなこと、ない……」
絢辻「なにか言った?」
棚町「そんなの嘘よ! あたしたちはずっと一緒にいるって約束したんだから! 純一はあたしのこと愛してるって言ってくれたもん!」
絢辻「はぁ……ここまで言われてもわからないなんてね。もう少し頭の良い人だと思ってたけど」
棚町「どうせアンタが嘘ついてるんでしょ! そうやってあたしに純一を諦めさせようとして……!」
絢辻「じゃあ聞くけど、あなた最近純一に愛してるって言われた?」
棚町「当たり前でしょ!」
絢辻「へぇ。じゃあ昨日は言われた? いつ、どこで言われたの? もちろん覚えてるわよね」
棚町「昨日は……昨日は……」
絢辻「思い出せないでしょ? 当然よ、だって言われてないんだもの」
棚町「ちが……あたしが思い出せないだけで……そんなこと、ない……」
絢辻「だいたい今までの話が嘘だったら純一がとっくに否定してるはずだと思わない?」
棚町「純一……純一、嘘だよね……? こいつが嘘ついてるんだよね……アンタはあたしのこと好きだよね……?」
橘「僕は……」
棚町「なんか言ってよ……じゅんいちぃ……」
橘「ご……ごめん」
棚町「え……」
橘「今まで……本当にごめん」
棚町「う……ぐす、えぐっ」
絢辻「やっとわかってくれたみたいね。良かったわ」
棚町「ひぐっ、ぐすっ……う、うっ」
棚町「純一……純一、嘘だよね……? こいつが嘘ついてるんだよね……アンタはあたしのこと好きだよね……?」
橘「僕は……」
棚町「なんか言ってよ……じゅんいちぃ……」
橘「ご……ごめん」
棚町「え……」
橘「今まで……本当にごめん」
棚町「う……ぐす、えぐっ」
絢辻「やっとわかってくれたみたいね。良かったわ」
棚町「ひぐっ、ぐすっ……う、うっ」
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