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    元スレ男「パン……食べるか?」 少女「……」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    101 :

    良い展開だ

    102 = 1 :

    「ごめんなさい………」

    「いや、君が悪いわけじゃないってのは分かってる。分かってるんだけど………」

    「ごめんなさい……」

    (さっきから謝ってばかりだ)

    (まるで………謝らないと生きていけないみたいに、何度も何度も……)

    「………はぁ」

    「とりあえず………部屋に入る?」

    「………はい………………ごめんなさい………」

    103 :

    >>99
    黙れよステマ厨

    104 = 43 :

    えぇー……そんなに叩かれるようなことしてるのか俺……

    支援

    105 = 1 :

    「えっと、お茶入れるから、そのへん適当に座って」

    「………」

    (あまりに突然の状況でまだ混乱してるが………彼女の不安は僕の比じゃないだろう)

    (とりあえず安全だってことをアピールしないとな)

    「はいどうぞ。カモミールティーだよ。リラックス効果があるんだよ」

    「………」

    「あ、ミルク入れる?どうぞ」

    「ありがとうございます」

    (自分の部屋なのになんでこんなに緊張してんだ)

    106 :

    >>104
    こんなインターネットの一掲示板ですら敷居の高さアピールして特権意識持っていたいのさ

    反応するだけ損だぞ

    107 :

    こういう鳥瞰型の男と女の子の組み合わせってのは
    どうしてこんなに良いのかね

    108 = 1 :

    「で、もう一度状況を確認するけど君のお母さんは君を僕に預けたいんだよね?」

    「はい………ごめんなさい」

    「それで、君はどうしたいの?」

    「………」

    「君のお母さんの気持ちは分かったけど、君はどうしたいのかな」

    「………………わかり、ません」

    (………まぁ、そうか。まだ子どもだし、こんな状況に置かれて混乱してるだろう)

    (とは言え、追い出すわけにもいかない。食料も金もないこの娘を追い出せば大変なことになる)

    109 :

    いや警察呼べよ

    110 :

    >>109
    それを言っちゃあおしまいだろ

    111 :

    昨今だと誘拐扱いにされるんだよね
    マジで対応するなら警察に通報しないと、後で酷い目にあう

    112 = 110 :

    だれか保守間隔の表貼ってくれ

    113 = 1 :

    「………わかった。君さえいいなら1週間ここにいていいよ」

    「あ………」

    「ありがとうございます………ごめんなさい」

    「ただし、君のお母さんからの確実な承認をとってからね。あとで君のお母さんの携帯電話番号を教えてもらえるかな」

    「………はい」

    「うん。ちゃんとその会話を録音させてもらう。それが無理なら、君を警察に保護してもらうことになると思う」

    「確実な承認がないまま君を預かったら、僕があとで警察の人に叱られちゃうからね」

    「………はい」

    114 :

    中国で少女がひき逃げされて10人くらいの人が素通りしてたの思い出した

    116 :

    >>114
    助けたら金取られるとか意味が分からない事いってたな

    117 = 1 :

    (はぁ………馬鹿なことしてるな)

    (こんなの警察とか児童相談所に丸投げすればいいのに)

    「………」

    (でも、彼女に『ごめんなさい』を言わせた責任は誰にある?)

    (母親にある?……もちろんそうだろう)

    (でも、僕にも責任がある)

    (100円ぽっちのパンを与えた、与えてしまった責任だ)

    (こちらから関わったんだ。なら、その行動の結果を引き受けなきゃならない)

    (もしここで彼女を放り出すなら、僕の行動には一貫性がない)

    120 :


    121 = 1 :

    「それと、この部屋の借主は僕じゃなくて別の人なんだ。ルームシェアしててね。しかもルームメイトの方が賃料多く払ってるし」

    「……?」

    「あーっと、つまり。この部屋にはもう一人住人がいて、その人の伺いも立ててみないといけない」

    「つまり君をここに住まわせていいかどうかは、キミのお母さんと、そのルームメイトに確認をとった上で、初めて確定するってこと」

    「はい……わかりました……」

    123 :

    やだこの男掘れちゃう

    124 = 99 :

    >>103
    効いてる効いてる

    125 = 1 :

    「じゃあ、とりあえず自己紹介しないとね」

    「僕の名前は男。××大学に通う大学3年生で21歳」

    「ルームメイトの人の名前は女。この部屋の借主で、僕のバイト先の雇主でもある24歳の女性」

    「女さんは今日はいないから、明日紹介するよ。………で、君のことも聞いていいかな?」

    「………少女といいます」

    「えっと、小学生だよね。そこの○○小学校かな。何年生?」

    「…………学校には、行って……ません」

    126 = 107 :

    レオン症候群

    127 :

    きになる、だれかまとめてくれよ

    128 = 29 :

    気になるね

    129 = 1 :

    「………………そっか」

    「えっと、それじゃあ年はいくつかな」

    「今年で16才………だと思います。たぶん……」

    (16才!?嘘だろ………どう見たって小学生じゃないか………)

    (虐待による発育不良、か……。正直なところ僕の手には負えないな)

    「………」

    (………けど、とりあえずやるべきことをやろう)

    「わかった。とりあえず君のお母さんに電話したいから電話番号を教えてもらえるかな」

    「………」ゴソゴソ

    「これ………だと思います」

    130 :

    16歳か・・・保護者の承認があれば結婚出来るな
    わっふるわっふる

    131 :



    久しぶりにお気に入り登録しちまった

    132 = 1 :

    「もしもし、隣の部屋6B号室の男といいます。ええ、娘さんの件なんですが………」

    「ええ………はい………その件ですが、あの、本気なんですか?」

    「いえ、隣人同士とはいえ、よく知らない男の部屋にかわいい娘さんを預けるなんて………」

    「………………………………………そう、ですか。はい。あの………本気でしたら、会話を録音させてもらえませんか」

    「あとで了承してないと言われても困りますので。ええ、トラブルを避けるために」

    「それじゃあーーー」

    135 = 1 :

    「………」

    「君のお母さんの了承は得たよ。拍子抜けするくらいアッサリと」

    「………」

    「あー……夜も遅いし女さんの了承は明日にしよう」

    「お腹へってるだろ?ご飯つくるから、お風呂入ってきな」

    「………」

    「………あの……お風呂は週に1回だけって………ママが………」

    「………ッ!!」

    (………今日はもう遅い。明日になったら警察に行こう)

    136 :

    「…」が多くないか?

    137 = 123 :

    >>1
    頼むぜ。

    139 = 1 :

    「それは君のうちのルールだ。僕のうちのルールでは風呂は毎日入らないといけない」

    「だからお風呂にはいっておいで。着替えは自宅にあるよね?」

    「……服は、これしかもってないので」

    「………そっか。じゃあ女さんのを借りちゃおう。着替えは出しておくから」

    「………はい」

    ガチャ

    「………」

    「………感情移入しすぎるな。赤の他人じゃないか」

    「………」

    「………………馬鹿か。こちらから関わろうとした時点で、もう赤の他人じゃないんだ」

    141 :

    ほへー

    142 :

    ふむ

    143 = 1 :

    「今日は緊張で疲れたろ?」

    「今日はもう帰ってお休み。明日の朝と夜にまた来ればいい。食事とお風呂を用意しておくから」

    「はい……ありがとうございます」

    「それじゃおやすみ」

    「はい……」

    ガチャ

    (始終暗い顔だったな。まぁここまで関わって無視はできない。しかるべき場所に虐待の事実を訴えないと)

    144 :

    ハラハラする

    145 = 43 :

    塾から帰るまで落ちてませんように……!

    146 = 1 :

    「今日は疲れた。洗い物も終わったし寝るか」

    「っと、あの娘自分の服忘れてったな。明日でもいいけど、まぁあれからまだ10分ほどしかたってないし、今届けてやるか」

    ガチャ...スタスタ...

    「………」ピンポーン

    「………」

    (いない、わけはないよな?)

    「失礼しまーす」ガチャ

    「………」

    「………何やってるんだ玄関で」

    148 = 1 :

    「いつも、玄関で寝ているので……」

    「………」

    「呼出し音は聞こえなかったのか」

    「聞こえましたが……誰か来ても出てはいけないって、ママが……」

    「………はぁ。わかった、今日から1週間はうちで寝なさい」

    「……………はい」

    ーーこうして、少女との一日目が過ぎていった

    149 :

    VIPのSSでこんなにいいSS見たことないぞ
    大体がエロかバカやってる話しかないのに

    150 :

    >>149
    新参?


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