私的良スレ書庫
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元スレ男「パン……食べるか?」 少女「……」
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>>50
氏ね
氏ね
男「………」カタカタカタ
女「………」ジー
男「……………」カタカタカタカタカタ
女「……………」ジーー
男「…………………」カタカタカタカタカタカタカタ
女「ジーーーーーー」ジーーーーーー
男「何なんですかさっきから」
女「暇だからかまって」
男「勉強で忙しいんです」カタカタカタ
>>45
ペロペロ
ペロペロ
女「かまえ!あそべ!私を抱け!」
男「抱きません。一人で慰めて下さい」
女「なんで!年上に興味ないの!?」
男「どうせ包茎ですから」
女「なに?拗ねてるの?それともお風呂覗いたことまだ怒ってる?」
男「……」
女「じゃあ寝顔をおかずにオナニーしたこと?ひょっとしてトイレのあとの匂いをかいだこと?それとも……」
男「全部です。あとやたらトイレのタイミングが被ると思ってたらそんなことしてたんですか」
女「あ………いや!今のは言葉の綾子さんだから!」
男「抱きません。一人で慰めて下さい」
女「なんで!年上に興味ないの!?」
男「どうせ包茎ですから」
女「なに?拗ねてるの?それともお風呂覗いたことまだ怒ってる?」
男「……」
女「じゃあ寝顔をおかずにオナニーしたこと?ひょっとしてトイレのあとの匂いをかいだこと?それとも……」
男「全部です。あとやたらトイレのタイミングが被ると思ってたらそんなことしてたんですか」
女「あ………いや!今のは言葉の綾子さんだから!」
男「少しは変態行為を自重して下さい。じゃないとさすがに出ていきますよ」
女「…………ッ!」
女「……わかったわよ。気をつけるから……」
男「まったくもう……。再来週は試験期間なので忙しんですよ。それが終わったら遊んであげますから」
男「…………」カタカタカタ
男(机上レポートの課題は「利己主義と利他主義をめぐる諸問題について論ぜよ」)
男(今週までのノートの内容をまとめ直そう)
女「…………ッ!」
女「……わかったわよ。気をつけるから……」
男「まったくもう……。再来週は試験期間なので忙しんですよ。それが終わったら遊んであげますから」
男「…………」カタカタカタ
男(机上レポートの課題は「利己主義と利他主義をめぐる諸問題について論ぜよ」)
男(今週までのノートの内容をまとめ直そう)
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--
---
講師『……利他主義にはまた別の問題もあります。それは『自分と他者の価値基準の相違』をめぐる問題です』
講師『良かれと思ってしたことが当の相手にとっては迷惑なことでしかない、ということはしばしば起こることです』
講師『例えば宗教勧誘などはその一例たりうるかもしれません』
講師『純粋に他人のためを思って勧誘する勧誘者もいるでしょうが、それが勧誘される人にとっては迷惑というのは往々にしてあることですよね』
男「…………」カタカタカタ
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講師『……利他主義にはまた別の問題もあります。それは『自分と他者の価値基準の相違』をめぐる問題です』
講師『良かれと思ってしたことが当の相手にとっては迷惑なことでしかない、ということはしばしば起こることです』
講師『例えば宗教勧誘などはその一例たりうるかもしれません』
講師『純粋に他人のためを思って勧誘する勧誘者もいるでしょうが、それが勧誘される人にとっては迷惑というのは往々にしてあることですよね』
男「…………」カタカタカタ
男(たとえば……)
男(たとえばの話だけど)
男(たとえば隣の部屋で小学生の女の子が虐待されているとして……)
男(僕は隣人の虐待を止める努力をすべきだろうか。警察に電話したりとか…?)
男(でも……止めるべきだとしたらなぜ?)
男(赤の他人のことなんて知ったことじゃないんじゃなかったのか)
男(たとえばの話だけど)
男(たとえば隣の部屋で小学生の女の子が虐待されているとして……)
男(僕は隣人の虐待を止める努力をすべきだろうか。警察に電話したりとか…?)
男(でも……止めるべきだとしたらなぜ?)
男(赤の他人のことなんて知ったことじゃないんじゃなかったのか)
男(人は……一貫した行動指針をもつべきだと思う)
男(赤の他人の彼女を助ける努力をするなら、彼女以外の赤の他人を助ける努力もすべきだ)
男(もしその努力をしないなら僕の行動には一貫性がないことになる)
男(目の前の人間だけを助けるのなら……そんなものは一時的に良いことをして自分が気持ちよくなりたいだけじゃないか)
男(そんな行為は……偽善以外のなにものでもない)
男「……」
男「…………ふぅ。コンビニ行こ」
男(赤の他人の彼女を助ける努力をするなら、彼女以外の赤の他人を助ける努力もすべきだ)
男(もしその努力をしないなら僕の行動には一貫性がないことになる)
男(目の前の人間だけを助けるのなら……そんなものは一時的に良いことをして自分が気持ちよくなりたいだけじゃないか)
男(そんな行為は……偽善以外のなにものでもない)
男「……」
男「…………ふぅ。コンビニ行こ」
男「女さん。コンビニ行ってきますけど何かいりますか?」
女「あんまん!」
男「了解です。じゃ行ってきますね」
ガチャ
男「………ッ!?」
少女「……」
男(夜の11時だぞ?こんな時間まで……)
少女「……」
女「あんまん!」
男「了解です。じゃ行ってきますね」
ガチャ
男「………ッ!?」
少女「……」
男(夜の11時だぞ?こんな時間まで……)
少女「……」
男「………」
少女「………」グゥゥ...
男(おそらく晩飯も食べてないんだろうな。でも……僕には関係ない)
少女「………」
男(この娘をめぐる問題に手を出しても……僕はその先の結果になんの責任もとれない)
男(関わり合いになるべきじゃない)
男(赤の……他人なんだから………)
少女「………」グゥゥ...
男(おそらく晩飯も食べてないんだろうな。でも……僕には関係ない)
少女「………」
男(この娘をめぐる問題に手を出しても……僕はその先の結果になんの責任もとれない)
男(関わり合いになるべきじゃない)
男(赤の……他人なんだから………)
ーーコンビニ
男「コーヒーと、あとお菓子……」
男「………」
男(………僕には関係ない)
男(……関係ない)
男(…関係ない、けど)
男「これくらいは」ガサ
店員「お会計630円になります」
男「あ、すいません。あんまん2つ」
男「コーヒーと、あとお菓子……」
男「………」
男(………僕には関係ない)
男(……関係ない)
男(…関係ない、けど)
男「これくらいは」ガサ
店員「お会計630円になります」
男「あ、すいません。あんまん2つ」
ーー自宅
少女「………」
男「………」
男「………あのさ」
少女「………?」チラ
男「パン……食べるか?」
少女「………」
男「晩飯食ってないんだろ?いらないならいいんだけど」
少女「………」
少女「………………ママが………人からものをもらっちゃダメだって」
男「……………」
少女「………」
男「………」
男「………あのさ」
少女「………?」チラ
男「パン……食べるか?」
少女「………」
男「晩飯食ってないんだろ?いらないならいいんだけど」
少女「………」
少女「………………ママが………人からものをもらっちゃダメだって」
男「……………」
男「………そっか」
男「じゃあこれは落とし物だ。別にたいした落とし物じゃないから、他人が食べようが捨てようが僕は構わない」
少女「………」
男「………じゃ、おやすみ」
ガチャ...バタン...
少女「………」
少女「………おやすみなさい」
男「じゃあこれは落とし物だ。別にたいした落とし物じゃないから、他人が食べようが捨てようが僕は構わない」
少女「………」
男「………じゃ、おやすみ」
ガチャ...バタン...
少女「………」
少女「………おやすみなさい」
男「ただいまー」
女「おかえりあんまん!」
男「はいはいどうぞ」
女「イエーイあんまんげっちゅ!」
男「……玄関前にあの女の子がいました」
女「…………あー」
男「……警察に連絡すべきでしょうか?」
女「……警察とかより、児童相談所とかの方がいいかもねー」
男「………」
女「おかえりあんまん!」
男「はいはいどうぞ」
女「イエーイあんまんげっちゅ!」
男「……玄関前にあの女の子がいました」
女「…………あー」
男「……警察に連絡すべきでしょうか?」
女「……警察とかより、児童相談所とかの方がいいかもねー」
男「………」
男「女さんはここに何年くらい住んでるんですっけ」
女「んー5年くらいかなぁ。でも男が住み始めるまでは本邸にいる方が多かったから。前までは週に1~2回ってところよ」
男「それまでもこんなことが頻繁に?」
女「ん?んー……………まぁねー。結構見たかも」
男「………」
女「………なに?どったの?」
女「んー5年くらいかなぁ。でも男が住み始めるまでは本邸にいる方が多かったから。前までは週に1~2回ってところよ」
男「それまでもこんなことが頻繁に?」
女「ん?んー……………まぁねー。結構見たかも」
男「………」
女「………なに?どったの?」
男「いえ………女さんはどうして僕をバイトやこの部屋に誘ってくれたのかと思って」
女「なーに?ご不満?」
男「まさか。貧乏学生ですから、高額なバイトも格安な家賃もありがたいです。ルームシェアにも不満はありませんよ」
男「ただ、赤の他人の僕にそんなに良くしてくれるのがちょっと不思議で……」
女「そりゃあ好きだからよ!」
男「……ッ!………そう、ですか」
女「一目惚れしたんだもの。だから誘ったの!夜の営みも誘ってるの!」
男「いや、まぁありがとうございます。夜の営みは置いておきますが」
女「なーに?ご不満?」
男「まさか。貧乏学生ですから、高額なバイトも格安な家賃もありがたいです。ルームシェアにも不満はありませんよ」
男「ただ、赤の他人の僕にそんなに良くしてくれるのがちょっと不思議で……」
女「そりゃあ好きだからよ!」
男「……ッ!………そう、ですか」
女「一目惚れしたんだもの。だから誘ったの!夜の営みも誘ってるの!」
男「いや、まぁありがとうございます。夜の営みは置いておきますが」
おまえらは誘われたら断れますか? できませんね? それができる男くんはすごい!
男「でも、5年の間……その、児童相談所に相談しようとか……考えませんでしたか?」
女「んー? んー…………………………………特には」
男「………そう、ですか」
男「そうですよね。赤の他人……ですしね」
男(……パンをあげたのは失敗だった)
男(次に顔をあわせるときはどうするんだ?また何かをやるのか?それとも無視するのか?)
男(先のことを考えずに行動するから、先のことで悩むことになるんだ)
女「んー? んー…………………………………特には」
男「………そう、ですか」
男「そうですよね。赤の他人……ですしね」
男(……パンをあげたのは失敗だった)
男(次に顔をあわせるときはどうするんだ?また何かをやるのか?それとも無視するのか?)
男(先のことを考えずに行動するから、先のことで悩むことになるんだ)
ーー翌日
女「さあ今日もはりきって労働に励もう!」
男「今日も元気ですね」
女「大学は夕方?」
男「4時頃からです。それが終わったら帰宅します。今日は本邸に?」
女「うん。一人で男を思って慰めるよ……」
男「そんな性事情はいりません」
女「さあ今日もはりきって労働に励もう!」
男「今日も元気ですね」
女「大学は夕方?」
男「4時頃からです。それが終わったら帰宅します。今日は本邸に?」
女「うん。一人で男を思って慰めるよ……」
男「そんな性事情はいりません」
ーー自宅/夜
男(そろそろゼミ発表用の資料まとめないと)
男(あー……今日もあの娘がいたらどうしよう)
男(………)
男(……………いた)
少女「………」
男(昨日の失敗は繰り返さない………ここはスルーだ)
ガチャ
少女「あの………」
男「………?」(声をかけられたのは初めてだな……)
男(そろそろゼミ発表用の資料まとめないと)
男(あー……今日もあの娘がいたらどうしよう)
男(………)
男(……………いた)
少女「………」
男(昨日の失敗は繰り返さない………ここはスルーだ)
ガチャ
少女「あの………」
男「………?」(声をかけられたのは初めてだな……)
少女「あの、パン……ありがとうございました」
男「ん、あぁ………いや、気にしなくていいよ」
少女「………」
男「…………」
男「…………それじゃ」
ギィィ
少女「あ、あの!」
男「……………なに?」
男「ん、あぁ………いや、気にしなくていいよ」
少女「………」
男「…………」
男「…………それじゃ」
ギィィ
少女「あ、あの!」
男「……………なに?」
少女「あの、ごめんなさい………これ………」
男(……これは?)
『突然申し訳ございません.
一週間ほど部屋を空けますので、
その間、娘をよろしくおねがいします。』
男「………………………………………は?」
少女「………」
男「えっと、どういうこと?」
少女「………ごめんなさい」
男(……これは?)
『突然申し訳ございません.
一週間ほど部屋を空けますので、
その間、娘をよろしくおねがいします。』
男「………………………………………は?」
少女「………」
男「えっと、どういうこと?」
少女「………ごめんなさい」
>>90
少しだまってろ
少しだまってろ
>>90
釣りだとしてもこいつ臭過ぎ
釣りだとしてもこいつ臭過ぎ
男「この手紙は………君のお母さんが?」
少女「………はい。ごめんなさい」
男「えっと………何かの間違いじゃなくて?僕宛に?」
少女「………はい」
男「君のおうちの部屋の鍵は開いてないの?」
少女「開いてます、けど……食べ物も、お金もなくて…………」
男(この娘の母親は何考えてるんだ?)
少女「………はい。ごめんなさい」
男「えっと………何かの間違いじゃなくて?僕宛に?」
少女「………はい」
男「君のおうちの部屋の鍵は開いてないの?」
少女「開いてます、けど……食べ物も、お金もなくて…………」
男(この娘の母親は何考えてるんだ?)
男「えぇっと………確認したいんだけど、君のお母さんは、君を僕に1週間預けようとしてるってことかな」
少女「はい………ごめんなさい」
男「いや、でも………どうして僕に?」
少女「昨日のパン……ママにばれて………お隣のお兄さんのことを話したら………その、この手紙を渡しなさいって、家を出ていって………」
男(………おいおいおいふざけるな。冗談じゃないぞ)
男(あんなのただの気まぐれじゃないか)
男(こんなことになるなんて思わなかった。こんなことになるなら、あんなことしなかった……)
少女「………」
少女「はい………ごめんなさい」
男「いや、でも………どうして僕に?」
少女「昨日のパン……ママにばれて………お隣のお兄さんのことを話したら………その、この手紙を渡しなさいって、家を出ていって………」
男(………おいおいおいふざけるな。冗談じゃないぞ)
男(あんなのただの気まぐれじゃないか)
男(こんなことになるなんて思わなかった。こんなことになるなら、あんなことしなかった……)
少女「………」
>>90
初支援のステマ乙
初支援のステマ乙
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