元スレ男「パン……食べるか?」 少女「……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
651 = 361 :
男「あなたは」女「ふざけんじゃないわよあんた!!」
婦人「ッ!」
女「『旅行が楽しめました。感謝しています』ですって? その前に子どもを預かってもらったことに礼を言いなさいよ!」
婦人「……………ええ、そうね。失礼したわ。娘を預かってくれてありがとう。さ、行きましょう少女」
男「待って下さい」
婦人「……まだ何か?」
男「あなたは、娘さんを虐待していますよね」
652 :
対決の時間
654 :
警察「ふひ」
655 = 520 :
児童相談員「ふひひ」
656 = 361 :
男「『児童虐待防止法』って知ってますか。18歳未満の子どもに保護者が行う虐待を防止するための法律です。あなたのお子さんへの振舞いは、明らかにこの法律に抵触するものですよ」
婦人「……それで?」
男「あなたが考えや振舞いを改めないというのであれば、しかるべき場所に訴え出させてもらいますが」
婦人「へぇ。でもこの娘はなんて言うかしら」
少女「……」
婦人「ねえ少女?わたし、あなたにひどいことしてる?」
少女「……」フルフル
婦人「そうよねぇ?じゃあ、私がお巡りさんに連れて行かれちゃってもいいと思う?」
少女「……」フルフル
658 = 511 :
修羅場、それだけのこと。
660 :
おいついた!
支援だぜ
661 = 367 :
頑張れ頑張れ
663 :
まとめブログ禁止
赤でお願いします
664 = 361 :
女「ッ」ギリ
女「そんなの……てめぇにおびえてる奴がその本人の前で言えるわけねーだろうがこらぁ!」
男「少女がなんと言おうと、発育不良な身体や、身体中にみられる傷、これらはあなたが彼女を虐待している明らかな証拠です」
男「また少女本人の口から、着替えの服を他に一着も持っていないこと、毎日玄関で眠らされていること、食事は一日に一回少量しか与えられていないことなどを確認しています」
婦人「………へぇ。そう」チラ
少女「……ッ!」ビク
男「あなたや、あなたの娘さんが何を言おうと、しかるべき機関によって強制的にあなた達親子を切り離すことは可能です。そのことを──」
少女「やめてください!」
665 = 660 :
女かっけぇな
666 = 511 :
ガリガリか
667 = 361 :
男「!ッ」
男「……少女」
少女「わたし虐待なんてされてません。だからお母さんと離れ離れにしないでください」
婦人「………うふ、ふふふふ。うふふふふふふふふふふふ」
婦人「あーおかしい。ですってよ、うちの娘はこう言ってるけど?」
女「少女!あんた、このまま母親におびえて生きていくつもり?あんたが一言助けてって言えば全力で助けてあげられるのよ?」
少女「わたしは虐待なんてされてません。虐待なんてされてません。虐待なんて……」
男「少女……」
婦人「もういいわよね。それじゃ1週間ありがとうございました。また機会があったらお願いするわ」フフ
女「くッ」ギリリ…
男「……」
668 :
女支援…!
669 :
なんか容疑者Xの献身みたい
670 = 660 :
もしかして、こっからひぐらし?
671 = 626 :
むむむ
672 = 511 :
これマジで虐待されてた人が読んだら辛いだろうな
675 = 361 :
ーー自宅
女「どうするのよ、あれ……」
男「………」
女「私は、少女がなんて言おうと警察に届け出るべきだと思う」
男「………」
女「それにしてもあの糞女めちゃくちゃ腹がたったわ。目ん玉スプーンで繰り抜いてピラニアの餌にして高笑いしてやりたいくらい」
男「………」
女「………ねえ。男聞いている?ちょっと」
男「………え?あ、あぁすみません、少し考え事をしてました」
676 :
少女の反応がリアルだ…
虐待されてるのに、何故か親から離れたがらない子っているよな
677 = 465 :
だってその世界しか知らないし、助け求めるなんてどうなるか分からないし
678 :
今の自分しか知らないから環境がかわるのが怖いんだよ
679 = 482 :
何故って親だからだろ
680 :
オチがよめない
681 = 361 :
女「ちょっと、しっかりしてよ。」
男「いえ、少女はなんであんなに頑に虐待の事実を否定してたんだろうと思って……」
男「その……すみません、こんなことすごく聞きにくいんですが」
女「なに?」
男「その、女さんのときにはどうだったんだろうか、と思いまして」
女「……ああ。そうねー、でも私のは参考にならないわよ。さっきの母親と少女の関係を見たら明らかでしょ。明らかに恐怖で支配してる」
女「わたし、父親と母親に何とか振り向いて欲しくて媚を売ってたけど、恐怖は感じてなかったもの。感じてたのは………寂しさだけよ」
男「………そう、ですか。すみません言いにくいこと聞いちゃって」
683 :
これはまとめにのる
684 = 465 :
まとめブログに乗るとかめでたいアフィ
ステマ乗ったらもう一回見よう
685 = 361 :
男「いずれにせよ、ここで警察や児童相談所に電話するのは早計かもしれません」
女「はあ?なに悠長なこと言ってるのよ。あの娘、今日からまた虐待されつづけるのよ」
男「もちろんわかってます。いざと言うときには問答無用で110番しましょう」
男「ただ、この世には『良かれと思ってしたことが、最悪の結果を招く』こともありますから、もう少し慎重に動きたいんです」
男「それに非情なようですが、彼女は虐待を10数年間も受けてきたんでしょう。だったら彼女にとってそれはもう日常なんです」
女「………それは」
男「すぐにでも虐待を止めたいところですが、逆に、すぐに虐待を止めなくても彼女に命の危機が訪れるわけじゃありません」
男「急がないといけませんが、急ぎすぎては事を仕損じるかもしれません」
686 :
朝から良SSに出会えた
支援
687 = 370 :
1スレで完結できるのか不安になってきた
688 :
しえん
690 = 361 :
男「………はぁ、それにしてもここまで深入りしたくはなかったんですけど。でも、1週間彼女を自宅に泊めてしまったこと自体がもう泥沼の入り口ですよね」
女「赤の他人の問題に深入りしない男くんにしては、今回はずいぶん熱血入ってるよね?」
男「まったくです。きっかけは100円ぽっちのパンを気まぐれにあげちゃったことですよ?」
男「その責任をとるために1週間彼女を預かったはいいものの、1週間も一緒に過ごせばそりゃもう『赤の他人』じゃないですよね。そんなの……助けざるをえないじゃないですか」
女「ふふ。そんなことに今更気づくなんて意外と間が抜けてるのね」
男「むっ。そういう女さんこそ、一時の不機嫌が嘘なくらい少女に肩入れしてるじゃないですか」
女「そりゃあそうよ! 正直私は赤の他人はおろか、それが知り合いだとしても、苦しもうが死のうが知ったことじゃないわ。今回の件がなかったら隣人の虐待問題も無視し続けたでしょうし」
女「でも今やあの娘は特別! だって───彼女は私の恋のキューピッドだったんだから♪」
691 = 660 :
第二部までありそうだなww
693 = 378 :
第一部、完 ってなんか打ち切りみたいだな
694 = 640 :
彼女は私の恋のキューピッドだったんだから♪
~FIN~
でも不思議じゃないくらいにキレイに纏められるセリフだなw
695 = 626 :
もしこれが少女じゃなく少年だったら男はパンをあげただろうか
696 = 660 :
最後は、まとめがなんとかしてくれるから
それはそれでいいんじゃね?
697 :
>>695
ホモ祭り
698 = 660 :
>>694
勝手に終わらすなww
700 = 652 :
>>695
馬鹿野郎!
その√読みたくなったじゃねーか、どうしてくれるwww
みんなの評価 : ★★★×4
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