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    元スレ男「パン……食べるか?」 少女「……」

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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 烏娘 + - 獣娘 + - + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    551 = 361 :

    「彼女のうちは、ちょっと、普通とは違うレベルのお金持ちでね。暮らしは何不自由ないものだった」

    「彼女には兄弟姉妹がたくさんいるんだけど、彼女一人だけがなぜか両親から無視されて育ったんだ」

    「………どうして、なんですか」

    「わからない。親にしか分からない理由があったのかもしれない」

    「家政婦さんがいたおかげで君とは違って衣食住は保障されていたけど、でも彼女の両親は、彼女にいっさい視線を向けず、話しかけず、空気のように扱った」

    「彼女の両親は彼女の一切は家政婦に丸投げしたんだ。ある意味で君以上にひどいネグレクトを受けて育ったとも言える」

    「………」

    「目の前で無視され続けるくらいなら、いっそ両親から遠く離れたところで成長した方がはるかにマシだっただろうね」

    554 = 384 :

    世も明けるな

    555 = 511 :

    悪意の渦は繰り返される

    556 = 384 :

    世→夜

    557 = 361 :

    「女さんは僕が大学1年のときのサークルの先輩でね。出会った頃は今みたいな感じじゃなくて、もっと暗くて無口だったよ」

    「………」

    「で、だんだん話してるうちに打ち解けていって、仲良くなったんだ」

    「昨年の冬に僕の両親が自動車事故で死んでからは、特に経済的な面ですごくお世話になった。破格のバイト代がでるバイトを紹介してくれたり、格安でルームシェアを買って出てくれたり……」

    「彼女には感謝してもしきれない。返しきれないくらいの恩があるんだ」

    「………」

    「………お兄さんは、女さんが好きなんですか?」

    「………」

    「………うん。僕にとって、誰よりも大切な人だよ」

    558 :

    この状況で少女に対して女の過去を話しちゃうか
    女にとって良い気分じゃねーな

    559 :

    追いついた
    しえん

    560 :

    新年早々重すぎワロタwww


    俺はそっとスレを閉じた

    561 = 361 :

    「もちろん女さんの僕に対する気持ちも知ってるよ」

    「まぁアプローチが分かりやすすぎるだけなんだけど」フフ

    「でも、今はその気持ちに応えられない」

    「………どうして、ですか」

    「いまの僕が生活していけるのは彼女のおかげだからね。この状況で彼女とお付き合いするのは不誠実だと思うからだよ」

    「………?」

    「あー、つまり、今彼女の気持ちに応えると、お金ほしさに彼女とつきあってるみたいじゃないか」

    「もっとも、彼女はそんなこと気にしないだろうけど……ね」

    562 :

    ほう…




    しえん

    563 = 361 :

    『チラチラ チラチラ人の顔色伺って……!』

    「女さんは……だから……」

    「うん。僕に対する嫉妬もあるけど、同時に、君を見ていると昔の自分を思い出して苛つくんじゃないかな」

    「いや……。昔、じゃなくて、いま現在の自分の姿を君に見ているのかもしれない」

    「………」

    「話はこれだけ。彼女には彼女なりの事情があって苦しんでるんだ。だから、あまり彼女の言葉を真に受けないようにしてって言いたかった」

    「……はい。わかりました」

    「あと、今の話は内緒にしてくれな」

    「……はい」

    564 = 384 :



    今日が始業式とかふざけている

    565 :

    女からはケイネスの嫁さん臭というか豊口ボイスが聞こえる

    566 = 361 :

    ーー夜/自宅

    「女さーん、晩御飯なにがいいですかー?」

    「………」

    「女さん?」

    「………」モゾ

    「布団かぶってないで出てきて下さいよ」

    「………やだ」

    「なに拗ねてんですか。晩御飯作りたいんで要望を聞きに来たんですけど」

    「………やだもん」

    567 :

    ほよ

    568 :

    ふう・・

    569 :

    ぴったりだ……

    570 = 511 :

    >>565
    「ボキッ」

    「ぁ……ぁ……」

    571 = 361 :

    「『もん』とかいい大人がやめてください。いったいどうしたんですか」

    「………………………怒ってる?」

    「はぁ? なんで僕が怒るんですか」

    「うそ………怒ってるんでしょ。もう私のことなんか嫌いになったんでしょ」

    「怒ってませんから。少女も気にしてないって言ってました」

    「うそだもん。もういい。引きこもるから放っておいて。今日から布団人間になる。布団人間ベムだもん」

    「………はぁ。まったく」

    「………………」

    「今すぐ出てきたらキスしてあげても、いいかもしれませんが」ボソ

    573 = 565 :

    そんなキスで釣られる........ん!...んちゅ

    574 = 361 :

    ガバァッ!!

    「出た!出たよ!ほらキス!いまキス!あそこにチュー!」

    「………す、すごい勢いですね」

    「嘘かもしれないと思っても全力で釣られるクマー!ほらキス!はやく!」

    「………じゃあ、目をつぶって下さいよ ///」

    「えっ!うそ本当にしてくれるの!はい目閉じたよ!さあばっちこいやぁ!」

    「薄目開けてるのバレバレですよ、もう」

    「………」チュッ

    575 = 361 :

    「いやーご飯がおいすぃーわー!おかわり!」

    「昼にあれだけ食べたのにすごい食欲ですね」

    「………」

    「このきゅうりの浅漬けもいい感じよん♪」

    「あー、……ちなみにそれは少女が作ったんです。な?」

    「あ………はい………」ビク

    「そうなんだー、いい出来よこれ!明日もつくって!」

    「あ……」

    「は、はい!」ニコ

    (…………ふぅ)


    ーーこうして穏やかな四日目の夜もまた、過ぎていった

    576 :

    >2>3>1>4>6>5    >17>20>16>18>19    >35>38>36>34>37    >55>56>63>64            >77            >94                >33
          >9                             >41   >54   >62  >65          >79>78>73       >93                >25
         >8    >22>23>21>24>27>25>26         >39   >52    >61   >66         >76         >91>89>88>90  >38       >19
        >7          >31>29             >40     >47    >60    >67        >75           >92   >99  >56      >68
       >10>11        >30           >28 >45     >48    >59    >68     >82>83>93          >95   >17   >82    >45>98
      >14  >12       >33             >43       >49    >58   >69     >81  >80 >74       >96   >12         >92  >29  >62
     >15    >16     >32               >44      >51  >57    >70      >72 >84  >86      >97   >46         >12   >72 >85
    >13      >17    >28                >46      >50>53    >71         >85    >87     >98   >23        >42     >26>11

    577 :

    少女のいたいけで健気な姿を堪能するスレかと思いきやメンヘラ女と男のイチャイチャだったでござる

    578 = 361 :

    こんなに頑張った>>1は寝てもいいんじゃないかと思う
    おやすみ

    579 :

    >>578
    おはようさぁ、頑張って仕上げてね

    580 = 562 :

    >>578
    まだだ!まだ終わらせんよ…!

    582 = 567 :

    おきろおらぁ

    583 :

    1日や2日寝なくても死なないから死ぬ気で書きやがりください

    584 = 482 :

    >>578
    俺が代わりに寝てやるよ
    だからお前は完結させる作業に戻るんだ

    585 = 413 :

    この終わり方じゃスレタイ詐欺じゃないですかー!!

    586 = 367 :

    よく分からないですけど・・ずっと>>1の帰りを待ってます

    587 = 350 :

    さ~て、今日から学校の学生が起きましたよ。保守してくださった人は8時まで寝ていても大丈夫です。

    あ、>>1は寝ちゃダメだよ?

    588 :

    てえ

    589 = 350 :

    あれれ? ガチで寝た感じ?

    590 :

    今日テストの俺も寝ないで支援してるんだからな

    591 = 350 :

    >>590
    勉強しなさい

    592 = 565 :

    支援ってのは保守するだけじゃなく
    女と男のいたすところを絵にしてここに載せることだぜ

    俺は支援しない すまない

    594 = 350 :

    まだ俺は高校受験まで1ヶ月残ってる保守

    595 = 390 :

    一貫性のために、最後まで書いてよ
    っていっても書き溜めがないから
    話が思い浮かばないとかで書けないこともあるよな

    596 :

    俺は学生さん、更に受験生なのにオールで保守頑張ったよ

    597 :

    お前らの事情はどうでもいいが支援

    598 :

    ゲスいとこ先に出して後からフォロー入れるとか書き慣れてんなぁ

    599 = 350 :

    学校休んでこのスレに張り付きたい……

    600 = 568 :

    このスレはわしが最後まで見届ける


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