私的良スレ書庫
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元スレ梨花「ここは雛見沢なのです」 岡部「聞いたことがないな」
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>>501
第二部突入だな
第二部突入だな
「お、いつだかのアベックさん達やんね」
岡部「覚えてましたか」
「若い人なんて滅多に乗らんからね。あっはっは」
他の乗客はいない。一番後ろの席に並んで腰掛けた。
紅莉栖「・・・もう、会えないのよね。あの子達、ううん、雛見沢の人たちに」
岡部「ああ、多分会うことはないだろう」
紅莉栖「・・・悲しいね、とっても」
小さく嗚咽をもらす紅莉栖の手を取り、目を閉じた。
岡部「何も死ぬわけじゃない。会えないとはいえ俺達とは違う世界でちゃんと生き続けるさ」
紅莉栖「そうだよね。うん、そう」
岡部の肩に頭を乗せ、瞳を閉じる。
耳の奥がチクリと痛み、そのまま二人は意識を失った。
岡部「覚えてましたか」
「若い人なんて滅多に乗らんからね。あっはっは」
他の乗客はいない。一番後ろの席に並んで腰掛けた。
紅莉栖「・・・もう、会えないのよね。あの子達、ううん、雛見沢の人たちに」
岡部「ああ、多分会うことはないだろう」
紅莉栖「・・・悲しいね、とっても」
小さく嗚咽をもらす紅莉栖の手を取り、目を閉じた。
岡部「何も死ぬわけじゃない。会えないとはいえ俺達とは違う世界でちゃんと生き続けるさ」
紅莉栖「そうだよね。うん、そう」
岡部の肩に頭を乗せ、瞳を閉じる。
耳の奥がチクリと痛み、そのまま二人は意識を失った。
>>501
むしろ変わっている方が良いだろ
むしろ変わっている方が良いだろ
―――一部始終を見せてもらった。よくやった、人の子よ―――
ああ、いつだかの天の声か。
―――なるほど、時に強制手は戦法になりうる、と―――
そのようだな、記念すべき初勝利だ。
―――よい棋譜だった。我が物語の次の題の参考とさせてもらおうか―――
盗作か。
―――む、言うではないか―――
ま、好きにするといい。無論主人公は俺だな?
―――それではただのノベライズに他ならぬ。キャストは変えさせてもらおうか―――
なんだ、なにも見返りは無しか。
―――ふむ、それもそうだ。わかった、その内、もう一つだけ小さな奇跡をご覧に入れようぞ―――
ああ、期待しないで待っている。
―――ふふふ、これだから偏屈者との会話はやめられぬ―――
なっ、誰が偏屈だ。失礼な・・・いなくなりやがった、くそ。
ああ、いつだかの天の声か。
―――なるほど、時に強制手は戦法になりうる、と―――
そのようだな、記念すべき初勝利だ。
―――よい棋譜だった。我が物語の次の題の参考とさせてもらおうか―――
盗作か。
―――む、言うではないか―――
ま、好きにするといい。無論主人公は俺だな?
―――それではただのノベライズに他ならぬ。キャストは変えさせてもらおうか―――
なんだ、なにも見返りは無しか。
―――ふむ、それもそうだ。わかった、その内、もう一つだけ小さな奇跡をご覧に入れようぞ―――
ああ、期待しないで待っている。
―――ふふふ、これだから偏屈者との会話はやめられぬ―――
なっ、誰が偏屈だ。失礼な・・・いなくなりやがった、くそ。
―――はーぁ、最ッ低な物語だったわ―――
あら、2週間前の。ごきげんよう。
―――最悪な気分よ。何よこのゲロカスラブコメ。吐き気がするわ―――
妬いてるの?
―――・・・あんたのこと、本気で嫌いになりそう―――
そういえば貴方、梨花ちゃんに声が似てるわね。口は汚いけど。
―――・・・に、にぱー―――
えっ。 えっ。
―――な、なんでもないわよ。もう帰るわ―――
待って。この物語を見せてくれたのって、貴方なの?
―――正確には違うけど、まあそんなところよ―――
ありがとう。感謝するわ。
―――なっ・・・ああああもう甘ったるい!もうあんたとは二度と会わない!―――
・・・行っちゃった。
あら、2週間前の。ごきげんよう。
―――最悪な気分よ。何よこのゲロカスラブコメ。吐き気がするわ―――
妬いてるの?
―――・・・あんたのこと、本気で嫌いになりそう―――
そういえば貴方、梨花ちゃんに声が似てるわね。口は汚いけど。
―――・・・に、にぱー―――
えっ。 えっ。
―――な、なんでもないわよ。もう帰るわ―――
待って。この物語を見せてくれたのって、貴方なの?
―――正確には違うけど、まあそんなところよ―――
ありがとう。感謝するわ。
―――なっ・・・ああああもう甘ったるい!もうあんたとは二度と会わない!―――
・・・行っちゃった。
カシャ。
岡部「ん・・・」
ここは?・・・まさか!
寝ぼけ眼で周りを見渡す。
岡部「・・・帰ってきた・・・紅莉栖、起きろ!帰ってきた!ラボに帰ってきたぞ!」
紅莉栖「ふぇ、何・・・ラボ?えっ、あ、本当!」
岡部「今は何日の何時だ!」
慌てて携帯を取り出す。
岡部「あの時から、1時間も経っていない・・・?」
紅莉栖「ほ・・・本当に夢じゃないのよね・・・?」
岡部「あ、あんなはっきりとした記憶が夢とは思えんが・・・」
まゆり「トゥットゥルー♪」
岡部「ふぉう!?」
紅莉栖「ふぉう!?」
岡部「ん・・・」
ここは?・・・まさか!
寝ぼけ眼で周りを見渡す。
岡部「・・・帰ってきた・・・紅莉栖、起きろ!帰ってきた!ラボに帰ってきたぞ!」
紅莉栖「ふぇ、何・・・ラボ?えっ、あ、本当!」
岡部「今は何日の何時だ!」
慌てて携帯を取り出す。
岡部「あの時から、1時間も経っていない・・・?」
紅莉栖「ほ・・・本当に夢じゃないのよね・・・?」
岡部「あ、あんなはっきりとした記憶が夢とは思えんが・・・」
まゆり「トゥットゥルー♪」
岡部「ふぉう!?」
紅莉栖「ふぉう!?」
>>516
今マッチョな人がそっちに向かって行ったぞ
今マッチョな人がそっちに向かって行ったぞ
>>1好きです
>>515
マユリウィッグは軽くショックだったからやめれ
マユリウィッグは軽くショックだったからやめれ
岡部「ま、まゆり!いつの間に!?」
まゆり「30分くらい前からいたよー。今日はバイトだから立ち寄ったのです」
まゆりの携帯電話が鳴る。
まゆり「あ、萌郁さんから。”ちょっとちょっと何コレ!キャー(///▽///)”だってー♪」
紅莉栖「・・・嫌な予感がするけど、何てメールを送ったの?」
まゆり「二人の寝顔を撮って、送っちゃったのです」
岡部「そうか、その音で目を覚ましたのか・・・まぁ、萌郁だけなら」
まゆり「ちなみに、ラボメン全員に送っちゃった♪」
岡部「なっ!何をするだァーッ!」
紅莉栖「なっ!何をするだァーッ!」
まゆり「はいこれ、仲よしさんだねー♪」
まゆりが携帯電話をこちらへ向ける。
そこには、手を取り合い、肩を寄せ合って中睦まじく眠る二人の姿が映っていた。
まゆり「30分くらい前からいたよー。今日はバイトだから立ち寄ったのです」
まゆりの携帯電話が鳴る。
まゆり「あ、萌郁さんから。”ちょっとちょっと何コレ!キャー(///▽///)”だってー♪」
紅莉栖「・・・嫌な予感がするけど、何てメールを送ったの?」
まゆり「二人の寝顔を撮って、送っちゃったのです」
岡部「そうか、その音で目を覚ましたのか・・・まぁ、萌郁だけなら」
まゆり「ちなみに、ラボメン全員に送っちゃった♪」
岡部「なっ!何をするだァーッ!」
紅莉栖「なっ!何をするだァーッ!」
まゆり「はいこれ、仲よしさんだねー♪」
まゆりが携帯電話をこちらへ向ける。
そこには、手を取り合い、肩を寄せ合って中睦まじく眠る二人の姿が映っていた。
まゆり「二人がラブラブだったなんて、まゆしぃは全然気がつかなかったのです」
紅莉栖「ち、違うの!いや違わないけど!じゃなくて、これは・・・」
岡部「・・・もういい、ラボメン全員に知れ渡った以上、隠しても無駄だ」
岡部は勢いよく立ち上がり、紅莉栖の手を取り、起立を促す。
岡部「そう、俺と紅莉栖は”2週間の時”を経て、ついに想いが通じ合ったのである!」
紅莉栖「ちょ、声大きい!外に聞こえちゃうから!」///
岡部「まゆり!ラボメン各員へ召集メールの送信を命ずる!」
まゆり「イエッサー!」
紅莉栖「な、何をする気?」
岡部「フゥーハハハ!我等の関係をラボメンに見せ付けてやるのだ!」
紅莉栖「なっ!ちょ、まゆり!メールは送らないで!」
まゆり「もう送っちゃったー♪」
紅莉栖「な、なにをする、きさまらー!」
岡部「なお これより本作戦を”オペレーション・フレイヤ”と命名する!」
-fin-
紅莉栖「ち、違うの!いや違わないけど!じゃなくて、これは・・・」
岡部「・・・もういい、ラボメン全員に知れ渡った以上、隠しても無駄だ」
岡部は勢いよく立ち上がり、紅莉栖の手を取り、起立を促す。
岡部「そう、俺と紅莉栖は”2週間の時”を経て、ついに想いが通じ合ったのである!」
紅莉栖「ちょ、声大きい!外に聞こえちゃうから!」///
岡部「まゆり!ラボメン各員へ召集メールの送信を命ずる!」
まゆり「イエッサー!」
紅莉栖「な、何をする気?」
岡部「フゥーハハハ!我等の関係をラボメンに見せ付けてやるのだ!」
紅莉栖「なっ!ちょ、まゆり!メールは送らないで!」
まゆり「もう送っちゃったー♪」
紅莉栖「な、なにをする、きさまらー!」
岡部「なお これより本作戦を”オペレーション・フレイヤ”と命名する!」
-fin-
岡部「まゆりよりもシンボリルドルフに跨がった時の方がよかったですね」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」ペラリ
岡部「・・・」チラッ
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・なぁ、紅莉栖」
紅莉栖「・・・」ペラリ
岡部「・・・あの、紅莉栖さん」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・牧瀬紅莉栖さん、応答願えますでしょうか」
紅莉栖「何?」
岡部「・・・やはり、怒ってらっしゃいます?」
紅莉栖「別に」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」ペラリ
岡部「・・・」チラッ
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・なぁ、紅莉栖」
紅莉栖「・・・」ペラリ
岡部「・・・あの、紅莉栖さん」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・牧瀬紅莉栖さん、応答願えますでしょうか」
紅莉栖「何?」
岡部「・・・やはり、怒ってらっしゃいます?」
紅莉栖「別に」
>>1
まるで小説家みたいだあ…(直喩)
まるで小説家みたいだあ…(直喩)
岡部「ど、どうみても不機嫌なようにお見受けするのですが」
紅莉栖「怒ってない」
岡部「・・・まあ無理もない。正直すまんかった」
紅莉栖「・・・恨むからな」
岡部「完全に舞い上がっていた。冷静に考えたら、あれはないな」
紅莉栖「・・・もう、恥ずかしくて死ぬかと思った」
岡部「ダルのドス黒いオーラに呪い殺されるかと思った」
紅莉栖「ああもう、あのオペレーション何だかの日は思い出したくない」
岡部「・・・本当にすまない」
紅莉栖「だから怒ってないってば。謝らなくていい」
岡部「いや、だがしかし・・・」
紅莉栖「本当に怒ってたら・・・ラボには来てないわよ」
岡部「耳、真っ赤だぞ」
紅莉栖「う、うるさい、こっち見んな」///
紅莉栖「怒ってない」
岡部「・・・まあ無理もない。正直すまんかった」
紅莉栖「・・・恨むからな」
岡部「完全に舞い上がっていた。冷静に考えたら、あれはないな」
紅莉栖「・・・もう、恥ずかしくて死ぬかと思った」
岡部「ダルのドス黒いオーラに呪い殺されるかと思った」
紅莉栖「ああもう、あのオペレーション何だかの日は思い出したくない」
岡部「・・・本当にすまない」
紅莉栖「だから怒ってないってば。謝らなくていい」
岡部「いや、だがしかし・・・」
紅莉栖「本当に怒ってたら・・・ラボには来てないわよ」
岡部「耳、真っ赤だぞ」
紅莉栖「う、うるさい、こっち見んな」///
どのSS読んでも主人公ぶっころがしたくなるこの日が救われました!!
紅莉栖「怒ってないけど、許して欲しいのなら条件を提示する」
岡部「ゴクリ・・・!」
正座する俺を冷たい目で見下ろしていた紅莉栖が、恥ずかしげに微笑む。
紅莉栖「・・・買い物行きたいから、付き合って」
岡部「・・・フッ、わかった。お詫びに何でも欲しい物を買ってやろうではないか」
紅莉栖「あんた、貯金しないの?」
岡部「1日1回財布の中身を見てニヤリとする。いい気分だぞ」
紅莉栖「貧乏学生が大金を掴むとこんなことになるのね」
岡部「失礼な。彼女にプレゼントを買ってあげる素敵な彼氏と
玄関から小さくノックの音がする。
入室時にノックをするという礼儀の備わったラボメンは地球上には存在しない。
ミスターブラウンのノックはこんなかわいいものではない。
―――この二つの真実から導き出される答え―――
来客だ。
岡部「ゴクリ・・・!」
正座する俺を冷たい目で見下ろしていた紅莉栖が、恥ずかしげに微笑む。
紅莉栖「・・・買い物行きたいから、付き合って」
岡部「・・・フッ、わかった。お詫びに何でも欲しい物を買ってやろうではないか」
紅莉栖「あんた、貯金しないの?」
岡部「1日1回財布の中身を見てニヤリとする。いい気分だぞ」
紅莉栖「貧乏学生が大金を掴むとこんなことになるのね」
岡部「失礼な。彼女にプレゼントを買ってあげる素敵な彼氏と
玄関から小さくノックの音がする。
入室時にノックをするという礼儀の備わったラボメンは地球上には存在しない。
ミスターブラウンのノックはこんなかわいいものではない。
―――この二つの真実から導き出される答え―――
来客だ。
岡部「はい」
30代ほどであろうか。すらりと背の高い女性だった。
麦わら帽子で遮られ、表情は読み取れない。
「へえ、高層ビルの1フロアね」
岡部「えーと、どちら様でしょうか?」
「何よ、呼んだのはそっちじゃない」
聞きなれない、いや、聞いたことが無いわけでもないような声。
岡部「・・・誰だ?」
紅莉栖「どうしたの?」
奥から紅莉栖が顔を出す。
「あら、もしかしていいところを邪魔しちゃったかしら?」
紅莉栖「ふぇ・・・な、何ですか、いきなり」
30代ほどであろうか。すらりと背の高い女性だった。
麦わら帽子で遮られ、表情は読み取れない。
「へえ、高層ビルの1フロアね」
岡部「えーと、どちら様でしょうか?」
「何よ、呼んだのはそっちじゃない」
聞きなれない、いや、聞いたことが無いわけでもないような声。
岡部「・・・誰だ?」
紅莉栖「どうしたの?」
奥から紅莉栖が顔を出す。
「あら、もしかしていいところを邪魔しちゃったかしら?」
紅莉栖「ふぇ・・・な、何ですか、いきなり」
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