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元スレ梨花「ここは雛見沢なのです」 岡部「聞いたことがないな」
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さらに3分後
紅莉栖「チェックメイト」
岡部「えっ、うそ」
紅莉栖「フールズメイトっていって、2手で勝負がついちゃう事もあるの」
岡部「もういい、小一時間で3敗とかもういい」
圭一「面白いですね。俺もやってみるかな」
沙都子「岡部さんといい勝負になりそうですわね」
岡部「おい、それはどういう意味だっ」
圭一「おい、それはどういう意味だっ」
魅音「お、だいぶいい時間になったね。今日はそろそろ解散ってことで」
梨花「待ってください」
今まで沈黙を続けていた梨花が、突然立ち上がった。
梨花「ボクの話を、聞いて欲しいのです」
紅莉栖「チェックメイト」
岡部「えっ、うそ」
紅莉栖「フールズメイトっていって、2手で勝負がついちゃう事もあるの」
岡部「もういい、小一時間で3敗とかもういい」
圭一「面白いですね。俺もやってみるかな」
沙都子「岡部さんといい勝負になりそうですわね」
岡部「おい、それはどういう意味だっ」
圭一「おい、それはどういう意味だっ」
魅音「お、だいぶいい時間になったね。今日はそろそろ解散ってことで」
梨花「待ってください」
今まで沈黙を続けていた梨花が、突然立ち上がった。
梨花「ボクの話を、聞いて欲しいのです」
圭一「梨花ちゃんが、殺される・・・?」
魅音「えーと・・・それって、なんかのゲームの話かな?」
岡部「事実だ」
壁に寄りかかって目を閉じていた岡部が、不意に口を開いた。
岡部「この家に集めたのは、俺と紅莉栖も含めた全員で話ができるから。そうだろ?」
梨花「・・・はいなのです。岡部達は、ボクの協力者なのです」
レナ「でも、一体誰が梨花ちゃんを?」
沙都子「確かに、梨花が殺される理由が思いつきませんわ。・・・皆から愛されてますのに」
梨花「直接私を殺めるのは鷹野。鷹野三四。それだけは分かっているのです」
岡部「っ!」
紅莉栖「あの鷹野さんが?なぜそうだって分かるの?」
梨花「岡部と牧瀬には、その理由を以前話したのですよ?にぱー☆」
”私は綿流しの後、何者かに眠らされ殺される。そしてまた同じ姿で生を受ける。羽入の力でね”
”前回は犯人の姿を刻み付ける為、眠らされずにお腹を裂かれたわ。フフ、とっても痛かったわよ?”
一昨日の梨花との会話を思い出し、紅莉栖はハッと大きく目を見開いた。
魅音「えーと・・・それって、なんかのゲームの話かな?」
岡部「事実だ」
壁に寄りかかって目を閉じていた岡部が、不意に口を開いた。
岡部「この家に集めたのは、俺と紅莉栖も含めた全員で話ができるから。そうだろ?」
梨花「・・・はいなのです。岡部達は、ボクの協力者なのです」
レナ「でも、一体誰が梨花ちゃんを?」
沙都子「確かに、梨花が殺される理由が思いつきませんわ。・・・皆から愛されてますのに」
梨花「直接私を殺めるのは鷹野。鷹野三四。それだけは分かっているのです」
岡部「っ!」
紅莉栖「あの鷹野さんが?なぜそうだって分かるの?」
梨花「岡部と牧瀬には、その理由を以前話したのですよ?にぱー☆」
”私は綿流しの後、何者かに眠らされ殺される。そしてまた同じ姿で生を受ける。羽入の力でね”
”前回は犯人の姿を刻み付ける為、眠らされずにお腹を裂かれたわ。フフ、とっても痛かったわよ?”
一昨日の梨花との会話を思い出し、紅莉栖はハッと大きく目を見開いた。
魅音「でも何で鷹野さんが?あの人、監督の所の看護婦さんじゃんか」
梨花「あの診療所は仮の姿。真の姿は”入江機関”という研究所。鷹野も研究員の一人なのです」
圭一「き、機関?またすごい話だな」
梨花「ここ雛見沢には、雛見沢症候群という風土病が蔓延しているのです」
沙都子「雛見沢症候群?初耳ですわね」
梨花「この事を知っているのは入江達とボク、そして、岡部達だけなのです」
岡部「実は、俺と紅莉栖でこの病気の研究を手伝っている」
圭一「その病気はどういった症状が?」
梨花「幻覚や疑心暗鬼、理性を失い、首が痒くなってしまうのです」
レナ「! それって昔、レナがなったのも・・・?」
梨花「典型的な症状の一つなのです」
岡部「魅音、昨日の夜に話したことと、話が繋がっただろう?」
魅音「ぷぇ?・・・あ、ああ、うん、わかってる」
梨花「あの診療所は仮の姿。真の姿は”入江機関”という研究所。鷹野も研究員の一人なのです」
圭一「き、機関?またすごい話だな」
梨花「ここ雛見沢には、雛見沢症候群という風土病が蔓延しているのです」
沙都子「雛見沢症候群?初耳ですわね」
梨花「この事を知っているのは入江達とボク、そして、岡部達だけなのです」
岡部「実は、俺と紅莉栖でこの病気の研究を手伝っている」
圭一「その病気はどういった症状が?」
梨花「幻覚や疑心暗鬼、理性を失い、首が痒くなってしまうのです」
レナ「! それって昔、レナがなったのも・・・?」
梨花「典型的な症状の一つなのです」
岡部「魅音、昨日の夜に話したことと、話が繋がっただろう?」
魅音「ぷぇ?・・・あ、ああ、うん、わかってる」
岡部「また明日、今日と同じようにここに集まれるか?」
魅音「ええ、学校が終わり次第ここに来ます」
岡部「俺達も研究所で手がかりとなりそうなものを探してみる」
梨花「岡部、絶対無理をしてはいけないのです」
岡部「ああ、分かっている」
紅莉栖「私も、できる限り解明に尽力するわ」
梨花「・・・ありがとう。本当に頼もしいのです」
圭一「よっしゃ!明日から忙しくなるぞー!」
レナ「梨花ちゃん、レナ達だって目いっぱい協力するよ?お友達だもんね♪」
梨花「・・・信じてもらえて、本当に良かったのです」
沙都子「では皆様、明日以降に備えて今日はじっくりお休みですわよ!」
一同「おー!」
紅莉栖「よかったわね、梨花ちゃん」
岡部「仲間に話すというのは、相当な勇気を必要とするものだ」
魅音「ええ、学校が終わり次第ここに来ます」
岡部「俺達も研究所で手がかりとなりそうなものを探してみる」
梨花「岡部、絶対無理をしてはいけないのです」
岡部「ああ、分かっている」
紅莉栖「私も、できる限り解明に尽力するわ」
梨花「・・・ありがとう。本当に頼もしいのです」
圭一「よっしゃ!明日から忙しくなるぞー!」
レナ「梨花ちゃん、レナ達だって目いっぱい協力するよ?お友達だもんね♪」
梨花「・・・信じてもらえて、本当に良かったのです」
沙都子「では皆様、明日以降に備えて今日はじっくりお休みですわよ!」
一同「おー!」
紅莉栖「よかったわね、梨花ちゃん」
岡部「仲間に話すというのは、相当な勇気を必要とするものだ」
入浴中・・・圧倒的入浴中・・・ッ!
梨花「・・・ねえ、羽入」
羽入「なんですか?」
梨花「あんた、胸でかいわね。ムカつく」
羽入「あぅ!?ど、どどどどうしたのですかいきなり!」
梨花「今度こそは、私もそれくらいになるまで成長できるかしらね」
羽入「・・・今回は仲間がたくさんなのですよ。皆信用してくれたのです」
梨花「・・・そう、よね。これが最後のチャンスだもの。うまくいくに決まってる・・・」
羽入「あぅ、梨花が泣きそうなのです。仲間が多くて嬉しいのかそれとも胸が大きくなれる喜び
ゴチーン!
梨花「一言多いのよ、バカ先祖」
羽入「み・・・眉間を殴るのは反則なのです・・・」
沙都子「り、梨花、今のは何ですの?何かすごい音が・・・」
梨花「・・・ねえ、羽入」
羽入「なんですか?」
梨花「あんた、胸でかいわね。ムカつく」
羽入「あぅ!?ど、どどどどうしたのですかいきなり!」
梨花「今度こそは、私もそれくらいになるまで成長できるかしらね」
羽入「・・・今回は仲間がたくさんなのですよ。皆信用してくれたのです」
梨花「・・・そう、よね。これが最後のチャンスだもの。うまくいくに決まってる・・・」
羽入「あぅ、梨花が泣きそうなのです。仲間が多くて嬉しいのかそれとも胸が大きくなれる喜び
ゴチーン!
梨花「一言多いのよ、バカ先祖」
羽入「み・・・眉間を殴るのは反則なのです・・・」
沙都子「り、梨花、今のは何ですの?何かすごい音が・・・」
岡部「さて、寝るとしよう」
紅莉栖「そうね、明日も忙しそう」ズズズ
岡部「それ、もういいだろう。お前に手など出さん」
紅莉栖「・・・わかったわよ。いいわよ、ここで」
離されること、約1m。
紅莉栖「おやすみ」
岡部「うむ」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・ねえ」
岡部「来ると思った」
紅莉栖「そうね、明日も忙しそう」ズズズ
岡部「それ、もういいだろう。お前に手など出さん」
紅莉栖「・・・わかったわよ。いいわよ、ここで」
離されること、約1m。
紅莉栖「おやすみ」
岡部「うむ」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・ねえ」
岡部「来ると思った」
紅莉栖「じゃあいいわ」
岡部「いいから話せ」
紅莉栖「・・・梨花ちゃん、嬉しそうだったわね」
岡部「胸のつっかえが取れた顔だった」
紅莉栖「今までは誰にも話さず、自分だけで何とかしようとしてたんでしょうね」
岡部「心を開けば、自ずといい結果が導き出されるものだ」
紅莉栖「ちょっと何言ってるかわからないですね」
岡部「ああ、俺も言っててよくわからなかった」
紅莉栖「おやすみ」
岡部「ああ」
紅莉栖(心を開けば、か・・・)
岡部「いいから話せ」
紅莉栖「・・・梨花ちゃん、嬉しそうだったわね」
岡部「胸のつっかえが取れた顔だった」
紅莉栖「今までは誰にも話さず、自分だけで何とかしようとしてたんでしょうね」
岡部「心を開けば、自ずといい結果が導き出されるものだ」
紅莉栖「ちょっと何言ってるかわからないですね」
岡部「ああ、俺も言っててよくわからなかった」
紅莉栖「おやすみ」
岡部「ああ」
紅莉栖(心を開けば、か・・・)
翌日。
研究所に入るなり、紅莉栖は大急ぎで実験の準備を始める。
険しい表情を浮かべてはいるが、その目には力がみなぎっている。
その頃俺は、コピーとホッチキス止めに追われていた。
岡部「だーー!40枚×30部の書類とは何だ!」
ピーッ、ピーッ、ピーッ
プリンターから赤いランプと警告音が鳴り響いた。
岡部「なッ!?おい、どうした!機械が人間より先に根をあげるな!
ピーッ、ピーッ、ピーッ
いまだ止まらない警告音。
岡部「どうしたらいい!ダル!助けてくれー!」
「はい」
一人の看護婦が、紙の束を差し出していた。
三四「ただの用紙切れよ、それ」
研究所に入るなり、紅莉栖は大急ぎで実験の準備を始める。
険しい表情を浮かべてはいるが、その目には力がみなぎっている。
その頃俺は、コピーとホッチキス止めに追われていた。
岡部「だーー!40枚×30部の書類とは何だ!」
ピーッ、ピーッ、ピーッ
プリンターから赤いランプと警告音が鳴り響いた。
岡部「なッ!?おい、どうした!機械が人間より先に根をあげるな!
ピーッ、ピーッ、ピーッ
いまだ止まらない警告音。
岡部「どうしたらいい!ダル!助けてくれー!」
「はい」
一人の看護婦が、紙の束を差し出していた。
三四「ただの用紙切れよ、それ」
紙を補充すると、プリンターはまた一定のリズムで印刷を再開した。
岡部「ふう、一時はどうなることかと」
三四「もしかして、機械オンチなの?」
岡部「い、いえ、ちょっとパニック状態になっていまして」
三四「うふふ、そんなに慌てなくても大丈夫よ」
鷹野さん、そのミニスカートで足を組まないでくれ。目のやり場に困る!
何これ気まずい。とりあえずこのでかいホッチキスで書類をまとめていこう。
三四「紅莉栖ちゃん、よく働いてくれてるわね」
岡部「ええ、あいつは俺と違って脳のエキスパートですからね」
三四「紅莉栖ちゃんのこと、好きなんでしょ?」
岡部「ふぉあ!?」
ピーッ、ピーッ、ピーッ
岡部「ふう、一時はどうなることかと」
三四「もしかして、機械オンチなの?」
岡部「い、いえ、ちょっとパニック状態になっていまして」
三四「うふふ、そんなに慌てなくても大丈夫よ」
鷹野さん、そのミニスカートで足を組まないでくれ。目のやり場に困る!
何これ気まずい。とりあえずこのでかいホッチキスで書類をまとめていこう。
三四「紅莉栖ちゃん、よく働いてくれてるわね」
岡部「ええ、あいつは俺と違って脳のエキスパートですからね」
三四「紅莉栖ちゃんのこと、好きなんでしょ?」
岡部「ふぉあ!?」
ピーッ、ピーッ、ピーッ
岡部「あー、ホッチキスがズレてしまった・・・」
三四「あらあらうふふ、図星?」
岡部「な、何を言うんですか突然!」
三四「だって、紅莉栖ちゃんのことばかり見てるもの」
岡部「へ?俺がですか?」
三四「ええ、気付いてないの?」
そういえばさっきから紅莉栖の状況説明ばかりしていた。
ああ、見てたな。俺ずっと紅莉栖見てた。
岡部「見てますね」
三四「鈍感なのね」
岡部「否定できません」
三四「あらあらうふふ、図星?」
岡部「な、何を言うんですか突然!」
三四「だって、紅莉栖ちゃんのことばかり見てるもの」
岡部「へ?俺がですか?」
三四「ええ、気付いてないの?」
そういえばさっきから紅莉栖の状況説明ばかりしていた。
ああ、見てたな。俺ずっと紅莉栖見てた。
岡部「見てますね」
三四「鈍感なのね」
岡部「否定できません」
三四「で?どうなのよ?好きなの?」
岡部「・・・好きです」
三四「でしょうね。応援してるわよ」
岡部「で、ですが、あいつも中々心を開いてくれないんです」
三四「そんなの簡単よ、『黙って俺について来い』って言って強引に手を引っ張っていけばいいの」
岡部「そんなことをしたら背中を蹴り飛ばされます」
三四「そうね、じゃああの子が困ってる時、手助けしてあげればいいのよ」
岡部「あいつが困ってる時をほとんど見たことが無いです」
三四「んー、前途多難ね。でも道は険しくてもかならずゴールはあるわ。頑張ってね。それじゃ」
案外気さくで優しい人なのだな。それに、人の恋バナ(笑)に目を輝かせていた。
こんな人が、梨花を・・・?
去り際、三四の手にしていたファイルから1枚のプリントがハラリと落ちた。
岡部「・・・好きです」
三四「でしょうね。応援してるわよ」
岡部「で、ですが、あいつも中々心を開いてくれないんです」
三四「そんなの簡単よ、『黙って俺について来い』って言って強引に手を引っ張っていけばいいの」
岡部「そんなことをしたら背中を蹴り飛ばされます」
三四「そうね、じゃああの子が困ってる時、手助けしてあげればいいのよ」
岡部「あいつが困ってる時をほとんど見たことが無いです」
三四「んー、前途多難ね。でも道は険しくてもかならずゴールはあるわ。頑張ってね。それじゃ」
案外気さくで優しい人なのだな。それに、人の恋バナ(笑)に目を輝かせていた。
こんな人が、梨花を・・・?
去り際、三四の手にしていたファイルから1枚のプリントがハラリと落ちた。
数分後、若干慌てた様子で三四が岡部のもとへやってきた。
三四「岡部くん、この辺でプリント落としたかもしれないんだけど、見なかった?」
岡部「プリント?いいえ、見てないですが。あ、それじゃないですか?」
通路の端に落ちているプリントを指差すと、俺に見えないようにしゃがみこんで中身を確認した。
三四「ああ、これよ。よかった。大事なものだったの」
岡部「すいません、落としたときに俺が気付いていれば」
三四「ううん、いいのよ。邪魔したわね」
三四はプリントをファイルにしまうと、苦笑いを浮かべながらそそくさとその場を立ち去った。
岡部(印刷スキルの上昇が、こんな形で役に立つとはな)
三四「岡部くん、この辺でプリント落としたかもしれないんだけど、見なかった?」
岡部「プリント?いいえ、見てないですが。あ、それじゃないですか?」
通路の端に落ちているプリントを指差すと、俺に見えないようにしゃがみこんで中身を確認した。
三四「ああ、これよ。よかった。大事なものだったの」
岡部「すいません、落としたときに俺が気付いていれば」
三四「ううん、いいのよ。邪魔したわね」
三四はプリントをファイルにしまうと、苦笑いを浮かべながらそそくさとその場を立ち去った。
岡部(印刷スキルの上昇が、こんな形で役に立つとはな)
紅莉栖「岡部、休憩よ。お昼行きましょ」
岡部「もうそんな時間か。その前に入江先生の所へ行ってくる。お前も来い」
紅莉栖「何でよ?」
岡部「例の件で、重大な話がある」
紅莉栖「・・・わかった。行く」
岡部「失礼します」
入江「おや、二人揃ってどうなさいました?」
岡部「先にお尋ねします。この部屋に監視カメラは?」
入江「・・・音声は記録されません。話す分には大丈夫です」
岡部「先ほど、鷹野さんが落としたプリントをコピーしたものが手元にあります」
岡部「もうそんな時間か。その前に入江先生の所へ行ってくる。お前も来い」
紅莉栖「何でよ?」
岡部「例の件で、重大な話がある」
紅莉栖「・・・わかった。行く」
岡部「失礼します」
入江「おや、二人揃ってどうなさいました?」
岡部「先にお尋ねします。この部屋に監視カメラは?」
入江「・・・音声は記録されません。話す分には大丈夫です」
岡部「先ほど、鷹野さんが落としたプリントをコピーしたものが手元にあります」
「入江先生の部屋に訪問者です。記録開始します」
「訪問者は・・・岡部と牧瀬の二人です」
小此木「なんだ、助っ人とかいう二人組か」
「なにやら談笑しているようですが」
小此木「どうせ他愛も無い話だろう。記録しなくてもいい」
三四(・・・本当に見てはいないようね。命拾いしたわよ、岡部くん)
入江「表情が読み取れるほど精細に記録されるので、今はそれを受け取らないほうがよろしいでしょう」
岡部「では、どこでお渡ししましょうか」
入江「そうですね、私の行きつけのお店があるんです。ウェイトレスの制服がとても素敵でして」
紅莉栖「もしかして・・・エンジェル・モートですか?」
入江「おや、ご存知ですか?いかにも」
紅莉栖「3日連続になるのね・・・」
岡部「俺らにとっても十分行きつけの店だな」
「訪問者は・・・岡部と牧瀬の二人です」
小此木「なんだ、助っ人とかいう二人組か」
「なにやら談笑しているようですが」
小此木「どうせ他愛も無い話だろう。記録しなくてもいい」
三四(・・・本当に見てはいないようね。命拾いしたわよ、岡部くん)
入江「表情が読み取れるほど精細に記録されるので、今はそれを受け取らないほうがよろしいでしょう」
岡部「では、どこでお渡ししましょうか」
入江「そうですね、私の行きつけのお店があるんです。ウェイトレスの制服がとても素敵でして」
紅莉栖「もしかして・・・エンジェル・モートですか?」
入江「おや、ご存知ですか?いかにも」
紅莉栖「3日連続になるのね・・・」
岡部「俺らにとっても十分行きつけの店だな」
「「「いらっしゃいませー!エンジェル・モートへようこそー!」」」
入江「はぁーい!みんなのイリーがやってきましたよー!」
紅莉栖「はぁ・・・」
詩音「あら、今日は3人なんですね」
岡部「ちょっとした話し合いがあるんだ。奥の席をお願いできるか」
詩音「はいはーい、ごあんなーい♪」
入江「で、鷹野さんの持っていたプリントというのは?」
食後のコーヒーが運ばれて来る頃には、”みんなのイリー”は”入江京介二等陸佐”の顔に戻る。
岡部「こちらです」
入江「・・・滅菌、作戦ですって・・・!」
岡部「俺もまだ流し読み程度ですが、穏やかでない文章が並んでいるのは分かります」
入江「はぁーい!みんなのイリーがやってきましたよー!」
紅莉栖「はぁ・・・」
詩音「あら、今日は3人なんですね」
岡部「ちょっとした話し合いがあるんだ。奥の席をお願いできるか」
詩音「はいはーい、ごあんなーい♪」
入江「で、鷹野さんの持っていたプリントというのは?」
食後のコーヒーが運ばれて来る頃には、”みんなのイリー”は”入江京介二等陸佐”の顔に戻る。
岡部「こちらです」
入江「・・・滅菌、作戦ですって・・・!」
岡部「俺もまだ流し読み程度ですが、穏やかでない文章が並んでいるのは分かります」
紅莉栖「滅菌作戦・・・名前だけを見ればいいことだけど」
岡部「その作戦が、”宿主ごと全ての寄生虫を葬り去る”事だとしたら、どうする?」
紅莉栖「・・・なるほどね」
入江「まだ、こんなものを持っているなんて・・・」
岡部「この作戦の最終的な決定権を持つのは誰になりますか」
入江「最高責任者である私となります。ですが、断じて決行する気はありません」
岡部「わかっています。ですが、入江先生が”何らかの原因で”決定権を失った場合は」
入江「・・・鷹野さんに、決定権が移ります」
紅莉栖「つまり、もしもこの作戦が決行された時は」
入江「きっと私は”何らかの原因で”もうこの世からいなくなっているのでしょうね」
岡部「入江先生。十分に気をつけてください」
入江「はい、あなた方も」
岡部「その作戦が、”宿主ごと全ての寄生虫を葬り去る”事だとしたら、どうする?」
紅莉栖「・・・なるほどね」
入江「まだ、こんなものを持っているなんて・・・」
岡部「この作戦の最終的な決定権を持つのは誰になりますか」
入江「最高責任者である私となります。ですが、断じて決行する気はありません」
岡部「わかっています。ですが、入江先生が”何らかの原因で”決定権を失った場合は」
入江「・・・鷹野さんに、決定権が移ります」
紅莉栖「つまり、もしもこの作戦が決行された時は」
入江「きっと私は”何らかの原因で”もうこの世からいなくなっているのでしょうね」
岡部「入江先生。十分に気をつけてください」
入江「はい、あなた方も」
紅莉栖「入江先生の話では、女王感染者が死亡すると村人は全員L5を発症する、と」
入江「ええ、あくまでも仮説の一つですが」
紅莉栖「つまり、鷹野さんが梨花ちゃんを殺し、村人が発症する前に作戦を発動し、事態の沈静化を目論む」
岡部「何故そのようなマッチポンプを?」
紅莉栖「雛見沢症候群を最初に発見した人物はどなたですか?」
入江「鷹野さんの祖父にあたる、高野一二三という方です」
紅莉栖「鷹野さんはお爺ちゃんっ子で、その遺志を継いで研究を続けていることは本人から確認済み」
岡部「む・・・つまり?」
紅莉栖「簡潔に言うわ。”雛見沢症候群は実在する”これが証明されて一番浮かばれるのは誰?」
岡部「そりゃ鷹野さんの祖父ではないか?志半ばで亡くな・・・っ・・・!」
入江「す、すごい・・・全てが繋がった・・・!」
紅莉栖「祖父の研究は間違いではなかった。全てが正しかった。胸を張って論文を公開できるのよ」
入江「ええ、あくまでも仮説の一つですが」
紅莉栖「つまり、鷹野さんが梨花ちゃんを殺し、村人が発症する前に作戦を発動し、事態の沈静化を目論む」
岡部「何故そのようなマッチポンプを?」
紅莉栖「雛見沢症候群を最初に発見した人物はどなたですか?」
入江「鷹野さんの祖父にあたる、高野一二三という方です」
紅莉栖「鷹野さんはお爺ちゃんっ子で、その遺志を継いで研究を続けていることは本人から確認済み」
岡部「む・・・つまり?」
紅莉栖「簡潔に言うわ。”雛見沢症候群は実在する”これが証明されて一番浮かばれるのは誰?」
岡部「そりゃ鷹野さんの祖父ではないか?志半ばで亡くな・・・っ・・・!」
入江「す、すごい・・・全てが繋がった・・・!」
紅莉栖「祖父の研究は間違いではなかった。全てが正しかった。胸を張って論文を公開できるのよ」
「「「ありがとうございましたー!」」」
入江「私は一度古手さんの家に行きます。園崎家までお送りいたしましょうか?」
岡部「いいえ、ちょっと考えたいことがあるので歩いて帰ります」
入江「わかりました。このプリントはお返しいたします。私が持っていてはいけません」
岡部「了解です。では」
岡部「・・・」
紅莉栖「相当ショックだったみたいね」
岡部「お前が一緒にいてくれて、本当に良かった」
紅莉栖「なっ、何よ、急に」
岡部「お前がいなければ、ここまで全容を掴めなかった」
紅莉栖「珍しく普通に褒めたわね。雪でも降るかしら」
岡部「・・・お前はそろそろ身を引いたほうがいい」
入江「私は一度古手さんの家に行きます。園崎家までお送りいたしましょうか?」
岡部「いいえ、ちょっと考えたいことがあるので歩いて帰ります」
入江「わかりました。このプリントはお返しいたします。私が持っていてはいけません」
岡部「了解です。では」
岡部「・・・」
紅莉栖「相当ショックだったみたいね」
岡部「お前が一緒にいてくれて、本当に良かった」
紅莉栖「なっ、何よ、急に」
岡部「お前がいなければ、ここまで全容を掴めなかった」
紅莉栖「珍しく普通に褒めたわね。雪でも降るかしら」
岡部「・・・お前はそろそろ身を引いたほうがいい」
岡部「これ以上踏み込むのは危険だ。あとは俺と圭一達で梨花を守る」
紅莉栖「何よ、心配してくれてるの?」
岡部「当たり前だ!」
突然の大声に、道行く人も何事かと奇異の目を二人へと向けた。
紅莉栖「ちょ、突然大声出さないでよ、ビックリするわね」
岡部「もうこれ以上・・・!」
紅莉栖の両肩が、両手で強く捕まれた。
岡部「もうこれ以上、お前を危険な目に会わせたくない・・・」
紅莉栖「い、痛ッ、痛いって・・・どうしたのよ・・・?」
岡部「っ・・・すまない。取り乱して」
紅莉栖「・・・残念だけど、あんたの意見は取り入れられない」
震えた声と、今にも泣きそうな顔。これも、あの時の岡部の顔と一緒だった。
紅莉栖「中途半端で終わらせるの嫌いなのよ。でも無理はしないから、心配しないで」
だから、わざと明るくつとめて、こう言うしかなかった。
紅莉栖「何よ、心配してくれてるの?」
岡部「当たり前だ!」
突然の大声に、道行く人も何事かと奇異の目を二人へと向けた。
紅莉栖「ちょ、突然大声出さないでよ、ビックリするわね」
岡部「もうこれ以上・・・!」
紅莉栖の両肩が、両手で強く捕まれた。
岡部「もうこれ以上、お前を危険な目に会わせたくない・・・」
紅莉栖「い、痛ッ、痛いって・・・どうしたのよ・・・?」
岡部「っ・・・すまない。取り乱して」
紅莉栖「・・・残念だけど、あんたの意見は取り入れられない」
震えた声と、今にも泣きそうな顔。これも、あの時の岡部の顔と一緒だった。
紅莉栖「中途半端で終わらせるの嫌いなのよ。でも無理はしないから、心配しないで」
だから、わざと明るくつとめて、こう言うしかなかった。
魅音「あ、お帰りなさい。もう皆集まっています」
岡部「皆、このプリントに目を通して欲しい」
圭一「滅菌作戦、ですか」
岡部「鷹野さん、いや、鷹野が隠し持っていたもののコピーだ」
レナ「この”女王感染者の死亡”っていうのが、梨花ちゃんのこと?」
岡部「ああ、梨花の死亡が村人全員のL5発症のトリガーとなっている」
紅莉栖「あくまでも仮説、だけど」
沙都子「で、では滅菌作戦というのは・・・」
岡部「単刀直入に言う。『梨花を殺し、村人がL5を発症する前に村人全員を抹殺する』ということだ」
梨花「っ・・・!」
圭一「ひ、ひでぇ・・・こんなの人間のやることじゃ・・・」
岡部「数千人を一度に殺すということは、細菌、服毒、毒ガスあたりであろうな」
紅莉栖「ええ、手間を考えると、それが一番効率的でしょうね」
岡部「皆、このプリントに目を通して欲しい」
圭一「滅菌作戦、ですか」
岡部「鷹野さん、いや、鷹野が隠し持っていたもののコピーだ」
レナ「この”女王感染者の死亡”っていうのが、梨花ちゃんのこと?」
岡部「ああ、梨花の死亡が村人全員のL5発症のトリガーとなっている」
紅莉栖「あくまでも仮説、だけど」
沙都子「で、では滅菌作戦というのは・・・」
岡部「単刀直入に言う。『梨花を殺し、村人がL5を発症する前に村人全員を抹殺する』ということだ」
梨花「っ・・・!」
圭一「ひ、ひでぇ・・・こんなの人間のやることじゃ・・・」
岡部「数千人を一度に殺すということは、細菌、服毒、毒ガスあたりであろうな」
紅莉栖「ええ、手間を考えると、それが一番効率的でしょうね」
沙都子「梨花が死んでから何時間でL5を発症いたしますの?」
岡部「プリントには24時間以内とある」
沙都子「では、24時間経過していても誰もL5を発症していなければ仮説は間違いですわよね?」
岡部「ああ。そうなるな」
沙都子の口が、ニヤリと歪んだ。
沙都子「では、既に梨花が死んでいれば、私達は発症してなくてはおかしいですわよね?」
岡部「う、うむ、そうだが」
圭一「あっ・・・なるほどな!珍しく賢いぞ沙都子!」
沙都子「”珍しく”は余計ですわ。 さて、梨花」
梨花「みぃ?」
沙都子「悪いですけども、一足先に梨花には死んでもらいますわよ」
圭一「ああ、骨は拾ってやるぜ?梨花ちゃぁ~ん?」
梨花「み?み?み!?」
圭一「みおーん!今すぐ大石さんに電話だァー!」
岡部「プリントには24時間以内とある」
沙都子「では、24時間経過していても誰もL5を発症していなければ仮説は間違いですわよね?」
岡部「ああ。そうなるな」
沙都子の口が、ニヤリと歪んだ。
沙都子「では、既に梨花が死んでいれば、私達は発症してなくてはおかしいですわよね?」
岡部「う、うむ、そうだが」
圭一「あっ・・・なるほどな!珍しく賢いぞ沙都子!」
沙都子「”珍しく”は余計ですわ。 さて、梨花」
梨花「みぃ?」
沙都子「悪いですけども、一足先に梨花には死んでもらいますわよ」
圭一「ああ、骨は拾ってやるぜ?梨花ちゃぁ~ん?」
梨花「み?み?み!?」
圭一「みおーん!今すぐ大石さんに電話だァー!」
岡部「ぎ、偽装・・・だと・・・?」
沙都子「ええ、梨花がもう既に死んいることにしてしまえばいいのですわ」
圭一「ですが、俺達はいつもどおりピンピンしてる、と」
沙都子「そうすれば、仮説は間違っていた!?と鷹野さん達は大パニック必至ですわよ」
紅莉栖「そ、その発想はなかったわ・・・!」
大石「ふぅーむ・・・」
岡部に渡されたプリントを隅々まで読んでいた大石が、顔を上げた。
大石「もしそんなことがバレたら、私は何の罪に問われるんでしょうかねぇ?」
梨花「大石・・・」
眉間に皺を寄せた渋い表情が、ニッと明るくなる。
大石「もし退職金が吹っ飛んだら、村人からのカンパ集めを手伝ってくださいよ?」
魅音「お、大石さん・・・じゃあ・・・!」
大石「困ったことに、鑑識に古い友人がいるんですわ。話を持ちかけてみましょうかね」
沙都子「ええ、梨花がもう既に死んいることにしてしまえばいいのですわ」
圭一「ですが、俺達はいつもどおりピンピンしてる、と」
沙都子「そうすれば、仮説は間違っていた!?と鷹野さん達は大パニック必至ですわよ」
紅莉栖「そ、その発想はなかったわ・・・!」
大石「ふぅーむ・・・」
岡部に渡されたプリントを隅々まで読んでいた大石が、顔を上げた。
大石「もしそんなことがバレたら、私は何の罪に問われるんでしょうかねぇ?」
梨花「大石・・・」
眉間に皺を寄せた渋い表情が、ニッと明るくなる。
大石「もし退職金が吹っ飛んだら、村人からのカンパ集めを手伝ってくださいよ?」
魅音「お、大石さん・・・じゃあ・・・!」
大石「困ったことに、鑑識に古い友人がいるんですわ。話を持ちかけてみましょうかね」
大石「返事は明日まで待ってもらえませんか。私一人じゃ決定できないんでね」
圭一「あ、ありがとうございます!お願いします!」
大石「そいつは酒が大好きでねぇ、ちょいと飲ませたらすーぐ心が大きくなるんですよ」
レナ「だったら大石さんの奢りでジャンジャン飲ませちゃえばいいよー!」
大石「おおっと、じゃあその分もカンパ集めも手伝ってもらわないと」
やんや、やんやー!
紅莉栖「大石さん、いいんですか?そんな安請け合いをしてしまって」
大石「雛見沢だって興宮署の管轄です。住民の安全を守るのが警察の仕事なんですよ」
岡部「ご協力、感謝します」
大石「退職金はたいて、でっかい打ち上げ花火を買ったと思えばいいんです。んっふっふ」
圭一「あ、ありがとうございます!お願いします!」
大石「そいつは酒が大好きでねぇ、ちょいと飲ませたらすーぐ心が大きくなるんですよ」
レナ「だったら大石さんの奢りでジャンジャン飲ませちゃえばいいよー!」
大石「おおっと、じゃあその分もカンパ集めも手伝ってもらわないと」
やんや、やんやー!
紅莉栖「大石さん、いいんですか?そんな安請け合いをしてしまって」
大石「雛見沢だって興宮署の管轄です。住民の安全を守るのが警察の仕事なんですよ」
岡部「ご協力、感謝します」
大石「退職金はたいて、でっかい打ち上げ花火を買ったと思えばいいんです。んっふっふ」
岡部「大石さん、さっそく署に帰っていったな」
魅音「融通の利く人だったんだね。あの人、いつもはうちを目の敵にしてたからさ」
梨花「大石はもう、魅ぃたちを悪く思ったりはしてないのですよ。にぱー☆」
岡部「ん?そういえば入江先生は梨花の家に行くといっていたが、留守なのでは?」
梨花「赤坂が中にいるのです。ボク達が中にいるフリをしてくれているのですよ」
魅音「梨花ちゃんはキーパーソンだからね。今日から3人ともうちに泊まることになってるんです」
羽入「お世話になりますです」
沙都子「お泊り会みたいで楽しそうですわね」
紅莉栖「部屋、空いてないんじゃなかったの?」
魅音「うぇ?あ、ああ、昨日たまたま一部屋空いたんです。牧瀬さんも移ります?」
紅莉栖「・・・ううん、このままでいい」
岡部「っ」
魅音「融通の利く人だったんだね。あの人、いつもはうちを目の敵にしてたからさ」
梨花「大石はもう、魅ぃたちを悪く思ったりはしてないのですよ。にぱー☆」
岡部「ん?そういえば入江先生は梨花の家に行くといっていたが、留守なのでは?」
梨花「赤坂が中にいるのです。ボク達が中にいるフリをしてくれているのですよ」
魅音「梨花ちゃんはキーパーソンだからね。今日から3人ともうちに泊まることになってるんです」
羽入「お世話になりますです」
沙都子「お泊り会みたいで楽しそうですわね」
紅莉栖「部屋、空いてないんじゃなかったの?」
魅音「うぇ?あ、ああ、昨日たまたま一部屋空いたんです。牧瀬さんも移ります?」
紅莉栖「・・・ううん、このままでいい」
岡部「っ」
圭一「そうだ、腹減らないか?」
魅音「んー、言われてみれば。もういい時間だもんね」
沙都子「それでは壮行会も兼ねて、どこか外食しませんこと?」
レナ「あ、さんせーい!」
圭一「じゃあ、場所は決まりだな!」
紅莉栖「・・・ねぇ」
岡部「ああ、この流れは・・・」
「「「いらっしゃいませー!エンジェル・モートへようこそー!」」」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」
詩音「・・・えーっと、そんなに気に入ってもらえました?」
魅音「んー、言われてみれば。もういい時間だもんね」
沙都子「それでは壮行会も兼ねて、どこか外食しませんこと?」
レナ「あ、さんせーい!」
圭一「じゃあ、場所は決まりだな!」
紅莉栖「・・・ねぇ」
岡部「ああ、この流れは・・・」
「「「いらっしゃいませー!エンジェル・モートへようこそー!」」」
岡部「・・・」
紅莉栖「・・・」
詩音「・・・えーっと、そんなに気に入ってもらえました?」
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