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    元スレまどか「これからも私達…」杏子「ずっと友達だ!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - QB + - ハッピーエンド + - 上条恭介 + - 佐倉杏子 + - 神スレ + - 第二のコエムシ + - 粋なQB + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    上条「君のお父さんはうらやましいよ」

    杏子「?死んじまったのにか?」

    上条「いや、自分の信念を成し遂げたからさ」

    上条「僕だって、この腕さえ動けば…」

    グググッ

    杏子「…」

    杏子「あんたはさ、少し違う方向に目を向けてみたらどうだい?」

    上条「?違う方向?」

    杏子「たとえば歌、とかさ」

    上条「歌?」

    杏子「そうさ。あんたの声、悪くないと思う」

    杏子「だから、音楽の道を諦められないなら、そういった選択肢もあるってことさ」

    上条「歌…か」

    53 = 1 :

    杏子「作曲家でも他の楽器でもいい」

    杏子「音楽の世界で挑戦することで、今までの夢を受け継げば良いじゃないか」

    上条「でも、僕にはバイオリンしかなかった」

    上条「他の道なんて考えられない」

    上条「まして、今更遅すぎるよ…」

    杏子「…まーたすぐにあきらめんのか?」

    上条「…」

    杏子「…はぁ」

    杏子「賛美歌とか」

    上条「え?」

    杏子「教会関係の歌なら、ちょっとくらい教えられるぞ」

    杏子「小さい頃はよく聞いてたし、歌ったこともあったしな…」

    54 = 1 :

    上条「ふふっ」

    杏子「な、何がおかしいんだよっ」

    上条「君が賛美歌を歌ってるところを想像するとね」

    杏子「むかつく反応だな~」

    上条「でも、そうだね。歌も良いかもしれない」

    ガタッ

    杏子「!」

    上条「昨日君に助けられて思ったんだ」

    上条「僕は本当にこのままでいいのか、ってね」

    上条「バイオリンに固執しすぎて周りが見えてなかったから、あんな所に迷い込んだのかもしれない」

    杏子「…」

    55 = 1 :

    上条「君のお父さんみたいに、とは違うかもしれないけど、新しい何かに取り組んでみるのも悪くは無いかな」

    杏子「…そ、そっか。うん、その方がいいと思うぞ」

    杏子「んじゃ、早速明日にでも教えてやるよ!」

    上条「!い、いきなりかい?」

    杏子「テツハアツイウチニ何とかっていうじゃねーか!」

    上条「鉄は熱いうちに打て、だね」

    杏子「そうそう、それそれ!」

    杏子「それじゃ、明日は覚悟しとくんだね!」

    上条「ああ」

    56 = 1 :

    ???「!」

    ダダダダッ

    杏子「?」

    上条「どうかしたのかい?」

    杏子「いや、今…」

    杏子「…なんでもない」

    杏子「それじゃーな、キョースケ」

    上条「うん、さようなら、佐倉さん」

    ガラガラ ピシャッ

    57 = 1 :

    杏子「…」

    杏子「…」ドキドキ

    杏子(何だよ?この高まりは)

    杏子(笑ってるのか?あたし)

    杏子(…)

    杏子(っと、こうしている場合じゃないな)

    杏子(さっさと準備しないとな!)

    ダダダッ

    58 = 1 :

    ~病院外庭~

    ???「ハァッ、ハァッ」

    ???「何?何なのよ、あの子」

    ???「恭介に変なこと吹き込んで…」

    ???「恭介の腕がもう動かないからって、バイオリンを諦めさせる気!?」

    ???「ううん、そんなの、あたしが許さない」

    ???「私は、もう一度恭介のバイオリンが聞きたい」

    ???「それに私は…」

    ???「…」

    60 = 1 :

    ???「QB!」

    QB「呼んだかい?美樹さやか」

    さやか「願い事、決まったよ」

    さやか「だから私と契約して!」

    QB「わかったよ、さやか」

    QB「言ってごらん?君はどんな願いでソウルジェムを輝かせるのかい?」

    さやか「私はっ…」

    61 = 1 :

    ~風見野~

    杏子「おい、QB!QB?」

    QB「なんだい杏子。魔女退治かい?」

    杏子「金が必要なんだ。例のアレ、やるぞ」

    QB「…気が進まないんだけどなぁ」

    杏子「つべこべ言わずに準備しろ!」

    QB「…君のことだから、別にお金を稼ぐ必要は無いと思うんだけどなぁ」

    ゴスッ

    QB「きゅっぷい!」

    62 = 1 :



    杏子「さぁ皆、注目しな」

    ざわざわ

    一般人A「何だ?」

    一般人B「何か今から芸でもするのか?」

    杏子「今からこのボールをハンドパワーで宙に浮かしてやるよ!」

    一般人A「どうせ紐かワイヤーでもついてんじゃねーか?」

    杏子「おっと、そこのあんた。疑うんならまずこいつを見てくれねーか」ポン

    一般人A「…たしかに何もついてないな…」

    フワッ

    一般人達「!?」

    63 = 1 :

    一般人A「ボ、ボールが勝手に!?」

    一般人B「浮いた?というか飛んだ!?」

    杏子「ま、ざっとこんなもんだよ」

    一般人C「すげー、ねーちゃんやるじゃねーかよ」

    ざわざわ

    杏子(まぁ、普通の人間には見えなくて当然だよな)

    杏子(何せそのボールを動かしてるのはQBだからな…)

    QB(何で僕がこんなことをさせられるのかって思ったけど)

    QB(素質のある子がカラクリを見破ってくれたら、僕はその子に契約を迫ることができる)

    QB(わざわざ広い街中を探し回る必要がないってことだね)

    杏子「続いては何も無いところから水がでるぞ!」

    一般人達「おおーっ」

    杏子((ほら、QB!さっさと水を口にふくみな))
    QB((…))

    65 = 1 :

    ~夜~

    『アリガトウゴザイマシター』

    杏子「ま、こんなところかな」

    QB「古本屋になんか寄って何の本を買ったんだい?」

    杏子「てめーに教える筋合いはねーよ」

    QB「でも、さっきのおひねりは僕の働きがあってのものだからそれくらいは…」

    杏子「QB、あんたのものはあたしのもの、あたしのものも、あたしのもの。わかったかい?」

    QB「わけがわからないよ!」

    杏子「さて、飯…はさっき貰ったお菓子とかですませたからいっか」

    杏子「…」

    くんくん

    杏子(もう4日も風呂入って無かったっけ…)

    杏子「…」

    66 = 6 :

    すーはーすーはー

    67 = 1 :

    杏子「風呂、入りに行くか…」

    杏子「ちょっくら銭湯行ってくるよ」

    QB「いつもは民家に侵入して風呂に入ったりする杏子が銭湯だなんて、珍しいね」

    杏子「ばーか、たまにはちゃんと金払って入るんだよ」

    QB「でもそれ、僕も一緒に稼いだお金だよね」

    杏子「QB、もう一回忠告しておこうか?」

    QB「…それじゃあ僕は先に寝るからね…」

    68 :

    支援とでも言うと思ったか?

























    支援

    69 = 1 :

    ~銭湯~

    かぽーん

    杏子「ふぅ…」

    杏子「広い風呂はいいなぁ…ゆったりと足を伸ばせる」

    杏子「…」

    杏子(カミジョーキョースケ、か)

    杏子(親父の話、まともに聞いてくれた人なんてほとんどいなかったのに)

    杏子(あんなに真剣に聞いてくれて)

    杏子(いいやつだな…)

    杏子「…」

    杏子(明日も行こう。本も買ったことだし)

    70 = 1 :

    杏子(そういや、服も5日ほど洗ってなかったな…)

    杏子(金もまだ残ってるし、コインランドリーにでも行くか…)

    杏子(におったりすると、変だしな…)

    杏子「…」

    杏子「っはっ!な、何考えてんだ、あたしは… /// 」

    杏子「…」

    杏子「…で、出るか」

    71 = 1 :

    杏子「お、コーヒー牛乳なんてあるのか」

    杏子「1本150円か…」

    ジャラッ

    杏子(コインランドリーで洗濯乾燥すること考えたら80円足りないな…)

    杏子(我慢しなきゃ駄目か…)

    杏子(…)

    「ママー、これ飲んでいいー?」

    の母「いいわよ」

    「わーい。おばちゃんこれ1本―」

    番台「あいよ」

    「ごくごくごく、おいしーっ!」

    杏子(ごくり)

    73 = 1 :

    ???「ちょっとそこの人、買わないのならどい…」

    杏子「あ、ああ、悪い」

    ???「…っ、あなた…」

    杏子「?」

    杏子(誰だ?こいつ。えらく長い黒髪。目つき悪いし。どこかの学校の制服か?ありゃ)

    ???「…まぁ、いいわ。それよりあなた、何をじっと見てたの?」

    杏子「コーヒー牛乳買うのに80円足りないなーって思ってたら…って、何を言わせるんだよ!」

    ???「80円ね…。まぁ、あなたならありえなくも無いわね」

    杏子(ぴきっ)

    杏子「おい、あんた。その言い方はなんだよ?」

    74 = 1 :

    スッ

    ???「…これでいいのかしら?」

    杏子「!?これ…」

    ???「2人分お願いするわ」

    番台「あいよ、ありがとね」

    杏子「な、なんのつもりだよ」

    ???「お近づきの印」

    杏子「そ、そっか。ありがとう…」

    杏子(変なやつだな…)

    ごくごくごく

    杏子「う、うまい…」

    ???「そうね。でも、こうして毎日乳製品を飲んでるのに、なかなか胸が大きくならないのはどうしてかしら」

    75 :

    ほむほむほむほむ!

    76 = 1 :

    杏子「?胸?」

    杏子「…」

    杏子(あたしより、無いな)

    ???「今、『私より、無いな』って、思ったでしょう」

    杏子「そそそそんなことないぞ!」ぶんぶん

    杏子(エスパーかよ!)

    ???「まぁいいわ」ファサッ

    ???「またいずれどこかで会うでしょうから、その時にでも150円は返してもらえばいいわ」

    杏子「おごりじゃねーのかよ!」

    ???「冗談よ」

    杏子「…(調子狂うな、こいつ…)」

    77 = 1 :

    杏子「それじゃ、ありがとな」

    ほむら「さよなら、杏子」

    ガラガラッ

    杏子「ああ…って、今何て!?」

    杏子「…」

    杏子「…あれ?もういない…」

    杏子「何だったんだ、あいつは…」

    杏子「まぁ、いっか。コインランドリー行って帰ろう」

    杏子(明日が楽しみだな…)

    杏子(もう何年も歌ってないけど、うまく教えられるもんなのかな…)

    杏子(…)

    78 = 6 :

    ほむほむあんあん!

    79 = 1 :

    =====
    ==
    杏子「きゃっ」

    杏子「…っ、よくもこんな事をしてくれたなっ!」

    杏子「お前は父さんを侮辱する気か!」

    杏子「そ、そんなんじゃないよ、父さん」

    杏子「私はただ、父さんの話を皆に聞いて欲しくて…」

    杏子「黙れ!この魔女が!」

    杏子「っ…」
    ==
    =====

    80 = 1 :

    ~翌朝~

    杏子「…」

    杏子(何か最悪の夢を見た気がする…)

    QB「やぁ、おはよう杏子」

    杏子「…飯」

    QB「とりあえずその頭を何とかした方がいい」

    QB「とても見ていられないよ」

    杏子「!?」わしゃわしゃ

    杏子(寝る前に頭乾かすの忘れてた…)

    杏子(こんな爆発状態じゃあいつのところになんて行けないぞ…)

    81 = 1 :

    QB「やれやれ、君がそんな失敗をするなんて珍しい」

    QB「昨日何か考え事をしていたのかい?」

    杏子「…んなことはねーよ」

    QB「そうかい。それじゃぁ早く支度して」

    杏子「?」

    QB「この地区の魔女の数が順調に増えてきた」

    QB「2、3体なら倒しても差し支えは無いだろう」

    杏子「…今晩な」

    QB(ここ2,3日、杏子の行動原理が読めないね)

    QB(どうしたっていうんだろう?)

    QB(実に興味深い状態だね)

    82 = 1 :

    ~昼:見滝原市病院 上条の病室~

    ダッダッダッ

    杏子「はぁっ、はぁっ」

    杏子(例の本は持ったし、髪も着替えも問題ない)

    杏子(…こほん)

    杏子「よし…、ん?」

    ???「~~~」

    上条「~~~~」

    杏子(誰か先客?何話してるんだ…?)

    83 = 1 :

    さやか「そっか、それじゃぁその腕、治ったんだね」

    上条「うん、先生も言ってたけど、何で治ったのかまったく理由がわからないんだってさ」

    杏子(!?たしか医者からも、絶対に治らないって言われてたんじゃないのか?)

    さやか「ふふ」

    上条「さやかの言ったとおり、奇跡だよね」

    さやか「そうそう、この世には奇跡も、魔法もあるんだよ!」

    杏子「!?(まさかっ)」

    84 = 1 :

    ガラガラッ

    さやか「!」

    上条「やぁ、佐倉さん」

    杏子「…」

    杏子「そこの青いの、ちょっと面かしてくれる?」

    さやか「…私のことかな」

    上条「佐倉さん、一体どうして…」

    杏子「変な事はしないよ。ちょっとだけ、聞きたいことがあるだけさ」

    さやか「それなら別にここでも…!?」

    さやか(あれ…ソウルジェム!?)

    さやか「…わかった。恭介、ちょっと待ってて」

    上条「うん、わかったよ、さやか」

    杏子(…名前呼びかよ…)

    85 = 6 :

    さやさやあんあん!

    86 = 1 :

    ~廊下~

    さやか「で、あんたは一体何の用なの?」

    杏子「単刀直入に言うよ。あんた、魔法少女になったのかい?」

    さやか「…やっぱり、さっきのソウルジェム、本物だったんだね」

    杏子「こいつが何かわかってるって言うことは、魔法少女になってるんだな」

    さやか「それで、その魔法少女が何か用なの?」

    杏子「…」

    杏子「あんた、他人のために願い事を使っただろ」

    さやか「…それが何か?」

    杏子「あのなぁ、魔法少女になるときに叶えられる願い事はたった一つなんだぞ?」

    杏子「なのにあんたは何で自分のためでなく、他人のために願い事を使ったんだよ!?」

    さやか「まるで自分のため以外に使っちゃ悪い、みたいな言い方してるみたいだけど」

    さやか「私はそうは思わない」

    87 = 1 :

    さやか「恭介の腕が治って、またバイオリンを聴けるなら後悔することなんて何もない!」

    杏子「ちっ…、あんた何もわかってない。魔法少女になるって言うことがどんなに…」

    さやか「さっきから聞いてれば、あんたひょっとして恭介の腕が治ったことが不服なの?」

    杏子「はぁ?何でそうなるんだよ!」

    さやか「昨日聞いちゃったんだよ、あんたと恭介の会話」

    杏子「!(あの駆け足の音はこいつのだったのか)」

    さやか「はっきり言って、迷惑だよ」

    杏子「…何、だと?」

    さやか「恭介はバイオリン一筋でここまで頑張ってきたの」

    さやか「それなのにあんな事故に遭って、ひどく気がめいってた」

    さやか「そんな心の隙間につけこんで、あんたが恭介にわけのわからない宗教の話だの他の道があるだの言うから…」

    88 = 1 :

    ガシッ

    さやか「!??うっ…」

    ギリギリギリ

    杏子「親父の話を馬鹿にするんじゃねえ。殺すぞ?」

    さやか「ぅ…かはっ」

    上条「佐倉さん!」

    杏子「っ!」パッ

    さやか「う…げほげほっ… はぁっ」

    杏子「…悪い」

    上条「何があったのか知らないけど、暴力はやめて欲しい」

    杏子「…」

    89 = 1 :

    上条「大丈夫かい?さやか」

    さやか「…うん」

    杏子「…ごめん」

    さやか「いいよ、私も言いすぎた」

    上条「仲直りしてくれたかな」

    杏子(…どういうことだよ、おい)

    上条「そういえば、今日も果物食べに来たのかい?」

    杏子「!あ、そうだ、昨日言ってた歌の話だけどさっ!」

    上条「ああ、ごめん、その話はもういいんだ」

    杏子「…え?」

    90 = 1 :

    上条「こうして腕が治った以上、やっぱり僕はバイオリンを弾いていきたい」

    杏子「…」

    さやか「そうだよね、私恭介の弾くバイオリン、今すぐにでも聞きたいな」

    上条「さやかはせっかちだな。でもあれはもう捨てて欲しいって父さんに…」

    さやか「へへー、実はねー…」

    杏子(何だよ、これ…)

    上条「え?今から屋上に?」

    さやか「そう!ちょっと外の空気を吸いに行こう?」

    杏子(昨日までのは何だったんだよ…)

    さやか「うん。そのままでいいから」

    上条「ああ。ごめん、佐倉さん、僕はちょっとさやかと屋上の方に行くから…」

    杏子「…」

    91 = 6 :

    あんあん……

    93 = 1 :

    上条「佐倉さん?」

    杏子「そ、そーか!悪かったな、邪魔して」

    上条「果物だったらまだそこにたくさんあるから、良かったら持って帰って…」

    杏子「じゃーな!」

    ダダッ

    上条「?どうしたんだろう」

    さやか「…」

    94 = 1 :

    杏子(はぁっはぁっ)

    杏子(何だよ!何やってんだよ、あたしは!)

    杏子(一人でうかれて、一人で突っ走って…)

    杏子(これじゃぁまるで、ただの馬鹿じゃねーかよ! …っく)

    杏子(一体何を期待してたんだよっ)

    杏子(あたしに友達なんか、好きなやつなんかできるわけないじゃないか!)

    ガッ

    杏子「ハァッ、ハァッ」

    杏子「…くそっ …っく」

    ガコン!

    QB「君としたことが物を捨てるだなんて、もったいないじゃないか!」

    杏子「いいんだよ、あれは食いもんじゃない」

    杏子「もう用のない物だ」

    QB「『ゴスペル入門』『発声練習の仕方』か。あの少年にあげるんじゃなかったのかい?」

    杏子「黙れ」

    95 = 1 :

    QB「…まぁ、君自信が買った物だし、僕がどうこう言う筋合いはないけどね」

    杏子「行くぞ」

    QB「?どこにだい?」

    杏子「風見野の魔女、全部狩りつくす」

    QB「やっとやる気になったようだね。でも全部というのは…」

    QB「…行っちゃったか」

    QB「穢れが溜まってきているようだ」

    QB「どうやら次に魔女になるのは彼女かもしれないね」

    97 = 1 :

    ~2日後:見滝原市~

    まどか「さやかちゃんおはよー」

    さやか「おはよう、まどか!」

    まどか「さやかちゃんご機嫌だねー」

    さやか「おっ、わかるー?」

    まどか「勿論だよ♪」

    さやか「さすがは私の嫁ー」

    グリグリ

    まどか「きゃー」

    98 = 6 :

    さやさやまどまど

    99 = 1 :

    仁美「もう、お二人とも、学校に遅れますわよ」

    まどか・さやか「「はーい」」

    まどか「あれ?あそこにいるの上条君じゃない?」

    仁美「本当ですわね」

    さやか「ほんとだ、おーい」

    まどか「上条君、退院できたんだ。よかったー」

    仁美「…」

    100 = 1 :

    ~風見野~

    杏子「これで、ラストー!」

    ドガッ

    「…   …」

    杏子「くっ…  ハァッハァッ」

    QB「無茶しすぎじゃないかい?もう丸2日近く戦い続けているじゃないか」

    QB「おかげでまたこの街の魔女を倒しきってしまったじゃないか」

    杏子「そんなら… ハァッハァッ 見滝原に、行けばいーんだろ?」

    QB「おや?君は別の魔法少女の子の担当地区で魔女と戦うのはご法度だと…」

    杏子「うるさい」

    QB「…」


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