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元スレ男「ただいま」 猫「ああ、お邪魔してるぞ」
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猫娘「お前は人間を、あの老婆を愛していただろう」
隻眼の猫「違うのです。私が好いていたのはあの老婆の優しさだったのです。彼女の息子は、私や彼女の愛したものを全て奪い取った」
隻眼の猫「そして、私は聞いた。あの男が、私を保健所に送ろうとしていたことを」
男「保健所・・・」
隻眼の猫「そうだ、今日も何十匹という仲間が、人間のエゴのせいで殺された。信じていた人間に」
隻眼の猫「人間は殺しています。仲間を、そしてこの自然を。我々妖怪を、仲間を」
隻眼の猫「それは貴方にも分かっていたはずだ。そんな相手と共存など、できるはずがない」
男「それは、」
猫娘「言いたいことはそれだけか、マサムネ・・・」
隻眼の猫「!」びくっ
隻眼の猫「違うのです。私が好いていたのはあの老婆の優しさだったのです。彼女の息子は、私や彼女の愛したものを全て奪い取った」
隻眼の猫「そして、私は聞いた。あの男が、私を保健所に送ろうとしていたことを」
男「保健所・・・」
隻眼の猫「そうだ、今日も何十匹という仲間が、人間のエゴのせいで殺された。信じていた人間に」
隻眼の猫「人間は殺しています。仲間を、そしてこの自然を。我々妖怪を、仲間を」
隻眼の猫「それは貴方にも分かっていたはずだ。そんな相手と共存など、できるはずがない」
男「それは、」
猫娘「言いたいことはそれだけか、マサムネ・・・」
隻眼の猫「!」びくっ
ボン・・・
猫「人間は確かに身勝手かも知れぬ。じゃが、だからといって貴様の身勝手な言い分を通して良い道理もない」
隻眼の猫「しかし・・・」
猫「ここで争って何になるのじゃ?人間に宣戦を布告する?我らの存在を知らしめる?それで何を得るのじゃ?」
男「・・・」
猫「現にお前は、お前を一番想っていた猫を殺し、仲間を化け物に変えた。それで何を得たのじゃ?何を得るんじゃ!?」
隻眼の猫「・・・!」
猫「人間が正しい、などとは言わぬ。むしろ人間は正しいことなどほとんどありはしない、自分勝手な生き物じゃ」
男「っ・・・」
猫「じゃが、貴様のしたことは過ちでしかない。人間のクズよりもさらに下の、最悪最低の行いじゃ!!」
猫「人間は確かに身勝手かも知れぬ。じゃが、だからといって貴様の身勝手な言い分を通して良い道理もない」
隻眼の猫「しかし・・・」
猫「ここで争って何になるのじゃ?人間に宣戦を布告する?我らの存在を知らしめる?それで何を得るのじゃ?」
男「・・・」
猫「現にお前は、お前を一番想っていた猫を殺し、仲間を化け物に変えた。それで何を得たのじゃ?何を得るんじゃ!?」
隻眼の猫「・・・!」
猫「人間が正しい、などとは言わぬ。むしろ人間は正しいことなどほとんどありはしない、自分勝手な生き物じゃ」
男「っ・・・」
猫「じゃが、貴様のしたことは過ちでしかない。人間のクズよりもさらに下の、最悪最低の行いじゃ!!」
隻眼の猫「・・・どうやら、言葉は通じないようですな。なら、」
猫「・・・」
隻眼の猫「力ずくで、俺の理論を通してみせよう・・・。そして、貴方を超えてみせる」バキバキッ!!
男「・・・うわ」
猫「・・・」
隻眼の大ライオン「グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッ!!」
猫「大した本性、本体じゃな」
隻眼の大ライオン「満月の力を得た私に勝てるものなどない!しかも、貴方の周りは敵だらけだ。ここまでですね、我が師よ」
猫「若いの・・・。まだまだ若いんじゃよお前は」
隻眼の大ライオン「ふ・・・。かかれ、全軍!!」
「キシャァァァァァァ!!」
「ハァァァァァァァァァ!!」
「グォォォォォッッッ!!」
「ゾルゾルゾルッ!!」
猫「・・・」
隻眼の猫「力ずくで、俺の理論を通してみせよう・・・。そして、貴方を超えてみせる」バキバキッ!!
男「・・・うわ」
猫「・・・」
隻眼の大ライオン「グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッ!!」
猫「大した本性、本体じゃな」
隻眼の大ライオン「満月の力を得た私に勝てるものなどない!しかも、貴方の周りは敵だらけだ。ここまでですね、我が師よ」
猫「若いの・・・。まだまだ若いんじゃよお前は」
隻眼の大ライオン「ふ・・・。かかれ、全軍!!」
「キシャァァァァァァ!!」
「ハァァァァァァァァァ!!」
「グォォォォォッッッ!!」
「ゾルゾルゾルッ!!」
男「こんの・・・!」
猫「!?人間!?」
隻眼の大ライオン「ほぉ、何を・・・?」
男「食らえ、マタタビ爆弾!!」
猫「な、」
隻眼の大ライオン「に!?」
「キシャァァァァ・・・」
「ハァァァァァァァァァァァァ・・・」
「グォォォォォッッッ・・・」
「ゾルゾルゾルッ・・・」
隻眼の大ライオン「貴様何を!?」
男「マタタビエキスをたっぷりしみこませた布のボールだ。マタタビの匂いはするわ、転がってじゃれるわで忙しいだろ」
猫「妙案とは、それか!!」
猫「!?人間!?」
隻眼の大ライオン「ほぉ、何を・・・?」
男「食らえ、マタタビ爆弾!!」
猫「な、」
隻眼の大ライオン「に!?」
「キシャァァァァ・・・」
「ハァァァァァァァァァァァァ・・・」
「グォォォォォッッッ・・・」
「ゾルゾルゾルッ・・・」
隻眼の大ライオン「貴様何を!?」
男「マタタビエキスをたっぷりしみこませた布のボールだ。マタタビの匂いはするわ、転がってじゃれるわで忙しいだろ」
猫「妙案とは、それか!!」
隻眼の大ライオン「おのれ小癪な・・・!!」
男「おおっと、さらにこっちの連中にはこれをプレゼントだ」ポイッ
猫「あ、あれは・・・」
男「そう、マタタビの木の枝そのまんまと、高級猫の餌!さらに自動で逃げ回る鼠玩具耐久性アップ版!!」
隻眼の大ライオン「貴様・・・!!」
猫「人間・・・!!」
男「さ、これで一対一ですよネコさんに化け物ライオン!!」
隻眼の大ライオン「く・・・。舐めるな、月の力を得た俺は、すでにこいつを越えているっ!!」
猫「残念じゃな・・・よい才能なのじゃが。潰さねばなるまいて」
隻眼の大ライオン「!?」
猫「人間・・・願わくばこの姿は・・・見てくれるな」バキバキバキッ!!
男「!!」
男「おおっと、さらにこっちの連中にはこれをプレゼントだ」ポイッ
猫「あ、あれは・・・」
男「そう、マタタビの木の枝そのまんまと、高級猫の餌!さらに自動で逃げ回る鼠玩具耐久性アップ版!!」
隻眼の大ライオン「貴様・・・!!」
猫「人間・・・!!」
男「さ、これで一対一ですよネコさんに化け物ライオン!!」
隻眼の大ライオン「く・・・。舐めるな、月の力を得た俺は、すでにこいつを越えているっ!!」
猫「残念じゃな・・・よい才能なのじゃが。潰さねばなるまいて」
隻眼の大ライオン「!?」
猫「人間・・・願わくばこの姿は・・・見てくれるな」バキバキバキッ!!
男「!!」
隻眼の大ライオン「ば、かな、そんな・・・」
男「ぁ・・・!」
猫「月の力が自分のものだとでも思ったのか?」バキバキバキ!!
猫「変化ができるのは自分だけだと?」バキバキバキ!!!!
猫「化け物が、自分が最強だと本気で思ったのか?」バキバキバキ!!
隻眼の大ライオン「あ・・・ぁ・・・」
男「―――――」
白金の大虎「―――だから、お前は若いんじゃ」
隻眼の大ライオン「ぁ・・・」
白金の大虎「ゴァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!」
男「ぁ・・・!」
猫「月の力が自分のものだとでも思ったのか?」バキバキバキ!!
猫「変化ができるのは自分だけだと?」バキバキバキ!!!!
猫「化け物が、自分が最強だと本気で思ったのか?」バキバキバキ!!
隻眼の大ライオン「あ・・・ぁ・・・」
男「―――――」
白金の大虎「―――だから、お前は若いんじゃ」
隻眼の大ライオン「ぁ・・・」
白金の大虎「ゴァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!」
月島「!」
凶「ほぅ・・・。言うだけのォことはあってェ・・・。禍々しいぞォ、猫めがァ・・・」
月島「・・・」
凶「なぜェ戦意を喪失させた小娘ェ・・・?」
月島「お前と戦う理由が無くなった。そしてこれでハッピーエバーアフターだ」
凶「ほォ・・・。私をォ倒ォさずとも、ハッピーエンドだとォ・・・?」
月島「・・・お前は最初から私を殺す気なんてなかっただろう。そしてそれは私も同じだ」
凶「何・・・?」
月島「奴らがもぎ取った結末なら、私も言うことはないさ。それに、少し疲れたんだ」
凶「・・・」
月島「お前も、身を休めた方が良い。心臓の傷、まだ塞がっていないのだろう?」
凶「・・・勝負はァ預けたぞ小ォ娘・・・。次は殺す」
月島「やってみろ、化け物」
凶「ほぅ・・・。言うだけのォことはあってェ・・・。禍々しいぞォ、猫めがァ・・・」
月島「・・・」
凶「なぜェ戦意を喪失させた小娘ェ・・・?」
月島「お前と戦う理由が無くなった。そしてこれでハッピーエバーアフターだ」
凶「ほォ・・・。私をォ倒ォさずとも、ハッピーエンドだとォ・・・?」
月島「・・・お前は最初から私を殺す気なんてなかっただろう。そしてそれは私も同じだ」
凶「何・・・?」
月島「奴らがもぎ取った結末なら、私も言うことはないさ。それに、少し疲れたんだ」
凶「・・・」
月島「お前も、身を休めた方が良い。心臓の傷、まだ塞がっていないのだろう?」
凶「・・・勝負はァ預けたぞ小ォ娘・・・。次は殺す」
月島「やってみろ、化け物」
隻眼の大ライオン「ばかな、こんな、こんなに差があるのか!?」
白金の大虎「何に驚く?なぜ驚く?超自然的な力とやらから生じた貴様が、自然の道理にしたがって敗れようとしているのに。即ち―――」
隻眼の大ライオン「ひ・・・!」
白金の大虎「―――弱肉強食。塵に過ぎない妖怪は、塵に還るのだな」
隻眼の大ライオン「ふざけるな、俺は、俺も神格化している!!つまり力は互角!!互いをぶつければ、対消滅が基本のはず!!」
白金の大虎「ならば試してみるがよい。神とはどういうものか、貴様には永遠に知れないだろうがな」
隻眼の大ライオン「黙れ!!そして死ねェェェェェッッ!!」
白金の大虎「―――」
ガブッッッ!!
男「あ・・・!!」
隻眼の大ライオン「どうだ!?」
白金の大虎「何に驚く?なぜ驚く?超自然的な力とやらから生じた貴様が、自然の道理にしたがって敗れようとしているのに。即ち―――」
隻眼の大ライオン「ひ・・・!」
白金の大虎「―――弱肉強食。塵に過ぎない妖怪は、塵に還るのだな」
隻眼の大ライオン「ふざけるな、俺は、俺も神格化している!!つまり力は互角!!互いをぶつければ、対消滅が基本のはず!!」
白金の大虎「ならば試してみるがよい。神とはどういうものか、貴様には永遠に知れないだろうがな」
隻眼の大ライオン「黙れ!!そして死ねェェェェェッッ!!」
白金の大虎「―――」
ガブッッッ!!
男「あ・・・!!」
隻眼の大ライオン「どうだ!?」
白金の大虎「・・・失せろ」
ゴッ!!
隻眼の大ライオン「うおっ!?か、風!?」
白金の大虎「なぜ驚く?でいだらぼっちと化した互いの身で、なぜお前はこんなことすらできぬのだ?」
隻眼の大ライオン「うぐっ・・・」
白金の大虎「いいだろう、貴様と対消滅するというのなら、試してやろう」
隻眼の大ライオン「ぐ・・・くそぉぉぉぉぉ!!」
隻眼の大ライオン「グォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッ!!」
白金の大虎「後ァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!」
男「うわぁぁぁぁぁぁァッッ!?」
ゴッ!!
隻眼の大ライオン「うおっ!?か、風!?」
白金の大虎「なぜ驚く?でいだらぼっちと化した互いの身で、なぜお前はこんなことすらできぬのだ?」
隻眼の大ライオン「うぐっ・・・」
白金の大虎「いいだろう、貴様と対消滅するというのなら、試してやろう」
隻眼の大ライオン「ぐ・・・くそぉぉぉぉぉ!!」
隻眼の大ライオン「グォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッッッ!!」
白金の大虎「後ァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!」
男「うわぁぁぁぁぁぁァッッ!?」
・・・
雪女「連中、諦めたようですねー」
娘「ということは、猫が収まったということですか・・・」
雪女「ほーれみろ、やっぱり平気だったじゃないですかー」
娘「・・・。今回は、何とか、でしょう」ピキピキ
雪女「世の中結果が全てです。過程や方法など、どうでもいいのだァーッ!」
娘「はぁ・・・。しかし、最後は神同士の戦いですか。正直、危なかったですよ」
雪女「それも事実ですねー。でも、神同士が戦った時点でこの結果は見えてるんだなーこれが」
娘「え?」
雪女「昔っから、神と神が戦ったら両者引き分けで対消滅って決まってるんですよー。どんなに力の差があっても、ねー」
娘「そう、なんですか」
雪女「さて、そろそろ愛しのダーリン達が戻ってきますよ。ふふ、戦地は大変だったでしょうけど」
娘「・・・くすっ。そうですね」
雪女「連中、諦めたようですねー」
娘「ということは、猫が収まったということですか・・・」
雪女「ほーれみろ、やっぱり平気だったじゃないですかー」
娘「・・・。今回は、何とか、でしょう」ピキピキ
雪女「世の中結果が全てです。過程や方法など、どうでもいいのだァーッ!」
娘「はぁ・・・。しかし、最後は神同士の戦いですか。正直、危なかったですよ」
雪女「それも事実ですねー。でも、神同士が戦った時点でこの結果は見えてるんだなーこれが」
娘「え?」
雪女「昔っから、神と神が戦ったら両者引き分けで対消滅って決まってるんですよー。どんなに力の差があっても、ねー」
娘「そう、なんですか」
雪女「さて、そろそろ愛しのダーリン達が戻ってきますよ。ふふ、戦地は大変だったでしょうけど」
娘「・・・くすっ。そうですね」
男「う・・・?」
月島「目が覚めたか」
男「あんたは・・・。ここは?」
月島「猫屋敷の前の広場だ。倒れたまま動かないから、死んだかと思った」
男「っ!そうだ、ネコさんにあのライオンは!?それに他の猫たちは!?」
月島「・・・。無事な猫たちはもう自分の家に着く頃だ。キミは一晩中そうして倒れていたのだから」
男「一晩中・・・?そういえば、空が明るく・・・?」
月島「見ろ、ちょうど日が昇る。ようやく、全ての戦いが終わった。戦争は起きなかった」
男「・・・っ」
月島「希望の光、というのは陳腐なセリフだ。おい、無理に動くな。生きてるのが奇跡なんだから」
男「そう、なのか?」
月島「当たり前だ。あんな至近距離で神さま同士の戦いを見ていたんだ。何かすごい力に救われたとしか思えないな」
月島「目が覚めたか」
男「あんたは・・・。ここは?」
月島「猫屋敷の前の広場だ。倒れたまま動かないから、死んだかと思った」
男「っ!そうだ、ネコさんにあのライオンは!?それに他の猫たちは!?」
月島「・・・。無事な猫たちはもう自分の家に着く頃だ。キミは一晩中そうして倒れていたのだから」
男「一晩中・・・?そういえば、空が明るく・・・?」
月島「見ろ、ちょうど日が昇る。ようやく、全ての戦いが終わった。戦争は起きなかった」
男「・・・っ」
月島「希望の光、というのは陳腐なセリフだ。おい、無理に動くな。生きてるのが奇跡なんだから」
男「そう、なのか?」
月島「当たり前だ。あんな至近距離で神さま同士の戦いを見ていたんだ。何かすごい力に救われたとしか思えないな」
男(ネコさん・・・)
月島「・・・キミがあの猫とどういう関係だったのかは知らない。だが、これだけは伝えないとならない」
男「・・・なん、だ?」
月島「神と神が戦ったら、勝者はいない。両方とも消えてしまう」
男「・・・あ?」
月島「神のルールのようなものだ。あの二匹は、それを承知で戦っていた」
男「オイ待てよ・・・。それじゃ、ネコさんもあのマサムネって猫も・・・」
月島「・・・」
男「嘘だろ・・・。そんな、そんなのって・・・」
月島「・・・キミがあの猫とどういう関係だったのかは知らない。だが、これだけは伝えないとならない」
男「・・・なん、だ?」
月島「神と神が戦ったら、勝者はいない。両方とも消えてしまう」
男「・・・あ?」
月島「神のルールのようなものだ。あの二匹は、それを承知で戦っていた」
男「オイ待てよ・・・。それじゃ、ネコさんもあのマサムネって猫も・・・」
月島「・・・」
男「嘘だろ・・・。そんな、そんなのって・・・」
月島「あの隻眼は、己の一族を護るために。そしてあの猫は、キミを、そして他の一族を護るために戦った。お互いに引くことなく。譲ることなく」
男「・・・」
月島「そして、彼らは・・・。仲間を、キミを守り抜いた。神がそうするかのごとく、キミらを守った」
男「嘘だ・・・」
月島「方向性は違えども、彼らはまさしく神そのものだった・・・。そういうことだ」
男「」
月島「客観的な方向は以上だ。・・・私個人としては、残念。もし彼女の言うとおり千年前に私の前世がいたのなら・・・。もう少し話をしたかった」
男「」
月島「・・・もう会うこともないだろうが。キミに幸があることを祈る」ザッ・・・ザッ・・・
男「」
男「・・・」
月島「そして、彼らは・・・。仲間を、キミを守り抜いた。神がそうするかのごとく、キミらを守った」
男「嘘だ・・・」
月島「方向性は違えども、彼らはまさしく神そのものだった・・・。そういうことだ」
男「」
月島「客観的な方向は以上だ。・・・私個人としては、残念。もし彼女の言うとおり千年前に私の前世がいたのなら・・・。もう少し話をしたかった」
男「」
月島「・・・もう会うこともないだろうが。キミに幸があることを祈る」ザッ・・・ザッ・・・
男「」
男
「それから・・・しばらくして。俺は車に、戻っていた。
どう戻ったのか、まるで覚えていないが・・・。気がついたら運転席にいた。
それでも、助手席に誰もいないのが妙に気になった。
ミラー越しに自分を見ると、死人のような姿をしてた。
閉塞された目。ネコさんはそういった。
今ならわかる。俺は一人だった。あの喋る猫が現れるまで。
けどその後は一人じゃなかった。楽しい日々だった。
そして今は、また一人だった、
「それから・・・しばらくして。俺は車に、戻っていた。
どう戻ったのか、まるで覚えていないが・・・。気がついたら運転席にいた。
それでも、助手席に誰もいないのが妙に気になった。
ミラー越しに自分を見ると、死人のような姿をしてた。
閉塞された目。ネコさんはそういった。
今ならわかる。俺は一人だった。あの喋る猫が現れるまで。
けどその後は一人じゃなかった。楽しい日々だった。
そして今は、また一人だった、
男
「雪女も止まったのだろう。ラジオのニュースは昨日までと同じニュースを流す。
当然のように流れる日々。ネコさんのいう通りだ、昨日神さま同士が戦ったなんて、誰も気にしてなかった。
ひどく時間をかけて、俺はようやく家の駐車場まで戻った。
途中、あちこちで猫がじっと俺を見つめているのが分かった。
だがそれだけだ。喋る猫はいなかった」
「雪女も止まったのだろう。ラジオのニュースは昨日までと同じニュースを流す。
当然のように流れる日々。ネコさんのいう通りだ、昨日神さま同士が戦ったなんて、誰も気にしてなかった。
ひどく時間をかけて、俺はようやく家の駐車場まで戻った。
途中、あちこちで猫がじっと俺を見つめているのが分かった。
だがそれだけだ。喋る猫はいなかった」
月島「・・・久しぶりだな、ここも・・・」
杏奈「・・・妹ちゃん!?」
月島「・・・久しぶりですね、姉さまそれに、・・・兄さま」
・・・
雪女「私だってがんばったんですよー。もう働きたくないでござるー」
娘「はいはい、お互い休暇が必要ですね。私もそろそろ小腹が空きました」
雪女「吸われる!?」
娘「吸いません。―――あ、」
雪女「あー!!帰ってきました!!」
杏奈「・・・妹ちゃん!?」
月島「・・・久しぶりですね、姉さまそれに、・・・兄さま」
・・・
雪女「私だってがんばったんですよー。もう働きたくないでござるー」
娘「はいはい、お互い休暇が必要ですね。私もそろそろ小腹が空きました」
雪女「吸われる!?」
娘「吸いません。―――あ、」
雪女「あー!!帰ってきました!!」
エリス「お姉さん驚いたわよ?あなたがあんなふうな行動とるなんて」
凶「ふん・・・。何のォことだかわからんなァ・・・」
エリス「ふふっ・・・。変わらないのね、そういうところは昔から」
凶「過去に意ィ味など、ないィ・・・」
エリス「あら、昔の女は捨てる主義だったかしら?あたしのこと噛んでおいて?」
凶「時間の無駄だァ、失礼するッ!」
エリス「あらら、照れちゃって・・・。ふふっ」
凶「ふん・・・。何のォことだかわからんなァ・・・」
エリス「ふふっ・・・。変わらないのね、そういうところは昔から」
凶「過去に意ィ味など、ないィ・・・」
エリス「あら、昔の女は捨てる主義だったかしら?あたしのこと噛んでおいて?」
凶「時間の無駄だァ、失礼するッ!」
エリス「あらら、照れちゃって・・・。ふふっ」
and...
男「ネコさん・・・」
男「でも、楽しかったですよね」
男「俺もまだ、頑張れそうです」
男「・・・ただいま」
猫「ああ、お邪魔してるぞ。勝手にな」
fin
男「ネコさん・・・」
男「でも、楽しかったですよね」
男「俺もまだ、頑張れそうです」
男「・・・ただいま」
猫「ああ、お邪魔してるぞ。勝手にな」
fin
過去作読まないと分からん箇所についてはすまん
最後だからと思って全部やってしまった
ここまで長かった・・・。お付き合い&保守感謝
最後だからと思って全部やってしまった
ここまで長かった・・・。お付き合い&保守感謝
>>1の過去作品読みあさったが、月島ちゃんファンとしてはやっぱり肝試しの結末が気になって仕方ない
前スレは>>212であってるよな
見落としてないか?
見落としてないか?
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