私的良スレ書庫
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元スレ男「ただいま」 猫「ああ、お邪魔してるぞ」
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男「じゃ、俺講義だから」
友「ああ、またなー」
男「さて、と・・・。この授業人少ないな・・・。初日はすごい人いたんだけど」
女「・・・失礼、この席開いてるか?」
男「え?ああ、開いてますけど・・・?」
男(他の席もがらがらなのになんでわざわざ俺の横に)
男(でも結構美人だからまぁいいか・・・)
女「唐突に妙な話を聞くが、キミは最近妙な夢を見ていないか?」
男「・・・え?」
女「以前キミは、吸血鬼や雪女の夢を見ていたんじゃないか?」
男「なんでそれを・・・?」
友「ああ、またなー」
男「さて、と・・・。この授業人少ないな・・・。初日はすごい人いたんだけど」
女「・・・失礼、この席開いてるか?」
男「え?ああ、開いてますけど・・・?」
男(他の席もがらがらなのになんでわざわざ俺の横に)
男(でも結構美人だからまぁいいか・・・)
女「唐突に妙な話を聞くが、キミは最近妙な夢を見ていないか?」
男「・・・え?」
女「以前キミは、吸血鬼や雪女の夢を見ていたんじゃないか?」
男「なんでそれを・・・?」
女「少し小耳に挟んだだけだ。それで、最近はどうだ?」
男「・・・」
女「・・・ま、唐突にこんなことを訊くのはどうかと私も思うのだが、しかし時間がないのでな」
男「・・・いや、最近はそういう夢は見てない」
女「そうか、ならいいんだ」ガタッ
男「え?ちょっと、あの」
女「気にするな、深く気にしても仕方ないことだ」すたすた・・・
男「誰だったんだ、あれ・・・」
男(それにしても、どことなくネコさんの喋り方に似てたような・・・?)
男「・・・」
女「・・・ま、唐突にこんなことを訊くのはどうかと私も思うのだが、しかし時間がないのでな」
男「・・・いや、最近はそういう夢は見てない」
女「そうか、ならいいんだ」ガタッ
男「え?ちょっと、あの」
女「気にするな、深く気にしても仕方ないことだ」すたすた・・・
男「誰だったんだ、あれ・・・」
男(それにしても、どことなくネコさんの喋り方に似てたような・・・?)
男「ただいま」
猫「む、帰ったか。早速でスマンが、テレビを点けてくれぬかの」
男「え?点け方なら昨日教えたじゃないですか」
猫「うむ、それは覚えておるのだが、このリモコンとやらのボタンが肉球ではうまく押せぬのだ」
男「ああなるほど・・・」ぽちっ
猫「おお、すまないな、これでニュースが見れる」
男「ニュースを見るんですか」
猫「他に何を見る。他は猫が見ていて楽しいものとは思えぬが」
男「それもそうだ」
猫「む、帰ったか。早速でスマンが、テレビを点けてくれぬかの」
男「え?点け方なら昨日教えたじゃないですか」
猫「うむ、それは覚えておるのだが、このリモコンとやらのボタンが肉球ではうまく押せぬのだ」
男「ああなるほど・・・」ぽちっ
猫「おお、すまないな、これでニュースが見れる」
男「ニュースを見るんですか」
猫「他に何を見る。他は猫が見ていて楽しいものとは思えぬが」
男「それもそうだ」
男「・・・ところで、ネコさんは人に化けれるんでしたよね」
猫「む?ああ、滅多にやらぬが、不可能ではないぞ」
男「そうですか・・・」
猫「?まぁ、勝手を忘れてしまいそうだがな。最後に化けたのは、何十年も前のことじゃし」
男「最近は化けてないんですか」
猫「化けぬ。理由もないしの」
男(じゃあやっぱり別人か・・・)
猫「む?ああ、滅多にやらぬが、不可能ではないぞ」
男「そうですか・・・」
猫「?まぁ、勝手を忘れてしまいそうだがな。最後に化けたのは、何十年も前のことじゃし」
男「最近は化けてないんですか」
猫「化けぬ。理由もないしの」
男(じゃあやっぱり別人か・・・)
男「さて、晩飯にしましょうか」
猫「うむ、至福の時じゃな」
男「今日はマグロの刺身もあります」
猫「なんと。最近見ないから絶滅してしまったのかと思っておった」
男「まさか。これがネコさんの分です」
猫「この匂い・・・。うむ、まさしくマグロよ・・・」
男「いただきます」
・・・
猫「む?」
白猫「なー!」
男「また来ましたね」
猫「なんじゃ、会合なら昨日済んだじゃろうに」
猫「うむ、至福の時じゃな」
男「今日はマグロの刺身もあります」
猫「なんと。最近見ないから絶滅してしまったのかと思っておった」
男「まさか。これがネコさんの分です」
猫「この匂い・・・。うむ、まさしくマグロよ・・・」
男「いただきます」
・・・
猫「む?」
白猫「なー!」
男「また来ましたね」
猫「なんじゃ、会合なら昨日済んだじゃろうに」
うちのぬこも話さないかな
でも「飯」「水」「トイレ汚い」「邪魔」「構え」くらいしか言わないだろうな・・・
でも「飯」「水」「トイレ汚い」「邪魔」「構え」くらいしか言わないだろうな・・・
白猫「うなー!!うにゃなー!!」
猫「何・・・?マサムネのところの人間が?」
男「政宗?」
猫「分かった、お前は彼を頼む。ご苦労じゃった」
白猫「にゃ」
猫「・・・」
男「あの。ネコさん?」
猫「ああ、すまぬな。仲間に不幸があったのでな、その連絡じゃ」
男「不幸・・・?」
猫「我々にはな、人間の寿命が見えることがあるのじゃ。死期を悟る、というやつじゃ」
男「はぁ・・・?」
猫「何・・・?マサムネのところの人間が?」
男「政宗?」
猫「分かった、お前は彼を頼む。ご苦労じゃった」
白猫「にゃ」
猫「・・・」
男「あの。ネコさん?」
猫「ああ、すまぬな。仲間に不幸があったのでな、その連絡じゃ」
男「不幸・・・?」
猫「我々にはな、人間の寿命が見えることがあるのじゃ。死期を悟る、というやつじゃ」
男「はぁ・・・?」
猫「まぁ、仕方のないことじゃよ。我らに比べて、人間の寿命は短いからの」
男「普通の猫なら、逆なんですけどね」
猫「それもそうじゃ」
男「確か、ネコさんは数百年生きているとか?」
猫「数千年、かも知れぬな。もう時間の感覚などとうに狂ってしまった」
男「へぇ・・・」
猫「仕方のないことじゃ、こればかりはの」
男「・・・」
猫「時に人間、こたつはまだ出さぬのか?」
男「は?」
ちょっと飯食ってくる
男「普通の猫なら、逆なんですけどね」
猫「それもそうじゃ」
男「確か、ネコさんは数百年生きているとか?」
猫「数千年、かも知れぬな。もう時間の感覚などとうに狂ってしまった」
男「へぇ・・・」
猫「仕方のないことじゃ、こればかりはの」
男「・・・」
猫「時に人間、こたつはまだ出さぬのか?」
男「は?」
ちょっと飯食ってくる
>>65
それがいいんだよ
それがいいんだよ
男「こたつ?」
猫「冬の風物詩じゃろ」
男「あー、まぁそうですね。一人暮らしの必需品かもしれません。そろそろ出しますか」
猫「おお、やはりあるのか!あれがないと辛抱ならぬわ」
男「猫ってコタツ好きですよね」
猫「人間がこたつを好きなのだろ」
男「あーそれもありますね、はい」
保守感謝
猫「冬の風物詩じゃろ」
男「あー、まぁそうですね。一人暮らしの必需品かもしれません。そろそろ出しますか」
猫「おお、やはりあるのか!あれがないと辛抱ならぬわ」
男「猫ってコタツ好きですよね」
猫「人間がこたつを好きなのだろ」
男「あーそれもありますね、はい」
保守感謝
猫「はよ出すんじゃ」
男「て、今?」
猫「今やらずしていつやるのじゃ」
男「出来れば明日まで待ってほしいです」
猫「何だと。それでは私の気持ちが落ち着かぬ」
男「いやそうは言いますが。布団出したりなんだりで忙しいじゃないですか。埃たつし」
猫「むぅ・・・。じゃが・・・」
男「明日は出しますから、それで勘弁してくださいよ」
猫「・・・」
男「て、今?」
猫「今やらずしていつやるのじゃ」
男「出来れば明日まで待ってほしいです」
猫「何だと。それでは私の気持ちが落ち着かぬ」
男「いやそうは言いますが。布団出したりなんだりで忙しいじゃないですか。埃たつし」
猫「むぅ・・・。じゃが・・・」
男「明日は出しますから、それで勘弁してくださいよ」
猫「・・・」
男「機嫌悪いですね」
猫「生殺しじゃ」
男「明日には出しますって」
猫「明日って今じゃ」
男「そうむくれないでくださいよ」
猫「・・・」
男「さて、風呂に入って今日は寝ましょうか」
猫「生殺しじゃ」
男「明日には出しますって」
猫「明日って今じゃ」
男「そうむくれないでくださいよ」
猫「・・・」
男「さて、風呂に入って今日は寝ましょうか」
翌日
猫「起きるのじゃたわけ!!」ばしばし
男「う・・・ん?」
猫「コタツの日が来たのじゃ人間、はよ出せ」ばしばし
男「ね、猫パンチをやめてください、顔面は痛いですから!」
猫「ええいはよせい、冬は待ってはくれぬのだぞ」
男「猫も待つことが出来ないようで・・・」
猫「起きるのじゃたわけ!!」ばしばし
男「う・・・ん?」
猫「コタツの日が来たのじゃ人間、はよ出せ」ばしばし
男「ね、猫パンチをやめてください、顔面は痛いですから!」
猫「ええいはよせい、冬は待ってはくれぬのだぞ」
男「猫も待つことが出来ないようで・・・」
男「ざっとこんなもんかな・・・」
猫 ズササササーッ!!
男「うわ!?早、すごい速さでコタツの中に!」
猫「!」ガバッ
男「出てきた・・・。あの、どんな感じですかね」
猫「電源が入ってないではないか!」
男「あー、失礼。今入れました」ぱちん
猫「しかし温まるまで時間がかかるの・・・」
男「ああ、そういえばこれ。猫じゃらし買いましたよ」
猫「貴様私をなめているのか?仮にも神格化した私に猫じゃらしなど」
猫 ズササササーッ!!
男「うわ!?早、すごい速さでコタツの中に!」
猫「!」ガバッ
男「出てきた・・・。あの、どんな感じですかね」
猫「電源が入ってないではないか!」
男「あー、失礼。今入れました」ぱちん
猫「しかし温まるまで時間がかかるの・・・」
男「ああ、そういえばこれ。猫じゃらし買いましたよ」
猫「貴様私をなめているのか?仮にも神格化した私に猫じゃらしなど」
男「そうですか、それは残念・・・」ふりふり
猫「う、む。化け猫をな、なめるなよ・・・」
男「・・・ん?」
猫「・・・」
男「・・・」ふりっ
猫「!」ぴくっ
男「・・・ネコさん?」ふりふり
猫「な、なんじゃ」ぴくぴくっ
男「・・・」すーっ(近づけて)
猫「な、何じゃ、なぜそんな玩具を近づける」
男「えい」すっ(離す!)
猫「っ!っ!」ばしんばしん!!
猫「う、む。化け猫をな、なめるなよ・・・」
男「・・・ん?」
猫「・・・」
男「・・・」ふりっ
猫「!」ぴくっ
男「・・・ネコさん?」ふりふり
猫「な、なんじゃ」ぴくぴくっ
男「・・・」すーっ(近づけて)
猫「な、何じゃ、なぜそんな玩具を近づける」
男「えい」すっ(離す!)
猫「っ!っ!」ばしんばしん!!
男「じゃれてるじゃないですか」ふりふり
猫「ほ、本能に働きかけるとは卑怯だぞ!」ばしばし
男「猫は猫、ってことじゃないですか」ふりふり
猫「わ、私は化け猫だぞ」ばしばし
男「化け猫もじゃれる、と」ふりふり
猫「っ!!っ!!」ばしばし
男「猫ですねぇ」
猫「ほ、本能に働きかけるとは卑怯だぞ!」ばしばし
男「猫は猫、ってことじゃないですか」ふりふり
猫「わ、私は化け猫だぞ」ばしばし
男「化け猫もじゃれる、と」ふりふり
猫「っ!!っ!!」ばしばし
男「猫ですねぇ」
・・・
男「何も引っ掻かなくても」
猫(こたつ)『ふん、私で遊んだ罰じゃ。この程度ですんで感謝せい!』
男「むしろ遊んでたのはネコさんじゃ・・・」
猫『!』がりっ
男「いたた、わかりましたもう言いませんから!」
猫『まったく・・・///』
男(化け猫にも恥じらいはあるんだなぁ・・・)
猫『人間』
男「は、はい、何でしょう」
猫『た、たまになら遊んでやっても私は構わないぞ』
男「・・・」
男「はい、よろしくお願いしますね」
猫『///』
男「何も引っ掻かなくても」
猫(こたつ)『ふん、私で遊んだ罰じゃ。この程度ですんで感謝せい!』
男「むしろ遊んでたのはネコさんじゃ・・・」
猫『!』がりっ
男「いたた、わかりましたもう言いませんから!」
猫『まったく・・・///』
男(化け猫にも恥じらいはあるんだなぁ・・・)
猫『人間』
男「は、はい、何でしょう」
猫『た、たまになら遊んでやっても私は構わないぞ』
男「・・・」
男「はい、よろしくお願いしますね」
猫『///』
>>79
化けたから年取らないんだよ…多分
化けたから年取らないんだよ…多分
>>79そーともかぎらにゃい
男「さて、たまの土曜ですし、少しまったりしますか」
猫『私はすでにまったりだがな』
男「まぁ猫ですしね」
猫『何じゃその、まるで猫が毎日ぐーたらしてるとでも言いたげな発言は』
男「え?」
猫『お前のその発言で全猫を敵に回したぞ』
男「そうでしたかすいません」
猫『いや、概ね当たりじゃよ』
男「・・・やっぱり」
猫『それが猫の仕事じゃ』
猫『私はすでにまったりだがな』
男「まぁ猫ですしね」
猫『何じゃその、まるで猫が毎日ぐーたらしてるとでも言いたげな発言は』
男「え?」
猫『お前のその発言で全猫を敵に回したぞ』
男「そうでしたかすいません」
猫『いや、概ね当たりじゃよ』
男「・・・やっぱり」
猫『それが猫の仕事じゃ』
男「仕事」
猫『むしろ猫に限った話ではないのじゃがな。人間が動きすぎなのじゃ』
男「そうですか?」
猫『社会じゃ何だとか、面倒じゃないのかの』
男「はぁ」
猫『ま、人間の問題じゃ、私らには関係の無いことじゃが』
男「にしても、ネコさんは難しい話をしますね」
猫『歳は取りたくないの、こういう話しかできなくなってしまったわ』
猫『むしろ猫に限った話ではないのじゃがな。人間が動きすぎなのじゃ』
男「そうですか?」
猫『社会じゃ何だとか、面倒じゃないのかの』
男「はぁ」
猫『ま、人間の問題じゃ、私らには関係の無いことじゃが』
男「にしても、ネコさんは難しい話をしますね」
猫『歳は取りたくないの、こういう話しかできなくなってしまったわ』
男「ああ、そういえば」
猫『む?』
男「猫さんて、オスですかメスですか?」
猫『・・・』
ガブッ
男「痛たたた!?噛み付きましたね今!」
猫『やかましい、貴様のようなデリカシーのない人間は犬とでも戯れておるがよい』
男「えぇ?」
猫『ふん』ツーン
猫『む?』
男「猫さんて、オスですかメスですか?」
猫『・・・』
ガブッ
男「痛たたた!?噛み付きましたね今!」
猫『やかましい、貴様のようなデリカシーのない人間は犬とでも戯れておるがよい』
男「えぇ?」
猫『ふん』ツーン
男「さて、今日の晩飯は何にしようか・・・」
猫「む」もぞもぞ
男「ああ、出てきたんすか」
猫「ああ、喉が渇いたのでな」
男「水はあそこにあります」
猫「ん。で、何をしておるのじゃ」
男「ああ、テレビゲームですよ。ここでクロックアップを使って・・・」
猫「?よく分からんが、楽しそうじゃの」
男「『1・2・3・ライダー・・・』、あそうだネコさん、今日のご飯ですけど」
猫「ああ、任せるぞ。今晩は冷えそうじゃしの」
男「買い物行ってきますよ。明日の分まで買ってしまえば、明日一日中まったりできるし」
猫「左様か。できればこたつの電源はつけて行ってほしいのじゃが」
男「言うと思いました。電気とかは消しますけど、こたつはつけておきます」
猫「ん。助かる」
男「さて、じゃあ行ってきます。早く行かないと心が折れそうだし」
猫「ああ。気をつけるのじゃぞ」
・・・
猫「さて、私はこたつで一眠りでもしようかの」
猫「・・・」
猫「誰も居ないのなら、少し試してみようかの。勘が鈍ってなければよいが」
猫「左様か。できればこたつの電源はつけて行ってほしいのじゃが」
男「言うと思いました。電気とかは消しますけど、こたつはつけておきます」
猫「ん。助かる」
男「さて、じゃあ行ってきます。早く行かないと心が折れそうだし」
猫「ああ。気をつけるのじゃぞ」
・・・
猫「さて、私はこたつで一眠りでもしようかの」
猫「・・・」
猫「誰も居ないのなら、少し試してみようかの。勘が鈍ってなければよいが」
買い物帰り
男「寒・・・。こりゃ雪降るかも・・・」
?「なら、その前に私の事情も済ませたいのだが」
男「!」
女「・・・」
男「またあんたか」
女「すまないな、キミに迷惑かけるつもりは無かったのだが、状況が変わってきた」
男「何を?」
女「雪女、それに吸血鬼と来て、次は猫なんだよ。他の連中との争いは終わりつつあるのに、ここに来てだ」
男「!?」
女「猫に何か心当たりでも?」
男「・・・いやないね。先を急ぐから、失礼する」
女「ああ、それは構わないが。一つだけ。『隻眼が蜂起した』とだけ、伝えてくれ」
男「伝える・・・?」
女「ああ。そうしないと取り返しがつかないことになる。頼んだぞ」てくてく・・・
男「お、おい!・・・。何なんだアイツ・・・」
男「寒・・・。こりゃ雪降るかも・・・」
?「なら、その前に私の事情も済ませたいのだが」
男「!」
女「・・・」
男「またあんたか」
女「すまないな、キミに迷惑かけるつもりは無かったのだが、状況が変わってきた」
男「何を?」
女「雪女、それに吸血鬼と来て、次は猫なんだよ。他の連中との争いは終わりつつあるのに、ここに来てだ」
男「!?」
女「猫に何か心当たりでも?」
男「・・・いやないね。先を急ぐから、失礼する」
女「ああ、それは構わないが。一つだけ。『隻眼が蜂起した』とだけ、伝えてくれ」
男「伝える・・・?」
女「ああ。そうしないと取り返しがつかないことになる。頼んだぞ」てくてく・・・
男「お、おい!・・・。何なんだアイツ・・・」
男「ただいまー」
猫「っ!!」がたん!
男「刺身安かったんで買ってきましたよ、うわ部屋真っ暗だ。電気電気・・・」
猫「ち、ちょっとま・・・!」
パチン
男「え、何・・・を・・・?」
猫娘「・・・」
男「・・・」
男「は?」
猫「っ!!」がたん!
男「刺身安かったんで買ってきましたよ、うわ部屋真っ暗だ。電気電気・・・」
猫「ち、ちょっとま・・・!」
パチン
男「え、何・・・を・・・?」
猫娘「・・・」
男「・・・」
男「は?」
猫娘「あ、ちがうのじゃ、これは、」
男「・・・あんたは・・・?」
猫娘「ええい、まともな反応で返すなたわけ!私以外に誰がこの部屋におるのじゃ!?」
男「え?・・・ネコさん?」
猫娘「じゃからそうじゃと言っておろうに!!」
男(あの女にそっくりだけど・・・、あの猫耳は・・・)
猫娘「なんと言うタイミングで帰宅するのじゃお前は・・・!変化をとこうと必死じゃというのに!」
男「ええと、すいません。どういうことでしょうか。というか、な、何でTシャツ一枚なんですか!?」
猫娘「ああ、服はお前のを失敬したのじゃが、これは何じゃ?和服とは少し違うようじゃが」
男「・・・あんたは・・・?」
猫娘「ええい、まともな反応で返すなたわけ!私以外に誰がこの部屋におるのじゃ!?」
男「え?・・・ネコさん?」
猫娘「じゃからそうじゃと言っておろうに!!」
男(あの女にそっくりだけど・・・、あの猫耳は・・・)
猫娘「なんと言うタイミングで帰宅するのじゃお前は・・・!変化をとこうと必死じゃというのに!」
男「ええと、すいません。どういうことでしょうか。というか、な、何でTシャツ一枚なんですか!?」
猫娘「ああ、服はお前のを失敬したのじゃが、これは何じゃ?和服とは少し違うようじゃが」
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