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元スレ勇者「ごめんみんな。死んでくれ。」
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王「久方ぶりだな、勇者よ。そなたの妹が亡くなってから、旅に出たと聞いていたが・・・」
勇者「魔王が現れたと聞き、世界の危機を感じ舞い戻った次第です。」
王「よくぞ言ってくれた勇者よ。そなたこそ真の勇者だ。」
勇者「・・・いえ。」
王「伝説にはこうある。」
ー魔王現れしとき、また勇者も産まれ出でん。
深い闇と目映い光。
彼の者其を倒すとき、世界は一つとなり永劫の平穏が約束されん。
勇者「魔王が現れたと聞き、世界の危機を感じ舞い戻った次第です。」
王「よくぞ言ってくれた勇者よ。そなたこそ真の勇者だ。」
勇者「・・・いえ。」
王「伝説にはこうある。」
ー魔王現れしとき、また勇者も産まれ出でん。
深い闇と目映い光。
彼の者其を倒すとき、世界は一つとなり永劫の平穏が約束されん。
勇者「僕も、よく知っています。」
王「そうであったな。歳をとると話が長くなっていかん。
まずは酒場に行き、仲間を雇うがよい。契約にかかる費用は全て国が持つゆえ、腕利きの傭兵を連れていくとよかろう。
生憎、城の兵士なぞより余程実践経験が豊かだろうからの。」
勇者「お力添え、ありがとうございます。では、行って参ります。」
王様「まあ待て、折角の門出だというのにそんなに急ぐものではない。
・・・大臣、あれを。」
王「そうであったな。歳をとると話が長くなっていかん。
まずは酒場に行き、仲間を雇うがよい。契約にかかる費用は全て国が持つゆえ、腕利きの傭兵を連れていくとよかろう。
生憎、城の兵士なぞより余程実践経験が豊かだろうからの。」
勇者「お力添え、ありがとうございます。では、行って参ります。」
王様「まあ待て、折角の門出だというのにそんなに急ぐものではない。
・・・大臣、あれを。」
大臣「は。」
勇者「この宝剣は?」
王様「兵団長・・・亡くなったそなたの父上より、そなたがいつか旅に出るとき、渡すように頼まれていたのだ。」
勇者「父が・・・」
勇者は宝剣を鞘から抜こうとした!
勇者「この宝剣は?」
王様「兵団長・・・亡くなったそなたの父上より、そなたがいつか旅に出るとき、渡すように頼まれていたのだ。」
勇者「父が・・・」
勇者は宝剣を鞘から抜こうとした!
勇者「・・・抜けない?」
王様「城の者が何人束になろうと抜けなかった剣だ。
しかし国の英雄とまで呼ばれたそなたの父の言葉だ。
何か訳があるのだろう。持っていきなさい。」
勇者「わかりました。確かに。」
王様「うむ。そなたの旅に必要な道具や貨幣も、全て酒場の女将に預けてある。
心して行けよ。道中、そなたに神の加護があらんことを。」
勇者「・・・ありがとうございます。王様。」
王様「城の者が何人束になろうと抜けなかった剣だ。
しかし国の英雄とまで呼ばれたそなたの父の言葉だ。
何か訳があるのだろう。持っていきなさい。」
勇者「わかりました。確かに。」
王様「うむ。そなたの旅に必要な道具や貨幣も、全て酒場の女将に預けてある。
心して行けよ。道中、そなたに神の加護があらんことを。」
勇者「・・・ありがとうございます。王様。」
城下町、酒場
女将「いらっしゃい。あなたが勇者ね。初めまして。私がここを仕切る女将よ。」
勇者「はじめまして。」
女将「早速だけど、いま酒場に登録している腕利きの傭兵のリストを作っておいたわ。
目を通して、気に入ったら連れておゆき。」
勇者「申し訳ありませんが、僕は自分の目で確かめたいのです。自分の背中を預ける仲間ですから。」
女将「わかったわ。じゃあ、あなたのお眼鏡にかなう子はいるかしら?」
女将「いらっしゃい。あなたが勇者ね。初めまして。私がここを仕切る女将よ。」
勇者「はじめまして。」
女将「早速だけど、いま酒場に登録している腕利きの傭兵のリストを作っておいたわ。
目を通して、気に入ったら連れておゆき。」
勇者「申し訳ありませんが、僕は自分の目で確かめたいのです。自分の背中を預ける仲間ですから。」
女将「わかったわ。じゃあ、あなたのお眼鏡にかなう子はいるかしら?」
勇者「・・・(強い意思を秘めた瞳、傷の少ない盾。まだ実践経験は少なそうだけど、彼なら、きっと。)
・・・あそこに座っている若い戦士を。」
女将「え、いや確かにいい子だけど、彼より強い戦士は他にいるわよ?」
勇者「いいんです。それと・・・
(気丈に見えるけど、襟の大きいローブで表情を抑えている。
手にはめたグローブは所々焦げていて、炎系を得意としている、か)
・・・そこの魔法使いさん。」
女将「え、ええ・・・」
勇者「あとは・・・
(慈愛に満ちた目、そしてあの法衣は、水の加護が強く宿っている。もしかしたら・・・)
・・・あの女性を。」
・・・あそこに座っている若い戦士を。」
女将「え、いや確かにいい子だけど、彼より強い戦士は他にいるわよ?」
勇者「いいんです。それと・・・
(気丈に見えるけど、襟の大きいローブで表情を抑えている。
手にはめたグローブは所々焦げていて、炎系を得意としている、か)
・・・そこの魔法使いさん。」
女将「え、ええ・・・」
勇者「あとは・・・
(慈愛に満ちた目、そしてあの法衣は、水の加護が強く宿っている。もしかしたら・・・)
・・・あの女性を。」
女将「悪いけど勇者くん。あなたが選んだ子達は実践経験も豊かじゃなく、戦いを生き延びるしたたかさも持ち合わせてないわ。
いくらあなたが勇者でも、このパーティじゃ」
勇者「女将さん。」
女将「ひ、はいっ!」
勇者「僕は共に戦う仲間を選んでるんです。
それは強さよりも、確かな思いの方が重要なこともあります。僕は、彼らと旅をしたい。」
女将「わ、わかったわ。それじゃあ、戦士くん!魔法使いちゃん!僧侶ちゃん!勇者様からご指名よ!」
客達「おいおい・・・マジかよ・・・勇者様は死ににいくつもりか・・・世界の命運がかかっているというのに・・・」
いくらあなたが勇者でも、このパーティじゃ」
勇者「女将さん。」
女将「ひ、はいっ!」
勇者「僕は共に戦う仲間を選んでるんです。
それは強さよりも、確かな思いの方が重要なこともあります。僕は、彼らと旅をしたい。」
女将「わ、わかったわ。それじゃあ、戦士くん!魔法使いちゃん!僧侶ちゃん!勇者様からご指名よ!」
客達「おいおい・・・マジかよ・・・勇者様は死ににいくつもりか・・・世界の命運がかかっているというのに・・・」
戦士「ありがとうございます。勇者殿。必ずや、あなたの剣となります。」
魔法使い「よろしく。勇者さん。」
僧侶「私なんかでよろしいのですか?」
勇者「みんな、僕が選んだパーティだ。このパーティでダメだったら、それは僕がダメだったってことだ。
これから、命をかけてもらうこともあると思う。だけど、みんな強い気持ちがあってここにいると思うんだ。」
三人「・・・」
勇者「僕は君達の剣であり、盾になる。足りないところは補ってほしい。これから、どうかよろしく!」
三人「はいっ!」
女将「確かに、こうしてみればいいパーティかもしれないわね。それじゃあ、これ。」
パーティは城の標準兵装を装備した!
10000G手に入れた!
女将「それじゃあ、頑張ってね!」
一同「はい!」
魔法使い「よろしく。勇者さん。」
僧侶「私なんかでよろしいのですか?」
勇者「みんな、僕が選んだパーティだ。このパーティでダメだったら、それは僕がダメだったってことだ。
これから、命をかけてもらうこともあると思う。だけど、みんな強い気持ちがあってここにいると思うんだ。」
三人「・・・」
勇者「僕は君達の剣であり、盾になる。足りないところは補ってほしい。これから、どうかよろしく!」
三人「はいっ!」
女将「確かに、こうしてみればいいパーティかもしれないわね。それじゃあ、これ。」
パーティは城の標準兵装を装備した!
10000G手に入れた!
女将「それじゃあ、頑張ってね!」
一同「はい!」
パーティが去った後、酒場
女将「・・・(あの時の勇者くんの眼光・・・あれが勇者の持つ強い心なのかしら。
でも、それにしてはあまりに、冷たく・・・)
まあ、思い過ごしね!
みんな!今日はめでたい日だから、全部ツケでいいわよ!」
客達「ツケかよ!!」
女将「・・・(そうよね、きっと杞憂だわ。きっと・・・)」
女将「・・・(あの時の勇者くんの眼光・・・あれが勇者の持つ強い心なのかしら。
でも、それにしてはあまりに、冷たく・・・)
まあ、思い過ごしね!
みんな!今日はめでたい日だから、全部ツケでいいわよ!」
客達「ツケかよ!!」
女将「・・・(そうよね、きっと杞憂だわ。きっと・・・)」
まぁまぁ、そこそこやな
スレレベル2
支援がなければ完結せずに150で落ちる程度
スレレベル2
支援がなければ完結せずに150で落ちる程度
城下町、入り口
戦士「では勇者殿、まずはどちらに?」
勇者「魔王の居場所はわからないけど、魔物は東の大陸から侵攻してくると聞いてる。
だから、まずは東の大陸で情報を集めるために、この大陸の東にある港に向かうつもりだよ。」
僧侶「私で本当に大丈夫なのでしょうか・・・」
魔法使い「あんたは昔から弱気ね。だからダメなのよ。」
戦士「二人は知り合いなのですか?」
僧侶「ええ、東の孤児」
魔法使い「ただの知り合いよ。深い繋がりはないわ。」
僧侶「魔法使いちゃん・・・」
勇者「僕たちももっとお互いに信頼し合えるようにならないとね。
それじゃあ旅立とう!」
戦士「では勇者殿、まずはどちらに?」
勇者「魔王の居場所はわからないけど、魔物は東の大陸から侵攻してくると聞いてる。
だから、まずは東の大陸で情報を集めるために、この大陸の東にある港に向かうつもりだよ。」
僧侶「私で本当に大丈夫なのでしょうか・・・」
魔法使い「あんたは昔から弱気ね。だからダメなのよ。」
戦士「二人は知り合いなのですか?」
僧侶「ええ、東の孤児」
魔法使い「ただの知り合いよ。深い繋がりはないわ。」
僧侶「魔法使いちゃん・・・」
勇者「僕たちももっとお互いに信頼し合えるようにならないとね。
それじゃあ旅立とう!」
城の東平原
戦士「たあっ!!」
戦士の攻撃!あばれうさぎに7のダメージ!
魔法使い「火球魔法!」
魔法使いは火の玉で攻撃!カラスこぞうに10のダメージ!
あばれうさぎの攻撃!
戦士「うわっ!」
戦士に7のダメージ!
僧侶「小回復陣・・・!」
戦士は体力が15回復した!
勇者「いいか、戦士くん。あばれうさぎはダメージを受けると攻撃力が上がる。
小さなダメージを別けて与えるより、集中して・・・」
勇者の攻撃!あばれうさぎに20のダメージ!あばれうさぎを倒した!
戦士「すごい・・・」
勇者「魔法使いさんの方は・・・どうやら大丈夫みたいだ。」
魔法使いは閃熱魔法を放った!
モンスターの群れを倒した!
戦士「たあっ!!」
戦士の攻撃!あばれうさぎに7のダメージ!
魔法使い「火球魔法!」
魔法使いは火の玉で攻撃!カラスこぞうに10のダメージ!
あばれうさぎの攻撃!
戦士「うわっ!」
戦士に7のダメージ!
僧侶「小回復陣・・・!」
戦士は体力が15回復した!
勇者「いいか、戦士くん。あばれうさぎはダメージを受けると攻撃力が上がる。
小さなダメージを別けて与えるより、集中して・・・」
勇者の攻撃!あばれうさぎに20のダメージ!あばれうさぎを倒した!
戦士「すごい・・・」
勇者「魔法使いさんの方は・・・どうやら大丈夫みたいだ。」
魔法使いは閃熱魔法を放った!
モンスターの群れを倒した!
戦士「勇者殿は、強いですね。」
勇者「いや、それは違うよ。僕は弱い。」
戦士「そんなこと!さっきだってあばれうさぎを一撃で!」
勇者「僕はね、弱いから工夫するんだ。だからどうしたら強い敵に勝てるかを考えてる。」
戦士「でも、自分にはない強さです。自分は馬鹿みたいに向かっていくことしか出来ませんから・・・」
勇者「・・・戦士くんは、それでいいと思うよ。それはきっと、僕にはない「勇気」だから。」
戦士「え・・・? でも、勇者殿は、「勇気ある者」なのでは?」
勇者「それはお伽噺の中だけ。僕はとても怖がりなんだ。
確かに、もっと強くなれば僕にしか使えない魔法や、僕にしか装備できない武器があるかもしれない。
でも、それだけなんだ。力は戦士くんに敵わない。魔力は魔法使いさんや僧侶ちゃんに敵わない。それが勇者なんだよ。」
戦士「・・・勇者殿がなんと言おうと、自分は勇者殿は勇気ある者だと思っています。」
勇者「はは・・・ありがとう。」
勇者「いや、それは違うよ。僕は弱い。」
戦士「そんなこと!さっきだってあばれうさぎを一撃で!」
勇者「僕はね、弱いから工夫するんだ。だからどうしたら強い敵に勝てるかを考えてる。」
戦士「でも、自分にはない強さです。自分は馬鹿みたいに向かっていくことしか出来ませんから・・・」
勇者「・・・戦士くんは、それでいいと思うよ。それはきっと、僕にはない「勇気」だから。」
戦士「え・・・? でも、勇者殿は、「勇気ある者」なのでは?」
勇者「それはお伽噺の中だけ。僕はとても怖がりなんだ。
確かに、もっと強くなれば僕にしか使えない魔法や、僕にしか装備できない武器があるかもしれない。
でも、それだけなんだ。力は戦士くんに敵わない。魔力は魔法使いさんや僧侶ちゃんに敵わない。それが勇者なんだよ。」
戦士「・・・勇者殿がなんと言おうと、自分は勇者殿は勇気ある者だと思っています。」
勇者「はは・・・ありがとう。」
僧侶「勇者様は、なぜ私たちを選んだのでしょうか。」
魔法使い「さあ。わからないけど、でも勇者といれば魔王に近付ける。
それは私にとって何より重要なこと。
そのチャンスが巡ってきたんだから、私は何がなんでも魔王まで辿り着くわ。」
僧侶「魔法使いちゃん・・・やっぱり、まだ」
魔法使い「僧侶?」
僧侶「あ・・・うん、ごめんなさい。」
魔法使い「もう寝ましょう。明日中には、次の村へ着かないといけないんだから。」
僧侶「そうですね。少しでも足を引っ張らないようにしないと!」
魔法使い「さあ。わからないけど、でも勇者といれば魔王に近付ける。
それは私にとって何より重要なこと。
そのチャンスが巡ってきたんだから、私は何がなんでも魔王まで辿り着くわ。」
僧侶「魔法使いちゃん・・・やっぱり、まだ」
魔法使い「僧侶?」
僧侶「あ・・・うん、ごめんなさい。」
魔法使い「もう寝ましょう。明日中には、次の村へ着かないといけないんだから。」
僧侶「そうですね。少しでも足を引っ張らないようにしないと!」
西の大陸、東の村、村長宅
村長「どうかお願いします!このままでは、村の食料が無くなってしまいます!」
勇者「わかりました。僕達が洞窟へ行って、その魔物の群れを倒してきます。みんなも、いい?」
戦士「もちろんです。」
魔法使い「回り道だけど、仕方ないわね。」
僧侶「困ってる人々を助けるのが、神の僕たる私の仕事です。」
勇者「よし、ちょっと準備をしたら早速行こうか!」
村長「どうかお願いします!このままでは、村の食料が無くなってしまいます!」
勇者「わかりました。僕達が洞窟へ行って、その魔物の群れを倒してきます。みんなも、いい?」
戦士「もちろんです。」
魔法使い「回り道だけど、仕方ないわね。」
僧侶「困ってる人々を助けるのが、神の僕たる私の仕事です。」
勇者「よし、ちょっと準備をしたら早速行こうか!」
村の北、毒の沼地に覆われた洞窟
勇者「みんな気を付けて。ブーツに村で買った油を塗るんだ。そうすればある程度毒をはね除けられる。」
僧侶「本当に勇者様は物知りなのですね。」
勇者「僕も、ただ聞きかじっただけなんだけどね。」
戦士「おおっ!すごい!泥を弾いてる!」バシャバシャバシャ
魔法使い「ちょっと!あんたは少し落ち着きなさい!」
勇者「はは。あれが彼のいいところだと思うよ。」
魔法使い「まったく・・・さ、油が切れないうちに先を急ぎましょうか。」
勇者「みんな気を付けて。ブーツに村で買った油を塗るんだ。そうすればある程度毒をはね除けられる。」
僧侶「本当に勇者様は物知りなのですね。」
勇者「僕も、ただ聞きかじっただけなんだけどね。」
戦士「おおっ!すごい!泥を弾いてる!」バシャバシャバシャ
魔法使い「ちょっと!あんたは少し落ち着きなさい!」
勇者「はは。あれが彼のいいところだと思うよ。」
魔法使い「まったく・・・さ、油が切れないうちに先を急ぎましょうか。」
洞窟、中腹
戦士「かえんぎりいっ!」
どくどくフロッグに22のダメージ!
どくどくフロッグを倒した!
戦士「やっぱり剣を持ってれば魔法のイメージがしやすいな!」
魔法使い「あんたは単細胞なだけ。ほら!倒し損ない!」
戦士「おお!?」
腐りスライムの攻撃!戦士に2のダメージ!
魔法使い「言わんこっちゃない!火炎球魔法!」
腐りスライムに42のダメージ!腐りスライムを倒した!
僧侶「みなさんすごいですねえー。はい、小回復方陣。」
パーティの体力が回復した!
勇者「みんな、戦いに余裕が出てきたね。僕も頑張らないと。」
戦士「何を言ってるんですか。一人で三体も倒しておいて!」
魔法使い「本当に。息も切らさずに立て続けですものね。」
勇者「いや、あの魔物は一端距離を取ったあとに三体で群れをなしてチームプレイで迫る習性があるんだ。
それをやられる前に一匹目を倒せば、その瞬間にバランスが崩れるんだよ。」
戦士「かえんぎりいっ!」
どくどくフロッグに22のダメージ!
どくどくフロッグを倒した!
戦士「やっぱり剣を持ってれば魔法のイメージがしやすいな!」
魔法使い「あんたは単細胞なだけ。ほら!倒し損ない!」
戦士「おお!?」
腐りスライムの攻撃!戦士に2のダメージ!
魔法使い「言わんこっちゃない!火炎球魔法!」
腐りスライムに42のダメージ!腐りスライムを倒した!
僧侶「みなさんすごいですねえー。はい、小回復方陣。」
パーティの体力が回復した!
勇者「みんな、戦いに余裕が出てきたね。僕も頑張らないと。」
戦士「何を言ってるんですか。一人で三体も倒しておいて!」
魔法使い「本当に。息も切らさずに立て続けですものね。」
勇者「いや、あの魔物は一端距離を取ったあとに三体で群れをなしてチームプレイで迫る習性があるんだ。
それをやられる前に一匹目を倒せば、その瞬間にバランスが崩れるんだよ。」
戦士「はー・・・」
僧侶「凄いです!なんで勇者様はそんなに色んなことにお詳しいのですか!?」
魔法使い「確かに。ちょっと並の知識じゃないわね。」
勇者「大したことないよ。お・・・本を読むのが好きでさ、色んな冒険譚とか、図鑑とかよく読んでたんだ。」
僧侶「もし世が世なら、学者さんになれたかもしれないですね。」
勇者「・・・そうかも、しれないね。」
僧侶「あ・・・私失礼なことを・・・」
勇者「いや、こんな世界だからこそ、僕たちは早く魔王を倒さなきゃいけないんだね。」
魔法使い「・・・そうね。魔王を倒さなきゃ、何も、誰も救われない。」
戦士「そうですね。俺も、その気持ちは同じです。」
勇者「みんな。早く洞窟の主を倒して、おいしいものでも食べよう!」
一同「はい!」
僧侶「凄いです!なんで勇者様はそんなに色んなことにお詳しいのですか!?」
魔法使い「確かに。ちょっと並の知識じゃないわね。」
勇者「大したことないよ。お・・・本を読むのが好きでさ、色んな冒険譚とか、図鑑とかよく読んでたんだ。」
僧侶「もし世が世なら、学者さんになれたかもしれないですね。」
勇者「・・・そうかも、しれないね。」
僧侶「あ・・・私失礼なことを・・・」
勇者「いや、こんな世界だからこそ、僕たちは早く魔王を倒さなきゃいけないんだね。」
魔法使い「・・・そうね。魔王を倒さなきゃ、何も、誰も救われない。」
戦士「そうですね。俺も、その気持ちは同じです。」
勇者「みんな。早く洞窟の主を倒して、おいしいものでも食べよう!」
一同「はい!」
洞窟最深部、魔物の群れの長の部屋
魔物「グルルルルル・・・」
勇者「みんな、静かに構えて。音に反応して飛びかかってくるよ。
僕と戦士くんで前衛、僧侶ちゃんは中衛で回復方陣を張って。
魔法使いさんは後衛から範囲魔法で弾幕を張って牽制。合図と同時に行くよ。
・・・3、2、1、いまっ!!」
魔法使い「火球礫魔法!」
しかし魔物は全弾をかわしていく!
勇者「これで動線が限定された!戦士くんは左を!僕は右から叩く!」
戦士「うおおおっ!しんくうぎりっ!!」
勇者「しっぷうづき!!」
二方向からの連携攻撃!
しかし魔物は大きく跳躍し、天井を蹴って方向転換した!
魔物「グルルルルル・・・」
勇者「みんな、静かに構えて。音に反応して飛びかかってくるよ。
僕と戦士くんで前衛、僧侶ちゃんは中衛で回復方陣を張って。
魔法使いさんは後衛から範囲魔法で弾幕を張って牽制。合図と同時に行くよ。
・・・3、2、1、いまっ!!」
魔法使い「火球礫魔法!」
しかし魔物は全弾をかわしていく!
勇者「これで動線が限定された!戦士くんは左を!僕は右から叩く!」
戦士「うおおおっ!しんくうぎりっ!!」
勇者「しっぷうづき!!」
二方向からの連携攻撃!
しかし魔物は大きく跳躍し、天井を蹴って方向転換した!
勇者「なっ!僧侶ちゃん危ない!」
魔法使い「くっ!閃熱放射魔法!」
熱の壁に体毛を焦がしながら魔物が突撃してくる!
僧侶「きゃあああっ!」
僧侶に56のダメージ!
魔法使い「うっ!」
魔法使いに32のダメージ!
戦士「このやろうっ!」
戦士の攻撃!魔物に30のダメージ!
魔物は距離を取った!
勇者「僧侶ちゃん!傷が深い・・・中回復陣!」
僧侶と魔法使いの体力が少しずつ回復していく!
勇者「戦士くん!一分だけ一人でなんとか持ちこたえてくれ!」
戦士「わかりました!やってみせます!」
魔物「くがあぁああっ!!」
魔法使い「くっ!閃熱放射魔法!」
熱の壁に体毛を焦がしながら魔物が突撃してくる!
僧侶「きゃあああっ!」
僧侶に56のダメージ!
魔法使い「うっ!」
魔法使いに32のダメージ!
戦士「このやろうっ!」
戦士の攻撃!魔物に30のダメージ!
魔物は距離を取った!
勇者「僧侶ちゃん!傷が深い・・・中回復陣!」
僧侶と魔法使いの体力が少しずつ回復していく!
勇者「戦士くん!一分だけ一人でなんとか持ちこたえてくれ!」
戦士「わかりました!やってみせます!」
魔物「くがあぁああっ!!」
洞窟最深部、パーティが戦闘を開始して一時間後
勇者「く・・・は・・・つよ、いな・・・」
戦士「これは・・・ちょっと、まずい、ですかね・・・」
僧侶「魔力がもう・・・残り少ないです・・・」
魔法使い「・・・」
僧侶「魔法使いちゃん!しっかり!」
魔法使い「・・・ぶつぶつ・・・聞こえてる、わよ・・・
勇者、少しだけ、あと少しでいいから時間を稼いで。そうしたら必ず、私があいつを倒すから。」
勇者「・・・それは、自己犠牲呪文じゃないよね?」
魔法使い「魔王倒すまで死ねないの・・・これから出すのはとっておきよ。」
勇者「わかった。僧侶ちゃん。」
僧侶「これが、最後です・・・小回復方陣!」
パーティの傷が少し回復した!
戦士「よし、いきますか。」
勇者「たのんだよ、魔法使いさん。いやああああっ!!」
戦士「うおおおおっ!!」
勇者「く・・・は・・・つよ、いな・・・」
戦士「これは・・・ちょっと、まずい、ですかね・・・」
僧侶「魔力がもう・・・残り少ないです・・・」
魔法使い「・・・」
僧侶「魔法使いちゃん!しっかり!」
魔法使い「・・・ぶつぶつ・・・聞こえてる、わよ・・・
勇者、少しだけ、あと少しでいいから時間を稼いで。そうしたら必ず、私があいつを倒すから。」
勇者「・・・それは、自己犠牲呪文じゃないよね?」
魔法使い「魔王倒すまで死ねないの・・・これから出すのはとっておきよ。」
勇者「わかった。僧侶ちゃん。」
僧侶「これが、最後です・・・小回復方陣!」
パーティの傷が少し回復した!
戦士「よし、いきますか。」
勇者「たのんだよ、魔法使いさん。いやああああっ!!」
戦士「うおおおおっ!!」
まず改行がおかしい
セリフ毎に改行しろ
VIpで地の文とか舐めてんの?
セリフ毎に改行しろ
VIpで地の文とか舐めてんの?
勇者と戦士の攻撃!勇者の剣が魔物の足を捕らえる!
魔物「ぎゃうっ!」
戦士の剣が魔物の脳天を捕らえる!
しかし魔物に寸前でかわされてしまった!
勇者「まずい!」
魔物の牙が魔法使いに向かう!
戦士「間に合わない!」
僧侶「水流射出魔法、極小!」
僧侶から放たれた水が針のように魔物の足に刺さる!
僧侶「魔力がほとんど無くても、水の出口さえ狭めれば貫通力は有ります!」
魔法使い「よくやったわ僧侶!みんな地面に臥せて!火炎爆発魔法っ!!」
爆風と炎が魔物を包む!
魔物「ぎゃおあおおおおっ!!」
魔物の長を倒した!
魔物「ぎゃうっ!」
戦士の剣が魔物の脳天を捕らえる!
しかし魔物に寸前でかわされてしまった!
勇者「まずい!」
魔物の牙が魔法使いに向かう!
戦士「間に合わない!」
僧侶「水流射出魔法、極小!」
僧侶から放たれた水が針のように魔物の足に刺さる!
僧侶「魔力がほとんど無くても、水の出口さえ狭めれば貫通力は有ります!」
魔法使い「よくやったわ僧侶!みんな地面に臥せて!火炎爆発魔法っ!!」
爆風と炎が魔物を包む!
魔物「ぎゃおあおおおおっ!!」
魔物の長を倒した!
勇者「・・・僧侶ちゃん、よく思い付いたね・・・」
僧侶「勇者様が頭を使って戦うことを教えてくれたお陰です。」
戦士「にしても最後の魔法、すごかったな・・・」
魔法使い「お陰で、魔力は小火球魔法一回分しかないけどね・・・脱出魔法も唱えられないわ。」
勇者「ん?あれは・・・」
勇者は何かを見つけた!
なんと部屋の小さな横穴から小さな魔物が沢山飛び出してきた!
小さな魔物たちは魔物の長の亡骸に寄り添っている!
僧侶「もしかして魔物は、子供たちの餌を取りに村を・・・?」
勇者「この周りは毒の沼地だったから、恐らく食べるものが育たないんだろうね。」
戦士「で、でもこいつを倒さなきゃ村の人達だって!」
勇者「そうだね。仕方なかったんだと思うしかないよ。」
魔法使い「どいて。そのくらいの魔物なら、私の残りの魔力でも一掃できるから。」
僧侶「勇者様が頭を使って戦うことを教えてくれたお陰です。」
戦士「にしても最後の魔法、すごかったな・・・」
魔法使い「お陰で、魔力は小火球魔法一回分しかないけどね・・・脱出魔法も唱えられないわ。」
勇者「ん?あれは・・・」
勇者は何かを見つけた!
なんと部屋の小さな横穴から小さな魔物が沢山飛び出してきた!
小さな魔物たちは魔物の長の亡骸に寄り添っている!
僧侶「もしかして魔物は、子供たちの餌を取りに村を・・・?」
勇者「この周りは毒の沼地だったから、恐らく食べるものが育たないんだろうね。」
戦士「で、でもこいつを倒さなきゃ村の人達だって!」
勇者「そうだね。仕方なかったんだと思うしかないよ。」
魔法使い「どいて。そのくらいの魔物なら、私の残りの魔力でも一掃できるから。」
僧侶「魔法使いちゃん・・・?」
戦士「おい!流石にそこまでは!」
魔法使い「この魔物も放っておけば成長して、また人間を襲うかもしれない。そうなる前に、やるのよ。」
勇者「・・・」
僧侶「魔法使いちゃん、あの時のことは・・・」
魔法使い「あんたは黙ってて!!どきなさい!!」
戦士「ちょっといい加減にし」
魔法使い「あんたにはわからないでしょうね!
自分の親を、村を、魔物に滅ぼされたこともないあんたに!」
僧侶「魔法使いちゃん!」
戦士「お前・・・」
魔法使い「・・・もういいわ。少し休んで、魔力が戻ったらこんな洞窟すぐに出るから。
・・・ちょっと一人にして頂戴。」
戦士「待てって」
勇者「戦士くん。」
戦士「勇者殿・・・」
勇者「少し一人にしてあげよう。もう魔物の長は倒したし、洞窟の魔物もほとんど倒した。一人でも大丈夫だよ。」
戦士「はい・・・」
僧侶「勇者様。」
勇者「なんだい?」
僧侶「ちょっとお話よろしいですか?」
戦士「おい!流石にそこまでは!」
魔法使い「この魔物も放っておけば成長して、また人間を襲うかもしれない。そうなる前に、やるのよ。」
勇者「・・・」
僧侶「魔法使いちゃん、あの時のことは・・・」
魔法使い「あんたは黙ってて!!どきなさい!!」
戦士「ちょっといい加減にし」
魔法使い「あんたにはわからないでしょうね!
自分の親を、村を、魔物に滅ぼされたこともないあんたに!」
僧侶「魔法使いちゃん!」
戦士「お前・・・」
魔法使い「・・・もういいわ。少し休んで、魔力が戻ったらこんな洞窟すぐに出るから。
・・・ちょっと一人にして頂戴。」
戦士「待てって」
勇者「戦士くん。」
戦士「勇者殿・・・」
勇者「少し一人にしてあげよう。もう魔物の長は倒したし、洞窟の魔物もほとんど倒した。一人でも大丈夫だよ。」
戦士「はい・・・」
僧侶「勇者様。」
勇者「なんだい?」
僧侶「ちょっとお話よろしいですか?」
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