元スレ勇者「ごめんみんな。死んでくれ。」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
勇者SSです。
スレ立ったらPCから書きます。
2 :
しんどく
3 :
王「久方ぶりだな、勇者よ。そなたの妹が亡くなってから、旅に出たと聞いていたが・・・」
勇者「魔王が現れたと聞き、世界の危機を感じ舞い戻った次第です。」
王「よくぞ言ってくれた勇者よ。そなたこそ真の勇者だ。」
勇者「・・・いえ。」
王「伝説にはこうある。」
ー魔王現れしとき、また勇者も産まれ出でん。
深い闇と目映い光。
彼の者其を倒すとき、世界は一つとなり永劫の平穏が約束されん。
5 = 1 :
勇者「僕も、よく知っています。」
王「そうであったな。歳をとると話が長くなっていかん。
まずは酒場に行き、仲間を雇うがよい。契約にかかる費用は全て国が持つゆえ、腕利きの傭兵を連れていくとよかろう。
生憎、城の兵士なぞより余程実践経験が豊かだろうからの。」
勇者「お力添え、ありがとうございます。では、行って参ります。」
王様「まあ待て、折角の門出だというのにそんなに急ぐものではない。
・・・大臣、あれを。」
6 = 1 :
大臣「は。」
勇者「この宝剣は?」
王様「兵団長・・・亡くなったそなたの父上より、そなたがいつか旅に出るとき、渡すように頼まれていたのだ。」
勇者「父が・・・」
勇者は宝剣を鞘から抜こうとした!
7 = 1 :
勇者「・・・抜けない?」
王様「城の者が何人束になろうと抜けなかった剣だ。
しかし国の英雄とまで呼ばれたそなたの父の言葉だ。
何か訳があるのだろう。持っていきなさい。」
勇者「わかりました。確かに。」
王様「うむ。そなたの旅に必要な道具や貨幣も、全て酒場の女将に預けてある。
心して行けよ。道中、そなたに神の加護があらんことを。」
勇者「・・・ありがとうございます。王様。」
8 = 1 :
城下町、酒場
女将「いらっしゃい。あなたが勇者ね。初めまして。私がここを仕切る女将よ。」
勇者「はじめまして。」
女将「早速だけど、いま酒場に登録している腕利きの傭兵のリストを作っておいたわ。
目を通して、気に入ったら連れておゆき。」
勇者「申し訳ありませんが、僕は自分の目で確かめたいのです。自分の背中を預ける仲間ですから。」
女将「わかったわ。じゃあ、あなたのお眼鏡にかなう子はいるかしら?」
9 = 1 :
勇者「・・・(強い意思を秘めた瞳、傷の少ない盾。まだ実践経験は少なそうだけど、彼なら、きっと。)
・・・あそこに座っている若い戦士を。」
女将「え、いや確かにいい子だけど、彼より強い戦士は他にいるわよ?」
勇者「いいんです。それと・・・
(気丈に見えるけど、襟の大きいローブで表情を抑えている。
手にはめたグローブは所々焦げていて、炎系を得意としている、か)
・・・そこの魔法使いさん。」
女将「え、ええ・・・」
勇者「あとは・・・
(慈愛に満ちた目、そしてあの法衣は、水の加護が強く宿っている。もしかしたら・・・)
・・・あの女性を。」
10 :
あまりおもしろない
11 = 1 :
女将「悪いけど勇者くん。あなたが選んだ子達は実践経験も豊かじゃなく、戦いを生き延びるしたたかさも持ち合わせてないわ。
いくらあなたが勇者でも、このパーティじゃ」
勇者「女将さん。」
女将「ひ、はいっ!」
勇者「僕は共に戦う仲間を選んでるんです。
それは強さよりも、確かな思いの方が重要なこともあります。僕は、彼らと旅をしたい。」
女将「わ、わかったわ。それじゃあ、戦士くん!魔法使いちゃん!僧侶ちゃん!勇者様からご指名よ!」
客達「おいおい・・・マジかよ・・・勇者様は死ににいくつもりか・・・世界の命運がかかっているというのに・・・」
12 :
それボンボン投下しろ
14 = 1 :
戦士「ありがとうございます。勇者殿。必ずや、あなたの剣となります。」
魔法使い「よろしく。勇者さん。」
僧侶「私なんかでよろしいのですか?」
勇者「みんな、僕が選んだパーティだ。このパーティでダメだったら、それは僕がダメだったってことだ。
これから、命をかけてもらうこともあると思う。だけど、みんな強い気持ちがあってここにいると思うんだ。」
三人「・・・」
勇者「僕は君達の剣であり、盾になる。足りないところは補ってほしい。これから、どうかよろしく!」
三人「はいっ!」
女将「確かに、こうしてみればいいパーティかもしれないわね。それじゃあ、これ。」
パーティは城の標準兵装を装備した!
10000G手に入れた!
女将「それじゃあ、頑張ってね!」
一同「はい!」
15 :
くせーからSS速報池
16 = 1 :
パーティが去った後、酒場
女将「・・・(あの時の勇者くんの眼光・・・あれが勇者の持つ強い心なのかしら。
でも、それにしてはあまりに、冷たく・・・)
まあ、思い過ごしね!
みんな!今日はめでたい日だから、全部ツケでいいわよ!」
客達「ツケかよ!!」
女将「・・・(そうよね、きっと杞憂だわ。きっと・・・)」
18 :
まぁまぁ、そこそこやな
スレレベル2
支援がなければ完結せずに150で落ちる程度
19 = 1 :
城下町、入り口
戦士「では勇者殿、まずはどちらに?」
勇者「魔王の居場所はわからないけど、魔物は東の大陸から侵攻してくると聞いてる。
だから、まずは東の大陸で情報を集めるために、この大陸の東にある港に向かうつもりだよ。」
僧侶「私で本当に大丈夫なのでしょうか・・・」
魔法使い「あんたは昔から弱気ね。だからダメなのよ。」
戦士「二人は知り合いなのですか?」
僧侶「ええ、東の孤児」
魔法使い「ただの知り合いよ。深い繋がりはないわ。」
僧侶「魔法使いちゃん・・・」
勇者「僕たちももっとお互いに信頼し合えるようにならないとね。
それじゃあ旅立とう!」
20 :
ほう
21 = 1 :
城の東平原
戦士「たあっ!!」
戦士の攻撃!あばれうさぎに7のダメージ!
魔法使い「火球魔法!」
魔法使いは火の玉で攻撃!カラスこぞうに10のダメージ!
あばれうさぎの攻撃!
戦士「うわっ!」
戦士に7のダメージ!
僧侶「小回復陣・・・!」
戦士は体力が15回復した!
勇者「いいか、戦士くん。あばれうさぎはダメージを受けると攻撃力が上がる。
小さなダメージを別けて与えるより、集中して・・・」
勇者の攻撃!あばれうさぎに20のダメージ!あばれうさぎを倒した!
戦士「すごい・・・」
勇者「魔法使いさんの方は・・・どうやら大丈夫みたいだ。」
魔法使いは閃熱魔法を放った!
モンスターの群れを倒した!
23 = 1 :
戦士「勇者殿は、強いですね。」
勇者「いや、それは違うよ。僕は弱い。」
戦士「そんなこと!さっきだってあばれうさぎを一撃で!」
勇者「僕はね、弱いから工夫するんだ。だからどうしたら強い敵に勝てるかを考えてる。」
戦士「でも、自分にはない強さです。自分は馬鹿みたいに向かっていくことしか出来ませんから・・・」
勇者「・・・戦士くんは、それでいいと思うよ。それはきっと、僕にはない「勇気」だから。」
戦士「え・・・? でも、勇者殿は、「勇気ある者」なのでは?」
勇者「それはお伽噺の中だけ。僕はとても怖がりなんだ。
確かに、もっと強くなれば僕にしか使えない魔法や、僕にしか装備できない武器があるかもしれない。
でも、それだけなんだ。力は戦士くんに敵わない。魔力は魔法使いさんや僧侶ちゃんに敵わない。それが勇者なんだよ。」
戦士「・・・勇者殿がなんと言おうと、自分は勇者殿は勇気ある者だと思っています。」
勇者「はは・・・ありがとう。」
24 :
SS速報池
26 = 1 :
僧侶「勇者様は、なぜ私たちを選んだのでしょうか。」
魔法使い「さあ。わからないけど、でも勇者といれば魔王に近付ける。
それは私にとって何より重要なこと。
そのチャンスが巡ってきたんだから、私は何がなんでも魔王まで辿り着くわ。」
僧侶「魔法使いちゃん・・・やっぱり、まだ」
魔法使い「僧侶?」
僧侶「あ・・・うん、ごめんなさい。」
魔法使い「もう寝ましょう。明日中には、次の村へ着かないといけないんだから。」
僧侶「そうですね。少しでも足を引っ張らないようにしないと!」
27 :
読んでてだれるな
28 :
チラ裏感がすごい
29 = 1 :
西の大陸、東の村、村長宅
村長「どうかお願いします!このままでは、村の食料が無くなってしまいます!」
勇者「わかりました。僕達が洞窟へ行って、その魔物の群れを倒してきます。みんなも、いい?」
戦士「もちろんです。」
魔法使い「回り道だけど、仕方ないわね。」
僧侶「困ってる人々を助けるのが、神の僕たる私の仕事です。」
勇者「よし、ちょっと準備をしたら早速行こうか!」
30 = 1 :
村の北、毒の沼地に覆われた洞窟
勇者「みんな気を付けて。ブーツに村で買った油を塗るんだ。そうすればある程度毒をはね除けられる。」
僧侶「本当に勇者様は物知りなのですね。」
勇者「僕も、ただ聞きかじっただけなんだけどね。」
戦士「おおっ!すごい!泥を弾いてる!」バシャバシャバシャ
魔法使い「ちょっと!あんたは少し落ち着きなさい!」
勇者「はは。あれが彼のいいところだと思うよ。」
魔法使い「まったく・・・さ、油が切れないうちに先を急ぎましょうか。」
31 :
あ!?
34 = 1 :
洞窟、中腹
戦士「かえんぎりいっ!」
どくどくフロッグに22のダメージ!
どくどくフロッグを倒した!
戦士「やっぱり剣を持ってれば魔法のイメージがしやすいな!」
魔法使い「あんたは単細胞なだけ。ほら!倒し損ない!」
戦士「おお!?」
腐りスライムの攻撃!戦士に2のダメージ!
魔法使い「言わんこっちゃない!火炎球魔法!」
腐りスライムに42のダメージ!腐りスライムを倒した!
僧侶「みなさんすごいですねえー。はい、小回復方陣。」
パーティの体力が回復した!
勇者「みんな、戦いに余裕が出てきたね。僕も頑張らないと。」
戦士「何を言ってるんですか。一人で三体も倒しておいて!」
魔法使い「本当に。息も切らさずに立て続けですものね。」
勇者「いや、あの魔物は一端距離を取ったあとに三体で群れをなしてチームプレイで迫る習性があるんだ。
それをやられる前に一匹目を倒せば、その瞬間にバランスが崩れるんだよ。」
36 :
読みにくいしめんどくさいから
起承転結四行で頼む
37 = 31 :
もー知らん
38 = 1 :
戦士「はー・・・」
僧侶「凄いです!なんで勇者様はそんなに色んなことにお詳しいのですか!?」
魔法使い「確かに。ちょっと並の知識じゃないわね。」
勇者「大したことないよ。お・・・本を読むのが好きでさ、色んな冒険譚とか、図鑑とかよく読んでたんだ。」
僧侶「もし世が世なら、学者さんになれたかもしれないですね。」
勇者「・・・そうかも、しれないね。」
僧侶「あ・・・私失礼なことを・・・」
勇者「いや、こんな世界だからこそ、僕たちは早く魔王を倒さなきゃいけないんだね。」
魔法使い「・・・そうね。魔王を倒さなきゃ、何も、誰も救われない。」
戦士「そうですね。俺も、その気持ちは同じです。」
勇者「みんな。早く洞窟の主を倒して、おいしいものでも食べよう!」
一同「はい!」
39 = 1 :
洞窟最深部、魔物の群れの長の部屋
魔物「グルルルルル・・・」
勇者「みんな、静かに構えて。音に反応して飛びかかってくるよ。
僕と戦士くんで前衛、僧侶ちゃんは中衛で回復方陣を張って。
魔法使いさんは後衛から範囲魔法で弾幕を張って牽制。合図と同時に行くよ。
・・・3、2、1、いまっ!!」
魔法使い「火球礫魔法!」
しかし魔物は全弾をかわしていく!
勇者「これで動線が限定された!戦士くんは左を!僕は右から叩く!」
戦士「うおおおっ!しんくうぎりっ!!」
勇者「しっぷうづき!!」
二方向からの連携攻撃!
しかし魔物は大きく跳躍し、天井を蹴って方向転換した!
40 :
読みにくいし。いらねえしただ単につまんね
41 = 1 :
勇者「なっ!僧侶ちゃん危ない!」
魔法使い「くっ!閃熱放射魔法!」
熱の壁に体毛を焦がしながら魔物が突撃してくる!
僧侶「きゃあああっ!」
僧侶に56のダメージ!
魔法使い「うっ!」
魔法使いに32のダメージ!
戦士「このやろうっ!」
戦士の攻撃!魔物に30のダメージ!
魔物は距離を取った!
勇者「僧侶ちゃん!傷が深い・・・中回復陣!」
僧侶と魔法使いの体力が少しずつ回復していく!
勇者「戦士くん!一分だけ一人でなんとか持ちこたえてくれ!」
戦士「わかりました!やってみせます!」
魔物「くがあぁああっ!!」
42 :
展開遅ぇ
秋田
43 = 1 :
洞窟最深部、パーティが戦闘を開始して一時間後
勇者「く・・・は・・・つよ、いな・・・」
戦士「これは・・・ちょっと、まずい、ですかね・・・」
僧侶「魔力がもう・・・残り少ないです・・・」
魔法使い「・・・」
僧侶「魔法使いちゃん!しっかり!」
魔法使い「・・・ぶつぶつ・・・聞こえてる、わよ・・・
勇者、少しだけ、あと少しでいいから時間を稼いで。そうしたら必ず、私があいつを倒すから。」
勇者「・・・それは、自己犠牲呪文じゃないよね?」
魔法使い「魔王倒すまで死ねないの・・・これから出すのはとっておきよ。」
勇者「わかった。僧侶ちゃん。」
僧侶「これが、最後です・・・小回復方陣!」
パーティの傷が少し回復した!
戦士「よし、いきますか。」
勇者「たのんだよ、魔法使いさん。いやああああっ!!」
戦士「うおおおおっ!!」
44 :
打たれ負けるなよー
45 = 40 :
まず改行がおかしい
セリフ毎に改行しろ
VIpで地の文とか舐めてんの?
46 = 1 :
勇者と戦士の攻撃!勇者の剣が魔物の足を捕らえる!
魔物「ぎゃうっ!」
戦士の剣が魔物の脳天を捕らえる!
しかし魔物に寸前でかわされてしまった!
勇者「まずい!」
魔物の牙が魔法使いに向かう!
戦士「間に合わない!」
僧侶「水流射出魔法、極小!」
僧侶から放たれた水が針のように魔物の足に刺さる!
僧侶「魔力がほとんど無くても、水の出口さえ狭めれば貫通力は有ります!」
魔法使い「よくやったわ僧侶!みんな地面に臥せて!火炎爆発魔法っ!!」
爆風と炎が魔物を包む!
魔物「ぎゃおあおおおおっ!!」
魔物の長を倒した!
47 = 1 :
勇者「・・・僧侶ちゃん、よく思い付いたね・・・」
僧侶「勇者様が頭を使って戦うことを教えてくれたお陰です。」
戦士「にしても最後の魔法、すごかったな・・・」
魔法使い「お陰で、魔力は小火球魔法一回分しかないけどね・・・脱出魔法も唱えられないわ。」
勇者「ん?あれは・・・」
勇者は何かを見つけた!
なんと部屋の小さな横穴から小さな魔物が沢山飛び出してきた!
小さな魔物たちは魔物の長の亡骸に寄り添っている!
僧侶「もしかして魔物は、子供たちの餌を取りに村を・・・?」
勇者「この周りは毒の沼地だったから、恐らく食べるものが育たないんだろうね。」
戦士「で、でもこいつを倒さなきゃ村の人達だって!」
勇者「そうだね。仕方なかったんだと思うしかないよ。」
魔法使い「どいて。そのくらいの魔物なら、私の残りの魔力でも一掃できるから。」
48 = 1 :
僧侶「魔法使いちゃん・・・?」
戦士「おい!流石にそこまでは!」
魔法使い「この魔物も放っておけば成長して、また人間を襲うかもしれない。そうなる前に、やるのよ。」
勇者「・・・」
僧侶「魔法使いちゃん、あの時のことは・・・」
魔法使い「あんたは黙ってて!!どきなさい!!」
戦士「ちょっといい加減にし」
魔法使い「あんたにはわからないでしょうね!
自分の親を、村を、魔物に滅ぼされたこともないあんたに!」
僧侶「魔法使いちゃん!」
戦士「お前・・・」
魔法使い「・・・もういいわ。少し休んで、魔力が戻ったらこんな洞窟すぐに出るから。
・・・ちょっと一人にして頂戴。」
戦士「待てって」
勇者「戦士くん。」
戦士「勇者殿・・・」
勇者「少し一人にしてあげよう。もう魔物の長は倒したし、洞窟の魔物もほとんど倒した。一人でも大丈夫だよ。」
戦士「はい・・・」
僧侶「勇者様。」
勇者「なんだい?」
僧侶「ちょっとお話よろしいですか?」
49 :
スレタイに惹かれて開いたのに、何この読み難さ
50 :
頑張って
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