元スレ岡部「俺が、バーナビーに?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
301 = 235 :
虎鉄「えーっと、ラボに行くのはどっちだっけ?」
まゆり(イワン)「まゆしぃです☆」
虎鉄「よし、お前は俺が柳林神社まで車で送る」
虎鉄「んでもう一人のまゆりだが……そろそろ迎えがくるはず」
ぴんぽーん。
虎鉄「噂をすればなんとやら……はーい」
カリーナ「おはよ、タイガー」
虎鉄「おっす。今日は頼むぜブルーローズ」
カリーナ「任せて、私がばっちり会社まで護衛するから」
虎鉄「ブルーローズの企業、タイタンインダストリーは重工業を手がけている。軍事産業も担ってるから、かなり安全なはずだ」
まゆり「椎名まゆりです。今日はよろしくお願いしまーす」
カリーナ「よろしくね、まゆり」
302 = 237 :
こんな設定あったのか
303 = 235 :
虎鉄「んじゃ、神社にいくとするか」
まゆり(イワン)「そうだね」
虎鉄「なぁ、折紙」
まゆり(イワン)「まゆしぃはまゆしぃだよ?」
虎鉄「少しだけでいい」
まゆり(イワン)「……何ですか、タイガーさん?」
虎鉄「俺はお前がヒーローになった最初のころ不安だった。戦闘向けの能力じゃないしな……そして事実見切り職人になった」
虎鉄「それが悪いとは言わねぇが、やっぱりヒーローなら誰かを守るもんだろうって思ってた」
まゆり(イワン)「…………」
虎鉄「だが、お前はいつの間にか成長してたな。正義感なら俺にも負けてない、いや……それ以上かもしれない」
虎鉄「俺は折紙サイクロンというヒーローと一緒にヒーローが出来たことを、誇りに思う」
まゆり(イワン)「…………」
虎鉄「世界線が変わればこの記憶さえも消えちまうだろう。だが……この世界線の、この俺は、お前と過ごした日々を忘れない……絶対にだ」
まゆり(イワン)「ありがとう、ございます……。絶対に、絶対に成功させて見せますから!」
304 = 272 :
こてっちゃんマジ男前
305 :
能力は戦闘向けじゃないが、武器の手裏剣とかかなりスペック高いよな
堅そうな金属隔壁なますぎりにしてたし
306 = 235 :
柳林神社――
まゆり(イワン)「ありがとう、虎さん」
虎鉄「おう」
まゆり(イワン)「また、後でね」
虎鉄「あぁ。また後で、な」
307 :
保守頼むわ・・・
308 = 300 :
309 = 235 :
虎鉄「あ、紅莉栖? 俺だ、虎鉄」
紅莉栖『まゆりは?』
虎鉄「今ラボに向かってる」
紅莉栖『そう。ごめんなさい、大変な所をあなたに押し付けて……』
虎鉄「全然大変じゃなかったぞ。まゆりがしっかりしてたからな」
紅莉栖『それはどっちの?』
虎鉄「二人とも、さ。俺みたいなオジサンより、よっぽどしっかりしてるよ」
紅莉栖『そう……。でも、私って本当に……最低の人間だわ。血も涙もない』
虎鉄「悩みに悩んだすえに出した結論だろ。最低だ何だ言われようが、こうすると決めたんだろう?」
虎鉄「弱音を吐くな、弱さを見せるな。そういうもんは一生自分で抱えていかなきゃいけないんだよ……お前が選んだ道は、そういう道だろ」
紅莉栖『分かってる……ごめんなさい、あなたに甘えてたわ』
虎鉄「けどまぁ、どうしても辛い時には……俺に話せばいい。俺だって折紙を止めなかったんだから、あるいみ共犯だしな」
紅莉栖『虎鉄さん、ありがとう……』
虎鉄「それより、後のことは任せたぜ? まゆりが何かミスりそうになったらフォローしてくれよ」
紅莉栖『うん。任せて』
310 = 300 :
312 = 235 :
ラボ――
まゆり(イワン)「トゥットゥルー☆ おはようなのです」
岡部「まゆりか、実に素晴らしい朝だな。まるで女神に祝福されたかのような……」
ダル「朝っぱらから飛ばしてますねオカリン」
紅莉栖「まったくよ、こちとら徹夜で作業してんだからさ……もう少し静かにしてほしいわね」
岡部「ぐはぁっ! この鳳凰院凶真になんという仕打ちだ」
岡部「だが、タイムリープマシンに問題が起きても困る……少しは自重してやろう! フゥーハハハッ!」
まゆり(イワン)「全然自重してないのです……」
313 = 235 :
数時間後――
紅莉栖「これでオッケー、かな」
ダル「ふぅ。さすがに徹夜はキツイっす」
岡部「完成、したのか?」
紅莉栖「えぇ……私達、とんでもないものを作っちゃったんじゃない」
ダル「実験するのかい、オカリン」
岡部「実験したい。なぜならこれは俺たちが作ったものだからだ」
岡部「だが、実際にタイムリープをするのは多くの問題がある」
紅莉栖「そうね。過去に例がないし、何が起きるか分からないわ」
岡部「…………」
岡部「実験は中止。マシンはしかるべき研究機関に託して、世間に公表しよう」
314 = 235 :
ダル「そんじゃ約束通り、今日はオカリンのおごりな」
岡部「任せておけ、いくらでも出してやろう。フゥーハハハッ!」
紅莉栖(長い時間、まゆりを岡部や橋田と一緒にしておくのは危険ね。ボロがでるかも)
紅莉栖「んじゃ私とまゆりで買い出しに行ってくるから。行きましょ、まゆり」
まゆり(イワン)「うん。分かったよ、紅莉栖ちゃん」
ダル「動くのめんどいし、ラボでgdgdしてるとしますか……」
ダル「昨日オカリンが大量にコーラ買ってきたから、まだ残りまくりんぐwwwうめぇwww」
315 = 235 :
まゆり(イワン)「いっぱい買ったねぇ」
紅莉栖「えぇ、これだけあれば十分でしょ」
紅莉栖「ていうか絶対に買いすぎよ、これ……5人で食べられる量じゃない」
まゆり(イワン)「あはは、そうかもね」
まゆり(イワン)「橋田君ならたくさん食べてくれるよぉ」
紅莉栖「まゆり……それはタブーよ」
紅莉栖(橋田君じゃなくて、ダルでしょ?)
まゆり(イワン)「あ、ごめんね」
316 = 278 :
なるほど!だから橋田なのか
317 :
なるほど!なるほど!
318 = 235 :
まゆり(イワン)「ただいまー、買い出し行ってきたよー。うわぁ、お寿司にピザ……豪華だねぇ」
まゆり(イワン)(あ、ジューシー唐揚げ買うの忘れちゃった!)
岡部「Lサイズのピザを5枚とか気が狂っとる……」
ダル「ま、いざとなったら僕が全部食べるからおk」
まゆり(イワン)「あ、フェリスちゃんは来れないみたい」
まゆり(イワン)(フェイリスちゃんって言いそうになっちゃった。あぶないあぶない……)
岡部「そうか……ルカ子も来れないようだし、食べ物が少々余りそうだな。指圧師も連絡がこない」
鈴羽「おーっす。今日店長が早めに店閉めたから遊びにきたよー。うわっ、すごい豪華じゃん」
岡部「それでは、タイムリープマシンの完成を祝って――乾杯!」
「乾杯!」
319 = 236 :
おおおおお!!!
320 = 281 :
>>317
なるほど!そしてなるほど!に見えたわ
321 :
伏線がうまいな、いいシナリオ書きになれるな
322 = 235 :
ダル「うえっぷ、さすがに食い過ぎたお」
まゆり(イワン)(また呼び方間違えるの怖いし、あえて口にしないでおこうかな)
まゆり(イワン)「ピザ3枚も食べるなんてすごいねぇ」
岡部「これ以上ブクるなよダル?」
ダル「そういうオカリンだってドクペ8本目ですよねそれ?」
岡部「フッ……狂気のマッドサイエンティストだからいいのだ!」
ダル「イミフにもほどがあるんですけど」
鈴羽「岡部倫太郎」
岡部「何だ、鈴羽?」
鈴羽「ちょっと風にあたってくるね」
岡部「あぁ……分かった」
323 = 235 :
まゆり(イワン)(そろそろテレビをつければいいんだっけ。チャンネルは1ch……っと)
まゆり(イワン)「何か面白い番組やってないかなぁ……って何これ!?」
クリーム『我々はウロボロス。我々は、この街に囚われている同志ジェイク・マルチネスの解放を求めます』
クリーム『ご賛同頂けないようでしたら、この街の主要な柱を破壊します。そうしたら、この街は瓦解しますわ』
クリーム『脅しでないということを証明するために、この街につながらう交通網を爆破して差し上げましょう』
少し離れた場所で大爆発が起き、床が大きく揺れる。
ダル「ちょ、爆破テロ!?」
クリーム『これで脅しでないと御理解いただけましたでしょうか』
クリーム『良い返事を期待しておりますわ』
まゆり(イワン)(こいつがウロボロス……僕たちの、敵!)
324 = 235 :
岡部「一体どうなっているんだ……」
そのつぶやきの直後、ラボの扉が蹴破られた。
侵入してくるのは銃を構えた五人の男。
「動くな。両手を上げろ」
ダル「ひっ……!」
「声を出すな」
岡部「……」
蹴破られた扉の向こうから足音が聞こえる。拳銃を持った桐生萌郁だ。
まゆり(イワン) (僕は今からこいつらに、殺されるんだ)
325 = 235 :
ダル「え、桐生氏……!?」
萌郁「タイムマシンは回収させてもらう」
萌郁「岡部倫太郎、橋田至、牧瀬紅莉栖は我々に着いてきてもらう」
紅莉栖「あなた達……何者なの?」
萌郁「SERNの実行部隊、ウロボロス」
ダル「ウロボロス……ってテレビでやってたテロ組織!? ちょ、SERNはそんな奴らとも組んでたのかよ!」
隊員「M4、余計なことはしゃべるな」
まゆり(イワン)「じょ、冗談だよね。萌郁さんは仲間、だよね?」
萌郁「…………」
萌郁「椎名まゆりは、必要ない」
326 = 235 :
萌郁の拳銃の狙いが僕に定められる。そしてゆっくりと、ゆっくりと指がトリガーにかけられる。
まゆり(イワン) (バーナビーさん、バイソンさん、スカイハイさん、ブルーローズさん)
まゆり(イワン) (ファイヤーエンブレムさん、ドラゴンキッド、エドワード、街のみんな)
まゆり(イワン) (それにタイガーさんに紅莉栖さん……そして、まゆりさん)
まゆり(イワン) (多くの素敵な人に会えて、最高の人生でした)
萌郁が拳銃のトリガーを引いた。僕の額に小さな弾丸が向かってくる。
まゆり(イワン) (岡部さん……まゆりさんのこと、お願いしますね)
327 = 266 :
うああああああああああああああああああああああああ
328 = 236 :
うおおおおおお!!!!!
329 = 281 :
折紙…
330 = 235 :
岡部「まゆり、まゆりぃいいいいいい!」
ダル「う、うわあああああ!」
岡部「まゆり、しっかりしろ! おい紅莉栖、どういうことだ!」
紅莉栖(イワンさん……)
紅莉栖「……ごめんなさい」
岡部「失敗、なのか? なら急いでタイムリープを……」
紅莉栖「待って。岡部、何か感じない?」
岡部「何を言って……くっ、これは!?」
紅莉栖「来たのね、リーディング・シュタイナー」
岡部「だがまゆりは俺の目の前で死んで……」
紅莉栖「私は騙したのよ。世界を、そして岡部を」
紅莉栖「今から向かう世界線が、悲しみのない世界でありますように――」
紅莉栖編 おわり
331 = 272 :
(´;ω;`)折り紙さんガチで死んでしまうん?
332 = 281 :
助手が謝っていたのは…
333 :
まゆり殺さないために折り紙さん殺すとか酷い話やで
334 = 266 :
ちょっとまて
折紙が死んだとは一言も書いてないぞ?
335 :
だいしゅきホールドォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオ!!!!!!!!
336 :
なんで折り紙が消えたんだ?
337 :
やっと寝れる
面白かった
338 = 236 :
おおおおお!!!!
339 = 272 :
伏線バシバシなんだけど続きは後日?
340 = 236 :
これから再会編だよな?
341 = 235 :
スレ立てから14時間以上経っているとは……お疲れ様でした
紅莉栖編はα世界線を抜けた直後に書こうかどうか迷ったんだけど、ころころメインの視点が切り替わるのはアレかと思って後回しに
紅莉栖編というか紅莉栖&まゆり&イワン編? レスの1/3を占める量になるとは思ってなかったかも。
折紙さん、αでは死亡。
次の世界線(βではない。とりあえず原作にはない世界線)では、
世界線が変動した時に本来ありえない状態(擬態によって細胞レベルで別人)だったせいで存在が不安定になり、NEXTとしての能力を失った。
NEXTじゃないからヒーローにはなれない、ただの人。 >>216は最後の最後に持ってきたほうがよかったかも……?
342 = 236 :
>>341
何はともあれ乙
343 = 272 :
尻上がりに面白かったです乙
344 = 321 :
>>341
ちょっと納得できるな
345 = 281 :
>>341
このスレタイからこんなに面白くなるとは思わなかったわ
乙!
346 = 235 :
>>339
自分が意識して書いた伏線的なものは回収したはず……たぶん
思いつくのはヒーロー萌郁さんぐらいだろうか
ラボメン&ヒーローVSマベさんは書くかも
347 = 236 :
>>346
是非書いてく…ださい
乙!そして乙!
348 = 256 :
乙! そして乙!
349 = 266 :
乙
面白かった
350 = 235 :
さりげなく過去に書いたクロスオーバー晒して寝る
・まどか×シュタゲ
マミ「やっと、普通の生活に戻れるのね……」 岡部「マミ……」
・まどか×タイバニ
ほむら「ヒーローなんてくだらない」虎鉄「!」
杏子「ワイルドタイガーだ!」
みんなの評価 : ★
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