私的良スレ書庫
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元スレ竜児「ん、大河。起きたか……」
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病室前
北村「ここだ」
竜児「……そう、か。ありがとな北村」
北村「なーにお安い御用だ。これも生徒会長の務めだ」
竜児「……そう、か…」
北村「──そして、お前の友達である務めでもあるしな」
竜児「北村……」
北村「あと、逢坂もな!」
大河「ん。ありがと北村くん」
亜美「……とりあえず、今は二人で行ってきたらどお?」
竜児「……川嶋、お前は後でいいのか?」
亜美「……。亜美ちゃんは後でいいの、つもる話もあるしさ」
大河「私もばかちーは最後でいいと思う。でしょ、ばかちー」
亜美「……ちっ。うるせチビ…じゃあ、先に帰っててよね。あたしも終わったら勝手に帰るから」
8周目がつい昨日終わった俺が、みのりんもいいなって思ったらこんなスレが…
みのりん…(;_;)
みのりん…(;_;)
北村「……。そうだな、じゃあ亜美。高須たちが終わるまであっちで談笑でもしとくか」
亜美「はぁ? 超嫌なんですけどー」
竜児「お、おう……大河、本当にいいのか本当に? アイツが終わる時まで残ってなくて…」
大河「……見られてたくないんでしょ。泣き顔」
竜児「……ああ、そうか……」
大河「……んじゃ、行くよ竜児。ドア開けてちょうだい」
竜児「っ………おう、開ける」ぐっ
大河「……」
竜児「ッ………」
大河「……」ぎゅ…
竜児「──大河…?」
大河「一人じゃダメなら、私も一緒に開ける。それでいいでしょ」
竜児「……。ああ、わかった。一緒にあけよう」
亜美「はぁ? 超嫌なんですけどー」
竜児「お、おう……大河、本当にいいのか本当に? アイツが終わる時まで残ってなくて…」
大河「……見られてたくないんでしょ。泣き顔」
竜児「……ああ、そうか……」
大河「……んじゃ、行くよ竜児。ドア開けてちょうだい」
竜児「っ………おう、開ける」ぐっ
大河「……」
竜児「ッ………」
大河「……」ぎゅ…
竜児「──大河…?」
大河「一人じゃダメなら、私も一緒に開ける。それでいいでしょ」
竜児「……。ああ、わかった。一緒にあけよう」
がらり……
ぴー…ぴー…ぴー…
竜児「──……よう、櫛枝」
大河「──みのりん、元気にしてた?」
竜児「…最初にあってから、だいぶあってないけどよ…何時も通りか、可愛くてびっくりだ」
大河「…ちょっと。それ私がいるのに失礼じゃないのよ」
竜児「え、あ、当たり前だろっ……お前が一番に決まってる、ぞ」
大河「ばっ、ちょ、みのりんの前で変なこと言わないでよ!!みのりん暴走しちゃうでしょ!!」
竜児「そ、そうか? いやだって、あの時の顔とかすっげー可愛いし……ってハッ!?」
大河「ぎ、ばば、馬鹿犬ぅ!! こんなところでなに、アンタは…ッ!!発情犬!!」
竜児「じ、事実を言ったまでだぁ! それにここは病院だからちょっとは静かにしろ!!」
大河「はぁーっ……はぁーっ……そうね、確かに叫んだ私もわるかったわー……っ」
竜児「お、おう……わかってくれたなら、よかった…」
ぴー…ぴー…ぴー…
竜児「──……よう、櫛枝」
大河「──みのりん、元気にしてた?」
竜児「…最初にあってから、だいぶあってないけどよ…何時も通りか、可愛くてびっくりだ」
大河「…ちょっと。それ私がいるのに失礼じゃないのよ」
竜児「え、あ、当たり前だろっ……お前が一番に決まってる、ぞ」
大河「ばっ、ちょ、みのりんの前で変なこと言わないでよ!!みのりん暴走しちゃうでしょ!!」
竜児「そ、そうか? いやだって、あの時の顔とかすっげー可愛いし……ってハッ!?」
大河「ぎ、ばば、馬鹿犬ぅ!! こんなところでなに、アンタは…ッ!!発情犬!!」
竜児「じ、事実を言ったまでだぁ! それにここは病院だからちょっとは静かにしろ!!」
大河「はぁーっ……はぁーっ……そうね、確かに叫んだ私もわるかったわー……っ」
竜児「お、おう……わかってくれたなら、よかった…」
竜児「とりあえず、そこに座るか……」すと
大河「そうね……よいしょ」すとん
ぴー…ぴー…ぴー…
竜児「…………」
大河「──ねぇ、みのりん。
わたしね、ちゃんとこうやってみのりんと会ったのって……修学旅行前だよね」
大河「私がヘマしちゃって……雪やまのなか落ちちゃって。みんな騒いでたらしくて…
そんときのこと、ほとんど覚えてないんだけどね」
竜児「…………」
大河「聞いた話だと、まっさきに助けに行こうとしたのって……みのりんらしいじゃない?
わたし、それを聞いた時……すっごく嬉しくて。本当に涙が止まらなかったんだよ」
大河「──でもね、その後の方がもっと……涙が止まらなかったんだよ…」
竜児「──櫛枝、お前は本当に凄い奴だと思う。確かに……あの時、俺は少し躊躇をした。
大河らしい光を見つけて、確かにちょっと迷ったんだ……」
竜児「だけどお前は、そんな感情も無視して……櫛枝は、お前は、突っ込んでってた。
友達の為って、自分を犠牲にしてでも行くって、そんな感じがした……」
大河「本当に感謝してるの。みのりん、こんな馬鹿な私を助けてくれて……
本当に本当に、返しきれないぐらいに感謝してるの」
大河「そうね……よいしょ」すとん
ぴー…ぴー…ぴー…
竜児「…………」
大河「──ねぇ、みのりん。
わたしね、ちゃんとこうやってみのりんと会ったのって……修学旅行前だよね」
大河「私がヘマしちゃって……雪やまのなか落ちちゃって。みんな騒いでたらしくて…
そんときのこと、ほとんど覚えてないんだけどね」
竜児「…………」
大河「聞いた話だと、まっさきに助けに行こうとしたのって……みのりんらしいじゃない?
わたし、それを聞いた時……すっごく嬉しくて。本当に涙が止まらなかったんだよ」
大河「──でもね、その後の方がもっと……涙が止まらなかったんだよ…」
竜児「──櫛枝、お前は本当に凄い奴だと思う。確かに……あの時、俺は少し躊躇をした。
大河らしい光を見つけて、確かにちょっと迷ったんだ……」
竜児「だけどお前は、そんな感情も無視して……櫛枝は、お前は、突っ込んでってた。
友達の為って、自分を犠牲にしてでも行くって、そんな感じがした……」
大河「本当に感謝してるの。みのりん、こんな馬鹿な私を助けてくれて……
本当に本当に、返しきれないぐらいに感謝してるの」
ぴー…ぴー…ぴー…
大河「……」
竜児「──俺も、お前に謝りたかった。ちゃんと俺さえ行ってれば、お前になにもおこらなかったんじゃなかったって
何度も何度も自分を恨んだ。死にたいって思ったし、お前が……いつか起き上がって、俺を罵倒してくれんのを待ってた…」
竜児「……そのうち、お前の見舞いに行くのが辛くなってきて……いつまでこんなことが続くんだって、俺は……俺は…
……その怖さから、お前から……逃げたんだ…っ…」
竜児「……だって──ごめん、という言葉が……こんなにも軽いて思わなかったんだよ。
だから、だから……俺はお前から逃げたんだ。いつまでも謝り続ける恐怖から、そんな乾いた現実から……俺は…」
大河「……私も一緒。みのりん、私も助かって。いの一番にみのりんの所にいったよ。
そのときの慌てようって言ったら、膝に一生消えないくらいの傷ができたぐらいに」
大河「そうやって、着いた場所には……寝たきりのみのりんがいた。
まるで眠ってるように、ぐーすか授業中に眠っちゃってるみたいに寝ているみのりんがいたの」
大河「でもね、そのみのりんは起きなかった。悪戯書きしても、わきをくすぐっても、髪をみつあみにしても……
みのりんは起きなかった。ぜんぜん……起きてくれなかった」
大河「……」
竜児「──俺も、お前に謝りたかった。ちゃんと俺さえ行ってれば、お前になにもおこらなかったんじゃなかったって
何度も何度も自分を恨んだ。死にたいって思ったし、お前が……いつか起き上がって、俺を罵倒してくれんのを待ってた…」
竜児「……そのうち、お前の見舞いに行くのが辛くなってきて……いつまでこんなことが続くんだって、俺は……俺は…
……その怖さから、お前から……逃げたんだ…っ…」
竜児「……だって──ごめん、という言葉が……こんなにも軽いて思わなかったんだよ。
だから、だから……俺はお前から逃げたんだ。いつまでも謝り続ける恐怖から、そんな乾いた現実から……俺は…」
大河「……私も一緒。みのりん、私も助かって。いの一番にみのりんの所にいったよ。
そのときの慌てようって言ったら、膝に一生消えないくらいの傷ができたぐらいに」
大河「そうやって、着いた場所には……寝たきりのみのりんがいた。
まるで眠ってるように、ぐーすか授業中に眠っちゃってるみたいに寝ているみのりんがいたの」
大河「でもね、そのみのりんは起きなかった。悪戯書きしても、わきをくすぐっても、髪をみつあみにしても……
みのりんは起きなかった。ぜんぜん……起きてくれなかった」
大河「何度も何度も、お見舞いに行ったよ。そのたびに今日起きた事とか、色んな事を話したよね。
ばかちーがまた煩いとか、北村君が筋肉凄かったとか──」
大河「──私と、竜児が、付き合ったとか」
大河「わたしはいっつもみのりんに言ってたよね。
みのりん、なんで起きないの? 竜児が本当に……私の彼女になっちゃうよって」
大河「……みのりん、こんな私を、心から恨んでる?
なんの決着もつけないまま、わたしが竜児と付き合ったこと……恨んでるはずだよね」
大河「そう、だよね………」
竜児「大河……」
大河「ううん、竜児。最後まで言わせて──ねぇ、みのりん」
大河「わたしは……わたしはねみのりん──竜児のことが大好きなんだ!
好きで好きでたまらなくて、いっつも一緒に居なくちゃ壊れちゃいそうになるぐらいに大好き」
大河「この気持ちは誰にも負けない自信があるの! たとえみのりんにだって負けやしない!」
大河「ぐしゅ……だ、だってね…そうしないと、みのりんに申し訳ないもんっ……!!」
大河「こうやって、わたしたちだけ幸せで……げほっ……じゅるる…なにもかも手に入れて…!!」
ばかちーがまた煩いとか、北村君が筋肉凄かったとか──」
大河「──私と、竜児が、付き合ったとか」
大河「わたしはいっつもみのりんに言ってたよね。
みのりん、なんで起きないの? 竜児が本当に……私の彼女になっちゃうよって」
大河「……みのりん、こんな私を、心から恨んでる?
なんの決着もつけないまま、わたしが竜児と付き合ったこと……恨んでるはずだよね」
大河「そう、だよね………」
竜児「大河……」
大河「ううん、竜児。最後まで言わせて──ねぇ、みのりん」
大河「わたしは……わたしはねみのりん──竜児のことが大好きなんだ!
好きで好きでたまらなくて、いっつも一緒に居なくちゃ壊れちゃいそうになるぐらいに大好き」
大河「この気持ちは誰にも負けない自信があるの! たとえみのりんにだって負けやしない!」
大河「ぐしゅ……だ、だってね…そうしないと、みのりんに申し訳ないもんっ……!!」
大河「こうやって、わたしたちだけ幸せで……げほっ……じゅるる…なにもかも手に入れて…!!」
訂正
大河「何度も何度も、お見舞いに行ったよ。そのたびに今日起きた事とか、色んな事を話したよね。
ばかちーがまた煩いとか、北村君が筋肉凄かったとか──」
大河「──私と、竜児が、付き合ったとか」
大河「わたしはいっつもみのりんに言ってたよね。
みのりん、なんで起きないの? 竜児が本当に……私の彼氏になっちゃうよって」
大河「……みのりん、こんな私を、心から恨んでる?
なんの決着もつけないまま、わたしが竜児と付き合ったこと……恨んでるはずだよね」
大河「そう、だよね………」
竜児「大河……」
大河「ううん、竜児。最後まで言わせて──ねぇ、みのりん」
大河「わたしは……わたしはねみのりん──竜児のことが大好きなんだ!
好きで好きでたまらなくて、いっつも一緒に居なくちゃ壊れちゃいそうになるぐらいに大好き」
大河「この気持ちは誰にも負けない自信があるの! たとえみのりんにだって負けやしない!」
大河「ぐしゅ……だ、だってね…そうしないと、みのりんに申し訳ないもんっ……!!」
大河「こうやって、わたしたちだけ幸せで……げほっ……じゅるる…なにもかも手に入れて…!!」
大河「何度も何度も、お見舞いに行ったよ。そのたびに今日起きた事とか、色んな事を話したよね。
ばかちーがまた煩いとか、北村君が筋肉凄かったとか──」
大河「──私と、竜児が、付き合ったとか」
大河「わたしはいっつもみのりんに言ってたよね。
みのりん、なんで起きないの? 竜児が本当に……私の彼氏になっちゃうよって」
大河「……みのりん、こんな私を、心から恨んでる?
なんの決着もつけないまま、わたしが竜児と付き合ったこと……恨んでるはずだよね」
大河「そう、だよね………」
竜児「大河……」
大河「ううん、竜児。最後まで言わせて──ねぇ、みのりん」
大河「わたしは……わたしはねみのりん──竜児のことが大好きなんだ!
好きで好きでたまらなくて、いっつも一緒に居なくちゃ壊れちゃいそうになるぐらいに大好き」
大河「この気持ちは誰にも負けない自信があるの! たとえみのりんにだって負けやしない!」
大河「ぐしゅ……だ、だってね…そうしないと、みのりんに申し訳ないもんっ……!!」
大河「こうやって、わたしたちだけ幸せで……げほっ……じゅるる…なにもかも手に入れて…!!」
>>281
やめろwwwwww今は言わないでくれ
やめろwwwwww今は言わないでくれ
>>283
トイレ行ってこいよwwww
トイレ行ってこいよwwww
大河「ぐすっ……ねぇ、みのりん。正直に話すから、怒らないできいてね?」
大河「私たちって……みのりんの、いや、違うね───みのりんから、逃げるために……付き合ったと、いってもいいの」
大河「こんなこといったら、みのりんすっごく怒るでしょ? でもね、そうしないとお互いに……
もう本当に、だめになりそうだったから……」
竜児「……ああ、本当に俺と大河は元に戻れなくなりそうだった…。
櫛枝っていう囲いに囚われて、なんにも動けなくなってたんだ」
竜児「……でも、そんな不純な付き合い方でも、好き合い方でも──今の俺なら、はっきりとお前にも言える」
竜児「櫛枝、俺は大河が大好きだ。この世で一番、なによりも好きで好きでたまらない。
細い腕だって、小さな背だって、全部好きだ。その口から出る言葉は全て独占したいぐらいに」
竜児「俺は、逢坂 大河を愛してる」
竜児「櫛枝……櫛枝、本当にありがとう。お前に心から感謝してる。軽い言葉だと思っていい、軽薄な奴だと思っていい。
だけど……だけど、俺に言えるのはそれだけなんだ。本当に、本当に」
大河「わたしも──本当にありがとう、みのりん。私を助けてくれて、竜児と……付き合わせてくれて。
本当に、ありがとう……みのりん」
大河「私たちって……みのりんの、いや、違うね───みのりんから、逃げるために……付き合ったと、いってもいいの」
大河「こんなこといったら、みのりんすっごく怒るでしょ? でもね、そうしないとお互いに……
もう本当に、だめになりそうだったから……」
竜児「……ああ、本当に俺と大河は元に戻れなくなりそうだった…。
櫛枝っていう囲いに囚われて、なんにも動けなくなってたんだ」
竜児「……でも、そんな不純な付き合い方でも、好き合い方でも──今の俺なら、はっきりとお前にも言える」
竜児「櫛枝、俺は大河が大好きだ。この世で一番、なによりも好きで好きでたまらない。
細い腕だって、小さな背だって、全部好きだ。その口から出る言葉は全て独占したいぐらいに」
竜児「俺は、逢坂 大河を愛してる」
竜児「櫛枝……櫛枝、本当にありがとう。お前に心から感謝してる。軽い言葉だと思っていい、軽薄な奴だと思っていい。
だけど……だけど、俺に言えるのはそれだけなんだ。本当に、本当に」
大河「わたしも──本当にありがとう、みのりん。私を助けてくれて、竜児と……付き合わせてくれて。
本当に、ありがとう……みのりん」
ぴー…ぴー…ぴー…
大河「…それじゃ、行くね。みのりん」
竜児「お、おい……大河。あれは言わなくていいのか?」
大河「あれ?」
竜児「あれって……あれに決まってるだろ…?」
大河「──あーあれね、もう。せっかちね竜児は」
竜児「いや、そもそもそれを言いに来たんじゃないのか今回……」
大河「ま。それは次回にしよ──別に今回が最後のお見舞いってわけじゃないでしょ?」
竜児「ま、まあそうだが……それじゃあ次の時に、言うか」
大河「話のネタはいっぱいあったほうが、みのりんも喜ぶでしょ」
竜児「……そうだな。コイツはそういうやつだ」
大河「…それじゃ、行くね。みのりん」
竜児「お、おい……大河。あれは言わなくていいのか?」
大河「あれ?」
竜児「あれって……あれに決まってるだろ…?」
大河「──あーあれね、もう。せっかちね竜児は」
竜児「いや、そもそもそれを言いに来たんじゃないのか今回……」
大河「ま。それは次回にしよ──別に今回が最後のお見舞いってわけじゃないでしょ?」
竜児「ま、まあそうだが……それじゃあ次の時に、言うか」
大河「話のネタはいっぱいあったほうが、みのりんも喜ぶでしょ」
竜児「……そうだな。コイツはそういうやつだ」
竜児「──じゃあ、また明日。櫛枝」
大河「──じゃあ、また明日ね。みのりん」
がらり… ぴしゃ
竜児「………」
大河「………」
竜児「……これで、よかったのか」
大河「よくないでしょ。みのりん、多分カンカンよ」
竜児「…そうだな。起きたときが楽しみだよ」
大河「そん時は、頭を一発ぐらい殴られなさいよ」
竜児「お前もな」
大河「アンタもね」
「……ふふっ…」
「……ははっ…」
大河「──じゃあ、また明日ね。みのりん」
がらり… ぴしゃ
竜児「………」
大河「………」
竜児「……これで、よかったのか」
大河「よくないでしょ。みのりん、多分カンカンよ」
竜児「…そうだな。起きたときが楽しみだよ」
大河「そん時は、頭を一発ぐらい殴られなさいよ」
竜児「お前もな」
大河「アンタもね」
「……ふふっ…」
「……ははっ…」
竜児「笑っちゃいけねぇとは思うが……やっぱすっげー楽しみでな」
大河「そうよ、楽しみなさい。みのりんが起きたらまず、めいいっぱいの幸せを……いち早く届けてあげるの」
竜児「どうやって?」
大河「……そうね、例えば……」
大河「生まれてきた赤ちゃんを、見せてあげるとか?」
竜児「……バッチシじゃねぇか!それ!」
大河「でしょ! だから検査に……うっ」びくん
竜児「な、大河!? どうした!?」
大河「うそ、マジで吐きそう……」
竜児「うそだろ!? これはもう病院に連れて行くしか……ってここだ病院!!」
北村「おーい、どうした高須──逢坂!? なんだその草食った犬みたいな動きは!?」
亜美「え、ちょっとアンタ大丈夫なの!?」
大河「そうよ、楽しみなさい。みのりんが起きたらまず、めいいっぱいの幸せを……いち早く届けてあげるの」
竜児「どうやって?」
大河「……そうね、例えば……」
大河「生まれてきた赤ちゃんを、見せてあげるとか?」
竜児「……バッチシじゃねぇか!それ!」
大河「でしょ! だから検査に……うっ」びくん
竜児「な、大河!? どうした!?」
大河「うそ、マジで吐きそう……」
竜児「うそだろ!? これはもう病院に連れて行くしか……ってここだ病院!!」
北村「おーい、どうした高須──逢坂!? なんだその草食った犬みたいな動きは!?」
亜美「え、ちょっとアンタ大丈夫なの!?」
北村「た、高須…!? こ、これはいったいなんだっていうんだ……!?」
竜児「あ、いや、これはちょっとな……なんていうかその……」
亜美「──祐作、産婦人科に連絡。毎回、病院きてるなら場所わかるでしょ」
北村「わ、わかったぞ! まかせとけ!」びゅん!
大河「うっく……くく……」
亜美「大丈夫? 胸が苦しい? 吐き気が来るのに、なにも吐けない感じ?」
大河「っ…っ……」こくっこくっ
亜美「そう──そうなの、わかったわ。高須君、早く手ノリタイガーを背負って!!」
竜児「お、おう!」
亜美「ベットでもいい、とにかく楽な体制でいられるような場所を探して!!ここら辺でそんなのなかったから
多分、上階か下階にあるはずだから!!」
竜児「お、おぉう!!」
竜児「あ、いや、これはちょっとな……なんていうかその……」
亜美「──祐作、産婦人科に連絡。毎回、病院きてるなら場所わかるでしょ」
北村「わ、わかったぞ! まかせとけ!」びゅん!
大河「うっく……くく……」
亜美「大丈夫? 胸が苦しい? 吐き気が来るのに、なにも吐けない感じ?」
大河「っ…っ……」こくっこくっ
亜美「そう──そうなの、わかったわ。高須君、早く手ノリタイガーを背負って!!」
竜児「お、おう!」
亜美「ベットでもいい、とにかく楽な体制でいられるような場所を探して!!ここら辺でそんなのなかったから
多分、上階か下階にあるはずだから!!」
竜児「お、おぉう!!」
>>298
側面図がえらいことになってんぞ
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