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元スレ竜児「ん、大河。起きたか……」

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>>199一巻で使っただろ
大河「………」
竜児「………」
大河「……ねぇ、竜児…」すっ…
竜児「大河……」
がちゃ
北村「おーす! きぃたぞきぃたぞきぃたむらくぅんー……魔法少年北村祐作、ここにさんじょ」
竜児「………」
大河「き、きたたむらむら……ッ」
北村「高須、すまん」
竜児「……ああ、そこにカバン頼む」
北村「おう、了解した。では、お二人とも……アデュ!」ばっ!がちゃん!
竜児「本当にあいつはなんていうか……不幸な奴だな」
大河「きたた……」
竜児「……おーい、大河ー。もどってこーい」
竜児「………」
大河「……ねぇ、竜児…」すっ…
竜児「大河……」
がちゃ
北村「おーす! きぃたぞきぃたぞきぃたむらくぅんー……魔法少年北村祐作、ここにさんじょ」
竜児「………」
大河「き、きたたむらむら……ッ」
北村「高須、すまん」
竜児「……ああ、そこにカバン頼む」
北村「おう、了解した。では、お二人とも……アデュ!」ばっ!がちゃん!
竜児「本当にあいつはなんていうか……不幸な奴だな」
大河「きたた……」
竜児「……おーい、大河ー。もどってこーい」
いや大河は産まれてきた子供の血液型を調べることを頑なに断るような娘じゃないよ
夜
泰子「ぐっひゅー! やっちゃんのおかえりだよー!」
竜児「……おう。夜飯食べずに頑張ったな、泰子」
泰子「なになにぃ~……りゅうちゃん起きて待っててくれたろぉ~……えへへ、ありがとぉ」
竜児「いや、いつもまってるだろ俺は。そら、はやく化粧落とすんだ。そこに置いてるから」
泰子「そのまえにトイレ~」
竜児「トイレで寝るなよー。後カギを閉めるなー」
泰子「はぁーい」
竜児「……ふぅ。毎度よくあんだけ酔えるもんだ……」
竜児「…………」
竜児「……大河はちゃんと寝たのか心配だ」
回想
大河「とりあえず、今日は自分の部屋で寝る」
竜児「お、おい……大丈夫かよ?」
大河「なぁーにがよ。別にまだ生む直前でもあるまいし」
泰子「ぐっひゅー! やっちゃんのおかえりだよー!」
竜児「……おう。夜飯食べずに頑張ったな、泰子」
泰子「なになにぃ~……りゅうちゃん起きて待っててくれたろぉ~……えへへ、ありがとぉ」
竜児「いや、いつもまってるだろ俺は。そら、はやく化粧落とすんだ。そこに置いてるから」
泰子「そのまえにトイレ~」
竜児「トイレで寝るなよー。後カギを閉めるなー」
泰子「はぁーい」
竜児「……ふぅ。毎度よくあんだけ酔えるもんだ……」
竜児「…………」
竜児「……大河はちゃんと寝たのか心配だ」
回想
大河「とりあえず、今日は自分の部屋で寝る」
竜児「お、おい……大丈夫かよ?」
大河「なぁーにがよ。別にまだ生む直前でもあるまいし」
竜児「で、でもよ……母身はたいせつにしろってよく言うし……!」
大河「黙ってなさい野郎が」
竜児「お、おう……」
大河「……たかが野郎の分際で、なにをわかったことをいってんのよ。
これは私の身体。一番、私がわかってんの。男が口を出すなっての」
竜児「……心なしか口が悪くなってないか大河……いやまぁ、北村に見られたのはあれだけどよ…」
大河「ち、ちがわい!!……んで、今日は晩御飯いらないからね」
竜児「飯もいらねぇのか? いや、本当はすっげー具合悪いとかそんなんじゃ……」べたべた…
大河「あぁー!!もう、うっとしいぃ!!なんでアンタがへろへろしてんのよ!!もう帰るから!!」
竜児「た、大河ァー!! 暖かくして寝ろよぉ~!!」
回想終わり
竜児「し、心配だ……あいつのことだから、腹出して眠ってそうだ……!!」
竜児「………」
竜児「よし、見に行こう」
大河「黙ってなさい野郎が」
竜児「お、おう……」
大河「……たかが野郎の分際で、なにをわかったことをいってんのよ。
これは私の身体。一番、私がわかってんの。男が口を出すなっての」
竜児「……心なしか口が悪くなってないか大河……いやまぁ、北村に見られたのはあれだけどよ…」
大河「ち、ちがわい!!……んで、今日は晩御飯いらないからね」
竜児「飯もいらねぇのか? いや、本当はすっげー具合悪いとかそんなんじゃ……」べたべた…
大河「あぁー!!もう、うっとしいぃ!!なんでアンタがへろへろしてんのよ!!もう帰るから!!」
竜児「た、大河ァー!! 暖かくして寝ろよぉ~!!」
回想終わり
竜児「し、心配だ……あいつのことだから、腹出して眠ってそうだ……!!」
竜児「………」
竜児「よし、見に行こう」
逢坂宅・玄関前
竜児「……合鍵を入れてっと」がちゃ
竜児「たいがぁー……入るぞー……」
竜児「……。返事が無い、よし入ろう」
竜児「……」すたすた…
竜児「──うっ。なんだこの匂い……まさかアイツ……ッ!!」がらり!
竜児「ぎゃー! キッチン周りがシンクの汚れとかそういうレベルじゃないぐらいに汚れてる!!」
竜児「おっと……収まれ高須右手よッ……今はその欲望を解き放つ時ではないからな……ッ!!」
竜児「……ッ……まってろ、キッチンの汚れ。お前は明日が命日だ……さて、寝室だ……」
寝室
竜児「たいがぁ……起きてるかー……」
「すぅ……すぅ……」
竜児「……ん、寝てるようだな」
竜児「………」こそこそ……
竜児「………」そっ…
大河「くひゅ~……すやすや…」
竜児「……えらい幸せそうに寝てやがんなコイツ。つぅか、よくこんなふわふわな服で寝れるな…熱くないのかよ…って」
竜児『た、大河ァー!! 暖かくして寝ろよぉ~!!』
竜児「……そうか、あの言葉ちゃんと聞いてたのか……大河、ごめんな」なでなで…
竜児「ってめっちゃ汗かいてるぞお前!? これはダメだろ!!」
大河「うぅ~ん……うるさい……ッ」
竜児「ぐっ」ぱしっ
大河「ううん……? なに、今、竜児……?」
竜児「……」
大河「……ううん……すやすや……」
竜児「……寝ちゃうのかよ。もうちっと危機とか感じろよそこは……」
竜児「………」そっ…
大河「くひゅ~……すやすや…」
竜児「……えらい幸せそうに寝てやがんなコイツ。つぅか、よくこんなふわふわな服で寝れるな…熱くないのかよ…って」
竜児『た、大河ァー!! 暖かくして寝ろよぉ~!!』
竜児「……そうか、あの言葉ちゃんと聞いてたのか……大河、ごめんな」なでなで…
竜児「ってめっちゃ汗かいてるぞお前!? これはダメだろ!!」
大河「うぅ~ん……うるさい……ッ」
竜児「ぐっ」ぱしっ
大河「ううん……? なに、今、竜児……?」
竜児「……」
大河「……ううん……すやすや……」
竜児「……寝ちゃうのかよ。もうちっと危機とか感じろよそこは……」
竜児「…………」
大河「すやすや……竜児ぃ~……そこのしょうゆとって~……」
竜児「……はぁ。少しタオルで拭いて行くか…」
数分後
竜児「……よし、こんなもんでいいだろ。少し軽めの服装に着替えさしたし」
大河「むにゃむにゃ……」
竜児「……大河、頑張れよ。俺も頑張るから、お前も頑張れ」
竜児「…………」
「それはいささか、今さら感があるけどな。……高須、本当によかったな」
「……あと高っちゃんもさー、色々と話してくんねぇし。色々とあったはずなのにさぁ~……あんな疲れちまった顔してさ。
ほら、俺馬鹿だからさ、隠れて慰めると察するとかわかんなくてよ……」
「──だから高須くん、なに怯えてるの?」
竜児「なぁ、大河……俺は──今、幸せなのかな」
大河「すやすや……竜児ぃ~……そこのしょうゆとって~……」
竜児「……はぁ。少しタオルで拭いて行くか…」
数分後
竜児「……よし、こんなもんでいいだろ。少し軽めの服装に着替えさしたし」
大河「むにゃむにゃ……」
竜児「……大河、頑張れよ。俺も頑張るから、お前も頑張れ」
竜児「…………」
「それはいささか、今さら感があるけどな。……高須、本当によかったな」
「……あと高っちゃんもさー、色々と話してくんねぇし。色々とあったはずなのにさぁ~……あんな疲れちまった顔してさ。
ほら、俺馬鹿だからさ、隠れて慰めると察するとかわかんなくてよ……」
「──だから高須くん、なに怯えてるの?」
竜児「なぁ、大河……俺は──今、幸せなのかな」
寝ようと思ったら良スレ見つけてしまった
朝まで残ってないよなー
朝まで残ってないよなー
竜児「色々なことをやってさ、今はお前と一緒にいる。確かにそれはそうだ……
でもよ、それと一緒に俺は……色々なモンを無くしちまったんじゃないかって思う」
竜児「別にそれが悪いってワケじゃねぇ……自分で望んでやったことだしな。それでいいと思う。
──でもよ、それが俺たちだけじゃない他人に思われてたら……どうなんだろうな」
竜児「…………」
竜児「それは単に逃げてるだけじゃないかって……俺は思う。頑張って頑張った先に会った答えだとしても、
それが良いんだって思い続けても……やっぱり他人と自分は違うんだ」
竜児「──だから、俺は思うんだよ。大河」
竜児「俺たちは確かに幸せだ。なにがあっても、なにがおこっても幸せであり続ける。そうじゃなきゃいけない」
竜児「俺たちは逃げ続けなきゃいけない……そう、そんな道しか残ってないんだ」
竜児「……、どうなんだろうな。この答えは。俺にはさっぱり……」
竜児「……わかんねぇよ……」
でもよ、それと一緒に俺は……色々なモンを無くしちまったんじゃないかって思う」
竜児「別にそれが悪いってワケじゃねぇ……自分で望んでやったことだしな。それでいいと思う。
──でもよ、それが俺たちだけじゃない他人に思われてたら……どうなんだろうな」
竜児「…………」
竜児「それは単に逃げてるだけじゃないかって……俺は思う。頑張って頑張った先に会った答えだとしても、
それが良いんだって思い続けても……やっぱり他人と自分は違うんだ」
竜児「──だから、俺は思うんだよ。大河」
竜児「俺たちは確かに幸せだ。なにがあっても、なにがおこっても幸せであり続ける。そうじゃなきゃいけない」
竜児「俺たちは逃げ続けなきゃいけない……そう、そんな道しか残ってないんだ」
竜児「……、どうなんだろうな。この答えは。俺にはさっぱり……」
竜児「……わかんねぇよ……」
竜児「………」
竜児「……もう帰るな、大河。風邪なんか絶対にひくなよ」
竜児「………」すっ…
竜児「……ちゅ」
竜児「……。よし、いくか───」
竜児「──ん、これは……」
竜児「……櫛枝の、写真……?」
竜児「なん、で枕もとに……いや、俺も驚き過ぎだろ……だって、そんなの…」
竜児「……当たり前、じゃないだろ……大河…」
竜児「………」
竜児「大河……」
「大河大河……うっさいわねアンタ…」
竜児「おおう!? お、起きてたのか……っ?」
大河「あんだけ身体をこねくり回されたら、誰だっておきるっつーの……ふわぁ…やっぱり来たわね」
竜児「……もう帰るな、大河。風邪なんか絶対にひくなよ」
竜児「………」すっ…
竜児「……ちゅ」
竜児「……。よし、いくか───」
竜児「──ん、これは……」
竜児「……櫛枝の、写真……?」
竜児「なん、で枕もとに……いや、俺も驚き過ぎだろ……だって、そんなの…」
竜児「……当たり前、じゃないだろ……大河…」
竜児「………」
竜児「大河……」
「大河大河……うっさいわねアンタ…」
竜児「おおう!? お、起きてたのか……っ?」
大河「あんだけ身体をこねくり回されたら、誰だっておきるっつーの……ふわぁ…やっぱり来たわね」
竜児「なん、だよ……俺が来るのわかってたのか?」
大河「ったりまえでしょ。それぐらいわかってなきゃ、アンタの子なんて孕まないわよ」
竜児「……お、おう……そうか…」
大河「なに照れてんの? ちょっとアンタ本当に馬鹿」
竜児「馬鹿言うなよ……それともうちっと、オブラートに包んだ言い方をしてくれ。
こう……貴方と私の愛の結晶……みたいな?」
大河「なんかやだ」
竜児「俺もやだ」
大河「別に言い方はどうだっていいでしょ。
私は……もしかして生まれてくるかもしれないこの子を、可愛いと思えば、それで」
竜児「そう、だけどよ……まぁ、そうだな。確かに可愛いと思えばそれでいい」
大河「……アンタに似ないことを心底願うけど」
竜児「それはお互い様だ」
大河「ったりまえでしょ。それぐらいわかってなきゃ、アンタの子なんて孕まないわよ」
竜児「……お、おう……そうか…」
大河「なに照れてんの? ちょっとアンタ本当に馬鹿」
竜児「馬鹿言うなよ……それともうちっと、オブラートに包んだ言い方をしてくれ。
こう……貴方と私の愛の結晶……みたいな?」
大河「なんかやだ」
竜児「俺もやだ」
大河「別に言い方はどうだっていいでしょ。
私は……もしかして生まれてくるかもしれないこの子を、可愛いと思えば、それで」
竜児「そう、だけどよ……まぁ、そうだな。確かに可愛いと思えばそれでいい」
大河「……アンタに似ないことを心底願うけど」
竜児「それはお互い様だ」
大河「そうね……例えば私の容姿で、アンタの性格っていうのが完璧じゃない?」
竜児「……おう、軽く考えてみたが……完璧じゃねそれ?」
大河「そうそう! だからかわいー女の子で、生真面目で、他人のことを何時でも思いやって、
馬鹿みたいにはしゃいで、料理も上手くて、勘違いされやすくて………」
竜児「あとは……とってもいじっぱりで、なきむしで、がんばってるくせに報われなくて、
勘違いされやすい奴……」
大河「なによそれ、わたしのこといってるでしょ!」
竜児「お前もだろ」
大河「私は一応、褒めた感じにしたわよ!!アンタはなんか悪ぐちっぽい!!」
竜児「気のせいだ」
大河「……まぁいいわよ。そんな感じで、めちゃくちゃ人生に苦労しそうな子が生まれそうね」
竜児「……あれ? 大丈夫かこれ?」
大河「大丈夫よ。だって、私たちがいるもの」
竜児「……おう、軽く考えてみたが……完璧じゃねそれ?」
大河「そうそう! だからかわいー女の子で、生真面目で、他人のことを何時でも思いやって、
馬鹿みたいにはしゃいで、料理も上手くて、勘違いされやすくて………」
竜児「あとは……とってもいじっぱりで、なきむしで、がんばってるくせに報われなくて、
勘違いされやすい奴……」
大河「なによそれ、わたしのこといってるでしょ!」
竜児「お前もだろ」
大河「私は一応、褒めた感じにしたわよ!!アンタはなんか悪ぐちっぽい!!」
竜児「気のせいだ」
大河「……まぁいいわよ。そんな感じで、めちゃくちゃ人生に苦労しそうな子が生まれそうね」
竜児「……あれ? 大丈夫かこれ?」
大河「大丈夫よ。だって、私たちがいるもの」
竜児は自分で自分のこと優しい竜児くんだの気遣いの高須だの言っちゃうからな
とらドラのツンデレ枠は竜児
とらドラのツンデレ枠は竜児
大河スレで竜児の目付きで性格が大河だと最悪になるとか言ってたなw
>>232
おまえは本当に出来た奴だよ
おまえは本当に出来た奴だよ
大河「生まれてくる子に、たーんと愛情を注ぐの。そうやって生まれたこは絶対に良い子のはずよ。
だってそうじゃなきゃ、私は神を噛み殺すわ」
竜児「……なんか上手いこと言ったようだけど、全然説得力無いぞそれ…」
大河「ノリでうけとんなさい。……だからね、竜児。私たちは生まれてくる子に幸せをあげなきゃいけない。
溢れるぐらいに、抑えきれないぐらいに、それもうたーくさん与えてあげるのよっ」
竜児「そうだな……確かに、そうじゃなきゃいけねぇな」
大河「でしょ! だからその分、私たちはちゃんと……幸せの補充をしなきゃいけない」
竜児「補充…?」
大河「そう、補充。今でも確かに幸せだけど……それだけじゃダメ。全然足りない。
だからそれをもらいに、受け取りに、わたしたちは行かなくちゃダメ」
竜児「……。大河、まさかお前……」
大河「行くわよ」
竜児「……でも、それは………」
大河「行かなくちゃダメ、竜児。いい?きいて」
だってそうじゃなきゃ、私は神を噛み殺すわ」
竜児「……なんか上手いこと言ったようだけど、全然説得力無いぞそれ…」
大河「ノリでうけとんなさい。……だからね、竜児。私たちは生まれてくる子に幸せをあげなきゃいけない。
溢れるぐらいに、抑えきれないぐらいに、それもうたーくさん与えてあげるのよっ」
竜児「そうだな……確かに、そうじゃなきゃいけねぇな」
大河「でしょ! だからその分、私たちはちゃんと……幸せの補充をしなきゃいけない」
竜児「補充…?」
大河「そう、補充。今でも確かに幸せだけど……それだけじゃダメ。全然足りない。
だからそれをもらいに、受け取りに、わたしたちは行かなくちゃダメ」
竜児「……。大河、まさかお前……」
大河「行くわよ」
竜児「……でも、それは………」
大河「行かなくちゃダメ、竜児。いい?きいて」
竜児「……いやだ、聞きたくない…俺は……」
大河「ダメよ! 聞きなさい、ちゃんとその垂れた耳をおったててわたしの言葉を聞きな!」
竜児「──大河……」
大河「──明日、学校に行ったら直ぐに病院に行く」
竜児「ッ……!」
大河「もちろん、アンタもよ。……それと北村君、あとばかちーも」
竜児「お前……本当に言ってんのか……?」
大河「本気よ。本気じゃなかったら、私はそんなこといわない。絶対に」
竜児「…………かよ…」
大河「なによ」
竜児「……お前は、辛くないのかよ……」
大河「辛くないわよ」
竜児「うそ、つけ……馬鹿野郎。お前が一番、つれーくせに……」
大河「ダメよ! 聞きなさい、ちゃんとその垂れた耳をおったててわたしの言葉を聞きな!」
竜児「──大河……」
大河「──明日、学校に行ったら直ぐに病院に行く」
竜児「ッ……!」
大河「もちろん、アンタもよ。……それと北村君、あとばかちーも」
竜児「お前……本当に言ってんのか……?」
大河「本気よ。本気じゃなかったら、私はそんなこといわない。絶対に」
竜児「…………かよ…」
大河「なによ」
竜児「……お前は、辛くないのかよ……」
大河「辛くないわよ」
竜児「うそ、つけ……馬鹿野郎。お前が一番、つれーくせに……」
大河「馬鹿言わないで。私は──辛くない、こうやって生きていけてるし、なにも囚われずに…」
大河「竜児と幸せになってる」
竜児「…………」
大河「辛いとか、辛くないとか、もうそんなのどうだっていい……私、いったよね?
過去のことなんかどうだっていい。今は今よ」
竜児「……だが、それだと俺らは……」
大河「言っちゃダメ竜児。どうだっていいって私は言ったけど、確かにそれは……薄情だけど、
──囚われたまんまじゃ先も見えないから」
竜児「……お前、どうしてそんな……」
大河「……ん、なに竜児?」
竜児「……いきなり、強くなっちまったんだよ。俺が知ってる逢坂 大河は……もっと弱い奴だったぞ」
大河「……そうね、アンタの言う通り、わたしはすっごくクヨクヨしてて、表ばっか強気になって、
肝心なことがちゃんとなってない奴だった」
大河「保健室でいったあの──どうだっていいって言葉も……本当はただのカラ元気だった」
大河「竜児と幸せになってる」
竜児「…………」
大河「辛いとか、辛くないとか、もうそんなのどうだっていい……私、いったよね?
過去のことなんかどうだっていい。今は今よ」
竜児「……だが、それだと俺らは……」
大河「言っちゃダメ竜児。どうだっていいって私は言ったけど、確かにそれは……薄情だけど、
──囚われたまんまじゃ先も見えないから」
竜児「……お前、どうしてそんな……」
大河「……ん、なに竜児?」
竜児「……いきなり、強くなっちまったんだよ。俺が知ってる逢坂 大河は……もっと弱い奴だったぞ」
大河「……そうね、アンタの言う通り、わたしはすっごくクヨクヨしてて、表ばっか強気になって、
肝心なことがちゃんとなってない奴だった」
大河「保健室でいったあの──どうだっていいって言葉も……本当はただのカラ元気だった」
大河「私も……竜児と同じように、目の前にある幸せを形どるのに必死だった。
隠れて見えない幸せを求める様に、いっつもアンタと求めあってた」
竜児「………」
大河「──でも、それじゃダメなのよ。わかったの、竜児。それがだめなんだって。
ちゃんと決めなきゃいけないんだって」
大河「だって──もう、見えたんだもん。幸せが、ここにあるって。私たちの幸せの形が
ちゃんとここにあるって。見えないとかじゃない、私の中にちゃんとあんのよ?」
大河「──竜児、決めて」
竜児「っ………」
大河「ここまで言った後であれだけど、私はアンタに従う」
竜児「大河……」
大河「言ったでしょ? 私はアンタについて行く、何処にだって。辛くきつくても、
私はアンタと一緒」
竜児「…………」
大河「悲しくて、つらくて、死にたいって思っても……一緒にいてあげる。
わたしと、あんたと──この子と一緒に」
隠れて見えない幸せを求める様に、いっつもアンタと求めあってた」
竜児「………」
大河「──でも、それじゃダメなのよ。わかったの、竜児。それがだめなんだって。
ちゃんと決めなきゃいけないんだって」
大河「だって──もう、見えたんだもん。幸せが、ここにあるって。私たちの幸せの形が
ちゃんとここにあるって。見えないとかじゃない、私の中にちゃんとあんのよ?」
大河「──竜児、決めて」
竜児「っ………」
大河「ここまで言った後であれだけど、私はアンタに従う」
竜児「大河……」
大河「言ったでしょ? 私はアンタについて行く、何処にだって。辛くきつくても、
私はアンタと一緒」
竜児「…………」
大河「悲しくて、つらくて、死にたいって思っても……一緒にいてあげる。
わたしと、あんたと──この子と一緒に」
大河「………」
竜児「………」
大河「………」
竜児「……俺は───……」
~~~~~
病院
北村「──うむ、許可はおりたぞ。三人とも」
亜美「……お疲れ祐作。なに、アンタっていっつも見舞いに来てたんだ」
北村「まあな。元は同じ球技を慣れしたんだ仲だからな」
亜美「そ。強いのね」
北村「腕っ節がか? ははは、そりゃーいまさらってもんだ」
亜美「だれもいってねーつぅの……さて、御二人さん。行けるみたいよ」
大河「そう、わかったわ」
竜児「……おう」
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