元スレ美也「ねぇ、にぃに~…はいるよー」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 128 :
七咲は気づいてるのか?
252 = 127 :
好き
253 = 72 :
ん、それでこそ七咲だ
254 = 1 :
七咲「はい、インスタントカメラですよ。部活で泳ぐフォームとか取るための」
純一「……な、七咲……?」
七咲「──ずんこ先輩。そんな恥ずかしがらなくても良いですよ、とっても可愛らしいです。
ですからその顔も、私の前だけでも出してかまいませんから」
純一「え、うん……ありがと…あれ?」
七咲「それでは先輩、また明日」ぺこ
純一「また、明日……」
純一「………」
純一「あれ?」
とある道
七咲「……………」たったった…
七咲「……っ……」たったった…
七咲「…ふふ、どこに飾ろうかな」たったった…
255 = 181 :
ずんこは固定かよwww
256 = 72 :
バレる危険度
七咲>絢辻さん>薫>ラブリー>梨穂子>紗江ちゃん
バレた後の危険度
絢辻さん(脅される)>ラブリー(知れ渡る)>薫(教室で逆らえない)>梨穂子(うっかり言ってしまう)>七咲(まず秘密は守る)>紗江ちゃん(そういうもんだと信じる)
257 :
恐ろしい子
258 = 1 :
数十分後
純一「……なんだかとても濃い時間を過ごした気がする」
純一「………」
純一「だが、当初の目標を忘れてはいけないんだ。
そう、新しいカツラを買うこと。それが僕の今日の目標だ」
純一「……今日は知り合いとよく合う日だから、なんかもう色々と
遅い気がするけど気を引き締めて行こうっと……」すたすた……
純一「さて、この角を曲がれば……」くる
純一「そろそろつくな……僕が見つけた穴場、誰も知らないだろう
コスプレという最先端を行く、専門店だ……!」
純一「よし、あとはこの公園を悠々と通り過ぎれば……」
「わーぉ! なんだかとってもキュートな子がいるわぁ!」
純一「ダッシュで行こうじゃないか!」
259 = 93 :
>>256
さっきからなんで順位つけたがんの?
260 = 181 :
今日は研究所からじゃないのか
261 = 1 :
「むむむっ……逃げたわ!行きなさい!───我が純粋なる犬たちよ……」
わんわん!×8
純一「はぁっ……はぁっ……とりあえずお店に入れば……うぉおお!?」
わんわーん!!×8
純一「うわぁあ!!なんだこいつら、必用に僕の膝の裏ばっか舐めてくるよ……っ!!」
「う~ん……そうやって恥ずかしそうに悶えるのも、とっても可愛らしいわぁ。ベリーぐっとよ!」
純一「も、森島先輩!?」
森島「あら、わたしのことしってるの?」
純一「知ってるの何も……貴方はすっごく有名ですし……」
森島「んー、ほめてもなにもでないわよ?」
純一「何も欲しくは無いですよ!ただ、こいつらをどうにか……あっ、そんなところ舐めるなって…っ!!」
262 = 93 :
ラブリー!!
263 :
でも七咲って原作だと脳筋だよね
264 :
良スレはageて支援して保守せねばならんな
265 = 1 :
数分後
純一「はぁっ……はぁっ……」
森島「ばいばーい。わんちゃんたちー!」
わぉーん×8
純一「た、たすかった……」
森島「うぅ~ん、やっぱり犬ちゃんは最高だわぁ~……もうっ、可愛くて本当にキュート!」
純一「ふぅ……あの、森島先輩…」
森島「……ん、あれ?どなたでしたっけ?」
純一「いや、さっき僕に犬をけしかけてきたでしょう……」
森島「……うーんと、あ。そうそう、とっても可愛らしい子ね!
よかったわよ~あの恥ずかしそうな顔!ばっちり!」
純一「えっと……その…はい、森島先輩が喜んでくれたならそれで……」
純一(いつもどおりなこの人は……本当に…)
266 = 1 :
ごめんうんこ
267 = 93 :
またか
268 = 264 :
またうんこかよポルノ野郎
269 = 44 :
誰かうんこ代行呼んで来い
271 = 136 :
>>269
わろた
272 = 1 :
森島「それで君は何年生? 輝日東高校……制服だけど、見かけない顔ね」
純一「え、はい……その」
森島「うぅ~ん……その挙動、仕草、一年生ではないわねぇ~!」
純一「え?」
森島「それと二年生ではないわ!とりあえず、可愛い子はみんなピックアップしてるしてるもの!
だから三年生……でも、見たことないわ……う~ん…」
純一(や、やばい……意外な伏兵がいらっしゃった……!このままではばれてしまうかもしれない……!!)
純一「あ、あのですね!ぼ、ぼくはその……転校生なんです!」
森島「わぁお! こんな時期に転校なの?」
純一「え、ええ……急な親の出張で。それについて行く形になったんです」
森島「それは大変ねぇ~……頑張って友達作らないとねっ!」
純一「は、はい……!!」
純一(森島先輩は本当にやさしいなぁ……)
274 :
森島「そうねぇ~……転校はとっても寂しいわ。
だって仲良かったみんなと、わかれてしまうんだもの」
純一「は、はい」
森島「でも、明るくいかなくちゃいけないわ!
暗くなってても、だめだめ!そうやって弱い所を出し続けてちゃノンノンよっ」
純一「はい……そうですよね」
森島「だからね、君。私のペットになってみない?」
純一「はい、わかり……へ?」
森島「だからだから~。私のペットになってみない?」
純一「あ、いや、その、よく意味がわからないんですけど……」
森島「あぁ~んもう!その首を傾げる姿とかすばらしいわ!子犬ちゃんみたい!」ぎゅううう
純一「え、ふえぇ!?」
森島「でもでも、この香水はダメだわ!君にはちょっとはやすぎるかも!」
純一「は、はい……!!」
275 :
ラブリーはかわいいなあ!!!!
277 = 274 :
森島「抱き心地も最高だわ~……う~んっ!なんて最高なのかしら!」
純一「あ、あの先輩……胸が……!!」
森島「うん? 胸なんて気にしないの!そのうちすくすく育っていくものなんだから!」
純一「いやその、僕の胸の話じゃなくてですね……おっほ!」
森島「……ん~~~!!はい、堪能したわ。すっごくよかったよ君ぃ~!」
純一「は、はい……そう、ですか……ごふっ」
純一(あ、あの森島先輩に思いっきり抱き疲れてしまった……こりゃ、梅原に殺されても仕方ないな僕…)
森島「んー! さぁて、犬ちゃんたちとも遊んだし、可愛いことも遊んだし。かえろうっかな!」
純一「え、ペットの話は……?」
森島「え、何の話?」
純一「あ、いえ……なんでもないです。はい」
278 :
実は全員気づいててわざとやってるだろ
279 = 274 :
森島「うぅ~~ん……さて──じゃあね、可愛こちゃん!また逢いましょうねー!」すたすた
純一「はい…っ!また……」
純一「また……」
純一「………」
純一「あ、あの……森島先輩!」
森島「んー? どうしたのー?」くる
純一「あの、突然ですけど……!!」
森島「はぁーい!なにかしらー!」
純一「貴方は今、好きな人はいますか……っ!!」
森島「わぁお!それは私に告白なのかしらー?」
純一「あ、いえ、そんなことじゃないんですよ……っ!!」
森島「う~ん……君みたいな可愛い子だったら、全然私はおっけーよー!」
純一「えっ!?」
280 :
森島先輩はゲームやってる時記憶系の障害があるんじゃないかと思って
欝なシナリオになるのかなーってずっとヒヤヒヤしてた思い出がある
281 :
薫クルー?
283 = 274 :
森島「ふふっ。冗談よー!真に受けちゃってかわいいわぁ!」
純一「か、からかわないでください……!!」
森島「ごめんねぇ~!……好きな人、かぁ。うーんと、今はいないわねぇ」
純一「…………」
森島「私ってばよく告白されるんだけど、誰もかれもちょっとピンっと来なくてね。
だから相手の子には申し訳ないんだけど、いっつも断らせてもらってるの!」
純一「そう、ですか……」
森島「でもね!とってもキュートな子はいるわ!」
純一「え……?」
森島「いつも私の顔色をうかがってね……どうやったら楽しくなるんだろう、頑張って盛り上げよう
ってブンブンしっぽを振った可愛い子が一人いるの!」
森島「その子はいっつも頑張ってて……なんでこんなにも頑張るのって私はいっつも考えてたわ。
でもよくわからなくなって、その子に聞いてみたの!」
純一「その子はなんて……?」
森島「『森島先輩と一緒にいるだけで僕はもう幸せなんです、だったら僕も努力して森島先輩も幸せにしたいじゃないですか』
だっていわれたわ!かっこいいでしょう!!」
285 = 274 :
純一「──それ、僕の……」
森島「私はびっくりしたわ。この子は凄いって、本当に思ったの!
こんな私みたいな人に、ここまで頑張れるって本当にすごいと思うわ!」
純一「それは、自分を色々と低く見過ぎでは……!」
森島「ふふっ、そうかしら!でもね、だから貴方も!
何かを悩んでないで、ちゃんと前を見てみて!」
純一「っ……!それは…」
森島「がんばるのよー!私はいつだって、可愛いこの味方なんだから!!」バイバーイ
純一「も、森島先輩……!!」
純一「……行ってしまった」
純一「………」
純一「……悩み事から逃げずに、か……またあの人に慰めてもらってしまったな…」
純一「………」
純一「あ、もうこんな時間じゃないか……店、空いてるかな…」
←
287 = 274 :
数十分後
純一「案の定、空いてなかった……そうだよな。思いきり道草しまくったしな…」とぼとぼ…
純一「……でも、色々とあったなぁ。今日は」
純一「──紗江ちゃんのお財布探したり、梨穂子にストーキングされたり、
絢辻さんは現れるし、七咲には……よくわからないけどからかわれたんだろうと思うし
森島先輩には抱き疲れて、慰められて…」
純一「僕は全部……彼女たちと、こんな風に女装した状態で会って……
こんな風に喋りあって……僕は、なにがしたかったんだっけ……」
純一「……僕は、そもそも…なんで──」
「なーにやってんのよ、アンタは」
純一「……え?その声は」
「ばかねぇ。こんなところで、暗くて寒いのにそんな薄着で……女子の制服なんてすっごく寒いでしょ?」
純一「え、あ……」
「……なによ、アンタって親友の顔も忘れったていうの?そんなのないでしょー」
純一「か、薫……?」
棚町「はぁーい、薫さんですよー」
290 :
日付が変わってもみゃーかわいい
291 = 274 :
暗い校舎
純一「お、おい……薫!どうしてこんなところに来るんだ!」
棚町「うっさいわね! 静かにしなさいってば!」
純一「お前こそうるさいだろ!それにワケも話さずこんな暗い学校に
連れてきたのお前だろ……!!」
棚町「わーかったわよ、後でちゃんと説明するから!いまちょっと黙ってついてきなさいって!」
純一「わ、わかったよ……とりあえず、この校門をよじのぼればいいんだろ……よいしょっと」
棚町「あ。パンツは男ものなのね」
純一「あ、コラみるな薫!!」
棚町「なーによ減るもんじゃなしに。それにアンタだってあたしのパンツ見たでしょ」
純一「ぱ、ぱすてる……」
棚町「早く、行け!」がんっ
純一「あ、こら蹴るな薫──うわー!」どすん
292 = 274 :
純一「いてて……いきなり蹴るなんて酷いじゃないか。腰いったらどうするんだよ」
棚町「ほっ…ほっ…よいしょ!」すとん
棚町「そんなやわな身体じゃないでしょ純一は。だれが鍛え上げたとおもってんの?」
純一「……あー、棚町 薫さんですね…」
棚町「よろしい!」
純一「……それで夜の校舎に忍び込んで、なにをしようってんだ薫」
棚町「ふふん、それは着いてからのお楽しみよん」
純一「なんだそれ、ちゃんとした場所なんだろうな」
棚町「あたりまえでしょー。今のアンタみたいな恰好がお似合いの場所よ」
純一「……そ、そうなのか。よくわからないけど……」
棚町「んじゃ、ここから静かに行くわよ。警備の人もいるから」
純一「わ、わかった……」
293 = 278 :
夜の校舎でにゃんにゃん!ごろにゃーん!か
294 = 274 :
美術室
純一「……って美術室じゃないか」
棚町「そそそ。ついでにこれがカギよー」
純一「何でそんなものを持ってんだ……」
棚町「たまーにデッサンで夜遅くに帰ることがあるのよ。
バイトが無い日とかさ。そんときに使うようにって先生がスペアくれたの」かちゃかちゃ
純一「なるほど……デッサンか…」
棚町「ほら空いた」ドヤッ
純一「いちいち恰好つけるなよ……とりあえず、失礼しまーす…」
純一「おおう!」
棚町「雰囲気あるでしょー。かるくお化け屋敷を開けるわよこれは」
純一「こんなところで何時も一人で、勉強しているのか……薫は」
棚町「そうよー。まぁ、たまに先生もいてくれることもあるけど……さっ!」
295 :
これは……大変なことになる予感!
296 = 274 :
純一「ん?……あ、こら薫……!!カツラを……!」
棚町「ん~……大分いたんでるわねぇ。もしかして〝あれ〟からも大分やってたのかしら?」
純一「それは……」
棚町「それもそうみたいね。化粧も上手くなってるし……もうカツラもいらないんじゃない?」
純一「と、とりあずそれを返すんだ薫……!!」
棚町「いやよ、とんで女装壁のある奴に返すもんですか」
純一「ぐぬぬ……」
棚町「──でも、ひとつ要求を飲んでくれたら。これを返してあげてもいいわよ?」
純一「よ、要求……?また凄いこと頼みそうだなお前は……」
棚町「いやねーそんなに親友を疑ってみるのはやめてよー」
純一「……口元の笑みが、隠れきれてないようだけど」
棚町「あら、そおう?ごめんなさいね~」
297 = 274 :
純一「……それで、要求ってなんだよ」
棚町「あら、飲んでくれるの?」
純一「ああ、いいとも。どうせ元々それをやらせるためにここにきたんだろ」
棚町「てんきゅ。流石は純一ぃ、話が早くて助かるわー」
純一「ぐっ……」
棚町「──んじゃ、これ」ばさっ
純一「……え?もういいのか?」
棚町「そそそ。はやくそれをつけてちょうだい」
純一「わ、わかった……これでいいのか?」
棚町「おっけー。そしたらそこに座ってくれる?」
純一「……おう、座ったぞ薫」
棚町「……うん、そう。そんな感じでもうちょっと斜めに…そう、てんきゅ」
299 = 274 :
純一「………まさかだと、思うけど薫……お前」
棚町「あら、鈍感なアンタでもそろそろわかっちゃうかしら」
純一「デッサンの練習させろ、とかそういうのか?」
棚町「あったりー」
純一「…………」
棚町「ん?なにか御不満でもあるのかしら?」
純一「……いや別に、ただこんな夜中じゃなくても。
いつだってお前の頼みなら……」
棚町「なーにいってんのよ。こんな夜だからこそいいんじゃない。
ほら、こっちは準備できたし。動かない動かない」
純一「…………」
棚町「そうそう、そんな感じ……うん。やっぱりアンタは可愛いわ」
純一「どうも、ありがとうございます」
棚町「ほめてんのよ。もっと嬉しくしなさいよ」
300 = 288 :
もじゃもじゃあああ!!
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