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ピチャッ
なの「はかせ…… どこにいるんですか……?」
「痛い…… 痛いよ……」
なの「はかせ……?」
「痛い…… 助けて…… なの……」
なの「はかせ? どこにいるんですか? ……はかせ? はか……」
なの「はかせ!!」
なの「はかせ!? 大丈夫ですか!?」ガバッ!
チュン チュン チチチチチ
なの「はあっ、はあっ……夢?」
なの「はかせ……? はかせっ!」
はかせ「なに……?」
なの「あっ……はかせ、その、何とも、ありませんよね……?」
はかせ「なにいってんの……?」
チュン チュン チチチチチ
なの「はあっ、はあっ……夢?」
なの「はかせ……? はかせっ!」
はかせ「なに……?」
なの「あっ……はかせ、その、何とも、ありませんよね……?」
はかせ「なにいってんの……?」
なの「はぁ……やっぱり夢か…… よかったぁ……」
はかせ「んー……? まだ四時なんだけど……はかせはまだ起きなくていいんだけど……」
なの「あっ、すみませんでした……」
はかせ「む~……」
なの「…………」
ピチャッ
なの「嫌な夢だったなあ……汗びっしょりだ」
ピチャッ
はかせ「んー……? まだ四時なんだけど……はかせはまだ起きなくていいんだけど……」
なの「あっ、すみませんでした……」
はかせ「む~……」
なの「…………」
ピチャッ
なの「嫌な夢だったなあ……汗びっしょりだ」
ピチャッ
私はロボットです。 名前は東雲なの。
一緒に住んでいる東雲はかせが、私を作ってくれました。
はかせは何かの研究をしていて、一日中家に居ます。 私は、そんなはかせの身の回りの世話をして暮らしていました。
今は、はかせの粋なはからいで、学校にも通わせてもらっています。
学校では友達がいっぱい出来て、とても楽しいです。
……出来れば、背中のネジ回しもどうにかしてもらいたいんですけど……
ともかく、私は充実した日々を送っています。
ロボットだなんて思えないくらいに。
ずーっとこのままだったらいいなって、思ってしまうくらいに。
一緒に住んでいる東雲はかせが、私を作ってくれました。
はかせは何かの研究をしていて、一日中家に居ます。 私は、そんなはかせの身の回りの世話をして暮らしていました。
今は、はかせの粋なはからいで、学校にも通わせてもらっています。
学校では友達がいっぱい出来て、とても楽しいです。
……出来れば、背中のネジ回しもどうにかしてもらいたいんですけど……
ともかく、私は充実した日々を送っています。
ロボットだなんて思えないくらいに。
ずーっとこのままだったらいいなって、思ってしまうくらいに。
なの「それじゃあはかせ、行ってきますね」
はかせ「いってらっしゃーい」
なの「ふう…… 今日はずいぶん余裕があるなー」
なの「寄り道でもしてこうかな?」
「……の」
なの「相生さんの所に行ってみようかな……」
「なの!」
なの「へっ?」
なの「……えっと、どちら様、ですか?」
博士「……博士、って呼ばれてるけど」
なの「博士、さんですか……?」
なの(はかせの知り合いかな……)
博士「…………」
なの「えーっと…… 家になにか、ご用でしょうか……?」
博士「……私と……」
なの「えっ?」
博士「いや、やっぱりいい」
博士「今日はもう時間が無いから、帰る」
なの「あ……はい」
博士「じゃあ、また来るから」スタスタ
なの「……はい」
なの「博士、さんですか……?」
なの(はかせの知り合いかな……)
博士「…………」
なの「えーっと…… 家になにか、ご用でしょうか……?」
博士「……私と……」
なの「えっ?」
博士「いや、やっぱりいい」
博士「今日はもう時間が無いから、帰る」
なの「あ……はい」
博士「じゃあ、また来るから」スタスタ
なの「……はい」
なの(行っちゃった…… なんだったんだろ?)
ゆっこ「あ、なのちゃん! スラマッパギー!」
なの「相生さん……おはようございます」
ゆっこ「なのちゃんにまでスルーされるの……? やっぱりララバイしたほうがいいかな?」
なの「…………」
ゆっこ「なのちゃん?」
なの「えっ? あ、すみません、なんでしたっけ?」
ゆっこ「どうしたの? ぼーっとして…… なんかあったの?」
なの「あー…… さっき、変な人に会って」
ゆっこ「変な人? どんな?」
なの「えーと、金髪で、目が青くて……白衣を着た女の人です」
ゆっこ「あ、なのちゃん! スラマッパギー!」
なの「相生さん……おはようございます」
ゆっこ「なのちゃんにまでスルーされるの……? やっぱりララバイしたほうがいいかな?」
なの「…………」
ゆっこ「なのちゃん?」
なの「えっ? あ、すみません、なんでしたっけ?」
ゆっこ「どうしたの? ぼーっとして…… なんかあったの?」
なの「あー…… さっき、変な人に会って」
ゆっこ「変な人? どんな?」
なの「えーと、金髪で、目が青くて……白衣を着た女の人です」
ゆっこ「……それってはかせのこと?」
なの「え?……そういえば似てますね……でも、私より年上で、大学生くらいの人でした」
なの「あと、確か…… 右目に眼帯をしてました」
ゆっこ「はかせの知り合い?」
なの「ああ、たぶんそうだと思います……自分のことを博士って言ってたし」
ゆっこ「その人も博士なの?」
なの「研究仲間、とかですかね?」
ゆっこ「んー、そうかな? ……お姉さんとかじゃない?」
なの「お姉さん……?」
なの「え?……そういえば似てますね……でも、私より年上で、大学生くらいの人でした」
なの「あと、確か…… 右目に眼帯をしてました」
ゆっこ「はかせの知り合い?」
なの「ああ、たぶんそうだと思います……自分のことを博士って言ってたし」
ゆっこ「その人も博士なの?」
なの「研究仲間、とかですかね?」
ゆっこ「んー、そうかな? ……お姉さんとかじゃない?」
なの「お姉さん……?」
ゆっこ「だって、金髪で青い目って珍しくない? 家族だよ、きっと」
なの「家族……」
ゆっこ「あー、そういえば一度も見たことないけど、はかせのお父さんとお母さんってどうしてるの?」
なの「えっ…… ああ、その…… そ、そうだ、外国に居るんです! お、お仕事で!」
ゆっこ「そうなんだー 外国人なの?」
なの「えーっと…… お父さんが外国の方で、お母さんが日本人で……あっ、私はそっちの方の親戚……です」
なの「家族……」
ゆっこ「あー、そういえば一度も見たことないけど、はかせのお父さんとお母さんってどうしてるの?」
なの「えっ…… ああ、その…… そ、そうだ、外国に居るんです! お、お仕事で!」
ゆっこ「そうなんだー 外国人なの?」
なの「えーっと…… お父さんが外国の方で、お母さんが日本人で……あっ、私はそっちの方の親戚……です」
ゆっこ「へー、はかせってハーフなんだ」
なの「は、はい、まあ……」
ゆっこ「じゃあ、お姉さんだけ外国から帰って来たのかな?」
なの「そうなんでしょうか……?」
ゆっこ「そうだよ、会わせたら喜ぶよきっと」
なの「はあ……」
なの(はかせの家族、か……)
なの(そういえば、一度も聞いたことなかったっけ)
なの(私が出来る前の、はかせの話……)
なの(私、はかせのこと何にも知らない……)
なの「は、はい、まあ……」
ゆっこ「じゃあ、お姉さんだけ外国から帰って来たのかな?」
なの「そうなんでしょうか……?」
ゆっこ「そうだよ、会わせたら喜ぶよきっと」
なの「はあ……」
なの(はかせの家族、か……)
なの(そういえば、一度も聞いたことなかったっけ)
なの(私が出来る前の、はかせの話……)
なの(私、はかせのこと何にも知らない……)
……
なの「ただいまー」
はかせ「あ、なのおかえりー」
なの「すぐに夕飯にしますねー」
はかせ「はーい」
なの「……あっ、そういえば」
なの「あの…… はかせ」
はかせ「なにー?」
なの「ただいまー」
はかせ「あ、なのおかえりー」
なの「すぐに夕飯にしますねー」
はかせ「はーい」
なの「……あっ、そういえば」
なの「あの…… はかせ」
はかせ「なにー?」
なの「えっと、その…… いえ、やっぱり何でもないです」
はかせ「そうなの?」
なの「はい…… すぐに出来ますから、おかし食べ過ぎないで下さいね」
なの(どしよう、怖くて聞けない……)
なの(はかせの家族、か…… 一度も連絡は無いし、家には一枚もそういう写真が無いけど)
なの(やっぱり、どこかにいるのかな……)
はかせ「そうなの?」
なの「はい…… すぐに出来ますから、おかし食べ過ぎないで下さいね」
なの(どしよう、怖くて聞けない……)
なの(はかせの家族、か…… 一度も連絡は無いし、家には一枚もそういう写真が無いけど)
なの(やっぱり、どこかにいるのかな……)
博士「…………」
博士「……やっと捕まえた……」
博士「……今度こそ、取り返してやる」
翌日
チュンチュン チチチッ チュン
なの「ふわぁ…… う~ん」
なの「……今日はよく眠れたなぁ……」
なの「はかせ、朝ですよ……っと」
なの(きょう日曜日だっけ……)
はかせ「すう……すう……」
なの(この前は早くに起こしちゃったんだっけ)
なの(もう少し寝かせておこう……)
カラカラカラ
なの「ふう…… 今日もいい天気」
なの「そうだ、洗濯物干そうっと……」
ピンポーン
なの「……お客さん?」
ピンポーン ピンポーン
なの「はーい」トタトタ
なの(こんな朝早くに誰だろう……?)
ガララララッ
なの「はい、すみませ……」
博士「……おはよう」
なの「ふう…… 今日もいい天気」
なの「そうだ、洗濯物干そうっと……」
ピンポーン
なの「……お客さん?」
ピンポーン ピンポーン
なの「はーい」トタトタ
なの(こんな朝早くに誰だろう……?)
ガララララッ
なの「はい、すみませ……」
博士「……おはよう」
なの「あ……博士さん、でしたっけ」
なの「えーっと、何のご用件でしょうか……?」
博士「……迎えに来たんだけど」
なの「…………!!」
博士「とりあえず、中に入れてくれる?」
なの「えっと、そ、それは……」
はかせ「……なのー? だれ……?」
なの「えーっと、何のご用件でしょうか……?」
博士「……迎えに来たんだけど」
なの「…………!!」
博士「とりあえず、中に入れてくれる?」
なの「えっと、そ、それは……」
はかせ「……なのー? だれ……?」
なの「あっ……!!」
ガラララララララッ ピシャッ!
博士「ちょっ…… どうしたの!?」
なの「いえ、そのっ……」
はかせ「なのー? どしたの?」
なの「えっと、ああ、その、きょ、今日はお引き取り下さい!」
ガラララララララッ ピシャッ!
博士「ちょっ…… どうしたの!?」
なの「いえ、そのっ……」
はかせ「なのー? どしたの?」
なの「えっと、ああ、その、きょ、今日はお引き取り下さい!」
はかせ「どーして? 開けてあげないの?」
なの「はかせ!ちょっと向こうに行っててください!」
はかせ「なんで?」
博士「その声……!!」
博士「そこに居るのは……はかせ!? ……ここを開けて!」
バンッ!!
なの「ひっ……」
博士「時間が無いの! 早くしないと…… もうっ!!」
バンッ!! バンッ!!
博士「さっさと開けろっ!!」
バンッ!! バンッ!! バンッ!!
なの「……やめてください!」
バンッ!! バンッ!! バンッ!! バンッ!!
なの「やめてくださいっ!! ここには誰もいませんっ!!」
なの「もう帰って下さい!!!」
バンッ!! バンッ!!
博士「さっさと開けろっ!!」
バンッ!! バンッ!! バンッ!!
なの「……やめてください!」
バンッ!! バンッ!! バンッ!! バンッ!!
なの「やめてくださいっ!! ここには誰もいませんっ!!」
なの「もう帰って下さい!!!」
博士「…………」
なの「…………」
博士「…………」
博士「……わかった、今日はもう帰るよ」
博士「……また来るからね」
なの「…………」
はかせ「…………」
なの「はかせ……」
なの「ごめん、なさい」
なの「…………」
博士「…………」
博士「……わかった、今日はもう帰るよ」
博士「……また来るからね」
なの「…………」
はかせ「…………」
なの「はかせ……」
なの「ごめん、なさい」
はかせ「なの……? なんで泣いてるの?」
なの「だって…… 私……」
はかせ「はかせはずっといっしょだよ……?」
なの「……!」
なの「……は」ウルッ
なの「は、かせ……」ポロポロ
はかせ「……はかせがずっといっしょにいるから」ギュッ
なの「うっ……ひっく……ふぇぇぇ……」
はかせ「ずっと……いっしょにいるから」
なの「だって…… 私……」
はかせ「はかせはずっといっしょだよ……?」
なの「……!」
なの「……は」ウルッ
なの「は、かせ……」ポロポロ
はかせ「……はかせがずっといっしょにいるから」ギュッ
なの「うっ……ひっく……ふぇぇぇ……」
はかせ「ずっと……いっしょにいるから」
博士「あーっ…… 面倒なことになったなー……」
博士「やっぱりおとなしく渡してくれないかぁ……」
博士「どうしよっかな……?」
コンコン
「……私です」
博士「……入って」
助手「失礼します」
博士「で? 何の用?」
助手「昼食が出来たので、呼びに来ました」
博士「いらない」
助手「でも博士、昨日から何も……」
博士「……いらないったらいらないの!」
助手「……すみません」
博士「それよりさ、何か武器になるもの無い?」
助手「武器、ですか?」
博士「出来れば…… ロボットでも壊せるくらい強力なやつがいいんだけど」
助手「でも博士、昨日から何も……」
博士「……いらないったらいらないの!」
助手「……すみません」
博士「それよりさ、何か武器になるもの無い?」
助手「武器、ですか?」
博士「出来れば…… ロボットでも壊せるくらい強力なやつがいいんだけど」
なの「……いいですか? ちゃんと戸締りして、誰が来ても出ちゃダメですよ?」
はかせ「わかったー」
なの「本当に大丈夫ですか? ……うーん、またあの人が来るかもしれないし、やっぱり今日は学校を休んで……」
はかせ「いーいーのー! なのは学校に行くの!」
なの「……無理しなくてもいいんですよ? 一日くらい平気ですから……」
はかせ「いいから! なのはなのなんだからはかせにたよってればいいの!」
なの「はあ……」
なの(昨日のことで、ちょっと調子に乗ってるなあ……)
まったく…… これだからガキは……
なの(……あれ?)
なの(今何か…… 聞こえたような……?)
なの(……? まあいいや)
はかせ「じゃあいってらっしゃい!」
なの「あっ、はい……行ってきます」
ガラララララッ ピシャッ
なの「ふう…… 本当に大丈夫かな……?」
なの「……あ、もうこんな時間だ……」
なの「……せっかく行かせてもらったのに、遅刻しちゃいけないよね」
なの「急がないと……」
タッ タッ タッ タッ タッ タッ
タッ タッ タッ タッ タッ タッ
「なの」
タッ
なの「……!」
博士「そんなに急いでどこに行くつもり?」
なの「……博士、さん」
博士「学校? ……なのは学校が大好きだったもんね?」
なの「えっ?」
博士「でも、ちょっとはおかしいと思わない?」
なの「ど、どうして私のことを知ってるんですか?」
「なの」
タッ
なの「……!」
博士「そんなに急いでどこに行くつもり?」
なの「……博士、さん」
博士「学校? ……なのは学校が大好きだったもんね?」
なの「えっ?」
博士「でも、ちょっとはおかしいと思わない?」
なの「ど、どうして私のことを知ってるんですか?」
博士「……何も覚えてないんだね」
なの「どういうことですか?」
博士「要らない記憶だから忘れたんでしょ? ……ショックだなー」
なの「……? 何を言ってるんですか? 私とあなたは、一昨日会ったばっかりじゃないですか」
博士「…………」
なの「そ、それより……その、は、はかせは、連れて行かないで下さい……」
博士「?……そっちこそ何言ってんの?」
なの「え?だって……はかせを、その、連れ戻しに来たんですよね?」
博士「……なんで私がはかせを連れていかなきゃいけないわけ?」
なの「どういうことですか?」
博士「要らない記憶だから忘れたんでしょ? ……ショックだなー」
なの「……? 何を言ってるんですか? 私とあなたは、一昨日会ったばっかりじゃないですか」
博士「…………」
なの「そ、それより……その、は、はかせは、連れて行かないで下さい……」
博士「?……そっちこそ何言ってんの?」
なの「え?だって……はかせを、その、連れ戻しに来たんですよね?」
博士「……なんで私がはかせを連れていかなきゃいけないわけ?」
なの「えっ? そ、それは……だって、家族、だから」
博士「家族……? 私とはかせが?」
なの「は、はい……」
博士「ぷっ、あははははっ!!」
なの「なっ……何で笑うんですか?」
博士「はー…… 誰がそんなこと言ったの?はかせ?……いや」
博士「そいつかな?」
なの「えっ?」
ゆっこ「あ、なのちゃん!スラマッパギー!」
博士「家族……? 私とはかせが?」
なの「は、はい……」
博士「ぷっ、あははははっ!!」
なの「なっ……何で笑うんですか?」
博士「はー…… 誰がそんなこと言ったの?はかせ?……いや」
博士「そいつかな?」
なの「えっ?」
ゆっこ「あ、なのちゃん!スラマッパギー!」
ゆっこ「あれ?誰?……ああ、この前言ってたはかせのお姉さん?」
なの「あ、相生さん!」
なの(あれ?いつのまに……?)
博士「相生さんか……なるほどねえ……」
ゆっこ「あ、初めまして、相生祐子です」
博士「…………」
なの「相生さん、その……その人はちょっと……」
ゆっこ「はかせとも結構仲良いんですよー?」
博士「…………」
ゆっこ「研究とか手伝ったりもしててー」
博士「!…………黙れ」
ゆっこ「実は私にもそういう才能あるのかなー、なんつって」
博士「黙れっ!!」ブンッ!
バキッ!
なの「あ、相生さん!」
なの(あれ?いつのまに……?)
博士「相生さんか……なるほどねえ……」
ゆっこ「あ、初めまして、相生祐子です」
博士「…………」
なの「相生さん、その……その人はちょっと……」
ゆっこ「はかせとも結構仲良いんですよー?」
博士「…………」
ゆっこ「研究とか手伝ったりもしててー」
博士「!…………黙れ」
ゆっこ「実は私にもそういう才能あるのかなー、なんつって」
博士「黙れっ!!」ブンッ!
バキッ!
なの「…………え?」
博士「はあっ……はあっ……」
ゆっこ「…………」
なの「あ、相生さん……?」ユサユサ
なの「あ……あっ、あ……相生さんが……相生さんがっ……!!」
なの「なんでっ……!」
博士「はあっ……よく、見てみなよ」
なの「え?」
博士「ほら、もう一度呼びかけてみたら?」
なの「……相生さん?」
ムクッ
ゆっこ「なに?なのちゃん?」グルンッ
博士「はあっ……はあっ……」
ゆっこ「…………」
なの「あ、相生さん……?」ユサユサ
なの「あ……あっ、あ……相生さんが……相生さんがっ……!!」
なの「なんでっ……!」
博士「はあっ……よく、見てみなよ」
なの「え?」
博士「ほら、もう一度呼びかけてみたら?」
なの「……相生さん?」
ムクッ
ゆっこ「なに?なのちゃん?」グルンッ
追いついた
ゆっこはなのがロボットだって知ってるんじゃなかったっけ
ゆっこはなのがロボットだって知ってるんじゃなかったっけ
なの「ひっ……」
ゆっこ「どうしたの?そんな顔して」プラン
なの「あ、相生さん、く、首が……」
ゆっこ「え?首?」
ゆっこ「あー、こうか」グルン ゴキンッ!
ゆっこ「えへへ、折れちゃってたね」コキッ コキッ
なの「…………うそ、なんで」
博士「まだわからないの?……それは本物の相生祐子じゃない」
ゆっこ「どうしたの?そんな顔して」プラン
なの「あ、相生さん、く、首が……」
ゆっこ「え?首?」
ゆっこ「あー、こうか」グルン ゴキンッ!
ゆっこ「えへへ、折れちゃってたね」コキッ コキッ
なの「…………うそ、なんで」
博士「まだわからないの?……それは本物の相生祐子じゃない」
偽ゆっこ「何言ってるの?私はゆっこなんだけど」
偽ゆっこ「ね?なのちゃん?」グルッ ゴキン
なの「いやっ……いやあっ……」
偽ゆっこ「そんなあ……ひどいよ……あれ?また外れた?」プラン
なの「やだ……こないで……」
博士「ほら、逃げるよ」ガシッ
なの「あっ……」
偽ゆっこ「え? あ!待ってよ!」ヨロッ ドテッ
偽ゆっこ「あいたたた~」
博士「……走って!」
なの「は、はいっ!」
偽ゆっこ「ね?なのちゃん?」グルッ ゴキン
なの「いやっ……いやあっ……」
偽ゆっこ「そんなあ……ひどいよ……あれ?また外れた?」プラン
なの「やだ……こないで……」
博士「ほら、逃げるよ」ガシッ
なの「あっ……」
偽ゆっこ「え? あ!待ってよ!」ヨロッ ドテッ
偽ゆっこ「あいたたた~」
博士「……走って!」
なの「は、はいっ!」
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