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    元スレ紅莉栖「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - steins;gate + - まゆりいいいいいいいいい + - カオス + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    451 = 412 :

    今の助手がオカリンみても
    あのときのゴキブリいいいいってなって逃げるだろ

    452 = 407 :

    ダル「僕どんだけ評価低いんだよ。つーか僕だけじゃなくてまゆ氏なんかもやっぱり寂しいんだろうと思うなのだぜ。応援してるよとは言ってたけどさ」

    岡部「ラボについてはこれからお前がリーダー(仮)だ」

    ダル「オーキードーキー」

    岡部「まゆりについても心配は要らないさ。あいつはあれでとても強い子だ。…むしろ、俺の方が重荷になっていたのかもな」

    ダル「重荷って。…にしてもこれからどうなるんだろうね。オカリンもまゆ氏も、それから僕もこのラボも他のこともさ」

    岡部「さぁな。だが案外何とかなるもんだと思うぞ?」

    ダル「そんなもんなんかなぁ」

    岡部「そんなもんだ」

    そう、きっとそんなもんなのだ。

    453 = 420 :

    >>449
    むしろすれ違いフラg

    454 = 443 :

    助手はリーディングシュタイナーを持っているから・・
    まさか!?

    455 :

    タックルされたり血吐くために揺すられたりでトラウマになってなけりゃいいが

    456 = 407 :

    紅莉栖は今もどこかで生きていて――恐らくは今頃アメリカの地で研究に勤しんでいるのだろうが――それでいてこのラボには来ていない。

    その理由は分からない。単純にここに来たくないだけなのか、或いは何らかの理由でリーディングシュタイナーを失ったのか。

    後者だとすれば『リーディングシュタイナーを持つ紅莉栖』の意識が『紅莉栖が死んでいる世界線』へと移動したことで行き場を無くして消えてしまった、などといったところか?

    あえて探すことはしなかった。とにかく、彼女が今も生きていることに変わりはないのだ。

    そして俺は紅莉栖が好きで、今更この気持ちを封印することなど到底できないと分かっていて、おまけにすぐにでも彼女に会いたくて仕方がないと来ている。

    457 :

    オカリンかわいいな

    458 = 407 :

    そんな俺がすべきことはたった一つで、だからそのために俺は行動を起こした。これはたったそれだけの話だ。

    昔の俺なら、あれこれと理由を見付け出して彼女を諦めようとしていたのかも知れない。

    だが生憎今の俺は、掛け違えたボタンだけ外しても何も変わらないことを知っている。俺はずっとここで夢だけを見て何もしないほどドジでは無いのだ。

    生きているのなら、ゼロでないならば問題無い。彼女とはせいぜい離れて2万キロ。手が届かないのならば追い付けばいいだけの話なのだ。

    459 = 412 :

    バタフライエフェクトのストーカーENDか

    462 = 407 :

    まゆり「開けるね?」

    と、ラボの入口の扉越しにまゆりの声が聞こえた。

    なぜわざわざ了解を取るのだろう、と少し考えてすぐに思い付く。ダルの言っているように、まゆりは俺に対してなんとなく遠慮をしてしまっているのかも知れない。

    あいつはあれで時々変に鋭いことがあるからな。俺の微妙な変化だとか、そういうものを感じ取っているのかも。そして、それの邪魔をしないように変に気を使っているのかも。

    空気を読もうとするなんておおよそまゆりらしくないな。苦笑しながらゆらりとソファから立ち上がる。ここはこの俺が直々に扉を開けてやろう。

    463 :

    >>458
    お前サンボマスター好きだろ

    464 = 407 :

    …なぁ紅莉栖。扉を開けるまで未来は分からない。扉を開けたって未来は分からない。

    それでも俺は進まなければならないし、進むべきだし、進みたい。だから進む。

    そんなことを考えている俺を、果たして君は受け入れてくれるのだろうか。

    今まで無くしたものとこれから君が見るもの、それらをすべて取り換えた今ならば俺たちは変わっていけるのだろうか…

    俺は玄関の扉を決然と見据えると、強く地面を踏み締めながらゆっくりと歩き出した――



    おわり

    465 :

    乙リン

    466 :

    乙乙!!

    467 = 443 :

    おっつっつ

    468 = 407 :

    =エピローグ=

    ~病院~

    紅莉栖「…ここ…は…?」

    看護師「…え?」

    紅莉栖「ここ…どこ…?」

    看護師「ま、牧瀬さん!? 意識が戻って…!?」アタフタ

    紅莉栖「岡…いづッ!?」ズキッ

    看護師「あ! 動いちゃダメです!」ワタワタ

    469 = 409 :


    いい終わり方

    470 :

    助手もリーディングシュタイナーもってるんだしセルンのメール消去した日になれば記憶もどるんじゃね

    472 = 409 :

    なんと

    473 = 408 :

    よし。信じてたぜ。
    こんな終わり方じゃ消化不良もいいとこだ

    474 = 449 :

    途中クリーチャーマユリと対決したり助手に血吐かせたと思えないほど綺麗な終わり方
    乙!

    と思ってたら

    475 :

    エピロウグきたっ

    476 = 407 :

    紅莉栖「…ったた…! …あの、ここは…?」ズキズキ

    看護師「あ、あのですね! ここは病院で、それで、お母様がさっきまでいらっしゃって、えっと…と、とにかく先生呼んできます! 寝ててくださいね!」タタタタタ…

    紅莉栖(…生きてる。何でだろう? 確かにエンターキーは押されたはずなのに)ポスッ

    紅莉栖(……)

    紅莉栖(汚い天井だなぁ)

    477 :

    >>434
    ゲームでもアニメでもクソワロタwwwwww

    478 = 443 :

    紅莉栖(汚い天井だなぁ)

    吹いたw

    479 = 407 :

    その後、担当の先生とママがそれぞれ大慌てでやってきた。

    ママは私が意識不明のまま入院しているという知らせを受けてアメリカから飛んできたらしい。近くのホテルに宿を取って私の看病をしてくれていたそうだ。

    状況がほとんど掴めなかった私は呆れるほどたくさんの質問をしたが、彼らは嫌な顔一つせずそれらに答えてくれた。

    私がこの病院に運ばれたのは7月28日。目を覚ましたのは8月末日だったので、丸々1ヶ月も目を覚まさなかったことになる。

    28日、私は内臓に大きなダメージを受けた状態で血の海の中に倒れているところを発見され、ここに緊急搬送された。

    犯人は不明。ただ警察がその血の海を調べたところ、私のものとは別にもう一種類、私とは血縁関係にない何者かの血液が混じっていたそうだ。

    また現場にはパパの指紋が付着したナイフが落ちていた。そしてそのパパは最近ロシアに亡命をしたらしい。

    480 = 407 :

    テレビで彼は「タイムトラベルの可能性を示唆する私の論文が燃えてしまった」などと訴えていたそうだ。

    この世界線――発表会が中止にならない世界線では、私はパパにタイムトラベルについて書き上げた論文を見せに行っているはずなので、つまりはそういうことなのだろう。

    これ以上パパの暴走を黙って見過ごす訳にはいかない。もし彼がまた何かとんでもないことをしようとするならば、私が全力で止める。

    とにかく、こうしてなんとか私は生きているらしい。

    そして、あの日ラジ館に居て、私と血縁関係に無く、死ぬはずだった私を何らかの方法で救うことのできそうな人なんて、私にはたった一人しか思い付かない。

    ……あの言葉、最後まで届かなかっただろうなぁ。

    早く動けるようにになって、彼に会いたい。そして、そして――

    ――そして今日は、9月13日。

    481 = 407 :

    ~タクシー内~

    紅莉栖「――じゃあ柳林神社までお願いします」

    タクシーの運転手「柳林神社ね」ブロロロロー…

    紅莉栖「……」

    タクシーの運転手「…お姉ちゃん、今日退院だったの?」

    紅莉栖「え? …ああ、今日は外出許可が取れたんです。松葉杖さえあればあちこち動き回れる程度には良くなってきてるんですけどね」

    タクシーの運転手「ふーん。じゃあこれから何かいい事でもあるの?」

    紅莉栖「…もしかして顔に出てたりします?」

    タクシーの運転手「出てる出てる。俺くらいのベテランになるとね、お客さんが何考えてるかがなんとなーく分かったりするんだよ。凄いでしょ」

    482 :

    熱いぜ!

    483 = 408 :

    なんだよこれ…運命以外の何モンでもねぇだろ…。

    484 = 433 :

    なんか目から汗が...

    485 = 407 :

    紅莉栖「ええ。お仕事お好きなんですね」

    タクシーの運転手「そりゃあ好きじゃないとこんなに長くやってらんないよー」

    紅莉栖「お仕事が嫌になったりすることなんか、無いんですか?」

    タクシーの運転手「そりゃあるよ。お客さんが困った人だったり、逆にちっともお客さんが捕まらなかったり。あと嫌な夢を見た時とかね」

    紅莉栖「嫌な夢、ですか」

    タクシーの運転手「人を轢いちゃったり後ろに乗せたお客さんが銃で撃たれたりする夢。馬鹿げてるけどすごいリアルでさ、そういう夢を見た日はやる気無くなっちゃうんだよ」

    紅莉栖「……」

    タクシーの運転手「ま、それでも結局俺は人を乗せるけどね。何が起こるか分からないからこそ楽しいんだと思うよ? 何事もさ」

    紅莉栖「…そういうの、いいですね」ニコッ

    486 :

    誰でもリーディングシュタイナーをもっている…か

    487 :

    運ちゃんにRSが

    488 = 407 :

    ………

    ~柳林神社~

    ブロロロロ…

    紅莉栖(…よいしょ、っと)カツンッ カツンッ

    紅莉栖(…階段の上り下りも一苦労だな。早く松葉杖無しで歩けるようにならないと…)カツンッ カツンッ

    紅莉栖(…あ、居た。掃除してる)

    カツンッ カツンッ

    紅莉栖「こんにちは」カツンッ カツンッ

    ルカ子「え? あ、こんにちは」

    紅莉栖「初めまして」ニコッ

    ルカ子「? 初めまして」

    489 :

    オカリンと助手の異常な回数のタイムリープで無意味に心に傷を負った被害者の一人か

    490 = 449 :

    伏線回収キテルね…

    491 = 407 :

    紅莉栖(…やっぱり何も覚えていない。分かってはいたことだけど、というか元々そうとしか考えられなかったけれどこれで確定した)

    紅莉栖(やはり確かに世界線は移動し、なおかつ私は命を救われたんだ)

    ルカ子「…あの、お怪我されてるんですか?」

    紅莉栖「ええ。内臓が少し傷付いてるのよ」

    ルカ子「ええっ!? だ、大丈夫なんですか!?」アタフタ

    紅莉栖「大丈夫よ。だってほら、今だって自由に歩き回れてるでしょ?」

    ルカ子「で、でも…! …ち、父を呼んできます! 父に祈祷をしてもらいますからっ!」タタタタタ…

    紅莉栖「え? いやだから大丈…行っちゃった」

    492 = 407 :

    ………

    ~メイクイーンニャンニャン~

    カランカラーン

    紅莉栖(…つ、疲れた…。あのタクシーに待って貰ってればよかった)

    フェイリス「お帰りニャさいませご主人様~!」

    紅莉栖「こんにちは」

    フェイリス「…ニャニャ? もしかしてご主人様お怪我してるのかニャ?」

    紅莉栖「ええ。内臓をちょっとだけね」

    フェイリス「ニャ、ニャンだってー!? そんなご主人様にはフェイリス特製猫まんま(無添加)をサービスしちゃうのニャー!! ささ、こちらの席にどうぞなのニャ」

    紅莉栖(相変わらずだなぁ。…なんか安心しちゃった)

    493 :

    内蔵をちょっとねとか言ってみたい

    494 :

    マユリィ!
    クリスチャン!

    495 = 407 :

    ………

    ~ブラウン管工房前~

    紅莉栖(…ついに、来た)

    紅莉栖(ついに、ラボの前まで来た)

    紅莉栖(…か、帰ろうかな。…いやいや! 何ビビってんだ私!)ブンブン

    紅莉栖(…あれ? 工房の中に居るのって…)

    紅莉栖(…桐生さん!? 何で!?)

    紅莉栖(……まぁいいか。私が口を出す事じゃない。3人ともあんなに楽しそうなんだからいいじゃない)

    紅莉栖(それより…)

    紅莉栖(…そろそろ、行きますか)

    496 = 407 :

    紅莉栖(…階段、登れるかな…)

    コロンッ

    紅莉栖「…ん?」(何か足に…)

    まゆり「あー! まゆしいのメタルうーぱ落ちちゃった…」タタタタ ヒョイッ

    紅莉栖「…まゆり!」

    まゆり「え? …えっと、どこかで会ったことあるのかな?」キョトン

    紅莉栖「あ、いや…はじめまして。私の名前は牧瀬紅莉栖。よろしくね」

    まゆり「椎名まゆりだよーえへへー♪ 紅莉栖ちゃんって呼んでいいかな?」

    紅莉栖「もちろんよ、まゆりさん」

    まゆり達とは、また一から始める。

    497 = 407 :

    まゆりに支えてもらいながら、ラボへと続く階段を少しずつ上っていく。

    かつん。かつん。何度通ったか分からないこの階段を、本当に少しずつ上っていく。

    不意に、思い出す。

    ひどく遠回りをした思い出を。あなたと私が紡いだ想い出を。

    本当に、いろいろなことがあった。

    499 :

    しえーん

    500 :

    追いついたと思ったらもう終わりかよ…



















    「僕らの冒険は(ry」


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