元スレ紅莉栖「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
151 = 136 :
また格闘シーンか
152 :
オカリンすでに一回FBには勝ってる設定だからなんの問題もないな
153 = 1 :
天王寺「ああ」ジャキンッ
萌郁(銃!?)
紅莉栖「蹴って!!」
岡部「らあッ!!」バシィン!! ゴトンッ
天王寺「!? ってえな…」ザッ
紅莉栖「っの…!」ダッ
岡部「バカ待て――!!」
天王寺「遅ぇよ!」ガッ!
紅莉栖「く――」(襟首を掴まれ――)
154 = 1 :
ズダァン!!!
紅莉栖「ッぶ!?」(叩き付け…!! 鼻が…ッ!!)メギッ…
岡部(襟首を下に引っ張って顔を床に叩き付ける、か。初めて見たぞ!)タタタタッ
天王寺「寝とけ」ヒュッ…
岡部(踏み付け!!)「させるかッ!!!」ビュオンッ!!
天王寺「うお!?」バッ
ズパァァァン!!
155 = 132 :
いや止めろよオカリン
156 = 136 :
まゆしぃ抜きで楽しんでるだろこれ
157 = 1 :
ザッ…
天王寺「……!!」ビリビリ…
岡部「……」(…良し。紅莉栖から離れさせた)
天王寺「…細いくせに意外といい蹴り持ってんじゃねぇか。力の乗せ方が異様に上手ぇ。基盤はコマンドサンボか?」
岡部「ほとんど原型は残っていませんがね。あなたは?」
天王寺「よく言えば自己流だな。よく言って自己流か?」
岡部「要は勘ですね。喧嘩慣れしているのか」
天王寺「まぁそうだ。馬鹿正直に突っ込んでくる軽い奴はただ襟首を引っ張って叩き付ければいいだろ、だとかそういうのが何となく浮かんでくる」
岡部「なるほど。野生型というやつですね」
158 :
文章クソすぎだろ
小学生が書いてんのか?
159 = 1 :
紅莉栖「…ッ…!!」ドクドク…
岡部「下がって血を止めてろ。もうじき終わる」
紅莉栖「…任せたわよ…」タタッ…
萌郁「…あの、ハンカチ」スッ
紅莉栖「…ありがとう…」ピトッ
天王寺「…もうじき終わる、か。随分余裕だな?」スッ
岡部「はい。なにせあなたは既に攻略済みですからね」スッ
天王寺「既に? 何を…」
岡部「……」ヒュッ!
天王寺(避ける…までもない遠い前蹴り。このタイミングで牽制か?)
160 = 1 :
岡部「……」
天王寺(来ないならこっちから…)
岡部「……」ストン…
天王寺(…あ? 岡部が沈ん――)
岡部「ふッ!!」ダッ!!
バシィン!!
天王寺「なあッ!?」(この距離から足を捕りに!?)グラッ…
ズダァン!!
天王寺「ぐッ…!!」(…そうか! さっきの前蹴りは距離を測って…)
163 :
オカリン強すぎるだろ
165 :
追い付いた
>>133微笑みダルワロタ
167 = 1 :
岡部「これで…!!」ヒュバッ!
天王寺(マウント!? 速――)
岡部「終わりだッ!!」ゴギィン!!
天王寺「がッ……ッ!!!」(掌底で…顎を…!!)
岡部「ははははははははははははッッッッッ!!!!!」ゴギンゴギンゴギンゴギンゴギィィィン!!
168 = 1 :
………
天王寺(……ん…)
天王寺「…ッづ!!」ズギン
岡部「気が付きましたか」
天王寺(…縛られてる。そりゃそうか)ギシギシ
天王寺「…岡部、俺は何分寝てた?」
岡部「2分ほどです」
天王寺「そうか。…しかしまさかお前にここまで一方的にやられるとは情けねぇ。師は誰だ?」
岡部「…橋田鈴さんです」
169 :
しえんた
170 = 1 :
天王寺「…何だよ。お前鈴さんと知り合いだったのかよ」
岡部「はい。俺は『バイト戦士』というあだ名で呼んでいました」
天王寺「…バイト戦士って…まさか――!! …岡部…お前…デタラメ…言ってんじゃ…」
岡部「…鈴羽の、MTB」
天王寺「……ああ、ああ。そうか、なるほどな…。全く、何で今まで気付かなかったんだか…」
岡部「……」
天王寺「…なぁ岡部。俺は鈴さんの恩を仇で返したのか?」
岡部「…それはこれから決まる事です」
天王寺「……」
岡部「ただ俺たちがこうしてここに来たのは鈴羽の意志もあってのことです。だから、もしあなたが俺たちに協力してくださるならとても嬉しい」
171 :
しえんた
172 = 1 :
天王寺「…分かった。何をすればいい?」
岡部「俺と紅莉栖の望みはあなたの携帯を借りる事だけです」
天王寺「携帯なら右ポケットに入ってる。好きに使え」
岡部「ありがとうございます」ゴソゴソ
天王寺「それだけか?」
岡部「…あとは、萌郁に本当のことを話してやってください」
萌郁「……!」
天王寺「分かったよ。…おいM4」
萌郁「……」
天王寺「…今まで悪かったな。俺がFBだ」
173 :
微笑みダルくっそわろた
174 = 1 :
………
岡部「――萌郁、もういいのか?」
萌郁「…うん。…ごめんなさい」
岡部「何がだ?」
萌郁「私は、別の世界線で、あなたの大切な仲間を殺したんでしょ? それなのに、ここまでしてもらって…」
岡部「…気にするな。もう赦すさ」
萌郁「…岡部君と、天王寺さんに会えて、よかった」
天王寺「…そうか」
175 :
このオカリンはチート仕様か…
177 = 1 :
紅莉栖「岡部、放電現象始まったそうよ」
岡部「分かった。…ところでミスターブラウン、娘さんは今どこに?」
天王寺「綯か? あいつは今お仕置きで納屋に閉じ込めてある。昨日部屋でナイフ遊びしてやがったのを見つけてな」
岡部「…てっきりあなたは娘を溺愛しているのかと思っていましたが」
天王寺「だからこそだよ。知ってるか岡部? 可愛いからってガキ甘やかす奴はな、本当はそいつのことを喋るペット程度にしか思って無ぇんだよ」
岡部「…なるほど。勉強になります――」ピッ
グ二ョォォォオォォォォォオォォオォォォオォン
178 = 107 :
綯さんはここでも出番削られるのか…
179 = 1 :
………
岡部〈〉「……ッ」ズキンズキン
紅莉栖〈〉「……ッ」ズキンズキン
岡部「…ふは。ふはは。フゥーハハハ!! ついに、ついにすべてのDメールを打ち消した!!」フハハハ
紅莉栖「私の仮説が正しければこれでまゆりは助かるはず…!!」フハハハ
岡部「これで…これで本当に終わりなのだな…」ニコッ
紅莉栖「ええ。きっとね」ニコッ
180 = 23 :
この夫婦、分かりやすいフラグ立てたお
181 = 1 :
………
岡部「……ッ」ズキンズキン
紅莉栖「……ッ」ズキンズキン
岡部「…ふは。ふはは。フゥーハハハ!! ついに、ついにすべてのDメールを打ち消した!!」フハハハ
紅莉栖「私の仮説が正しければこれでまゆりは助かるはず…!!」フハハハ
岡部「これで…これで本当に終わりなのだな…」ニコッ
紅莉栖「ええ。きっとね」ニコッ
182 = 44 :
もう何回目か書くのめんどくなったか?
183 = 1 :
………
~ラボ~
ドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
岡部〈〉「はぁーッ…!! はぁーッ…!!」ズキンズキン
紅莉栖〈〉「はぁーッ…!! はぁーッ…!!」ズキンズキン
岡部「…何でだ!? 何でだよ!! ここはIBN5100がある世界線のはずだろッ!?」
紅莉栖「…きっとまだ何かあるのよ。考えてみるしかない…!」
岡部「…そうか、そうだよな…! いい加減取り乱すのはやめよう…! まだ何かある、か…!」
紅莉栖「初めから考え直してみましょう。まず阿万音さんは何と言っていたかしら…」
岡部「えーと…確か『IBN5100が手に入る世界線へ行けばまゆりと未来の世界が助かる』だったか…?」
184 = 1 :
紅莉栖「…ッ!? 待って!! もしかして…!!」
岡部「…何か分かったのか!?」
紅莉栖「……私たちはこれまで『IBN5100が手に入る世界線へ近付くこと』を目的としてきた訳だけど…もしそれが間違いだったとしたら?」
岡部「…つまり、もしお前の仮説が間違っていたとしたら、か?」
紅莉栖「ええ。もし阿万音さんの言葉が『IBN5100に近付くこと』ではなく…」
紅莉栖「…『IBN5100を使うこと』によって目的が達成されるのだ、ということを意味していたのだとしたら…」
岡部「そうか…! …いや待て、だとしてもIBN5100を使う場面なんて存在するのか? …というかそもそも俺は何のためにIBN5100を手に入れたんだったっけ?」
紅莉栖「…えーと、それは確か…」
岡部「……あ」
紅莉栖「……そうか」
岡部・紅莉栖「…SERNのデータベース内の解読不能エリア!!」
185 = 92 :
修正はいらんぞ
186 = 1 :
岡部「…ダル!! 紅莉栖!!」
ダル「ん? なんぞ?」
岡部「今からSERNのデータベースにハッキングしたらどれくらい時間がかかる?」
ダル「それなら3時間もあれb」
紅莉栖「1時間あれば十分よ」
岡部「30分でやってくれ!」
紅莉栖「任せて」カタカタカタカタ
ダル「(´・ω・`)……」
188 = 1 :
………
紅莉栖(これが以前見ることのできなかったデータか…)カチッ
ダル(た、たった25分で…)ズーン…
紅莉栖(えーと…中身は…)
紅莉栖「…あ!? …おかっ、岡部ッ!! これ見て!!」
岡部「…これは…!!」
紅莉栖「これって…あんたが偶然送ったっていうDメールよね?」
岡部「ああ、間違いない。…しかし何故ここに?」
紅莉栖「…恐らく俗に言うエシュロンかそれに近いものがあるんじゃないかしら」
岡部「そしてエシュロンに傍受されたこのメールをSERNの関係者が見て、この送信時刻と受信時刻のおかしさに気付いた、か。なるほどな」
紅莉栖「さらにそこからDメール、さらにはDメールを送る何らかの装置がラボに存在することに気付かれ、ここは襲撃されることになる…とでもいったところでしょうね」
189 = 44 :
ダル不要すぎたwwww
190 :
ダルの存在意義が無くなってきたな
191 = 1 :
岡部「…いや待ってくれ。それでは鈴羽がIBN5100を手に入れようとしていた理由はどうなるんだ? まさかこのデータを見るためだけではないだろう?」
紅莉栖「それはもちろん、このデータを消すためよ。それしか考えられない」
岡部「いや、今更消しても何の意味も…」ハッ
紅莉栖「気付いた?」
岡部「…そういうことか…! SERNの連中がこのメールに気が付くのはもっと先のことなのだな!」
紅莉栖「恐らくそうなんでしょうね。未来のSERNが、最初に電話レンジを手に入れた世界線から過去へDメールを送りラウンダーにここを襲撃させた」
岡部「そこまでして電話レンジ(仮)を手に入れようとしたということは、つまりあれこそがSERNのタイムマシン完成の鍵だったということか」
紅莉栖「ええ。つまり逆を返せば、このメールデータさえ消せばSERNがDメールの存在に気付くことは無くなり、結果タイムマシン研究は頓挫することになる」
岡部「そうすると結果ラボへの襲撃は行われず、よって電話レンジは奪われずディストピアが構築されることも無くなり…」
紅莉栖「…まゆりが死ぬことも、無くなる…!!」
ダル「(´;ω;`)オイテケボリダオ」
192 = 1 :
岡部「……」フゥー…
紅莉栖「…やっと、ここまで来たのね…」
岡部「…さぁ、とっととメールデータを消そう。その時こそが俺たちの真の勝利の瞬間だ!!」
紅莉栖「ディストピアの構築されない世界かぁ。どんな世界線なのかしら? 何か大幅に変わってたりするのかな」
岡部「ははは! お前はアホの子だな紅莉栖! このメールを消しても一番初めの世界線に戻るだけだぞ!」
紅莉栖「一番初めっていうとあれよね? 確かあんたが偶然このメール…を…送って…」
岡部「ああ。その通り…」
193 = 1 :
岡部「……」
岡部「…あれ?」
岡部(…待て。ちょっと待て――!! 最初の世界線というのはつまり俺が偶然このメールをDメールとして送った世界線で…)
岡部(…それで、俺がこのメールを送った理由は…ラジ館で…)
岡部「…紅、莉栖」
紅莉栖「…な、何? 早くメールを削除しないと…」
岡部「…いや…ハッキングは一旦中止にしよう…」
紅莉栖「…そ、そうね。それもいいかも」プツンッ
岡部「…すまん。少し出掛けてくる」
ダル「(´;ω;`)カエッテネヨウ」
195 = 132 :
岡部「C-アシスタント、か…。ふむ。シンプルながらも中々想像を駆り立てられるネーミングセンスだな」
岡部「しかし、アシスタントとは何だ? 助手よ、お前まさか漫画家志望か?」
紅莉栖「そんなわけあるか」
岡部「隠さなくていいぞ、助手よ~。なんだ、PNはアレか? クリ腐ティーネ山田か?」
紅莉栖「違うって言ってんでしょ! というか、そのネタいつまで引っ張ってんのよ!」
岡部「フゥーッハッハッハ! まぁ助手の趣味など、この際どうでもいい! 今こそ全てを俺に曝け出す時!
見せてみろ!『C-アシスタント』による、お前の能力とやらを!」
紅莉栖「はぁ? ないわよ、そんなもん」
岡部「え?」
196 = 132 :
ごめん。誤爆した
197 = 1 :
………
~秋葉原・某ビル屋上~
岡部(…やはりここなら誰も来ないな。きょう偶然見付けた、俺を含めラボメンの誰にも縁もゆかりもない場所だ)
岡部(立ち入り禁止の立札があった気がするが知ったことじゃない。俺は一人になりたいのだ)
岡部(ラボを出て何日くらい経ったっけ? 携帯電話の電源を切りっ放しにしているせいで時間も分からん)
岡部(…まぁ時間なんて今はどうでもいい。まゆりが死ぬまでにはまだ時間があるはずだ…)
岡部「はぁー…」ゴロゴロ
岡部「……」
198 = 1 :
岡部(…紅莉栖が、)
岡部(紅莉栖が死なない世界線では、まゆりが死ぬ)
岡部(まゆりが死なない世界線では、紅莉栖が死んでいる)
岡部(…ふざけてやがる。本当にふざけてやがる)
岡部(二者択一。紅莉栖かまゆり、俺は必ずどちらかを見捨てなければならない。…今時三流の糞漫画の中ですら滅多に見かけないようなシチュエーション)
岡部(…頭の隅では分かっている。『紅莉栖の命』か、『まゆりの命とディストピアの構築されない未来』か)
岡部(そんなもの天秤に掛けるまでも無い。俺は後者を取るべきだ。俺は後者を取らなければならない)
岡部(ここまで踏みにじってきた想いを無駄にしてはいけないんだ。そんなこと分かっている)
岡部(分かっているのに…)
199 = 1 :
グ二ョォォォオォォォォォオォォオォォォオォン
岡部「…ッ!?」クラッ
岡部(…リ、リーディングシュタイナーが発動した!?)
ガチャッ
紅莉栖「そんなとこで寝転んでると白衣が汚れるわよ」スタスタ
岡部「紅莉栖!? なんでここが…」
岡部「…ああ。そういうことか」
紅莉栖〈106601回目〉「そういうこと。探した、本当に…」
200 = 175 :
こいつらならどうとでも出来そうだから怖い
みんなの評価 : ★★★×6
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