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    元スレ紅莉栖「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - steins;gate + - まゆりいいいいいいいいい + - カオス + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    このSSは

    岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    の続編です。
    このSSに興味を持たれた中でまだ前作をご覧になられてない方は先にそちらからご覧になることをおすすめします。
    大した時間も掛からずに読み終わられることかと思いますです。

    2 = 1 :

    ~ブラウン管工房前・ベンチ~

    岡部〈18457回目〉「……」ズーン…

    紅莉栖〈5050回目〉「……」ズーン…

    鈴羽「店長、お疲れー」ガラッ ピシャッ

    鈴羽「…ってあれ? 君たちこんなところで何してるのさ?」

    岡部「……今日のパーティーの買い出しだ…」

    鈴羽「買い出しって…もうそろそろパーティーが始まる時間じゃあ…」

    紅莉栖「……ああ…もうそんな時間か…宅配のピザがあるからダイジョーブイ☆」ビシッ…

    鈴羽「…二人ともホントに大丈夫? なんだか目がヘン…」ジー

    3 :

    クリトリスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

    4 = 1 :

    鈴羽「……ッ!? ……!!」

    鈴羽「…………」

    鈴羽「……そうか。そういうことか…」

    岡部「……鈴羽? どうかしたのか?」

    鈴羽「…いや、何でもないよ」ニコッ

    岡部「…ならいいが」

    鈴羽「ところで岡部倫太郎、ちょっと携帯を貸して貰えないかな? あたしの携帯さっき充電が切れちゃってさ」

    5 = 1 :

    岡部「ああ、ほら」スッ

    鈴羽「ありがとう」パシ

    岡部「構わん」

    鈴羽「…ありがとう二人とも。ごめんね」ニッコリ

    岡部・紅莉栖「?」

    鈴羽「じゃ、あたしは一足先にラボに行くよ」タタタタタ カンカンカンカン…

    紅莉栖「…なんで私まで礼を言われたんだろう」

    岡部「…さぁ」

    6 :

    続きものならNIPでやれマジで

    8 = 1 :

    ………

    カンカンカンカン タタタタタ…

    岡部「ん? ああ、まゆりか。一体どうし…」

    まゆり「オカリーン!!! 紅莉栖ちゃーん!!! 喧嘩なんてしちゃダメなのです!!!」タタタタタ

    ダル「ポカリ派とアクエリ派で喧嘩だなんて大人気ないおー」ドタドタ

    岡部「はあ? 一体何の話だ?」キョトン

    まゆり「え? だってスズさんがね、オカリンと紅莉栖ちゃんが殴り合いの喧嘩してるから止めるの手伝って、って…」

    ダル「まぁ僕はダカラ派な訳だが?」

    9 = 1 :

    紅莉栖「いや、別に私たち喧嘩なんてしてないわよ?」

    まゆり「えー? そうなの?」

    岡部「…なぁ、鈴羽はどこだ?」

    ダル「どこって…あれ? 付いてきてたと思ったのに」キョロキョロ

    紅莉栖「…まさか…」

    岡部「…気付いたのか!!」ガタン!! タタタタタ…

    紅莉栖「あ、待って!!」ガタン!! タタタタタ…

    10 = 1 :

    ~ラボ入口前~

    岡部「おい鈴羽!! 開けろッ!!」ガチャガチャ

    岡部「…駄目だ…!! 施錠されてる…!!」ガチャガチャ

    紅莉栖「カギは無いの!?」

    岡部「机の上だ…!!」

    紅莉栖「…阿万音さん!! 開けて!!」ドンドンドンドン

    岡部「開けろよ鈴羽ああああああああああああ!!!!!」ドンドンドンドン

    13 = 1 :

    紅莉栖「…どうして!? まさか全部気付いたっていうの!?」ドンドンドンドン

    岡部「…それしか考えられん…! 俺の携帯を持って行ったのも多分それだ…!」ドンドンドンドン

    紅莉栖「…岡部のDメールを打ち消すため…?」

    岡部「正確にはあの日の俺の尾行を阻止するため、だ…! 俺にDメールを送ってタイムトラベルを成功させる気なんだよ…!」

    14 = 1 :

    バチバチバチバチバチバチバチバチ

    紅莉栖「!? 放電現象…!!」

    岡部「…なぁ、開けてくれよ鈴羽…。他にも方法はあるはずなんだ…」

    ピロリロリン♪ ピロリロリン♪

    紅莉栖「メール!? こんなときに誰が…!!」パカッ

    紅莉栖「…知らないアドレス…?」

    岡部「!! 鈴羽のアドレスだ! 貸してくれ!」ピッ

    [From:****** さよなら]

    紅莉栖「……!!」

    岡部「……止めろ…止めてくれよ…」

    岡部「鈴羽ああああああああああああああああああああああ!!!!!」

    グ二ョォォォオォォォォォオォォオォォォオォン

    15 :

    ほう

    16 = 1 :

    ………

    岡部「……ッ」フラッ…

    紅莉栖「……ッ」フラッ…

    岡部(…リーディングシュタイナーが発動した…。ということはつまり、鈴羽のタイムトラベルが成功して世界線が変わったんだ)

    岡部(…世界線が変わったということは世界が再構成されたということ)

    岡部(つまり、ここは鈴羽とラボメンのみんなの思い出も紅莉栖の何度ものタイムリープもすべて無かったことにされた世界線なんだ)

    岡部(…鈴羽、紅莉栖。すまない。ありがとう。俺はお前たちの意志を継ぐ)

    岡部(無かったことにされた全ての想いも、俺だけは決して忘れない…!)グスッ

    18 = 1 :

    岡部「…っと紅莉栖、大丈夫か?」ゴシゴシ

    紅莉栖「平気…とは言えないけど大丈夫よ。岡部は?」

    岡部「俺も同じようなものだ。リーディングシュタイナーが発動したのは久し振…」

    岡部「……んっ?」

    岡部(…待て待て待て待て。 ついつい今までのタイムリープ時と同じように接してしまったが…)

    紅莉栖「ん? どうしたの岡…」

    紅莉栖「……あれっ? …マシンを使ってないのにタイムリープした…?」

    岡部「……」

    紅莉栖「…いや違う、時間は巻き戻ってない…ということは…えーと…えー…」コンラン

    岡部「……まさか…リーディングシュタイナー?」

    紅莉栖「…え?」

    岡部・紅莉栖「……何イイイイイィィィィッッッッ!!!??」ガーン!!

    19 :

    >>1で一々説明する奴なんなの?
    大物作家気取りなの?

    20 = 1 :

    岡部「な、なぜお前にもリーディングシュタイナーが発現しているのだ!?」

    紅莉栖「それは分からないけど…少なくとも今まで繰り返してきたタイムリープが原因なのは間違いないと思う」

    岡部「…それはそうだろうな。時間遡行やごく僅かな世界線移動を『主体的に』何度も経験したため、とでもいったところか?」

    紅莉栖「そんな感じでしょうね…。タイムリープが私の体――恐らく脳でしょうけど、に何らかの変化…あるいは順応? をもたらしたとでも考えるのが妥当じゃないかしら」

    岡部「リーディングシュタイナーに関わる何らかの部位に、か…。もしそうだとするとこの力は誰でも持ち得るということになるな」

    紅莉栖「理論上はそうなんだと思う。リーディングシュタイナーが超能力の類ではない以上、何らかの物理的な観測は可能のはずよ」

    21 = 1 :

    岡部「つまり…理論上はある特定の人物に故意にリーディングシュタイナーを持たせるようなこともできる、ということだな」

    紅莉栖「そうなるわね。ただリーディングシュタイナーを持たせるのはとても難しい事だろうし、そうじゃなくても絶対にしない方がいいと思う」

    岡部「分かっている。危険が伴うかも知れないし、そもそも記憶の引き継ぎがあると変化後の世界線で何かと不自由するからな。この場合は記憶の上書きと言うべきか」

    紅莉栖「ええ。…それより、今考えるべきなのは…」ゴクリ

    岡部「…この世界線でまゆりがどうなるか、だな…」ゴクリ

    22 = 1 :

    ………

    ~ラボ~

    チクタクチクタク…

    岡部「……」

    チクタクチクタク…

    紅莉栖「……」

    チクタクチクタク…カチッ

    岡部「…午前0時…8月14日だ…」

    24 = 1 :

    まゆり「zzz…」

    紅莉栖「…まゆりが…生きてる…」

    岡部「…はぁー…」ズルズルー

    紅莉栖「……」グスッ

    岡部「…やっと、か…」

    紅莉栖「……」グスグス

    岡部「……」フゥー…

    岡部「…永かったな…」

    25 = 1 :

    ~翌日~

    ドンチャンドンチャン

    岡部「ハッハッハ!! いやぁーハッハッハ!! 良かったな助手よ!! いやぁ良かった!!」ギャハハハ

    紅莉栖「いやぁホントホント!! 何日振りの志村どうぶつ園かしらゲハハハハ!!」ブハハハ

    まゆり「二人ともテンション高いねー♪ ケーキ買ってきて良かったのです♪」

    ダル「テンション高すぎんだろ常考…ってこいつら酒飲んでんじゃねーか!!」

    紅莉栖「何よー? いいじゃない酒くらい! ほら、そのロウソクふーってしていいから! ふーって!」グハハハ

    ダル「いやだってこれスピリタス…」

    岡部「ハッハー!! 細かいことを気にするなダル!! 何せ今日はめでた

    26 :

    えっ

    27 = 1 :

    ガチャン!

    ラウンダーA「t

    岡部「エルボー!!」ドゴッ!

    ラウンダーA「ぐっ!?」ドサッ

    岡部「袈裟蹴り!!」バキ!

    ラウンダーB「ぶっ!?」ドサッ

    岡部「アンクルホールドォォォ!!」ギリギリギリギリ

    萌郁「いだだだだだだだだ!!!!」ジタバタ

    28 = 26 :

    そういえばこのオカリン超人だったな

    29 = 1 :

    岡部「これ借りるぞ!! 使え紅莉栖ッ!!」ブンッ

    紅莉栖「Five‐seveN!? いい銃じゃない!!」タタタタ パシッ

    ダル「え? 何これ」

    岡部「次来るぞッ!!」ギリギリギリギリ

    紅莉栖「分かってるッ!!」チャキッ

    30 :

    なにこれぇ

    31 = 1 :

    ラウンダーC「両t

    紅莉栖「右足!!」ダァン!!

    ラウンダーC「ぐあっ!?」ドサッ

    紅莉栖「右腕!!」ダァン!!

    ラウンダーD「ぎあっ!?」ドサッ

    紅莉栖「左腕ッッッ!!」ダァン!!

    ラウンダーE「ごあっ!?」ドサッ

    32 = 1 :

    岡部(こいつら…ラウンダーか!! 装備やフォーメーションが変わっている!?)ギリギリギリギリ

    萌郁「…ッ!! …ッ!!」ピクピク

    紅莉栖「次が来る!! まゆり!! 橋田!! シャワールームに逃げなさい!!」

    ダル「え? …あ、分かったお!!」タタタタ コンッ

    ガシャーン!

    ダル(あ、酒の瓶が…ってそんなの気にしてる場合じゃねぇ!!)タタタタ

    まゆり「ケーキ持って行かなきゃ…」ヒョイッ

    岡部「まゆり!! 早くしろッ!!」ギリギリギリギリ

    まゆり「あ、うん! 分かっt」タタタタ

    ズルッ ステーン

    紅莉栖「あ、ロウソクの火が酒に…」

    ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ

    岡部・紅莉栖「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    33 = 23 :

    この周回プレイの間にオカリンは何度助手の膜を破った事やら

    34 = 1 :

    ………

    紅莉栖〈5928回目〉「岡部!! まゆりが階段から落ちた!!」

    岡部〈19335回目〉「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    ………

    岡部〈20319回目〉「ああっ!? まゆりが酒を一気飲みした!!」

    紅莉栖〈6912回目〉「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    ………

    紅莉栖〈7669回目〉「おぎゃああああ人工衛星が落ちてきたああああ!!!!」ドゴーン!!

    岡部〈21076回目〉「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    35 = 1 :

    ………

    カエデ「ひいいいいいいい危ないいいいいいいい!!!!」キキイイイイイー ドガァン!!

    紅莉栖〈8622回目〉「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    ………

    まゆり「わぁー!! 万里の長城ってこんなに長いんだねーえへh」ツルッ ヒュウウウウウン

    岡部〈23809回目〉「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    ………

    まゆり「わぁー!! スフィンクスってこんなに迫力があr」ガラガラー プチッ

    紅莉栖〈11253回目〉「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

    36 :

    なんでそんなインターナショナルな死に方してんだよ

    37 = 1 :

    ………

    ドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

    岡部〈25092回目〉「……ッ」ズキンズキン

    紅莉栖〈11685回目〉「……ッ」ズキンズキン

    岡部「…クソッ!! 駄目だ!! 何も変わっていない!!」バンッ!

    紅莉栖「……」

    岡部「もう駅でまゆりを倒すしか…!!」

    紅莉栖「落ち着きなさい岡部!! 勇気と無謀を混同しないで!! まゆりの死が1日伸びただけでもかなりの収穫なのよ!?」

    岡部「…だが結局まゆりは助からなかった!!」

    紅莉栖「…待って! そうだ、よく考えて岡部! 確かに今まゆりが助かる可能性はゼロに近いかも知れない。だけど阿万音さんの言葉を思い出して」

    岡部「…鈴羽の言葉?」

    紅莉栖「そう。阿万音さんは『IBN5100が手に入る世界線へ行けばまゆりと未来の世界が助かる』と言ってたわよね?」

    岡部「ああ…」

    39 = 1 :

    紅莉栖「さらに、阿万音さんがDメールを取り消したことでまゆりの死は丸1日先送りになった。これがどういうことか分かる?」

    岡部「…まさか…」

    紅莉栖「ええ。これはあくまで今思い付いた仮説だけど…もしあのDメールの打ち消しが『まゆりが13日の午後8時に死ぬ可能性』まで打ち消していたのだとしたら」

    紅莉栖「そして阿万音さんの言葉が、『IBN5100を手に入れる事』ではなく『IBN5100のある世界線へ近付く事』がカギなのだという意味だったのだとしたら」

    岡部「…!! そうか!! だとしたらこれまでに送ったDメールを一つ一つ打ち消していけば…!!」

    40 = 7 :

    気づくのが遅い罠

    41 :

    おせーよwwwwww

    42 = 1 :

    紅莉栖「そう。まゆりの死とディストピアの構築の可能性がより低い世界線へ近付いていくことになる…!」

    岡部「なるほど、つまりIBN5100それ自体には意味は無いということか! さすがだな紅莉栖!!」

    紅莉栖「この仮説が間違っていなければ、だけどね。それよりもしその線で行くならまずどのDメールを打ち消すべきか、それを考えないと」

    岡部「確実なのは新しいDメールから順番に消していくパターンだな」

    紅莉栖「まぁそれが無難ね。となると一番新しいDメールを送ったのは…」

    岡部「…フェイリス! フェイリス・ニャンニャンだ!」

    43 = 1 :

    ………

    ~UPX前~

    紅莉栖『――そういうわけで私はラボで24時間待機してるから』

    岡部「分かった。じゃあ切るぞ」ピッ

    岡部(…ダルによれば、フェイリスは今日UPXで雷ネットの大会の決勝戦に出場するらしい)

    岡部(またいつでも電話レンジの操作ができるように紅莉栖にはラボに待機してもらっている)

    岡部(あとはフェイリスを見つけてDメールの内容を知り、それを打ち消すだけなのだが…)

    岡部(…人が多過ぎてフェイリスがどこに居るのか分からんぞ。フェイリスの執事に聞いても要領を得なかったし…)ウーム

    岡部(…誰かに聞こう。あの黒い二人組でいいか)スタスタ

    岡部「すみません。お聞きしたいことがあるのですが」

    4℃「あん?」

    岡部「雷ネットチャンピオンのフェイリスさんが今どちらにいらっしゃるかご存知ですか?」

    4℃「……」スック

    岡部(ん?)

    44 :

    よんどしいいいいいいいいいいいい!!!!

    45 = 1 :

    4℃「ふんッ!!」ブンッ!

    スカッ

    4℃「…あれ? 外れた?」

    岡部「やれやれ、随分なご挨拶だな」ザッ…

    4℃「へ?」

    手下「…はああああッ!!? 4℃さんの頭突きを避けやがったッ!?」

    岡部「お前は要らん。少し寝てろ」ヒュオンッ!! メッギイイイイッ!!!

    4℃「ごっあああああああああああああ!!!??」ドサッ

    手下「4℃さああああああああああああん!!!??」(踵落とし!?)ガーン!!

    岡部「やり過ぎたか? …まぁいいか。おいそこの貴様」

    手下「ひいっ!?」ビクッ

    岡部「俺は別に喧嘩をしに来た訳では無い。ただフェイリスの居場所が知りたいだけなのだ」

    手下「は、はひぃ…」ガクガク

    46 = 41 :

    オカリンクリーチャー化しとる

    47 = 1 :

    岡部「そういう訳でフェイリスの居場所を知っていたら教えて欲しいのだが」

    手下「し、しりりりりりりり」ガクガクガクガク

    フェイリス「あ、凶真ー!!」タタタタタ

    岡部「フェイリス! 探したぞ!」

    フェイリス「こんなところで何して…ってこいつらヴァイラルアタッカーズ!! 決勝戦でフェイリスに卑怯な手を使って勝ったとんでもない奴らなのニャ!!」ムスー

    岡部「卑怯な手? そうなのか?」

    手下「はひっ!? え、あの…はい…やりました…」シュン…

    岡部「まったく情けない奴らだな…。今からでも遅くない、運営に謝罪しに行くぞ。俺も一緒に謝ってやるから」

    手下「う…はい…ごめんなさい…」シューン…

    4℃「」ピクピク

    48 = 44 :

    オカリンイケメソwwwww

    49 = 1 :

    ………

    フェイリス「――すごいニャ凶真!! フェイリスは繰り上げ優勝だしヴァイラルは改心したしでもう最高ニャーン!!」ダキッ!!

    岡部「んなっ!? ままま待つのだフェイリス!! 一旦離れろ!!」グイッ

    フェイリス「えー? 凶真のいじわるー」ブスー

    岡部「そ、そうだ。そもそも今日はお前に訊きたいことがあってここに来たのだった」

    フェイリス「聞きたいこと? 一体何なのニャ?」

    岡部「…お前は自分が送ったDメールの内容を覚えているか?」

    フェイリス「ニャニャ? Dメールって何かニャ?」

    岡部(…やはり覚えていない、か)

    岡部「詳しい説明は後でする。腹が減っただろう? とりあえず飯でも食いに行こう」

    50 = 1 :

    ………

    ~ラーメン屋前~

    フェイリス「凶真! 凶真! ここで食べたいニャ!」

    岡部「ここか? …懐かしいな。昔はここにメイクイーンニャンニャンがあったのだが…」シミジミ

    フェイリス「ニャニャ? 何で凶真がメイクイーンの事知ってるのニャ?」キョトン

    岡部「な!? お前メイクイーンを知っているのか!?」

    フェイリス「知ってるも何も、メイクイーンはフェイリスがここに作ろうとしてたメイドカフェの名前なのニャ。結局パパに反対されて…無かった…ことに…」フラッ…

    岡部「!? 大丈夫かフェイリス!!」タタタタ

    フェイリス「だ…大丈夫…」ガクンッ

    フェイリス(あ…膝が…)

    キュイイイイイイイイイイイイイイ


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