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    元スレ紅莉栖「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - steins;gate + - まゆりいいいいいいいいい + - カオス + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 1 :

    岡部「…すまんな。それで、何故俺をそんなに探し回ったんだ?」

    紅莉栖「岡部とゆっくり話がしたかったから。…隣座っていい?」

    岡部「…ああ」

    紅莉栖「……」トスッ

    紅莉栖「…ねぇ岡部、もう分かってるでしょ?」

    岡部「……何をだ」

    紅莉栖「とぼけたって無意味。私とあんたの付き合いがどれだけ長いと思ってるのよ」

    岡部「…だよな…」

    紅莉栖「…起き上がりなさい岡部。ちゃんとこっちを見て」

    岡部「……」ムクッ

    202 = 92 :

    何千年単位のつきだもんなww

    203 = 1 :

    紅莉栖「…これは二者択一じゃない。あんたにも、私にも選択肢は無いの」

    岡部「……」

    紅莉栖「どちらを取るかなんて問題じゃない。あんたと私は、絶対に世界を改変しなければならない」

    岡部「…そしてそのためにお前は死ななければならない、か」

    紅莉栖「…ええ。そうよ」

    岡部「そんなこと…できるかよ…!!」スック

    紅莉栖「…岡部?」

    岡部「…俺は…諦めない…!!」

    紅莉栖「…ねぇ岡部」

    岡部「黙れ!! 俺は諦めない!! この世界線でもまゆりを救う方法はあるはずだ!! あるはずなんだよ!! 無くちゃいけないんだ!!」タタタタタ…

    紅莉栖「おかっ…待てこのバカ!!」

    206 :

    死んでから蘇生すればおk

    208 = 44 :

    >>206
    今のこいつらなら人体錬成くらい平気でしそうだから恐ろしい

    209 = 103 :

    この岡部なら過去岡部がクリス発見するまで余裕で延命できそうだよな

    210 = 1 :

    ~ラボ~

    ガチャッ

    岡部「はあッ…!! はあッ…!!」バタンッ

    岡部「…げッほ!! …はあッ…!!」ゼェゼェ

    岡部(…俺は…繰り返す…!!)

    岡部「パソコンは…付きっ放しか。丁度いい…!」

    岡部(…そうさ! 俺は繰り返すんだ!)カチッ

    岡部(まゆりも紅莉栖も死なない未来を選び取るために、何度でも俺は繰り返すんだ!)カタカタカタカタ

    岡部(まだ試みてない方法を! まだ見付けてない可能性を! まだ足りていない鍛錬を! 俺は繰り返――)

    211 = 23 :

    クローン作って身代わりに

    212 = 1 :

    ガシイッ!!

    紅莉栖「――こ、の……!!」グイッ…

    岡部(…あれ? 浮い…)フワッ…

    紅莉栖「ゴミ虫があああああああああああああああああああああああッッッッッ!!!!!!」ズドオオオオオオン!!!! ミシッ!!

    岡部「…ごッ…あああああああああああああああああ!!!??」(一本背負い!?)ズキズキ ジタバタ

    紅莉栖「…初めて岡部から一本取った」

    岡部「…なにをするのだ紅莉栖…」ズキズキ

    紅莉栖「路上で柔道はマジヤバい。覚えときなさい」

    岡部「いやここフローリング…いだだッ!?」ムクッ ズキンッ

    紅莉栖「…大丈夫?」

    岡部「…肩甲骨にヒビが入ったかも知れん」

    紅莉栖「じゃあそのまま横になってなさい」

    岡部「……」ゴロン

    213 = 52 :

    これは支援せざる得ない

    214 = 1 :

    紅莉栖「……ねぇ岡部、タイムリープしようとするのは逃げよ。何の解決にもならない」

    紅莉栖「この世界線ではまゆりが死なない可能性は万に一つも無いの。ゼロなのよ」

    岡部「……」

    紅莉栖「…ありがとう。私のためにここまで苦しんでくれて。だけど、もう充分」

    紅莉栖「…岡部、あんたが世界を変えて。あんたが私を殺して」

    岡部「……」

    紅莉栖「せめて、岡部にやって欲しい」

    岡部「…お前は納得しているのか?」

    紅莉栖「まさか。だけど何度も言ってるでしょ? これは二者択一なんかじゃないって」

    岡部「…そう、か…。……」

    215 = 103 :

    紅莉栖「…初めて岡部から一本取った」

    わろた

    216 = 1 :

    岡部「……結局俺は」

    紅莉栖「……」

    岡部「結局俺は、お前に『殺してもいい』と言って欲しかっただかなのかも知れないな」

    紅莉栖「…そうかもね。それでいい。その方がいい」

    岡部「…紅莉栖、俺がやる。俺がDメールを消す」

    紅莉栖「…ありがとう。お願い」

    217 :

    し得ん

    218 = 1 :

    ………

    紅莉栖「――これでよし。あとはエンターキーを叩くだけよ」

    岡部「分かった」

    岡部「……」

    岡部「…なぁ紅莉栖」

    紅莉栖「何?」

    岡部「俺は、お前が好きだ」

    紅莉栖「知ってる」

    岡部「お前は?」

    紅莉栖「知ってるでしょ?」

    岡部「ああ。知ってる」

    219 = 1 :

    紅莉栖「…ねぇ岡部、最期のお願い。手、繋いでもいい?」

    岡部「ああ」スッ

    紅莉栖「…うん。ありがとう」ギュッ

    岡部「……」ギュッ

    紅莉栖「…ほら、早くエンターキーを押して」

    岡部「ああ」スッ…

    カチッ

    紅莉栖「さよなら。…私も、岡部のことが――」

    グ二ョォォォオォォォォォオォォオォォォオォン

    220 = 1 :

    ………

    岡部「…ッ」フラッ

    岡部(……)

    岡部(…紅莉栖の手の柔らかい感触が、消えた)

    岡部(…最後の世界改変が、終わった)

    まゆり「オカリン? そんなとこに突っ立ってどうかしたの?」

    岡部「…いや? 何でもない。そうだまゆり、ラボメンナンバー004は誰なのか知ってるか?」

    まゆり「え? うーん…004なんて居なかったと思うけどなぁ…」

    岡部「そうだよな。004なんて居るわけないよな」

    まゆり「?」

    岡部「……」

    ダル「…ん? オカリンどっか行くん?」

    岡部「…ああ。少し泣く」

    ダル「はあ?」

    223 = 1 :

    ――あれから早くも10日が経った。すぐ其処にあるのに手が届かなかった日々が、今ではまるで荒波のように押し寄せてくる。

    結局電話レンジ(仮)は分解して捨てた。あれは愚かだった俺たちが造り上げた偶然の産物。本来あってはならないもの。

    時を支配する狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真が死んだように、電話レンジにもまた死んで貰わねばならないのだ。

    永遠に思えた、ひどく長かったこの8月もそろそろ終わりを告げようとしている。

    …なぁ、これで良かったんだろ紅莉栖?

    世界は再構成された。世界はきっと救われて、まゆりは何事も無かったかのように今日も唐揚げを頬張っている。

    少しだけ時間の流れが緩やかになったこのラボで、今日も俺は紅莉

    プルルルル… プルルルル…

    224 = 1 :

    プルルルル プルルルル ガチャッ

    ダル「はいもしもし。…え? 父さん? 僕が? 君の? …何言ってんの?」

    ダル「…は? 岡部倫太郎に代われ? …なぁオカリン、謎の女がオカリンに代われってさ」スッ

    パシッ

    岡部「…誰だ」

    謎の『お願い! 今すぐラジ館の屋上に来て!』

    岡部「だから誰だよ?」

    謎の『あたしは2036年から来た、そこにいる橋田至の娘。名前は、阿万音鈴羽』

    岡部「…ちょっと待て…! …鈴羽が何でここにいるんだ!?」

    227 = 1 :

    ………

    ~ラジオ会館・屋上~

    ガチャンッ!!

    岡部「はあッ…! はあッ…!」ゼェゼェ

    岡部(…嘘…だろ…?)

    岡部「…タイムマシンだと!?」

    まゆり「わー! すごーい!」

    ダル「うお!? 何これ!?」

    ヌッ

    鈴羽「……」

    岡部(鈴羽…!!)

    231 = 1 :

    鈴羽「…君が岡部倫太郎?」

    岡部「…そうだが…」

    岡部(…そうか、この鈴羽は鈴羽でも俺の知っている鈴羽では無いのだな)

    岡部「…それより鈴羽、その迷彩服はなんだ? そもそも何故この時代に…」

    鈴羽「それについては今から説明するよオカリンおじさん」

    岡部(…お、オカリンおじさん!?)

    まゆり「おじさんなのー!?」

    鈴羽「あたしが2036年からここに来たのは、おじさんに未来を変えてもらうため」

    岡部「…未来を、変える? …どういうことだ!?」

    鈴羽「…この世界線では、未来に第三次世界大戦が起きるんだ」

    岡部「だ、第三次世界大戦だと!? そんな…!!」

    232 :

    紫煙

    233 :

    面白すぎだろ常考

    234 = 175 :

    >>1大丈夫かな?

    支援

    235 = 1 :

    鈴羽「だからあたしと一緒にタイムマシンに乗って、世界線を変えて欲しい。未知の世界線に到達して欲しい」

    岡部「…未知の…世界線?」

    鈴羽「そう。良くも悪くも何が起こるかまったく未知の世界線。通称『シュタインズゲート』」

    岡部「『シュタインズゲート』…!!」

    ダル「しゅ、シュタインズゲート!? オカリンの妄想じゃなかったん!? つーかまず2036年から来たってマジ? 釣りじゃなくて?」

    鈴羽「父さんは黙ってて!!」

    ダル「父さん…だと…!?」ホホウ…

    237 :

    リーディングシュタイナーが紅莉栖にもあんならオカリンがタイムマシン乗る意味なくね?

    238 = 1 :

    岡部「…説明を続けてくれ」

    鈴羽「あたしも父さんから聞いた話だから詳しくは分からないんだけど…とにかく『シュタインズゲート』に到達するにはオカリンおじさんの協力が不可欠なの」

    岡部「SERNはどうなっているんだ?」

    鈴羽「SERN? 何それ?」

    岡部(…なるほど。やはりDメールの存在に気付かなかったことでSERNはタイムマシンの開発に失敗したのか)

    岡部「何でもない。…それで? その未来を変えることで俺にはどんなメリットがあるというのだ?」

    鈴羽「…第三次世界大戦勃発の原因を辿っていくと、2010年に発表されたとある文書に行き着く」

    岡部「…?」

    鈴羽「この年に学会に発表されたその文書、『中鉢論文』によってタイムトラベルの可能性が示唆されたことが第三次世界大戦のきっかけなんだ」

    岡部「中鉢、って…」

    239 = 1 :

    鈴羽「ドクター中鉢。本名は牧瀬章一」

    岡部「牧瀬!? まさか…!!」

    鈴羽「そう。牧瀬紅莉栖の実父」

    岡部「…!!」

    鈴羽「この『中鉢論文』がきっかけで各先進国でタイムマシン開発は過熱し、やがてそれは50億人を死に至らしめる大戦争にまで発展した」

    鈴羽「…そして、この大戦が勃発するか否かは、牧瀬紅莉栖の命に掛かっている」

    岡部「…それって、もしかして」

    鈴羽「そう。言い換えれば牧瀬紅莉栖の死を回避すれば第三次世界大戦は起こらなくなる」

    岡部「…救えるのか、紅莉栖を」

    鈴羽「…可能性は限りなく低い」

    岡部「…そうか。そうかそうか。そうかそうかそうか…!!」

    鈴羽「…おじさん?」

    240 = 1 :

    岡部「…ふはっ。ふはは、ふはははは。…フゥーハハハハハハッ!!!!」

    鈴羽「!?」ビクッ

    岡部「『可能性は限りなく低い』だと!? 上出来だ!! ゼロでないならば問題無い!!」

    岡部「世界がどうなろうがどうでもいい!! だが鈴羽、俺はひょっとすると紅莉栖を救えるかも知れないんだろう!?」

    鈴羽「…うん。そうだよ」

    岡部「いいさ、例え僅かでも紅莉栖を救える可能性があるというのなら…ゴミ虫のように抗ってやるよ!!」

    鈴羽「…もしあたしと一緒に過去に行ってくれるのなら、この手を取ってオカリンおじさん」スッ

    岡部「はははははッッッ!!! いいだろう!! 過去へ行くぞ鈴羽ッ!!」スッ

    ガシイッ!!

    241 = 236 :

    リーディングシュタイナーあっても、発動する時間まで生きてられないんじゃね

    242 = 1 :

    グイッ

    岡部「うおっとと…?」スカッ

    鈴羽「…?」スカッ

    まゆり「……」

    岡部「何をするのだまゆり? 急に引っ張ると危ないだろう」

    まゆり「…まゆしいは馬鹿だから今の話はちんぷんかんぷんだったけど…オカリンは今から危ないことをしようとしてるんだよね?」

    岡部「…ああ。だが心配は…」

    まゆり「まゆしいは、オカリンに行って欲しくないのです…」

    岡部「…まゆり?」

    まゆり「このまま行かせたら、そのままオカリンが帰ってこないような気がするから。だから…」

    鈴羽「…椎名まゆり、オカリンおじさんは世界を救うために必要な」

    まゆり「だからオカリンが行こうとするのを止めないのなら、まゆしいは全力で止めるよ」

    岡部「ッ!?」ゾワッ

    243 = 1 :

    岡部「…ッ…!!」(…とにかくまゆりと距離を…ッ!!)バッ ザザザッ

    鈴羽「!?」(おじさんが臨戦態勢に入った!? …とにかくあたしも離れよう…!!)ザッ ザザッ

    まゆり「……」

    岡部「…まゆり、マシンの前からどいてくれ」

    まゆり「……」

    鈴羽(…マシンのすぐ前に椎名まゆり。そして椎名まゆりから見て12時方向におじさん、3時方向にあたし。距離はそれぞれ10メートル弱、か。…この構図はマズい)

    鈴羽(椎名まゆりをかわして二人ともがマシンに乗り込むのは実質不可能。…つまり、椎名まゆりを無力化するしかない…)

    鈴羽(…無力化? できるのか? 2010年とはいえ…『あの』椎名まゆりを相手に…!?)

    鈴羽(…いや、やるしか…!!)

    244 = 228 :

    ラスボスktkr

    245 = 103 :

    鈴羽の反応をみるに未来でも変わらず超人みたいだなオカリン

    246 = 1 :

    鈴羽「…椎名まゆり、そこからどいて」チャキンッ

    岡部(銃!?)「おい止せ!!」

    まゆり「…撃つの?」

    鈴羽「…君がそこからどかないならね」スッ…

    まゆり「……」ニッコリ

    岡部「止せ鈴羽ッ…!!」

    鈴羽「……!」グッ…

    247 :

    まっちょしいなのか

    248 = 205 :

    まゆしぃ電波でラスボスか

    249 = 1 :

    岡部「殺されるぞッ!!」

    鈴羽「ッ!!」ダァン!!

    チッ

    まゆり「…服に掠って左袖が少し破けちゃったよー♪ えへへー♪」

    鈴羽(…違う…!! これは威嚇射撃、当たるはずなんて無かった…!! 今のは掠ったんじゃない…!!)カタカタ

    鈴羽(…椎名まゆりは…わざと弾を掠らせに行った…!!)カタカタ

    まゆり「やられたからにはお仕置きなのです♪」ダッ!!

    鈴羽(来、る――!!)「…うあああああああああああああああああああああああ!!!!!」ダンダンダンダンダン!!!!!

    250 :

    まさかのまゆりラスボスかよwwww


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