元スレタラ「ママー、お腹すいたですぅ」脳噛ネウロ「…謎の気配がするな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
サザエ「あらタラちゃん、さっき食べたばっかりじゃな~い」
タラ「ぶううう!」
マスオ「ハハッ!タラちゃんも育ち盛りなんだよ」
サザエ「仕方ないわね、近くのレストランに行きましょ」
タラ「高級料理店じゃないと嫌ですぅ」
マスオ「…」
ネウロ(なんだ…あの子供から感じられる邪悪な力は…)
3 :
面白そう
4 :
ふむ
5 :
ふむ
続けて
6 :
ネウロスレとな
7 :
ついにネウロまで犯されるのか・・・
8 :
どっちが勝つ?
10 :
弥子逃げてええええええええ
11 = 1 :
ヤコ「どうしたの?」
ネウロ「黙れゾウリムシ、貴様の意見など聞いている暇はない」
ヤコ「いやいや…あんたが子供見て、そんなに表情変えると思わなかったからさ。」
ネウロ「貴様は感じないのか?」
ヤコ「アーッ!って?」
ネウロ「…酸素程度の脳しか持たん貴様にはそれが限界か」
ヤコ「せめて生物にしてよね!!」
ネウロ(…謎の匂いだ……あの子供から感じられる力…)
12 = 1 :
―高級イタリア料理店―
店員「あっらっしゃいませー」
マスオ「3名で」
店員「こちらの席へどうぞ」
タラ「汚い店ですぅ。」
店員「…」
サザエ「こ、コラタラちゃん!」
タラ「フンっです」
マスオ「まぁいいじゃないかサザエ。タラちゃんも批評する年頃なんだし」
サザエ「それにしても早すぎるわよ」
13 = 3 :
腹立つなーwwwww
14 = 1 :
ヤコ「え…もしかして私達も、あの店に?」
ネウロ「ふむ、そうしたいのは山々だが…」
ヤコ「お金ないもんね」
ネウロ「我が輩に任せておけ」
ヤコ「え?」
―質屋―
ネウロ「先生をお売りしたいのですが」
ヤコ「え!!?」
中年男「いいのかい?そんな若い子」
ネウロ「ええ^^あとは好きにしてください^^」
中年男「じゃあ5000円で手を打とう」
ネウロ「高価買取ありがとうございます」
ヤコ「ストーーーーーーーップ!!!!!」
15 = 1 :
店員「鯖の煮付けでございます」
サザエ「まぁ!美味しそうだわ!」
マスオ「お、おい~この店で一番安い物を頼んだはずなのに…」
タラ「なんですかこれぇ?」
店員「当店自慢の鯖の煮付けでございます。」
タラ「スーパーの安売りよりひどいですぅ…よくこんなゴミが出せますねぇ」
サザエ「た、タラちゃん!」
マスオ「たまにはいいじゃないか。高級料理を貶すのもね」
サザエ「でも…」
タラ「パパの収入じゃ限界ですぅ」
マスオ「…」
16 :
珍しい組み合わせ支援
17 = 1 :
店員「らっしゃいやせーー」
ネウロ「1人です。」
店員「奥の席へどうぞ」
ネウロはサザエ一家の近くの席へ腰掛けた
ネウロ(ふむ…一見、ただの生意気な子供にしか見えんが…)
タラ「MAZUIですぅ」
ネウロ(それは表面上の話…内面の事となれば話は大きく変わってくる…)
サザエ「そろそろ行きましょうか」
マスオ「まだドリンクバーの元が取れてないよ」
タラ「貧乏な男程ケチなんですーぅ」
チラッ
ネウロ(な…に…?今一瞬、我が輩の方に視線を飛ばした……あの子供、気づいているのか?我が輩の正体に……)
18 = 6 :
ヤコ売られたか・・・
19 = 1 :
サザエ「マスオさん、飲みすぎよ」
マスオ「まだまだ飲むよサザエ!800円分のドリングバーの元を取らないと!」
タラ「アイスコーヒー取ってこいパパァ」
マスオ「ははっ…自分の息子にまでこき使われるなんてね」
タッタッタ
ネウロ(いや、待て…ただの子供だ。我が輩の正体に気付くはずがない。)
タラ「ママァー魔人って何ですかぁ?」
サザエ「変なこと聞くのねタラちゃん」
ネウロ「!!!」
ガシャンッ
我が輩は、思わず席を立ってしまった
店員「ど、どうかされましたか?」
ネウロ「いや…何でもありません……」
20 :
カツオ「私は今ナイフ1本で家族全員を一度に殺すことができました!さてどうやったでしょ~かッ!!」
21 :
鯖の煮付けは高級イタリア料理だったのか
22 = 1 :
ネウロ(む…もう出るのか…)
サザエ「さぁ、早く家に帰りましょう」
マスオ「お母さんがカレーを作って待ってるみたいだからね」
タラ「まだお婆ちゃんの料理のが美味しいですぅ」
店員「あんがとございやしたぁ」
サザエ一家は店を出て家へ帰ることに
ネウロ「我が輩も行くか」
ネウロは席を立ち、サザエ一家の後を追うことに
―ホテル前―
ヤコ「あのー…」
中年男「ウヒヒ…好きにしていいんだよね」
ヤコ(ラブホテルって…)
中年男「女子高生が初めての相手…ウヒヒ」
23 = 1 :
ガラガラッ
タラ「ただいまでーす!」
ワカメ「お帰りタラちゃん!」
カツオ「姉さん達、遅かったじゃないか~」
サザエ「ちょっと寄り道してたら遅くなったのよ」
マスオ「そうだよカツオ君。」
サザエ(レストランに行ったこと話したら面倒そうだわ…)
カツオ「ふーん」
タラ「高級レストランに行ってたから遅くなったですぅ!」
タッタッタ
ワカメ「えーーー!!?」
カツオ「姉さん達ずるいよぉ!どうして僕達も呼んでくれなかったのさぁ!」
サザエ(た、タラちゃん…)
25 = 1 :
ネウロ「……」
ウキエ「あら、磯野さんに用かしら?」
ネウロ「いえ…たまたま通りかかったものでして」
ウキエ「そう。なら良かったわ」
ネウロ「その言い方だと、この家でまるで何かあったような感じですね?」
ウキエ「…あんまり大きな声じゃ言えないんだけど」
ネウロ「ほう」
ウキエ「磯野城って呼ばれるほど、不気味な一家なのよ」
ネウロ「磯野城…?」
26 = 1 :
ウキエ「家族全員賑やかそうに見えるけど…裏では大変らしいわ」
ネウロ「なるほど」
ウキエ「噂なんだけど、あの家の物置小屋から死体が出てきたって聞いたわよ」
ネウロ「死体…ですか」
ウキエ「あくまで噂よ!でもずっと隠してるみたいなのよ」
ネウロ「それを見ていた人は?」
ウキエ「確か…中島くんだったかしら…」
ネウロ「中島君…」
ウキエ「カツオくんの友達なの。友達がいないからいつも1人で野球をしてるわ」
ネウロ「…」
27 = 1 :
―公園―
中島「打ったーー!!」
タッタッタ
中島「中島1塁を蹴った!!2塁も回る!!」
タッタッタ
ネウロ「奴か…」
公園で1人野球をしているメガネの少年を見つけた
恐らく、彼が中島君だろう
聞いた通り友達がいないために1人で野球をしている
中島「3塁も回ったァァァっァ!!!」
ザザーッ!!
中島「クソッ…!!アウトか!!」
1人で盛り上がっている所に
ゆっくりとネウロが近づいた
28 :
むききき
29 = 1 :
ネウロ「貴様が中島か?」
中島「え、誰おじさん?」
ドスッ
中島「ふは・・・」
ネウロは容赦なく中島の顔に蹴りを入れた
ネウロ「貴様に用があって来たのだ」
中島「僕に?」
ネウロ「磯野家で死体を見たというのは本当なのか?」
中島「…!!おじさんどうしてそれを!?」
ドスッドスッ
中島「アア!!僕のメガネが粉々に!!」
ネウロ「言葉には気をつけろゴミめ」
中島「う、う~ん…」
ネウロ「知っていることを全て話せ。そうすれば全身骨折程度で済ませてやろう」
30 :
頑張
31 :
異色すぎんだろこの組み合わせww
32 :
これは良い
33 = 1 :
中島「あれは僕が、磯野を野球に誘おうとした時のことなんだ…」
1ヶ月前…
まだ、中島に友達がいた頃
いつものようにカツオを野球へ連れ出そうと磯野家へ
中島「磯野ーー!ベースボールやろうぜー!」
返事が無い…何度叫んでも家から出てくる気配は無かった
仕方なく帰ろうとした時
家の奥の方から、大きな物音が聞こえたのだ
中島「今の音は…誰かいるのかな?」
35 = 1 :
中島は物置小屋の方へ行こうとしたが
そこで、信じられない光景を目にした
ゴソゴソ
堀川「……」
三郎「ここの物置小屋に隠しておいていいですか?」
フネ「悪いわね三郎さん」
三郎「ははっ、これぐらいお安い御用ですよ」
なんと、頭から血を流した堀川を物置に隠そうとしていたのだ
その様子をこっそりと見ていた中島は、更なる光景を目にすることに
38 = 1 :
三郎「それじゃ死体処理の仕事は終わりです」
サザエ「サブちゃん、この仕事に転職して大成功じゃない!」
三郎「ははっ、そうですかね」
波平「うむ。死の運び屋とでも名付けよう」
イササカ「いやぁ…久し振りにいい小説が書けそうですよ」
ワカメ「堀川くんグッバイ」
サザエ「今回は、簡単に成功したわね」
波平「この事は…決して喋るじゃないぞ」
フネ「分かってます」
中島(た、大変だ…磯野家が…人殺しを…)
39 = 1 :
中島「た、大変だ大変だ!!」
花沢「あら、何そんなに騒いでるのよ」
中島「花沢さん!大変だよ、磯野家が人殺しをしてたんだ!!」
バチンッ!(ビンタ)
花沢「今日エイプリルフールだからって、ふざけたこと言ってんじゃないわよ!!」
中島「ふぐぅ…本当なんだってば…」
かおり「中島くんってホントにホラ吹きね」
バチッ(前蹴り)
中島「ぐぇぇぇ…信じてくれよぉ…」
花沢「中島くん、薬のやりすぎよ」
かおり「行きましょう花沢さん」
中島「ま、待ってよぉ!!最後までちゃんと僕の話を聞いてよぉぉ!!」
41 = 1 :
―回想終了―
中島「という訳なんだ」
ネウロ「ふむ、それが事実ならば…実に興味深いのだがな」
中島「もう1度、あの物置小屋を見ようとしたんだけど。怖くて行けなくて…」
ネウロ「その物置小屋…調べてみる価値はあるな」
中島「ハハッ!お兄さん心強いや!!任せたよ!!!」
ネウロ「貴様が行って来るのだ」
中島「――!!!」
ネウロ「我が輩は別の用事がある。ミスをすれば………殺すぞ」
スタッ
最後に捨て台詞を吐き、その場から姿を消したネウロ
中島「ふぇぇ…」
42 = 1 :
―ラブホテル―
ヤコ「あぁ…!!」
中年男「ウヒヒ…いいよ、いいよその身体!」
ヤコ「や、めて……」
中年男「無駄だよ!!君は売られたんだからね!!」
ヤコは薬を飲まされ意識が朦朧としていた
ヤコ(このままじゃ、ホントに犯される……)
中年男「カメラも用意したよ^^」
ヤコ「え…」
中年男「写真を撮ってれば、脅しに使えるだろ?」
ヤコ「そ、んな…」
中年男「嫌だったら大人しく犯されるんだよ^^」
ヤコ(ネウロ……)
この絶体絶命のピンチに
ふと、頭に思い浮かんだのはネウロであった
43 :
温度差が激しすぎる
44 = 1 :
ヤコ「いっ…」
ドスッ
男がヤコに覆い被ろうとした瞬間
男は白目を剥いて倒れた
ネウロ「フン、奴隷の分際で手間をかけさせるな」
ヤコ「ネウロ!!」
ネウロ「謎が茹で上がりそうだ」
ヤコ「え、もしかして…さっきの子供?」
ネウロ「あぁ…今、調査中なのだがな」
ヤコ「吾代さんが?」
ネウロ「いや、新たな良き奴…協力者だ」
ヤコ(ああ…可哀想に……)
ネウロ「それより、貴様に制裁を加えねばな」
ヤコ「制裁って…」
ネウロ「魔界の大人の玩具だ…地上のバイヴと何ら変わらんが数分後爆発する仕組みになってる」
ヤコ「いやいや!!無理だから!!!何、その殺人大人の玩具!!?」
46 = 1 :
―磯野家―
中島「クッ…家の前に立っただけで、この威圧感!!」
中島「アアアア!!!耐えろッッ!耐えろ僕の精神力!!!」
サザエ「あら、中島君じゃない」
中島「…!」
カツオ「中島じゃないか、そんな所で何してるんだよ?」
中島「あ、あぁ…磯野の家のポストに見とれてたんだよ」
サザエ「あらやだ中島君。お世辞が上手いんだからぁ。」
カツオ「そんなことより家に上がれよ!」
中島(…チャンス)
サザエ「そうしなさい。お菓子も出してあげるから」
カツオ「やったー!!」
中島(これで…物置小屋を調べられる…)
48 = 1 :
ヤコ「え、あの子供の家族が!?」
ネウロ「まだ決まった訳ではないがな」
ヤコ「そんなの有り得ないよ…」
ネウロ「なぜだ?」
ヤコ「だって、あの子あんなに幸せそうな顔してたから…」
ネウロ「ふむ…その辺の人間感情は、我が輩は知らんが。貴様も何か感じたようだな。」
ヤコ「何かの見間違いだったら良いんだけど」
ネウロ「恐らく、また近いうちにあの家族関係で殺人事件が起きるだろうな」
ヤコ「え!?」
ネウロ「確定したことではない…だが、あの子供から感じられオーラ…それが、どうにも気になる」
ヤコ「だったら、私達も急いで行かなきゃ!!」
ネウロ「無駄だ。行った所で謎が出来上がるのを止める事はできん」
ヤコ「そんな…」
ネウロ「言った筈だ、我々はただ謎が出来上がるのを待つ身なのだ」
50 = 1 :
すいません、寝ます。保守ありがとうございました。落としてね
みんなの評価 : ★★
類似してるかもしれないスレッド
- スザク「ナナリー、寒くなってきたし車椅子をコタツにしてあげるよ」 (182) - [44%] - 2012/12/19 14:00 ☆
- 隊長「デートに行きませんか?」アリサ「……どんびきです」 (218) - [44%] - 2012/7/31 0:15 ★
- エルフ「ふう、やりすごせたかしら」少年「ん、何か動いたような」 (1001) - [43%] - 2012/4/3 7:30 ★★★
- リツコ「シンジ君、お願いがあるのだけれど」シンジ「なんですか?」 (114) - [43%] - 2013/1/12 0:45 ★
- まどか「はい、私なんかでよかったら」マミ「…冗談でしょ?」 (267) - [42%] - 2011/6/13 5:45 ★
- キラ「僕ってニート・・・だよね」アスラン「俺は・・・ヒモだな」 (115) - [41%] - 2011/11/26 8:45 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について