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    元スレ子猫「みー…」

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    551 :

    支援

    552 = 83 :

    「はい、座る」

    の子「はい!」

    「はい、よくできました、今回はどうやって人間になりましたか?」

    の子「君の箸を舐めました」

    「はい、それ以外何もしていませんね?」

    の子「ねぇ退屈」

    「ええい、話の腰を折るな!他は何もなかったか?」

    の子「人の姿になる理由ね、わかったよ?」

    「は?」

    の子「君の唾液を少しでも口にすると人間になっちゃうみたい」

    「猫に戻るのは?」

    の子「この状態でもう一回君の唾液が触れたものを口にすると戻るの」

    の子「多分ね!」

    「…ふむ」

    の子「うちあたまいい!」

    554 = 308 :

    >>553
    がんばれ目標は20年だ

    555 :

    キスできないじゃん!

    556 = 83 :

    「そういえば初めて会った時にやったおにぎりも俺が口にした奴だった」

    の子「お肉ばっかり食べてあったよね!ぷんぷん」

    「まぁそれはいいとして、確かに思い当たる節はいくつもある」

    の子「でしょでしょ」

    「…うーん」

    の子「み?」

    「いまいち信憑性に欠ける」

    の子「試す?口くっつける?」

    「いや、その…な?」

    の子「顔真っ赤だよ?」

    「うるせぇばか!」

    557 :

    ほす

    558 :

    >>557
    なんかウチのデブ猫に似てるわw

    559 = 83 :

    の子「まぁ服着るのは面倒だけどお喋りできるの楽しいからこのままでもいいかなー」

    「それはちゃんと服を着てから言いましょう」

    の子「わかったよ、もう」

    「よろしい」

    の子「―ねぇねぇ」

    「なんだ?」

    の子「人間ってさ、口と口くっつけると嬉しいの?」

    「人による」

    の子「どういう時にするの?」

    「えっとな…、その…」

    の子「うちはお母さんにご飯もらう時してもらってたよ?」

    「ええい、早く着替えてこい」

    の子「はぁーい」

    ―フラッ

    「危なっ―」

    560 :

    猫飼いたいよぉ…

    561 = 83 :

    の子「っとと…」

    「大丈夫か?」

    の子「み?」

    「大丈夫そうだな」

    の子「うん、人間の姿になると歩きにくいのはいつものことだよ」

    「それなら心配ないな」

    の子「―でも、人間の姿だと妙に眠たくなる」

    「お前いつも寝てるじゃん」

    ―ガスッ

    「物を投げるということを覚えたみたいですね、頭のいい子だ」

    の子「ふん!」フイッ

    562 = 474 :

    あぁ…実家の猫に会いたい…
    もみくちゃにしてやりたい…

    563 = 83 :

    ――

    の子「みぃー…」ごろごろ

    「…」パラッ

    の子「にゅー…」ごろごろ

    「…」

    の子「にゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」バフバフ

    「なんだようっさいな!」

    の子「ひまあ!」

    「おう、俺は本読んでるから暇じゃない」

    の子「かまってぇ」スリスリ

    「ばっ…あ、近い近い!」

    の子「口、くっつける?」

    「…くっつけない」

    の子「また赤くなった、面白い!」

    「」

    565 = 83 :

    の子「かまってぇ、ねぇねぇー遊ぼうよー」

    「俺もやりたいことがあるんです」

    の子「ちぇー」 ぽふっ

    「どこ座ってんだよ!」

    の子「おひざー」

    「どいてください」

    の子「撫で撫でー、撫で撫でしてー?」

    「あーもう…」ナデナデ

    の子「みぃー…」

    (…人の姿でこんなこと言われてたら理性が吹っ飛ぶ)

    の子「眠い…」カクッ

    「っと、前に倒れるなっつーの…まったく」

    の子「…すぅすぅ」

    「もうこのまま本読むか…」

    566 = 560 :

    見た目何歳ぐらい?

    569 = 83 :

    ――



    (腹減ったな)

    (本読んでて気付かなかったけど、もう夕方か)

    (買ってないとまた文句言われそうだし、晩飯買いに行くかな)

    「おい、起きろ」

    の子「んー…」グシグシ

    「飯買いにいくからベッドで寝とけ」

    の子「だっこー、歩くのやだー」

    「仕方ないなあ、よっと!」

    の子「…ちょっと安心する」キュッ

    「ば!ばか!ななななななに言ってるんだよ!ほら離せ!」

    の子「みぃー…」

    「じゃ、い、行ってくるから…す、すぐ戻る」

    の子「はぁぃ」コロン

    571 = 83 :

    >>566
    ご想像にお任せします、一応考えてたのは12~13歳です

    572 = 555 :

    ぶひいいいいいいいい

    573 :

    おい>>512の幼女ものを読んでみたが
    主人公、幼女とセクロスしようとしてるじゃないか
    その上、作者の経験談とか書いてあるじゃないか
    どういうことだ、説明を求める

    574 = 83 :

    (あー…まだ落ち着かない…)

    (我儘だし、すぐ引掻くし…いいことねーのに…)

    (たまにちょっと甘えてくるのが可愛かったり…)

    (いやいやいや、相手は猫だ!それも人になるという猫だぞ!)

    (この環境に慣れつつある自分が嫌だ)

    (それにしても、唾液を口にすると、か)

    (キス、できないのか…)

    (―待て、なんで残念そうなんだよ!だから相手は猫だって!)

    「もうわけわかんねえええええええ」

     「ねぇママーまたいるよー」

     「たかし君…ああなっちゃだめよ…?」

    ――トテトテトテ



    (くそがああああああああああああああ)

    576 = 83 :

    >>573
    簡単に要約して説明致しますと

    私が中三の時の話ですが、当時13歳(誕生日が微妙な子)の中学二年生と付き合ってました

    流れでセクロスまでこぎつけたものの、全然濡れないわ入れようとしたら先っちょで痛がるわ泣き始めるわで、この先いつでもできるからとやめた時の経験が元です

    結局、その子とは数週間後に別れまして、先っぽ以外童貞のままです

    577 = 555 :

    >>576
    なにそれうらやまけしからん

    578 = 495 :

    >>576
    野良猫に噛まれてしまうがいい

    580 = 573 :

    >>576
    モ・ゲ・ロ
    まあ、あの主人公は10歳相手にしてたわけだが・・・

    581 = 83 :

    ――



    「はぁ…ただいま」

    の子「…すぅ」

    「まだ寝てるのか…」

    の子「…すぅすぅ」

    「無防備な格好で寝やがって…」

    「布団掛ける俺の気にもなれっつーの」

    の子「…」

    (キスじゃなかったら、大丈夫だよな…)

    ―撫でるように触れた少女の唇は柔らかく

    見ているだけで吸い込まれそうな気がした

    (っと、危ない!触るだけだ…キスしたら戻っちまう)

    (――なんで俺はこの子が人であることを望んでいるんだ)

    (わからねえ…)

    584 = 83 :

    ―おかしい、あれから数時間は経つはず

    何故この子は起きないのか?既に外は明るくなっているというのに

    確かに今までも寝ることは多かった、寧ろ猫が寝てばっかりなのは至極当然

    しかし、ベッドに運ぶ時、少しだけ目を覚ましたのを最後に眠り続けている

    (朝だっつーのに…眠れないじゃねーか)

    (いくら寝るのが好きだからって寝過ぎだろ)

    「おーい」

    聞こえるのは微かな寝息だけ

    「まぁ無理に起こす必要もないな…」

    (飯食うか…)

    (おにぎり、悪くなっちまう…)

    586 = 83 :

    不意に少女の言葉が脳裏を過る

    ――人間の姿だと妙に眠たくなる

    人の姿で居る事が原因なのか?

    それなら何で…、猫のままでも良かっただろう…

    (猫に戻してやった方がいいのか?)

    (でも、するんだよな…キス)

    (そうだ!指に唾液つけて咥えさせたらいいんだ!)

    (よし、これでいこう)ペロッ

    (そーっと、そーっと)

    の子「…」ピクッ

    「っ!」

    の子「…なに、してるの?」

    「いや、猫に戻そうと思―」

    の子「余計なことしないでよ!ばか!」

    587 = 83 :

    「だってお前そのままだと疲れるって!」

    の子「いいの!」

    「それならいいけど…」

    の子「まだ人のままで居たいの…」

    「わかったよ…」

    の子「だから…勝手…にも……ど」

    ―カクッ

    「おい!」

    の子「…すぅすぅ」

    「くそっ!」

    589 = 303 :

    ハッピーエンドでおながいします

    590 :

    ――

    ―あれから3日、少女が目を覚ますことはなく

    何度か揺り動かしてみても、それすらも気付かない程に深い眠りだった

    (やっぱり猫に戻した方がいいのか…)

    ――余計なことしないでよ!ばか!

    ―まだ人のままで居たいの…

    何故、そうまでして…

    (理解できない…)

    592 = 590 :

    ―少女が目を覚ました時、一週間が経過していた

    の子「…みぃ」

    「…おはよう」

    の子「ずっと寝てた…」

    「ああ、心配した」

    の子「なんでえ…?」

    「そりゃ寝たきりだったしな」

    の子「そっか…」

    「何か食べるか?」

    の子「みぅ…今はいい…」

    「大丈夫か?」

    の子「ちょっと疲れちゃった…」

    「寝るのか?」

    の子「もう少し、お喋りしてたい…」

    594 :

    胸騒ぎが…

    595 :

    ざわ・・・ざわ・・・

    596 = 590 :

    ――



    の子「ん…」

    「おはよう、今日は起きられたな」

    の子「寝続けてると君が心配するから…」

    「無理する必要はないから、寝ててもいいぞ」

    の子「ありがとう…」

    少女が深い眠りにつくことは無くなったが、日に日に衰弱していく少女の姿を見ているだけで俺は辛かった

    「何か食べられるか?」

    の子「食べても戻しちゃうから…」

    「最近全然食べてないな、身体に悪いぞ…」

    の子「おなかへらない…」

    「それなら仕方ないな…」

    俺は、食欲も無く、歩く元気もなくなった少女を少しでも元気付けたかった

    ―その願いも虚しく、酷な現実は少女を蝕んでいく

    598 :

    ハッピーエンドだよな?そうなるんだよな??

    599 :

    キスしてやれや

    600 = 590 :

    「なぁ…」

    の子「…うん」

    少女は疲れきった表情のまま、目だけこちらに向ける

    俺は頭を撫でていた手を止め、溜めていたものを吐き出した

    「もう、いいんだ…猫に戻ってくれ…」

    の子「…やだよ」

    「これ以上お前が辛そうにしてるの見たくないんだよ…」

    の子「うちは大丈夫だから…」

    「大丈夫なもんか…、飯だってまともに食えてないし、トイレに行くのも抱っこだろう…」

    の子「ちょっと疲れちゃっただけだから…」

    「そんなことない…、前に言ってたよな?人の姿してると疲れるって…」

    の子「…」

    少女の手が俺の手を力なく握る
    の子「撫で撫で、して…」

    「ああ…」


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