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元スレ上条「よぉ、ビビリ中学生」 美琴「ビ、ビビリじゃないです…」
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上条「――昨日傷害事件があったから補習はなし。ただし…」
小萌先生『もちろん、事件が解決し次第、溜まった分の補習をやってもらうですよー。利子をつけて』
上条「不幸だ…。…ん?」
美琴「……」キョロキョロ
上条「御坂…?」
美琴「! 上条さんっ」パァッ
小萌先生『もちろん、事件が解決し次第、溜まった分の補習をやってもらうですよー。利子をつけて』
上条「不幸だ…。…ん?」
美琴「……」キョロキョロ
上条「御坂…?」
美琴「! 上条さんっ」パァッ
上条「よぉ、奇遇だな」
美琴「き、奇遇じゃないんです。上条さんに会いたくて…」
上条「?」
美琴「あ! 会いたいって別にそういう意味じゃなくて!
いえ本当はそういう意味もあるんですけど…ってそうじゃなくて…と、とにかく、上条さんを探してたんです」アタフタ
上条「俺を? なんで」
美琴「か、上条さん。私のし、師匠になってくれませんか!?」
上条「師匠?」
美琴「き、奇遇じゃないんです。上条さんに会いたくて…」
上条「?」
美琴「あ! 会いたいって別にそういう意味じゃなくて!
いえ本当はそういう意味もあるんですけど…ってそうじゃなくて…と、とにかく、上条さんを探してたんです」アタフタ
上条「俺を? なんで」
美琴「か、上条さん。私のし、師匠になってくれませんか!?」
上条「師匠?」
上条「…なるほど。臆病な自分を変えたいわけか」
美琴「はい…」
上条「んー、でも俺が師匠ねぇ…」ポリポリ
美琴「め、迷惑ですか? ごめんなさい」シュン・・・
上条「いや、迷惑とは思わないけど…俺が人に教えられることなんて何も…」ウーン
美琴「い、一緒にいさせてくれるだけでいいんです! 上条さんの真似をしてれば、そのうち勇気が身につくかも…」
上条「そんなもんか? まぁ、別に構わないけどさ」
美琴「あ、ありがとうございます」ニコッ
上条「お、おう…」ドキッ
美琴「はい…」
上条「んー、でも俺が師匠ねぇ…」ポリポリ
美琴「め、迷惑ですか? ごめんなさい」シュン・・・
上条「いや、迷惑とは思わないけど…俺が人に教えられることなんて何も…」ウーン
美琴「い、一緒にいさせてくれるだけでいいんです! 上条さんの真似をしてれば、そのうち勇気が身につくかも…」
上条「そんなもんか? まぁ、別に構わないけどさ」
美琴「あ、ありがとうございます」ニコッ
上条「お、おう…」ドキッ
上条(今日はこのまま帰るつもりだったんだが…どうすっかな…)
美琴「……」テクテク
上条「……」チラッ
美琴「!」ビクッ
上条「……」ジー・・・
美琴「え…あ、う…」フイッ
上条(目を伏せられた…。これは臆病というかもはや対人恐怖症じゃないか?)
上条「…よし」
美琴「?」
上条「乗りかかった船だ。無い知恵絞ってやろうじゃねえか。…いいぜ、お前が臆病な自分を変えたいって言うんなら!」
美琴「? ?」
上条「まずはその、ふざけた弱気をぶち殺す!」ビシッ
美琴「ひっ!?」ビクッ
上条「…前途多難だな…」
美琴「……」テクテク
上条「……」チラッ
美琴「!」ビクッ
上条「……」ジー・・・
美琴「え…あ、う…」フイッ
上条(目を伏せられた…。これは臆病というかもはや対人恐怖症じゃないか?)
上条「…よし」
美琴「?」
上条「乗りかかった船だ。無い知恵絞ってやろうじゃねえか。…いいぜ、お前が臆病な自分を変えたいって言うんなら!」
美琴「? ?」
上条「まずはその、ふざけた弱気をぶち殺す!」ビシッ
美琴「ひっ!?」ビクッ
上条「…前途多難だな…」
上条「まずはステップその一!」ガシッ
美琴「えっ!? な、なななんで両肩をつかんで…?」ドキッ
上条「……」ジー・・・
美琴「あ、あのっあののあの…っ!」ドキドキドキドキ
上条「……」ジー・・・
美琴「…っ!」ギュッ
上条「目を閉じるな。逸らすな。相手の目をしっかり見るんだ」
美琴「で、でも…」パチ
上条「……」ジー・・・
美琴「…!」ボンッ
上条「? 御坂?」
美琴「ふひ…」シュー・・・
美琴「えっ!? な、なななんで両肩をつかんで…?」ドキッ
上条「……」ジー・・・
美琴「あ、あのっあののあの…っ!」ドキドキドキドキ
上条「……」ジー・・・
美琴「…っ!」ギュッ
上条「目を閉じるな。逸らすな。相手の目をしっかり見るんだ」
美琴「で、でも…」パチ
上条「……」ジー・・・
美琴「…!」ボンッ
上条「? 御坂?」
美琴「ふひ…」シュー・・・
上条「大丈夫か?」
美琴「な、なんとか…」
上条「しかし、まさかステップ1でつまずくとは…」
美琴「不甲斐なくてごめんなさい…」
上条「不甲斐ないと言うなら…そうだな、今からお前のことをビビリと呼ぶ」
美琴「へ?」
上条「ステップ1をクリアできるまで、お前はずーっとビビリだ! 悔しかったら乗り越えてみせろ!」
美琴「わ、私ビビリじゃないです…」
上条「ほぉ…?」ジー・・・
美琴「う…」フイッ
美琴「な、なんとか…」
上条「しかし、まさかステップ1でつまずくとは…」
美琴「不甲斐なくてごめんなさい…」
上条「不甲斐ないと言うなら…そうだな、今からお前のことをビビリと呼ぶ」
美琴「へ?」
上条「ステップ1をクリアできるまで、お前はずーっとビビリだ! 悔しかったら乗り越えてみせろ!」
美琴「わ、私ビビリじゃないです…」
上条「ほぉ…?」ジー・・・
美琴「う…」フイッ
上条「ステップその二、いくぞビビリ」
美琴「…ビビリじゃないもん…」ボソッ
上条「ほぉほぉ…」ジー・・・
美琴「うぅ…」フイッ
上条「ほれ」チャリン
美琴「小銭…?」
上条「あっちにハンバーガーショップがあるだろ?」
美琴「はい」
上条「今渡した金で、あそこでハンバーガーの単品を一つ買ってこい。それがステップ2だ」
美琴「はい…え? それだけ?」
上条「それだけだ。行ってこい」
美琴「わ、わかりました」
美琴(ただの買い物じゃない。それぐらい簡単にできるわよ)
上条(…って思ってそうな顔だ。あの店で買い物したことねえな、こいつ)
美琴「…ビビリじゃないもん…」ボソッ
上条「ほぉほぉ…」ジー・・・
美琴「うぅ…」フイッ
上条「ほれ」チャリン
美琴「小銭…?」
上条「あっちにハンバーガーショップがあるだろ?」
美琴「はい」
上条「今渡した金で、あそこでハンバーガーの単品を一つ買ってこい。それがステップ2だ」
美琴「はい…え? それだけ?」
上条「それだけだ。行ってこい」
美琴「わ、わかりました」
美琴(ただの買い物じゃない。それぐらい簡単にできるわよ)
上条(…って思ってそうな顔だ。あの店で買い物したことねえな、こいつ)
美琴「あ、あの…」
店員「いらっしゃいまっせー!」
美琴「ひっ!?」ビクッ
店員「ご注文はお決まりでっしょうかー!?」
美琴「あ、あの、えと…」
店員「こちらメニューでっす! どうぞーっ!」
美琴「あ、あ、こ、これ…」プルプル
店員「スペシャルバーガーでっすね!? かしこまりまっしたー!」
美琴「え!? ち、ちが…」
店員「いらっしゃいまっせー!」
美琴「ひっ!?」ビクッ
店員「ご注文はお決まりでっしょうかー!?」
美琴「あ、あの、えと…」
店員「こちらメニューでっす! どうぞーっ!」
美琴「あ、あ、こ、これ…」プルプル
店員「スペシャルバーガーでっすね!? かしこまりまっしたー!」
美琴「え!? ち、ちが…」
確かにマックで100円のハンバーガー1個だけの注文は恥ずかしいかもしれない
店員「こちらのごきげんセットで注文なさいますとっ、大変お得となっておりますがっ、いかがなさいまっすかー!?」
美琴「え、あ…い、いいです…」
店員「ごきげんセットっ、オーダー入りまっしたー!」
美琴「え!? 『いいです』は『結構です』って意味…」
店員「キャッシュでのお支払いでっしょうかー!? それともカードっでー!?」
美琴「え、え、あ、お金足りない…カ、カードで…」
店員「お預かりいたしまっすー!」
美琴「え、あ…い、いいです…」
店員「ごきげんセットっ、オーダー入りまっしたー!」
美琴「え!? 『いいです』は『結構です』って意味…」
店員「キャッシュでのお支払いでっしょうかー!? それともカードっでー!?」
美琴「え、え、あ、お金足りない…カ、カードで…」
店員「お預かりいたしまっすー!」
店員「ありがとうございまっしたー! またのご来店をお待ちしてまっすー!」
美琴「……」トボトボ
上条「おかえり。目的の品は買えたか?」
美琴「…ごめんなさい…」
上条「謝んな。レシートは?」
美琴「……」ピラッ
上条「う…なかなかに高いな…。…ほら」チャリンチャリン
美琴「え…?」
上条「こうなる可能性も考えて行かせたわけだからな。代金は俺が持つさ」
美琴「上条さん…っ」グスッ
上条「な、泣くな。俺が悪かったよ。ステップ2にしてはハードルが高すぎた。
ほら、せっかく買ったんだから、それ食べて元気出せ」
美琴「はい…」ガブッ
美琴「…しょっぱい…。涙の味がします…っ」グスッ
上条「それが敗北の味だ、ビビリ。その味を忘れるんじゃないぞ」
美琴「はいっ」
美琴「……」トボトボ
上条「おかえり。目的の品は買えたか?」
美琴「…ごめんなさい…」
上条「謝んな。レシートは?」
美琴「……」ピラッ
上条「う…なかなかに高いな…。…ほら」チャリンチャリン
美琴「え…?」
上条「こうなる可能性も考えて行かせたわけだからな。代金は俺が持つさ」
美琴「上条さん…っ」グスッ
上条「な、泣くな。俺が悪かったよ。ステップ2にしてはハードルが高すぎた。
ほら、せっかく買ったんだから、それ食べて元気出せ」
美琴「はい…」ガブッ
美琴「…しょっぱい…。涙の味がします…っ」グスッ
上条「それが敗北の味だ、ビビリ。その味を忘れるんじゃないぞ」
美琴「はいっ」
上条「ステップその三は…そうだな。少し軽めにいくか」
美琴「……」ドキドキ
上条「息を吸ってー」
美琴「え?」
上条「深呼吸だよ。息を吸ってー」
美琴「……」スゥー・・・
上条「吐いてー」
美琴「……」ハァー・・・
上条「背筋を伸ばせ!」ピシャッ
美琴「ひゃん!?」ビクン
美琴「……」ドキドキ
上条「息を吸ってー」
美琴「え?」
上条「深呼吸だよ。息を吸ってー」
美琴「……」スゥー・・・
上条「吐いてー」
美琴「……」ハァー・・・
上条「背筋を伸ばせ!」ピシャッ
美琴「ひゃん!?」ビクン
そういえばオドオドしてるのに最強クラスキャラってあんまいなくね?
美琴「なな、何するんですかぁ…?」
上条「強い気持ちは良い姿勢からだ! たぶん」
美琴「た、たぶんですか?」
上条「師匠の言うことを疑うんじゃない。さぁ、背を丸めるな。しゃんとしろ」
美琴「は、はい…」
上条「胸を張れ。だが顔は上に向けるな。顎を引け。まっすぐ前を見ろ」
美琴「は、はい!」
上条「……」
美琴「…上条さん? どうしたんですか」
上条「いや、お前、姿勢正すとかっこいいなと思って…」
美琴「か、かっこいい!? 私がですか?」カァー・・・
上条「ああ。凛としてるって言うのかな? 様になってるぞ」
美琴「あ、あり、ありがとうございます…」
上条「強い気持ちは良い姿勢からだ! たぶん」
美琴「た、たぶんですか?」
上条「師匠の言うことを疑うんじゃない。さぁ、背を丸めるな。しゃんとしろ」
美琴「は、はい…」
上条「胸を張れ。だが顔は上に向けるな。顎を引け。まっすぐ前を見ろ」
美琴「は、はい!」
上条「……」
美琴「…上条さん? どうしたんですか」
上条「いや、お前、姿勢正すとかっこいいなと思って…」
美琴「か、かっこいい!? 私がですか?」カァー・・・
上条「ああ。凛としてるって言うのかな? 様になってるぞ」
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