元スレ男「手に口ができた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
701 = 669 :
車いすううううううう
702 :
顔無しで顔向けとは言葉が上手い
703 = 465 :
男「…」
お面「Q、質問は終わりましたか?」
お面「A、では最後の行程です」
急にお面の顔が痩せこけたかと思うと、茂みから5人が現れ、男を拘束する
男「な!?」
お面「虫唾ファイブ、再結成だ」
手「クソッ!離せ!」
お面「最後に、こっちからも質問だ」
男「なんだよ…」
お面「ヒーローには、何が必要だと思う?」
704 = 683 :
王…
705 = 465 :
男「…」
お面「力?違うよ、優しさ?それも違う」
お面「ヒーローに必要なのはね」
お面「格好良さなんだよ」
男「は?」
お面「顔だ、顔つまりイケメンではないとヒーローとは呼べないんだ」
お面「小さい頃はヒーローに憧れていた」
お面「そしてヒーローになりたかった」
お面「けどね、いくら悪を倒しても」
お面「いくら善いことをしても」
お面「それはいけない事だと言われたり」
お面「当たり前の事だと言われるだけだった」
お面「決して、素晴らしい事をしたとは言われなかった」
706 :
ワンパンマンを馬鹿にしたな
707 :
>>706
「おい、一発殴らせろよ」って言いそうなDQNなヒーローはヤダー!
708 = 465 :
お面「なぜか?それは僕が普通だったからだ」
お面「英雄とは、みんなが憧れる立場であるべきなんだ」
お面「だけど、僕は、みんなと同じ、普通だった」
男「…」
お面「生まれながらにヒーローになれる人間は決まっていて、良いことには格好が必要だったんだ」
お面「みんなに好かれる、顔が」
お面「好かれる立場の人間がやることが正義なのさ」
お面「全身黒タイツのショッカーは、決してヒーローになれない」
お面「だから僕は君を欲した」
お面「君みたいな、好かれる顔をもつ人間を」
709 :
イケメンだったのかよ…
710 :
ヒーローヒーロー言うからエミヤさん思い出した
711 = 515 :
なんだイケメンか
道理で格好良いわけだよ、ちぇっちぇっ
712 = 465 :
お面「安心しなよ」
お面「君がいなくなった後は僕がヒーローをやってあげるさ」
男「…お前は、ヒーローにはなれないさ」
お面「勝手に言ってなよ」
お面「奥義、顔措」
男「がぁあああああああ!!」
肉が千切れる音が止んだ時
お面「これで、俺がヒーローだ」
好かれる顔と、右手に口をもつ人間がそこにはいた
713 :
これはグロい
714 = 465 :
お面「…お前は喋ってくれないんだ」
手「…」
お面「まあいいや、能力は発動できるみたいだしな」
お面「これで!僕がヒーローだ!」
男「違ぇよ」
お面「!?」
声のする方向には
見るもおぞましい顔をもつ男がいた
男「お前は、ヒーローなんかじゃない」
お面「…まだ言うのか?」
男「何度だって言ってやる!」
男「仮面野郎!お前は絶対にヒーローになれない!」
715 = 474 :
アツイ
716 :
アイディア、テンポ、キャラ、セリフの言い回し、どれを取ってもSSには勿体ないレベル
717 = 683 :
いいね
718 = 465 :
男「ヒーローってのはなぁ!つまり自分の正義を押し通す人間のことだ!」
酸を吐き出す
お面「【喰え】!」
それを吸収する
男「では悪はなんだ?」
お面「正義を持たない人間だ!【リバース・キャノン】!」
男「違う!壁髪!」
放たれた酸は防御される
男「悪も同じく、正義を押し通す人間だ」
お面「なら両者の違いはなんだ!?」
男「それを、悪と知っているか、いないかだ」
719 = 548 :
決まらないきめ台詞がかっこいい
720 = 465 :
お面「は?」
男「自分の考えを押し通すこと、これはどう考えたって悪いことなんだよ」
男「たとえそれが人を助けるためでも!」
男「多数の中で我を通すのは!異端であり悪なんだ!」
男「だけど、ヒーローは自身を悪とは思わない!」
男「ヒーローは!決して最後まで諦めず!他人なんて気にせず!自分なんて省みず!」
男「ただ自分の正義を全うするのがヒーローなんだ!」
男「だから、仮面野郎!人の見る目なんかを気にした時点で…お前は!」
男「ヒーロー失格だ!」
お面「…ごちゃごちゃ五月蝿い!俺は、ヒーローだ!」
721 :
しぇーん
722 = 465 :
男「俺は違う!顔が無くたって!相棒がいなくたって!力が無くたって!」
男「最後まで、俺は!俺の正義を突き進む!」
お面「…違う!俺は!ヒーローだ!」
男「認めないならいいさそれでも、だが、お前は俺達…」
男「いや、俺に適わないし!夢も叶わないがな!」
男「…格好つけすぎた」
お面「うぉおおおお!」
自身を、自信を否定されたお面はがむしゃらに男に向かう
男「奥義、災鬼感髪!」
しかしカウンター気味に髪で叩きつけられる
723 = 622 :
普段SSとか見ないけどこれはずっと見てますしえん
724 :
男「アイアムア・・・・ヒーロー・・・」
725 = 465 :
お面「ぐっ…」
よろけるお面、そこへ
男「奥義、脂肪動機!」
キックの雨が襲いかかる
お面「がッ!!」
全てhit
そして
男「全部返すぜ」
男のダメージをチャージした神の腕が
お面「!!」
トドメを刺した
726 :
しえん
729 = 465 :
お面「Q、なん、で…お前はその能力をもつ者に勝てたのに…私は…」
能力を維持できなくなったのか、顔が戻っていく
男「今までの戦いは、あの時、あの場所、あの人達だから勝てたんだ」
男「決して能力全てが優劣を決めたわけじゃない、全てをフルに活用して、ようやく勝てたんだ」
男「相手が俺の能力を知らないことを利用した、相手が選んだ場所を利用した、相手の心を利用した、相手のナルシストさを利用した、相手のエロさを利用した、相手の考えを利用した、相手の友達を利用した」
男「今回は、お前の俺への無知さを利用した」
お面「Q、…無、知?僕は、必死に調べあげたつもりでした、が…?」
730 = 465 :
男「お前はヒーローがなんたるかを知らなかったし、俺の強さを知らなかったし、なにより俺の弱点を知らなかった」
手「俺は武器や射出系には強いが…肉弾戦はからっきし駄目なんだよ」
お面「A、…俺は、あなたに固執しすぎていました、ね」
男「ヒーローは」
お面「A、自分の正義を、正義だけを見て、執行する…なんだ、私はヒーローじゃなかったのか…」
男「そうだ」
雨が降ってきた
お面「A、…難しいなぁ、ヒーローって」
彼女の顔を見ても、泣いているのかはわからなかった
732 = 465 :
…
男「彼女のいう格好良い、みんなに好かれる顔って」
手「つまり男性、しかも青年の顔だったんだな」
男「女性はヒーローになれないってコンプレックスをどこかで抱えてたのかね」
手「そこで迷ったから、彼女はヒーローになれなかった」
男「プリキュアとか見てれば少しは変わったかもな」
手「かもな」
男、所有パーツ:口、眼、胃、髪、腕、脂肪、虫唾、骨、顔
733 = 683 :
女の子だったの
734 = 709 :
なるへそ~
主人公は特にイケメンてわけじゃなかったのか
735 = 726 :
フツメン 愛嬌ありで読んでたw
シエンヌ~
737 = 667 :
一気に力が強くなったな
って思ったけど、事前に調査しないと使えない能力だなwwwwwwwww
面白いSSだ
738 :
肉弾戦はからきし、となるとたぶんあるであろうパーツ:筋肉との戦いをどう切り抜けるか気になる
つまり④
739 = 474 :
一回負けた奴が筋肉だったとか
740 = 653 :
展開予想はほかでやってくれないか
743 = 683 :
>>740
うん
744 :
主人公の願いは決まったな
746 = 462 :
>>744
ギャルのパンティをおくれ!
747 :
男「過去、現在、未来、全宇宙に存在する全てのパーツ所持者を生まれる前に自分の手で消し去ること」
748 :
「英雄はなろうとした瞬間失格なんだよ」
ってセリフ思い出した
749 :
後輩ちゃんも顔がもどったわけだ
750 = 610 :
>>724
何がカッコ良いかって、不定冠詞があるところだよな
みんなの評価 : ★★★
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