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    元スレ男「手に口ができた」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 神スレ + - 西尾維新 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「これ使えばなんかエロいことができるかもしれん、フヒヒ」

    「そんなことばっかりだな」

    「シャベッタァアアアアアアア!!」

    2 = 1 :

    「なんですかアンタは」

    「あれだよ、美鳥の日々的な」

    「まんまデザイン手じゃん君、そんな恋人おことわりだよ」

    「なら厨二的能力だよ、その昼食を食べ尽くす!」

    「どっちかと言えばヒロイン側だよねその台詞」

    3 :

    どう考えてもセルフフェラだな

    4 = 1 :

    「で、実際君はなんなの」

    「口です」

    「相当シュールだな上の台詞」

    「まあ気にするなって、よろしくやろうや兄弟」

    「なんだかなぁ」

    7 = 1 :

    翌日

    「君って男なの?それとも女?」

    「お前と一心同体みたいなもんだから男だろ」

    「チッ…じゃあフェラしても意味ないか…」

    「恐ろしいこと考えるなお前…」

    「…男君」

    「ああ、クラスメート件幼なじみの女」

    (やけに説明口調だな)

    「ちょっと来て…」

    「へ?」

    8 = 1 :

    (ここは体育倉庫…そして目の前には女)

    「男君に…見て欲しいの…」

    「なっ…なにを?」

    「それは…口では言えないよ…」

    (はいきましたねコレ、クンニ確定セクロスルートです)

    「今脱ぐから…見て…」

    「女、脱ぐって靴下だけじゃ…もしや足コキ!?いきなりそんなプレイなんて!」

    「悪いけど、期待してるのと違うよ」

    「コレは…」

    「!?」

    「足の裏に…眼!?」

    「同類か」

    10 = 1 :

    「うわっ!喋るなよ!」

    「つっても緊急事態だし、おかしいのは向こうもだろ?」

    「男君は手に口なんだ…」

    「ぎょろり」

    「【男君は】って、なにか知ってるのか?女」

    「う、うん…というか男君は知らないの?」

    「なにを?」

    「今チェーンメールとかで有名なっている噂」

    「ゲエム」

    11 = 1 :

    「ゲエム?」

    「うん。ある日、何人かの選ばれた人に神様から身体のパーツを分けてもらえるんだよ」

    「か、神様ってなんだ?そんな超存在が本当にいるのか?」

    「知らないよ、話の中ではそう呼ばれてるんだもん」

    「まあ不思議な力を持ったなにかってことだろ」

    「でね、100日以内に自分以外の選ばれた人達全員からそのパーツを奪って、神様を完成させることができたら…」

    「…できたら?」

    「願いが1つ叶うんだって」

    「なんでも?」

    「なんでも」

    12 :

    なに!ゲイムだと!?

    13 :

    アンク

    14 = 1 :

    「信じられない話だが…」

    「まあ、証拠になるものはあるな」

    「ぎょろり」

    「しかしお前が神様ねえ」

    「そんな記憶ないがなぁ」

    「それでね、男君にお願いがあるの」

    「え、お願い?まさかこの口が欲しいのか?」

    「ううん、逆」

    「私の眼を受け取ってほしいの」

    「は?」

    16 :

    わるくないな

    17 = 1 :

    「なんか気持ち悪いしさ…それに満足にお風呂も入れない足なんて不満足だよ」

    「ああ…染みるだろうな」

    「だから、ね?お願い!」

    「…いいよ、女の頼みだし」

    「本当!?ありがとう!」

    「で、受け取るにはどうすればいいんだ?」

    「舐めて」

    「へ?」

    「だから、舐めて」

    「足を?」

    「足を」

    「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ!!」

    「キャッ!」バキィ

    「ありがとうございます!」

    「多分俺で舐めろということだぞ」

    18 = 1 :

    「うわー…」

    「ぎょろり」

    「うっわwwお前キモッwwww」

    「ごめんねー…」

    「いや、いいけどさぁ」

    「あっ、でもでも!その目いいこともあるよ!」

    「いいこと?」

    「うん!使ってみてのお楽しみ」

    「お楽しみねぇ…」

    「wwwwwww」

    「笑いすぎ」

    「わかっらからひたをひっひゃるな」

    19 = 1 :

    休み時間

    「しかしいいこと?いったいなんだ?」

    「ちょっと瞼開いてみろよ」

    「しかし靴下あるのに開けるのもなぁ」

    「だって足目線で靴下見る機会もないぜ」

    「そりゃそうだろうな…まぁモノはためし、ってアレ?」

    「どした?」

    「なんだ?全然違う景色だ…水?これプールか?」

    「おい…次の授業はたしか」

    「…水泳だ」

    20 = 3 :

    覗きktkr

    24 = 1 :

    放課後

    「すごいな、未来を見る眼か」

    「瞼開けられる時間はまちまち、見られる時間もランダムみたいだがな」

    「競馬とかは難しいな…」

    「とりあえずユッケが危険だということはわかったじゃないか」

    「しかしサザエさんの最終回があんなんだったとは…」

    「衝撃的だったぜ…」

    「しかし、だ」

    「ん?」

    「女はなぜ、こんな便利な能力を手放したんだろうな」

    「たしかに」

    「それは」

    &手「!?」

    メガネ「私みたいな人がいるからに決まっているでしょう、決まっています」

    「…誰?」

    25 = 16 :

    きっとメガネだけあって目がねーんだな

    27 = 1 :

    メガネ「私が何者かなんて知る必要ないでしょう、知る必要なんてないんです」

    メガネ「なぜならここであなたは死ぬからでしょう、死ぬんです」

    「は?」

    「伏せろ!」

    男が咄嗟に横に倒れる

    瞬間、先ほどまで男が立っていた場所を酸が襲う

    「うわっ!制服が!」

    あっという間に溶ける男の学ラン

    メガネ「…避けるんですねぇ、避けたんです」

    「早く逃げろ!」

    「お、おう!」

    メガネを掛けた男と反対方向へ、全力でダッシュする

    メガネ「逃がしませんねぇ、逃がしません」

    メガネを掛けた男は静かにそれを追う

    29 = 1 :

    「なんだよあいつは…」

    「どんなヤツかは知らないが…目的だけは分かる」

    「目的?俺は金ねーぞ」

    「馬鹿かお前は!俺だよ俺!」

    「俺?」

    「ゲエム!百日!神様!」

    「…ああ!」

    「【収集家】、コレクターってところか」

    「願いを叶えるために…俺を?」

    「殺しにきたんだ!チキショウ!あのねえちゃんこの事分かって眼を渡したんだな!」

    「…はめられた」

    30 :

    くっ…だめだ…どうしてもムツゴロウさんで再生される…
    よーしよしよしよしよし。よーしよーしよしよーし

    31 :

    支援してやんよ!

    32 :

    >>30
    どこら辺がwww

    33 = 26 :

    おもしろい

    34 :

    ペロッ……これは鼻水!

    35 = 16 :

    いや別にはめられてないだろ
    ちゃんと説明してくれたやん

    36 = 1 :

    「…そうだ!眼でアイツの弱点を!」

    「馬鹿!何回も言うがあの眼が見れる未来は完全ランダム!都合よくチャンネルが会うわけないだろ!」

    「やってみなきゃ分からない!」

    「…」

    「どうだ?」

    「…お前がおいしい料理を目の前に皿まで食ってた」

    「使えねぇえええええ!!!!」

    「いや、お前が好き嫌いしない子ということはわかった」

    「無機物まで食うとかどんだけー」

    ジュッ

    「ん?雨かな」

    見上げると

    メガネ「上なんですねぇ、上なんです」

    「逃げろぉおおおおお!!!!!!」

    大量の酸が雨となって降り注ぐ

    37 = 32 :

    支援するんですねぇ、支援するんです

    38 :

    デイダラかと思った

    39 = 1 :

    メガネ「…また逃しましたねぇ、逃したんです」

    溶けたコンクリートとワイシャツだけが残っていた



    「クッソ!夏場でもこれは寒いぞ!」

    「その前に視線がいてぇ!」

    「なにか打開策は…電話?」

    『男君ごめんねー』

    「チクショウだよチクショウ!」

    『いや、意味わかんないし…悪いと思ったから私が眼で見ることのできた彼の情報をあげるわ』

    「頼むぞねえちゃん!」

    『持っているパーツは【胃】、能力は強弱を設定できる酸の生成』

    「…それだけ?」

    『あ、あと口癖は~ですねぇ、~です』

    「もうヤダー!!」

    「いや、それだけでも十分だ!少なくとも酸以外に武器はない!」

    40 = 30 :

    >>32
    私はですね、深夜テレビをよく見るんですね。
    あのね。びっくりしたのはですね。

    これはいいですね~ぇ たまらないですね!
    こうして犬は仲間意識を確認するんですね

    …テレビの印象だけどね。

    41 = 34 :

    >>40
    ちくしょう

    42 :

    >>38

    激しくない同意

    43 = 1 :

    「でもどうすれば…」

    「せめて俺にも能力があれば!」

    「確かに…ってまてよ」

    「あ?」

    「…思い出せ、あれを…細部まで」

    「なにしてんだ?」

    「…おい」

    「なんだよ」

    「お前、泥の味って知ってるか?」

    「…はあ?」



    メガネ「見つかりませんねぇ、見つかりません」

    「おい」

    メガネ「…出てきたんですねぇ、出てきたんです」

    44 = 1 :

    「あー…マッズ」

    メガネ「汚れているんですねぇ、転けたんです?」

    「そんな喋り方もアリなのか…ちげーよ、これは」

    「お前を倒す、予行演習だ」

    メガネ「?…わかりませんねぇ、わからないんです」

    「わからなくてもいいさ。なんにせよ、俺達は今からお前を」

    「しゃぶり倒す!」

    「…やっぱこのキメ台詞はねーよ」

    「…だな」

    メガネ「イライラしますねぇ、イライラするんです!」

    息を大きく吸い込む

    メガネ「奥義、酸化射!!」

    ボールのような塊となった酸が男を襲う

    45 = 1 :

    「お前には、右手一本で十分だ!」

    「いくぞぉおおおお!!」

    「【喰え】!」

    男が叫んだ瞬間

    メガネが放った【奥義、酸化射】は消えた

    メガネ「!?」

    正確には

    「喰った」

    「だけどゲェェェェップ」

    「台無しだよ…」

    46 :

    おもしろい

    47 = 34 :

    ミギー 防御頼む

    48 = 1 :

    数分前…

    「泥食えたな!」

    「…吐きそうだ」

    「だが分かった!俺の手は別段冷たいわけでもねえ」

    「お前の能力は好き嫌いせず、なんでも食うことだ!」

    「好き嫌いせず、というか、口にいれたものを影響を受けず吸収できる。だな」

    「おかしいと思ったんだよ、皿なんて食えるわけないんだギャグマンガじゃあるまいし」

    「つまり、食っても大丈夫ななにかがあったってことなんだ」

    「そう、能力が」

    「あ、ごめん、やっぱ吐きそう」

    「おーい!ちょい待て待て!」



    「さーて、これでお前の能力は封じたぜ」

    メガネ「…諦めませんねぇ、諦めないです」

    「往生際が悪いぞ」

    50 = 1 :

    メガネ「効かないというなら肉弾戦ですねぇ、肉弾戦です!」

    握り拳を作り、突進する

    「ならばもうひとつお見舞いしてやる!いくぞ!」

    「おう!」

    「【リバース・キャノン】!」

    右手から、先程吸収した【奥義、酸化射】

    その倍の大きさはあろうかという酸が飛び出す

    メガネ「!!」

    「お前の負けなんですねぇ」

    「お前の負けなんです」

    酸に包まれたメガネは、それでも立とうとしていたが
    やがて気絶した


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