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元スレ傭兵「……どこだここは」
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訓練所
騎士団長「……集合!」
ザッザッザッ……
傭兵「ほう……」
騎士団長「皆我ら第一騎士団の精鋭たちだ。この中から好きな相手を選びたまえ」
傭兵「?なんだ、あんたが相手するんじゃないのか?」
騎士団長「何?私が?」
ザワザワ……
何言ってるんだあの男…… 団長に挑むって?……
傭兵「俺の力を図るんだったら、あんた自ら相手したほうがいいんじゃないか?」
騎士団長「……そうだな。分かった、私が相手になろう」
傭兵(さて、異世界の騎士様の実力はどんなものか……)
騎士団長「……集合!」
ザッザッザッ……
傭兵「ほう……」
騎士団長「皆我ら第一騎士団の精鋭たちだ。この中から好きな相手を選びたまえ」
傭兵「?なんだ、あんたが相手するんじゃないのか?」
騎士団長「何?私が?」
ザワザワ……
何言ってるんだあの男…… 団長に挑むって?……
傭兵「俺の力を図るんだったら、あんた自ら相手したほうがいいんじゃないか?」
騎士団長「……そうだな。分かった、私が相手になろう」
傭兵(さて、異世界の騎士様の実力はどんなものか……)
騎士団長「鎧はいらないのか?」
傭兵「必要ないな。この防弾服で十分だ」
騎士団長「分かった。ほら、使え」ヒョイッ
傭兵「?なんだ、この剣は。こんなもの使うわけがないだろう」ヒョイッ
騎士団長「何?では素手で戦うとでもいうつもりか?」
傭兵「それこそありえないな。模擬戦用のナイフはないのか?ないなら短剣でも構わんが」
騎士団長「ああ、それならこれがあるが……そんなものでまともに戦えるのか?」
傭兵「むしろこれでないと格闘戦は俺には無理だな。これでなかったらそれこそ素手の方がましだ」
騎士団長「ふむ、やはり変わっているな。では……」スッ
傭兵(随分でかい剣だ……模擬戦用とはいえ、かなりの重さだろうに……)
傭兵「必要ないな。この防弾服で十分だ」
騎士団長「分かった。ほら、使え」ヒョイッ
傭兵「?なんだ、この剣は。こんなもの使うわけがないだろう」ヒョイッ
騎士団長「何?では素手で戦うとでもいうつもりか?」
傭兵「それこそありえないな。模擬戦用のナイフはないのか?ないなら短剣でも構わんが」
騎士団長「ああ、それならこれがあるが……そんなものでまともに戦えるのか?」
傭兵「むしろこれでないと格闘戦は俺には無理だな。これでなかったらそれこそ素手の方がましだ」
騎士団長「ふむ、やはり変わっているな。では……」スッ
傭兵(随分でかい剣だ……模擬戦用とはいえ、かなりの重さだろうに……)
騎士団長「ハッ!」ブンッ
傭兵(でかいから軌道が読みやすいな。これなら懐に潜り込んで……)ヒョイ
騎士団長「セイッ!」ブンッ
傭兵「何!?」
バキッ
傭兵「ぐっ」
(裏拳か……なるほど、威力がでかいが読まれやすい大剣の弱点を格闘で補っているわけか……そしてひるんだところを……)
騎士団長「ハアアッ!!」ブンッ
傭兵(返す太刀で仕留めにかかる、か……!だがその程度なら……!)
「ふっ!」ヒョイ
騎士団長「何!?」
傭兵「ふっ!」ドカッ
騎士団長「うっ!」ズザザ……
傭兵「恐ろしい怪力だな、片手でその大剣を振り回せるのか」
騎士団長「君こそ恐ろしいやつだ、今のを初見でかわせたやつはそういないぞ」
傭兵(でかいから軌道が読みやすいな。これなら懐に潜り込んで……)ヒョイ
騎士団長「セイッ!」ブンッ
傭兵「何!?」
バキッ
傭兵「ぐっ」
(裏拳か……なるほど、威力がでかいが読まれやすい大剣の弱点を格闘で補っているわけか……そしてひるんだところを……)
騎士団長「ハアアッ!!」ブンッ
傭兵(返す太刀で仕留めにかかる、か……!だがその程度なら……!)
「ふっ!」ヒョイ
騎士団長「何!?」
傭兵「ふっ!」ドカッ
騎士団長「うっ!」ズザザ……
傭兵「恐ろしい怪力だな、片手でその大剣を振り回せるのか」
騎士団長「君こそ恐ろしいやつだ、今のを初見でかわせたやつはそういないぞ」
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|l'-,、イ\: | |,r'",´ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽl:::: ヘ ̄ ̄,/:::(__)::
|l ´ヽ,ノ: | ,' :::::... ..::ll::  ̄ ̄::::::::::::::::
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|l-''´ヽ,/:: |
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傭兵「……少し舐めていたな。でかい得物を振り回すだけと侮っていた」
騎士団長「それだけの人間がそうそうこんな地位にはつけまいよ。さあ、続けようじゃないか」
傭兵「ああ、そうだな」
(あの怪力だ、剣を振りつつ蹴りをかますくらいはやってきそうだ……だったら……)
騎士団長「……ヌアッ!」ブンッ
傭兵(これをかわせば……)ヒョイ
騎士団長「フッ!」グオッ
傭兵(やはり蹴りが来たか!これを……)
サッ ゴロッ
騎士団長「な……」
チャキッ
傭兵「……実際のナイフだったら、これで刃を引いて終いだな」
お、おおおお……!
騎士団長「……なんということだ。ここまで手早くやられるとは」
傭兵「いや、結構危なかったな。何気にあの裏拳がでかかったからな、もしもう一発食らったらふらふらになってたよ」
騎士団長「それだけの人間がそうそうこんな地位にはつけまいよ。さあ、続けようじゃないか」
傭兵「ああ、そうだな」
(あの怪力だ、剣を振りつつ蹴りをかますくらいはやってきそうだ……だったら……)
騎士団長「……ヌアッ!」ブンッ
傭兵(これをかわせば……)ヒョイ
騎士団長「フッ!」グオッ
傭兵(やはり蹴りが来たか!これを……)
サッ ゴロッ
騎士団長「な……」
チャキッ
傭兵「……実際のナイフだったら、これで刃を引いて終いだな」
お、おおおお……!
騎士団長「……なんということだ。ここまで手早くやられるとは」
傭兵「いや、結構危なかったな。何気にあの裏拳がでかかったからな、もしもう一発食らったらふらふらになってたよ」
騎士団長「うむ、君の実力はよく分かった。我らの仲間となるのに申し分ない……いや、それどころか私の立場がなくなりそうな実力だった」
傭兵「いや、こっちも正直あんたを見くびっていた。あんたほどの人なら、確かに一集団を引っ張っているのも納得だ」
騎士団長「ははは、ありがたい言葉だ。それでは今日から、君は我らの仲間だ。よろしく頼む」
傭兵「ああ、よろしく」
騎士団長「……さて、それでは君の装備を揃えねばな。これから武器庫に……」
傭兵「いや、必要ない。俺が元々持っていたやつで十分だ」
騎士団長「む、そうか?」
傭兵「ああ。……いや、やはりちょっと武器庫を見せてくれ」
騎士団長「ああ、分かった」
傭兵「いや、こっちも正直あんたを見くびっていた。あんたほどの人なら、確かに一集団を引っ張っているのも納得だ」
騎士団長「ははは、ありがたい言葉だ。それでは今日から、君は我らの仲間だ。よろしく頼む」
傭兵「ああ、よろしく」
騎士団長「……さて、それでは君の装備を揃えねばな。これから武器庫に……」
傭兵「いや、必要ない。俺が元々持っていたやつで十分だ」
騎士団長「む、そうか?」
傭兵「ああ。……いや、やはりちょっと武器庫を見せてくれ」
騎士団長「ああ、分かった」
やっと武器装備か
機械帝国ならどんなメカメカしく且つファンタジーっぽいのが出てくるかwktk
機械帝国ならどんなメカメカしく且つファンタジーっぽいのが出てくるかwktk
武器庫
騎士団長「ここだ」
傭兵「ふむ……銃はあるか?」
騎士団長「ああ、そこの棚だ」
傭兵「ああ、ありがとう。これか……うっ」
騎士団長「どうした?」
傭兵「思った通りだ……こんな革命期に使われたような銃しかないんじゃ、俺の持ってる銃に合う弾なんかなさそうだ?」
騎士団長「何の話だ?」
傭兵「なあ、ちょっとこの銃を一丁分解させてもらっても構わないか?」
騎士団長「あ、ああ、構わないが……」
傭兵「すまない。……」カチャカチャ
傭兵「……ひどい出来だ。予想通りライフリングすらない」
騎士団長「らいふ……なんだって?」
傭兵「とりあえずここを出よう。ちょっと相談がある」
騎士団長「ここだ」
傭兵「ふむ……銃はあるか?」
騎士団長「ああ、そこの棚だ」
傭兵「ああ、ありがとう。これか……うっ」
騎士団長「どうした?」
傭兵「思った通りだ……こんな革命期に使われたような銃しかないんじゃ、俺の持ってる銃に合う弾なんかなさそうだ?」
騎士団長「何の話だ?」
傭兵「なあ、ちょっとこの銃を一丁分解させてもらっても構わないか?」
騎士団長「あ、ああ、構わないが……」
傭兵「すまない。……」カチャカチャ
傭兵「……ひどい出来だ。予想通りライフリングすらない」
騎士団長「らいふ……なんだって?」
傭兵「とりあえずここを出よう。ちょっと相談がある」
中庭
騎士団長「で、相談というのは?」
傭兵「とりあえずこれを見てくれ」ガチャ
騎士団長「……?なんだこれは?」
傭兵「俺の銃だ」
騎士団長「なんだって?こんな小さいものが?」
傭兵「やはりか。どうしたものか……」
騎士団長「どういうことだ?」
傭兵「あんた達の国の機械技術はどんなものなんだ?」
騎士団長「そうだな……兵器の技術で言えば、剣の内部に魔石を組み込んで、威力を飛躍的に高めたり、
携行できる高い威力の爆弾や、自動走行する戦車で敵陣に一気に切り込んだり……」
傭兵「つまり、銃に関する技術は全くの未熟ということだな?」
騎士団長「ああ、そうだな。なにぶん銃という武器は前例がないもので、試作段階もいいところらしい」
傭兵「なるほど……だが手本があれば、複製を行うだけの技術はあるのか?」
騎士団長「さあ、私にはわからないが……」
傭兵「ふむ……」
騎士団長「で、相談というのは?」
傭兵「とりあえずこれを見てくれ」ガチャ
騎士団長「……?なんだこれは?」
傭兵「俺の銃だ」
騎士団長「なんだって?こんな小さいものが?」
傭兵「やはりか。どうしたものか……」
騎士団長「どういうことだ?」
傭兵「あんた達の国の機械技術はどんなものなんだ?」
騎士団長「そうだな……兵器の技術で言えば、剣の内部に魔石を組み込んで、威力を飛躍的に高めたり、
携行できる高い威力の爆弾や、自動走行する戦車で敵陣に一気に切り込んだり……」
傭兵「つまり、銃に関する技術は全くの未熟ということだな?」
騎士団長「ああ、そうだな。なにぶん銃という武器は前例がないもので、試作段階もいいところらしい」
傭兵「なるほど……だが手本があれば、複製を行うだけの技術はあるのか?」
騎士団長「さあ、私にはわからないが……」
傭兵「ふむ……」
傭兵「だったら、とりあえずこれを作れるかどうかだけでも確かめてくれ」ジャラ……
騎士団長「これは?」
傭兵「この銃に使える弾丸だ。今の俺の手持ちの弾は全部で70発、予備用のリボルバー用のを含めると82発だ」
騎士団長「は、はあ……」
傭兵「とりあえず、それぞれの規格の弾丸を一発ずつ預けておく。あんたの方で、兵器開発を行っているところに複製ができるか聞いておいてくれ」
騎士団長「ああ、分かった」
傭兵「さて……それじゃあ、あとは……そうだ。なああんた、さっき携行爆弾があるって言ったな?」
騎士団長「ああ」
傭兵「それを、そうだな。とりあえず3発くれ。今はそれだけでいい」
騎士団長「そうか。それじゃあ、弾丸のことはこちらに任せておいてくれ」
騎士団長「これは?」
傭兵「この銃に使える弾丸だ。今の俺の手持ちの弾は全部で70発、予備用のリボルバー用のを含めると82発だ」
騎士団長「は、はあ……」
傭兵「とりあえず、それぞれの規格の弾丸を一発ずつ預けておく。あんたの方で、兵器開発を行っているところに複製ができるか聞いておいてくれ」
騎士団長「ああ、分かった」
傭兵「さて……それじゃあ、あとは……そうだ。なああんた、さっき携行爆弾があるって言ったな?」
騎士団長「ああ」
傭兵「それを、そうだな。とりあえず3発くれ。今はそれだけでいい」
騎士団長「そうか。それじゃあ、弾丸のことはこちらに任せておいてくれ」
プロットは固まってそうだが書き溜めはしてないようだし
なにより最近流れ早いし落ちそうだな
女騎士がでなくても支援
なにより最近流れ早いし落ちそうだな
女騎士がでなくても支援
傭兵「で、俺の仕事はやはり戦争なのか?」
騎士団長「いや、君は我々と帝都防衛の任に就いてもらいたい」
傭兵「防衛か。なるほど、了解した」
騎士団長「防衛と言っても、敵国からの防衛だけではない。この近辺にてる魔物の退治も、今は我々が請け負っている」
傭兵「魔物……あれか」
騎士団長「ああ。魔物討伐隊を募ってはいるが、魔法王国と違って一般の冒険者に十分な戦力は期待できないからな」
傭兵「そういえば、この国に魔法はないのか?」
騎士団長「あるにはあるが、せいぜい日常の手助けになるものや、医療用のものばかりだ。先ほども言ったような、
魔石を使った擬似的な魔力利用はあるが」
傭兵「ふうん……」
騎士団長「その他にも様々な任務も課せられることもあるし、まあ忙しくないことはないだろう」
傭兵「なるほど、了解。体はなまらずに済むということか」
騎士団長「では、今日はもう自由にしていていい。明日から、魔物討伐などの任に就いてもらうとしよう」
騎士団長「いや、君は我々と帝都防衛の任に就いてもらいたい」
傭兵「防衛か。なるほど、了解した」
騎士団長「防衛と言っても、敵国からの防衛だけではない。この近辺にてる魔物の退治も、今は我々が請け負っている」
傭兵「魔物……あれか」
騎士団長「ああ。魔物討伐隊を募ってはいるが、魔法王国と違って一般の冒険者に十分な戦力は期待できないからな」
傭兵「そういえば、この国に魔法はないのか?」
騎士団長「あるにはあるが、せいぜい日常の手助けになるものや、医療用のものばかりだ。先ほども言ったような、
魔石を使った擬似的な魔力利用はあるが」
傭兵「ふうん……」
騎士団長「その他にも様々な任務も課せられることもあるし、まあ忙しくないことはないだろう」
傭兵「なるほど、了解。体はなまらずに済むということか」
騎士団長「では、今日はもう自由にしていていい。明日から、魔物討伐などの任に就いてもらうとしよう」
廊下
傭兵「ふむ……しかし、広い城だ」
??「そこの男」
傭兵「ん?」
??「お前か、異世界から来たと言う兵士は」
傭兵「ああ、そうだが。あんたは?」
??「余はこの帝国の第二皇子だ。お前のうわさを聞いて、どんな男かと気になってな」
傭兵「ふうん、なるほど。これは失礼しました」
(いかにも皇子サマという風体だな)
皇子「お前もやはり戦争に行くのか?」
傭兵「いや、俺は帝都の防衛をやることになるらしいです。明日から魔物討伐を任せられるそうで」
皇子「そうか……」
傭兵(……なぜ残念そうなんだ?)
傭兵「ふむ……しかし、広い城だ」
??「そこの男」
傭兵「ん?」
??「お前か、異世界から来たと言う兵士は」
傭兵「ああ、そうだが。あんたは?」
??「余はこの帝国の第二皇子だ。お前のうわさを聞いて、どんな男かと気になってな」
傭兵「ふうん、なるほど。これは失礼しました」
(いかにも皇子サマという風体だな)
皇子「お前もやはり戦争に行くのか?」
傭兵「いや、俺は帝都の防衛をやることになるらしいです。明日から魔物討伐を任せられるそうで」
皇子「そうか……」
傭兵(……なぜ残念そうなんだ?)
皇子「……なあ、お前はこの戦争をどう思う?」
傭兵「どう思うも何も……この世界に来たばかりなので、それを判断する材料ほとんど持ってないからなんとも」
皇子「そうか、そうであったな……」
傭兵「まあ、俺にとって戦争ってやつは飯の種なわけだし、あって困るものではないですがね」
皇子「……お前も戦争が好きなのか?」
傭兵「いや、別に好きではないですが。『も』ってことは、誰か戦争が好きな人でも知っていらっしゃるので?」
皇子「……兄上だ。我が帝国の第一皇子のな」
傭兵「お兄様ですか……」
皇子「今も王国との戦争において、最前線で戦っておられる。だからお前が戦争に行くなら、何か言伝を頼もうかと思ったのだが……」
傭兵(……なるほど)
傭兵「どう思うも何も……この世界に来たばかりなので、それを判断する材料ほとんど持ってないからなんとも」
皇子「そうか、そうであったな……」
傭兵「まあ、俺にとって戦争ってやつは飯の種なわけだし、あって困るものではないですがね」
皇子「……お前も戦争が好きなのか?」
傭兵「いや、別に好きではないですが。『も』ってことは、誰か戦争が好きな人でも知っていらっしゃるので?」
皇子「……兄上だ。我が帝国の第一皇子のな」
傭兵「お兄様ですか……」
皇子「今も王国との戦争において、最前線で戦っておられる。だからお前が戦争に行くなら、何か言伝を頼もうかと思ったのだが……」
傭兵(……なるほど)
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