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    元スレほむら「私はただ貴女とずっと一緒にいたかった」2

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 完結 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 193 :

    >>200
    あー、なるほどそんな感じだったかも
    サンクス

    203 = 18 :

    ────────────────────────────────

    運命の日の朝、私はまどかと待ち合わせをしていた。現在午前9時30分。


    ほむら「………」

    まどか、遅いわね。……寝坊かしら。


    まどか「ごめーん!寝坊しちゃったぁ」

    ほむら「……いいえ、大丈夫。そこまで待ってないわ」

    まどか「…ホント?でも、待たせちゃってゴメンね?」

    ほむら「…いえ、それよりどこかお店に入りましょう。…今日は風が強いわ」

    まどか「うん、すごい風だよね。…もう、4月も終わりだもんね」

    ほむら「…そうね」

    ……そう、今回こそ終わらせてみせる。鯉幟も、もうずっと見てないしね。

    204 :

    >>199
    シーウィード仁美がさやかに復讐で契約
    さやかが自殺しわかめが魔女化、杏子が心中

    206 :

    パートスレ立てんじゃねー

    207 = 18 :


    まどか「…人、そこまでいないね」

    ほむら「ええ、昼前だもの。…でも、これからどんどん増えるわよ」

    まどか「ここのファミレス、安いし、おいしいもんね」

    ほむら「そうね」

    まどか「うん………」

    ほむら「………」

    まどか「………会話、続かないね」

    ほむら「…緊張してるの?」

    まどか「えへへ、私…遠足の前日とか眠れないタイプなんだよね」

    ほむら「そうなの、意外ね。…てっきりぐっすり寝る方だと思ってたわ」

    まどか「むー、それ馬鹿にしてる?」

    ほむら「……少し、ね」

    まどか「もー!最近なんだかからかわれてばっかだよ」

    ほむら「ふふ、あたふたする貴女を見ると楽しいのよ」

    まどか「もう!私はちっとも楽しくないっ!」

    208 = 18 :

    ほむら「……まどか」

    まどか「…何かな」

    ほむら「……私は今まで途方も無いくらい、遡行を続けているわ」

    まどか「…うん」

    ほむら「……でも、恐らく…もうそれも終わる。…それが例えどんな結末を迎えようとしても」

    まどか「…そっか」

    ほむら「…驚かないのね、どうして?」

    まどか「え?」

    ほむら「…そういえば貴女、私が魔法少女で何をしているか言ったときも…なんだか落ち着いてた様子だったけど」

    まどか「…うーん、そうだね」

    まどか「なんだかなぁ…よく言い表せないんだけど…なんていうのかなぁ」

    ほむら「…?」

    210 = 18 :

    まどか「…何か、ほむらちゃんが言ってた事に妙に納得できた自分がいるというか…」

    ほむら「……うん」

    まどか「ほむらちゃんが言ってることって…何か聞いた事あるような…みたいな感じで」

    ほむら「…それって」

    まどか「いや、でもあの時は驚いたし…。でも、んー…やっぱりうまく言えないや…ごめんね」

    ほむら「…いいえ、十分よ。ありがとうまどか」

    まどか「ううん、すごいのはほむらちゃんだよ」

    ほむら「……そんな大層なものじゃないわ。…私は自分の我侭を押し付けている…それだけよ」

    まどか「…そういえば、ほむらちゃんの我侭って、何なのかな」

    ほむら「……それは………」

    まどか「…言いにくい事だったら、別に無理しなくてもいいよ」

    ほむら「…いいえ、言うわ。…多分それは言わなくてはいけないことだから」

    ほむら「そう…私は…私は──」

    まどか「…」

    ほむら「私はただ貴女とずっと一緒にいたかった」

    211 = 165 :

    おう

    212 :

    考えてやるよ

    213 = 18 :

    まどか「…え?」

    ほむら「……ただ、それだけよ」

    まどか「……そっか」

    ほむら「…ええ、だから大した事じゃないのよ」

    まどか「……えへへ、そっか」

    まどか「私もほむらちゃんとずっと一緒にいたいな」

    214 = 18 :


    ほむら「…まどか……!」

    まどか「…うぅ…でも、やっぱりこういうの照れるね」

    ほむら「まどか……ありがとう、こんな私と」

    まどか「ううん、私も正直な気持ちを言っただけだよ」

    ほむら「…そっか」

    まどか「……もうそろそろ、時間だね」

    ほむら「そうね、…じゃあそろそろ行きましょうか」

    まどか「…うん。もう皆待ってるかも」

    ほむら「ええ」



    なんだろうか、まどかは前回のことを覚えているわけでもないだろう。……でも、心のどこかで何か掴んでいるのであれば…もしかしたら…

    それに、まどかが私のことをちゃんと見ていてくれていた…一緒にいたいって言ってくれた。……嬉しい。心が満たされた感じがした。

    215 = 78 :

    さるよけしえ

    216 = 165 :

    さるさんこわい

    217 = 22 :

    ほっむらほむほむ

    218 = 18 :

    ────────────────────────────────

    杏子「おい、遅刻だ。大遅刻だ馬鹿やろう」

    ほむら「…そこは謝るわ」

    まどか「ホントにごめんね…」

    マミ「まぁ、いいじゃない。そんなことよりどうぞ、中に入って」

    さやか「おー!やっと来たかー!遅いぞー」

    まどか「うん、じゃあお邪魔しまーす」

    ほむら「…お邪魔します」

    マミ「ええ、ようこそ我が家へ。……迷える悠久の子猫さんたち」


    そう、あの後私達は巴マミの家に向かった。……運命の日のために、万全の策を討つために。

    219 = 29 :

    このループが失敗しても「ティロフィナーレ!」シリーズにつながりそうwww

    220 = 20 :

    >>219
    そういやティロ・フィナーレシリーズってなんなのさ

    221 = 22 :

    他のSSの話はやるなら終わってからにしようぜ

    222 = 18 :


    まどか「うわー!キレイですねー、マミさんのお家」

    杏子「小洒落てるよなぁ……アタシは少し居心地悪いぜ」

    さやか「すごい、片付いてるもんねー!モデルルームみたい」

    まどか「あはは、さやかちゃんのお部屋汚いもんね」

    さやか「あー!!そういうこと言うなー!最近のまどかは一言多いぞー!」

    まどか「わっ!ゴメンねさやかちゃ…ってもー!抱きつかないでよぉ」

    ほむら「……はぁ、少しは落ち着きなさい、二人とも」

    杏子「人ン家で暴れんなよ…プロレスごっこなら外でやれ」

    さやか「あーはいはい、すみませんっしたよ」

    マミ「うふふ、紅茶とケーキ持って来るわね」

    杏子「ケーキ!!??あっアタシ一番おっきいのな!!」

    さやか「あーずるいぞ!私もおっきーの頼みますマミさん!!」

    マミ「もう、みんな同じサイズよ。食いしん坊さん」

    まどか「あはは」

    ほむら「…もう」

    225 = 20 :

    >>221
    それもそうだねすんますん

    226 = 18 :


    ほむら「さて、じゃあ始めましょうか」

    杏子「おう」

    さやか「……そうだね」

    まどか「……」ゴクリ

    マミ「………じゃあ、まずは位置取りから決めましょう」

    ほむら「それなら、もう案があるわ」

    さやか「へー!流石優等生。手際いいじゃん」

    ほむら「まず、美樹さやかが前線を行く。…近接で一番戦闘力が高い貴女が道を切り開くのよ」

    さやか「おー、主人公みたいじゃん!!」

    杏子「……だが、さやかはその分自己防衛能力が劣ってるぜ?そこはどうするつもりだ」

    ほむら「……貴女がカバーしなさい」

    杏子「…ま、妥当だわな」

    マミ「…そう、なら私は後方から中距離攻撃および、支援を行うってことになるわね」

    ほむら「…その通りよ」

    227 = 14 :

    本編でもさやかちゃんは主人公だったな

    228 :

    パート行けよカス

    229 :

    失敗した主人公の姿って考えるとなかなか

    230 = 18 :

    さやか「よっし!がんばるぞ!」

    杏子「ハッ……アタシに手間かけさせんなよ」

    まどか「…私はやっぱり、待ってることになるの?」

    ほむら「……貴女はどうしたいの?」

    まどか「それは…、……皆と一緒にいたい!!……でも、私はそこらへんの事ではまったく役に立たないし…邪魔になるだけだし」

    ほむら「そう、貴女が望むなら一緒に来てくれても構わないけど」

    まどか「え!!でも」

    さやか「えー!!それはマズいんじゃないの!?まどかは私達とは違って頑丈じゃないんだよ?」

    マミ「…そうね、危険すぎるのではないかしら」

    杏子「同感だ。…まどかにゃ悪いが、邪魔になるのは目に見えてる」

    ほむら「…いいえ、私としてはまどかが私の目の届くところにいないほうが危険だと踏んでいるわ」

    231 = 20 :

    ああQBか・・・

    232 = 15 :

    233 = 18 :

    杏子「…根拠」

    ほむら「…キュゥべえ」

    さやか「でも、契約はしないってまどかは約束したじゃん」

    まどか「うん、そこは大丈夫だよ。私は絶対にしないよ」

    ほむら「……それも、時と場合で状況は異なるかもしれない」

    マミ「…でも、戦場に彼女一人残すのは危険じゃない」

    ほむら「……一人じゃないわ、まだ魔法少女に余りがいるでしょう」

    マミ「……どういうこと?」

    ほむら「…私がまどかを守るわ」

    杏子「おいおい、じゃあてめーは参戦しねーのかよ」

    ほむら「いいえ、するわ」

    さやか「じゃあ、まどかを守りながらやるってこと?…そっちの方が難易度高くない?」

    ほむら「……私は全て貴女達の支援に回らせてもらう、前線には出ない」

    234 = 15 :

    235 = 18 :

    マミ「……理由を提示してほしいわね」

    ほむら「…私の力では、もう恐らくダメージは与えられないわ。…なら、私は能力をもってして…貴女達の援護をしたほうがいい」

    杏子「…ま、いいんじゃねーのか」

    さやか「じゃ、決まりだね。私と杏子が魔女の体力を削って」

    マミ「私は支援と直接ダメージを与える」

    ほむら「私はみんなの援護とまどかの防衛」

    まどか「……私は何もすることないね」

    ほむら「……貴女は無事魔女を倒せることを祈ってくれれば十分よ」

    さやか「そうだね!まどっちの祈りがあれば安泰だ!」

    杏子「なんだそりゃ?それじゃあまどかが聖母みてーじゃん」

    マミ「…ふふ、案外間違ってないかもね。……私には見えるわ、鹿目さんの中にある全てを癒すような…美しい心の羽が」

    まどか「みんな…ありがとう」

    236 :

    みんなを守るという理想に燃える
    →現実とのギャップに苦悩する
    →大切なものを失う
    →闇堕ち
    →仲間の呼びかけで帰ってくる
    →復活&悪撃破

    までやって本物の主人公
    さやかちゃんは力及ばず4番目で止まっちゃったけど

    237 = 29 :

    >>236
    言うなれば「主人公補正のない主人公」って感じがする。
    逆にまどかは主人公補正の塊だしね。

    238 = 18 :

    ほむら「…じゃあ、みんな気を引き締めて。……最終決戦よ」

    さやか「よっし!!じゃあ夜まで待機だね、…何かドキドキしてきた」

    杏子「何だよさやか、ビビってんのか?」

    さやか「武者の震えってやつよ!!ぶるぶる」

    マミ「本当に震えてどうするのよ」

    まどか「……ほむらちゃん」

    ほむら「何かしら」

    まどか「……勝とうね」

    ほむら「………ええ、絶対に」

    そう、もう光はもうすぐそこまで来ている。…もう、逃すものか!







    「…………きゅっぷい」ヒュン

    239 = 200 :

    QBェ…

    240 = 78 :

    白い悪魔、、

    241 = 20 :

    うわQB沸いてきた

    243 = 18 :

    ────────────────────────────────

    運命の日、午前0時。

    杏子「…空気が変わった。…来るぜ」

    さやか「…ええ、準備万端!!もうなんでもきやがれ!!このスーパーさやかちゃんに敵うやつはいない!!」

    マミ「……始まるのね、ついに……終焉たる愚者の祭礼が…!」

    ほむら「…ついに、ここまで来た…。…もう、コレで決めてみせる……!!!」

    まどか「……ほむらちゃん、そうだね…これで、終わりにしよう」

    杏子「──ッ!?…なんだこりゃ!!結界が重なって…!!」

    マミ「みんな慌てないで!!恐らく、トリトス・オレイカルコスよ!!強力な結界が三重で掛かってるだけよ!慌てる必用はないわ!!」

    さやか「うわぁお!盛り上がってきたじゃん!!何かラスボス感がすっごい感じるねぇ!!」

    ほむら「来るわよ…!!」

    ワルプルギス「アハハハハ」フワーリ

    244 = 22 :

         トリトス・オレイカルコス
    機巧舞台の魔女が結う三つの規律……

    246 = 78 :

    マミさんぶれないw

    247 = 99 :

    「オレイカルコス?」「何それ」「外人?」「歌?」「遊戯王?」

    248 = 14 :

    中二病を具現化する能力ッッッ!

    249 = 18 :


    杏子「…チッ、おいおい…こりゃマジで大物じゃねーか…!」

    マミ「そう、アレがワルプルギスの夜といわれる魔女……まるで、混沌を呼ぶ最凶の魔女<<カオスエンドゴッデス>>ね…」

    さやか「へん!!こんな結界さやかちゃんにはピクリとも効かないね!!さあ行くよ杏子!!」

    杏子「……おう!!…やってやるぜおりゃぁぁあああ!!!」

    マミ「さあ、覚悟なさい…!!私の取って置きの……少女の祈り、願い、そして涙の結晶…それを容にした私の刃(羽)!!今ここで全て……開放する!!」

    ほむら「……!!時間停止!!!…使い魔くらいの雑魚なら倒せる!!…これで!!」


    ギャァァァ ウギャァァァ

    さやか「おらおらぁ!!くらええ!!」

    杏子「へっ……そんなんじゃ傷一つつかねーよ!!」

    マミ「ふふ、踊りなさい……!私の織り成す、死という名のステージでね」

    ワルプルギス「アハハハハ」


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