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    元スレほむら「私はただ貴女とずっと一緒にいたかった」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 1000レス到達 + - 暁美ほむら + - 美樹さやか + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    『鹿目まどか』…彼女が宇宙の概念となることで、全ての魔女が消え、魔法少女は魔女になることはなくなり、魔法少女が繰り出す不の連鎖は打ち切られる。

    だが、私にとってその選択の代償は大きすぎた。それは、彼女の存在が消えること。

    鹿目まどかは私に『またいつか会える』、『私はいつも傍にいるよ』と…そう言葉を残した。

    だけど、私はそんなまどかの気持ちを裏切った。

    自分が何故あんなことをしたのか今でもよく分からない。もしかしたら後悔をしているのかもしれない。

    でも、不安だった。耐え切れなかった。彼女の存在が…彼女の記憶が…私から無くなってしまうことに、…それが果てしなく恐ろしかった。

    そう…私は、まどかが全ての力を解き放とうとした瞬間。



    私は時を戻した…。一ヶ月前に。

    2 = 1 :

    この選択は間違っていたかもしれない…。でも、そんな心の不安定な状態な自分に冷静な判断が下せるわけがない、と自分の中で言い訳をした。

    もし、あのまままどかが全ての力を解き放ち…、その後の世界が私達魔法少女にとっての平和が訪れていたとしても…私はその中で、生きていける自信が無かった。

    まどかのいない世界。いいえ、まどかが居なくなっていることにされている世界…。そんな世界に行くのが怖かった。そして、どうしようもなく嫌だった。

    そんな世界に行って、まどかの事を忘れた私がのうのうと生きている事を少しでも想像したら吐き気がした。そして、そんな自分を見て寒気がした。何故か悔しさが心の中から込み上げてきた。

    これは唯の傲慢、我侭、そんなこと分かってる。

    でも、このまままどかに任せていたら今までと変わらない気がした。いや…多分今でも変わっていない、私はあの時の弱い自分のままだと思う。

    私は、今まであの人のために何度も歴史繰り返してきた…と思っていた。でも、それは違うという事に今回気づかされた。

    今回はまどかの思うとおり、まどかの中での最高のエンドを迎えられる…そんな終わり方だった。

    でも、私はそれを拒んだ。まどかの選択を無かった事にした。

    3 = 1 :

    私は…まどかのためにとか言っておきながら…結局は自分のために、自分が一番幸せなラストにしたかっただけだったのだと思い知る事になった。

    その勝手な傲慢で、まどか達は何度も同じ時間を生き続けている…一定以上の未来に行けず、同じ時間をぐるぐる廻り続けているだけ。

    始めはまどかのあの言葉を、約束を果たすために動いていたのかもしれない。

    でも、私はいつの間にか自分の都合のいい最後を…ストーリーを押し付けていただけなのかもしれない。

    それが、結果的に自分の首を絞め続けていることになっていることも知らずに。

    でも、それでも…私は進まなければ行けない。立ち止まっては行けない。まどかが一度はくれた、私をこのループから抜け出すチャンスを捨てた私は立ち止まってはならない。

    私がこれからすべき事…それは、自分の傲慢、我侭を貫く。そうしなければ、まどかに申し訳がたたない。それに何より私が満足しないだろう。

    そう、私は進まなくてはならない。



    愛しいたった一人の友達と、ずっと一緒にいられる世界に行けるまで。

    6 :

    ほう

    7 :

    溜めてやってるの?

    支援

    8 = 1 :

    まず、ワルプルギスの夜は回避は出来ない。奴は必ず討たなくては何も解決はしないだろう。

    でも私だけではワルプルギスの夜を討つ事はかなり…いや、ほぼ不可能。すなわち助力が必要という事になる。

    それにワルプルギスの夜は、まどかの力がなければ突破は出来ないのかというところは重要な部分だと思う。今までは私はまどかに魔法少女にさせないようにしてきた。それはまどかが最悪の魔女にさせないため、それに私だけでも討てると思っていたからだ。

    しかし、結果は惨敗だった。ダメージを与えるどころか一方的にやられてしまった。

    仮にまどかの力無しでは突破不可であれば、もう最初の約束はもう果たせない。それに、奴を倒さずに回避する方法も検討もつかない。そうなれば、もう為す術は無いだろう。

    それに問題はまだある。私がまどかに執着する事で因果律が収束して、まどかの力が増幅しすぎているということ…このまま無意味にこれからもループし続ければ、いつかまどかは力をオーバーヒートしてしまうことだろう。

    そう、前回までのようにループできるからと安易に行動がもう出来ない。もし、まどかが暴走してしまったら誰も止められないだろうし、私は……いえ、考えるのは止めましょう…させなければいいだけ。

    しかし、もしまどかの力無しでもワルプルギスの夜が突破可能だった場合…それが一番手っ取り早い私の望む世界になれると思う。

    そのためには、まどかに契約させず…かつ全ての魔法少女を死なせず、奴に挑む状況を作り出さなければいけない。

    10 :

    11話の戦闘見た感じ魔法少女100人がかりで挑んでも死傷者出まくるだけで勝てない希ガス

    11 = 1 :

    その中で重要な人物は、巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子だろう。

    彼女達は魔法少女の中でまどかと繋がりが深く、私とも繋がりが深い。最低限彼女達だけは生かさなければならない。

    それに、まどかの反応なども多種多様だった。

    状況が変われば、まどかの反応や価値観、認識なども大きく変わっていた。そこもうまくやりくりしないといけない。

    しかし、それでもワルプルギスの夜は恐らく倒すのは困難だろう。

    そもそも今までまどかが魔法少女になってワルプルギスの夜に挑んでも、倒す事が出来たのは限りなく少ない。まどかの力はかなり強力、それでも勝てないのにそれが無くなったら勝てるのなんてほぼ無理。

    しかし、そこにはある意味勝算が無いわけでもない。前回まどかはいともたやすく奴を倒した。

    そう…因果律を収束するたびにまどかは強くなった、だから倒す事が出来たのだ。

    これから私は今までみたいにまどかだけでなく、他の魔法少女にも気を使う事になる。つまり、まどかに対して因果律は大して収束する事は無くなり、他の魔法少女に収束されることになるはず。

    そうすれば、まどかの力はオーバーヒートすることもなく他の魔法少女は力を増すことになる…はず。

    13 = 1 :

    まぁ、これは私の考えであって絶対的だとはいえない……それでも、私の考えうる一番現実的な策はこれしかない、やるしかない。

    この作戦の欠点があるとすれば、それは周回前提であること…これからよりももっと難しいことを永遠と続ける事になる。私の心が持つかどうか、情けないけどわからない。

    それに、この作戦を成功させるためには彼女達が関わる大きな出来事に干渉しなくてはならないこと。

    その大きな出来事の結果を変えることによりそこが分岐点となり、新たな選択が増える。

    例えば、巴マミの死亡回避。美樹さやかの魔女化阻止。

    恐らく何とかやりくりすればこの二つは結構簡単にクリア出来ると思う。…しかし、問題はそこからなのだ。

    そもそも佐倉杏子が此処に来る条件は巴マミが死んだことによって出来た穴の埋め合わせだ。よって、巴マミが生き残れば佐倉杏子はこの場所に来る事は無くなる。つまり、私達との接点が一切消えてしまう。

    そうなれば計画は成功できない。どうにかして、佐倉杏子をこの場所におびき寄せる方法を考えなくてはならない。

    14 = 1 :

    それに、巴マミの死によって及ぼされる影響はそれだけではない。

    巴マミと鹿目まどか、美樹さやかはどうも統計的に一緒に行動する確立が高い、よってここを回避する事は難しいだろう。さらに巴マミは私に警戒心を持っている。それにより他の2人も私に警戒してしまう。

    そして、巴マミが死ななかった場合…まどかは魔法少女がどういう役割を持ち、そしてその危険性がどういうものかを知る事が出来なくなる。よってまどかが魔法少女になってしまう確率が高くなってしまう。

    それにその状態で美樹さやかが魔法少女になった場合、まどかの魔法少女阻止はもう絶望的になる。これをどうにかしなくてはならない。

    それにこれでは結局はまどかに執拗に執着してしまっている。これではまどかがオーバーヒートを起こしてしまうかもしれない。

    ほむら「……八方塞がりじゃない」

    ほむら「いえ、私はそういう道を自分で選んだのよ…これくらい分かっていたことじゃない。弱気になるな、暁美ほむら!」

    ほむら「よく考えるのよ…どこかに突破口があるかもしれない……」

    こうして、眠れぬ夜が2日間続いた。

    16 :

    過去の魔女も殺してるから時間という概念にしばられてないし過去にいってもまどかはいないと思うんだが

    18 = 6 :

    >>16
    ちょ、おま、それを言ったら…

    19 = 1 :

    ────────────────────────────────

    ほむら「……結局、大していい案は思いつかなかったわ…」

    ほむら「私だけでは駄目なのかもしれない…やっぱり、他の人の意見もあれば……まどか………」

    ほむら「ああ、もう学校に行かなくちゃ……」

    ほむら「……そうね」

    学校まで行ってる時間、この2日間で考えた事をまとめてみましょう。

    まず鹿目まどか、美樹さやか、巴マミと知り合いになっておくこと。そして鹿目まどかと美樹さやかには私の警戒を解いておく。

    次に巴マミと共同戦線を結ぶ、そして巴マミに全ては語らずになんらかの意見をもらえるようになるまで信頼関係をよくしておく。

    そして、巴マミの死亡フラグの回避。とりあえずここまでクリアしましょう。

    この作戦は駄目かもしれないけど、今の情報ではこれが私の考えうる精一杯の策…これに頼るしかない。

    ほむら「さて、頑張りましょう。まどかのためにも、私のためにも」

    21 = 1 :

    ────────────────────────────────

    先生「転校生の暁美ほむらさんです。彼女は最近まで入院していたので皆さんもそれを考慮して接してあげてくださいね」

    ほむら「暁美ほむらです、これからよろしく」

    先生「では暁美さん、あそこの席に座ってください」

    ほむら「はい」


    さやか「うわー、キレイな人だねー」

    まどか「うん…なんかすごいね」

    さやか「なんかオーラ漂ってない?なんか別次元の人みたいな感じ」

    まどか「うん、そうだね…私達とは縁がなさそう」

    さやか「あはは、そうかもねー」

    ほむら「……」

    今日はとりあえず、まどかと美樹さやかと接点を持つ事……巴マミはその後になんとかなるはずよ。

    22 = 1 :




    さてホームルームが終わったわ……さっそく行動に移しましょう。

    ほむら「鹿目まどか」

    まどか「え……?」

    う……いけないわ……これではまどかが困惑してしまう、もう少し優しくしなくちゃ。」

    ほむら「鹿目まどか……さんよね」

    まどか「えっ…う…うん…。そうだけど……」

    ほむら「保険委員だったわよね、保健室の場所を教えてほしいのだけど」

    まどか「あっ!そっか、そうだよね!うん、いいよっ!行こう暁美さん」

    ほむら「ええ、ありがとう。鹿目さん」

    まどか「うん!」

    ……ファーストコンタクトはいい感じ……よね?今までよりかなり優しくしたつもりだけど…大丈夫よね。

    23 = 1 :

    まどか「ねえ暁美さん」

    ほむら「何かしら」

    まどか「暁美さんって前は何処の学校に行ってたの?」

    ほむら「そうね、ちょっと遠いけど○×中学校よ」

    まどか「へぇ、そうなんだ。うーん、でも私知らないや…ごめんね」

    ほむら「いいえ、小さい学校だったから知らなくても全然おかしくはないわ」

    まどか「そ…そっか、えへへ」

    ほむら「……」

    まどか「……」

    うぐ……会話が続かない…。一体どうすれば、何か好きな食べ物とか聞いたらいいのかしら…?でも、そんなの小学生じゃあるまいし……あああ!!こんなことも思いつかないなんて…これだから根暗眼鏡なのよ!私のバカ!!

    24 = 1 :

    まどか「あ、着いたよ!ここが保健室」

    ほむら「あ……そう」

    まどか「これでいい?暁美さん」

    ほむら「え…ええ、ありがとう。鹿目さん」

    まどか「ううん、いいよ。じゃ、困った事があったら何でも聞いてね」

    ほむら「ぁ……」

    ああ……まどかが行っちゃう……なんか言わなきゃ…何か……。

    ほむら「……あ…の」

    まどか「ん?何か言った?暁美さん」

    ほむら「ぇ…えっと…その」

    まどか「?」

    ほむら「……えっと…ごめんなさい、何でも……ない…わ」

    まどか「? そっか、じゃあまた教室でね」タッタッタ

    25 = 1 :


    ほむら「……」

    ……ホントに愚図ね、私…。まどかに冷たく当たるのはあんなに簡単に出来るのに、いざ普通に接しようとしたらコレか……。この馬鹿根暗眼鏡。

    外見だけ取り繕っても中身がこれじゃ意味ないわね……こういうところは美樹さやかが羨ましいわ。……ってそれじゃあ駄目でしょうが…私も何とか仲良くならないと…。

    あと、何か話題も探さなくっちゃ…このままじゃロクに話もままならないもの…。……とりあえず教室に戻りましょうか。

    26 :

    しえぬ

    27 = 1 :

    ────────────────────────────────
    さやか「まどかー!あんたさっきさ転校生と一緒にいたじゃんか」

    まどか「う…うん」

    さやか「どんな感じだった?」

    まどか「うーん、何か思ったよりも話やすい人だったよ」

    さやか「え?マジで!?そっかー!じゃあ今日お昼さそっちゃったりする?」

    まどか「暁美さんがよければいいと思うよ…あっ…」

    さやか「おっけーおっけー!じゃあ後で誘ってみるよ!!」

    先生「……美樹さん、話をするならせめてもっと小声でしてくれないかしら…?」

    さやか「げ…やば」

    先生「美樹さん?気をつけてね…?」

    さやか「はい、スミマセン」

    アハハッハハ モーミキサンッタラー

    さやか「あはは、みんなゴメンねー」

    ほむら「……」

    ……相変わらず授業中でもよくあんな大声でしゃべれるわね…でも、さっきのやり取りまどかには好感触みたいだったみたいね、やったわ。

    28 = 1 :

    ────────────────────────────────

    先生「では、これで終わります」

    よし、これで昼休みね。さっきまで色々クラスの人に囲まれちゃってたけど…

    さやか「暁美さーん」

    ほむら「あら、何かしら美樹さん」

    さやか「今日お昼一緒に食べない?ほら、あの子と一緒にさ」

    まどか「えへへ…」

    ほむら「……ええ、構わないわ。一緒に食べましょう」

    さやか「おー!そうこなくっちゃねー!!じゃあさっそく食堂行こう!」

    ほむら「ええ、分かったわ」

    よしっ…いい感じね。この調子でもっと接点を増やしていきましょう。

    29 :

    ふむ

    30 :

    頑張れほむほむ

    31 :

    時間操作なのに時を逆行させるのは通学前に限定されるんだよな

    32 = 1 :



    さやか「ごっはん!ごっはん!らんらんるー♪」


    まどか「暁美さん、ゴメンね?さやかちゃん、元気だけど少し…ほら、暁美さんビックリしちゃったりしたよね」

    ほむら「いいえ、元気なのはいいことだと思うし大丈夫。心配してくれてありがとう、鹿目さん」

    まどか「えっ…そうかな、えへへ」

    ほむら「でも…まぁたしかにちょっとビックリしちゃったけど」

    まどか「あはは、そうだね」

    さやか「おー?二人してなんか楽しそうじゃ~ん!私も混ぜろー!」

    まどか「きゃあ!もーさやかちゃんったら!廊下で抱きついたら他の人の迷惑になっちゃうよー」

    ほむら「うふふ、ホントにね」

    さやか「あははは」

    いい感じね…やっぱり、美樹さやかがいると勝手に色々と構ってくれて助かるわ。私だけじゃまた黙ってしまうだろうし…。


    マミ「あら、鹿目さんに美樹さん…それに…誰かしら?」

    33 :

    え、あれ、既にマミさんと面識あんの?

    34 :

    転入前に行動しないと先に契約してるんだっけか

    35 :

    しえん

    36 = 1 :

    さやか「あ!マミさんこんにちはー!!」

    まどか「マミさんこんにちは」

    !?……巴マミ……まさかこんなに早く会うなんて!!えっとどうしましょうか…自己紹介よねとりあえず。

    ほむら「あ…あの

    さやか「マミさーん!!この子はね今日転校してきた暁美ほむらさん!!今、案内がてら食堂でご飯食べようとしてたんですよー!!」

    ほむら「あ、暁美ほむらです。よろしく…マミさん」

    マミ「ふふ…ええ、よろしく。暁美さん」

    まどか「とか言ってさやかちゃんはご飯食べたいだけでしょ?」

    さやか「むー!まどか言ったなぁ!!そんなやつにはぁー…こうだ!!」

    まどか「ひっ!あひっあはははは!!さやかちゃ…!くすぐりは反則だよ!あはははは!!」

    さやか「うりうりうりー!」

    まどか「もー!やめてってばぁー!」

    マミ「うふふ、相変わらず仲良しね」

    37 = 31 :

    事前に予備知識があるから有る程度行動予約はできるけど
    やってみなけりゃわからない状況だよな

    39 = 1 :


    ほむら「……そうね、こういうことが出来る人が要るのは羨ましいわ」

    マミ「あら?じゃあ私がしてあげましょうか?」

    ほむら「え……いや、別にやらなくていいわ」

    マミ「あらそう?遠慮しなくてもいいのに」

    さやか「あ!マミさんも一緒にどうです?それとももう予約済み?」

    マミ「いいえ、ご一緒していいかしら」

    まどか「もっ勿論ですよ!暁美さんもいいよね?」

    ほむら「ええ、構わないわ」

    さやか「よっし!じゃあさっそくレッツゴー!」

    40 = 35 :

    これは美しい日常

    41 = 1 :

    ────────────────────────────────

    さやか「えー!?病院暮らし!?じゃー私と会った事あるかも!!私も結構お見舞いに行ってるんだよねー!」

    ほむら「多分、違う病院だと思うわ」

    さやか「それもそっかー!!あっはっは!!」

    まどか「もーさやかちゃん!ご飯食べてるときぐらいもう少し静かにしようよ」

    マミ「相変わらず美樹さんは元気ね」

    さやか「まー!それが取り得の一つでもありますしね!」

    ほむら「そうみたいね」

    どうやら、巴マミともうまくいってるみたいね……まぁ、なんとかなりそうね。

    まどか「暁美さんってキレイだよね」

    ほむら「え!?そっそうかしら……」

    いっいきなり何を言い出すのかしらこの子は…。

    さやか「あ!やっぱりそうだよねー!私もそんだけキレイなら恭介だって…」

    42 = 1 :

    マミ「たしかに、憧れるわ」

    ほむら「ちゃ、茶化さないでちょうだい」

    まどか「そんなことないよー!えへへ、暁美さんって意外と面白いね」

    ほむら「そっそう…?」

    まどか「うん!これからもよろしくね!」

    ほむら「ええ、こちらこそよろしく。鹿目さん」

    さやか「あー!まどかだけずるいぞー!!転校生!!私とも仲良くしろー!!」

    43 = 1 :


    ほむら「少し落ち着きを持てるなら考えるわ」

    さやか「うっ……」

    まどか「あはは、さやかちゃん。これからは少し落ち着かなきゃね」

    マミ「そうね、少し女の子らしくしましょうね」

    さやか「ま、マミさんまで…よってたかって私をいじめるなぁ!」

    まどか「暁美さん、明日も一緒にお昼食べようね」

    ほむら「え…いいのかしら?私と一緒で」

    まどか「勿論だよ!!じゃあ明日も一緒にね」

    マミ「あら、私は入れてくれないの?」

    まどか「勿論いいですよ!マミさんもっ」

    さやか「うー!!無視するなぁ!!私も混ぜろぉ~!」

    44 = 1 :





    ほむら「……ふぅ」

    初日にしてはすごい成果じゃないかしら…。とりあえず二人の警戒は解けたようだし……。巴マミのほうはまだ少し私を警戒していたみたいだったけれど、この調子にもっともっと接点を増やしていけばそれもいずれ消えるはず…。

    でも、問題はこれからね。どうも、巴マミは一緒に戦う仲間がほしい傾向があるみたいだったし……魔女が出現したときには、警告ではなくあくまで巴マミを立たせるように協力をしていけば…まどかを魔法少女に誘わなくなるわよね……多分。

    まぁ、それでも魔女が出てこなければ話にならないし…とりあえず現状はこのままの調子でいってみましょう。

    ……まどかとあんな風に話すのも久しぶりで楽しかったし…ね。

    45 = 1 :

    ────────────────────────────────

    まどか「ほむらちゃん!また明日ね!」

    ほむら「ええ、また明日まどか」

    あれから1週間、私はまどかと名前で呼び合うくらいの仲になった。初めいきなり名前で呼んでもいいかって聞かれた時はビックリしたけど嬉しかったわ……。

    それと巴マミともお昼を共にしたり、美樹さやかともまどかと一緒に談笑をしたりした。

    ここまで、結構順調に進んでいる……でも。

    ほむら「……さて、そろそろ…ね」

    そう、今日はあの魔女…巴マミを殺す魔女が出現する日……。

    巴マミはもう既にまどかと美樹さやかに何度か自分の戦っている姿を見せているはず……、多分今回もあの二人は付いて来るだろう。

    それに巴マミには私が魔法少女であることは既に言ってある。私と協力してくれると約束もしてくれた。

    でも、まどか達にはまだ私が魔法少女だという事は伝えていない…。だから今日、まどか達に初めて私の魔法少女の姿を見せる事になるだろう。

    そして、ここからが重要な分岐点になる……。巴マミは実力はかなり高い、あれは有頂天になった巴マミのミスから起きた死だ。アレをなんとかフォローすれば死ぬ事はないはず…。でも、慎重にいくことに損はないわ。

    ほむら「……時間ね。……万が一の事もあるし、先回りしておきましょう」

    46 = 33 :

    決意してすぐの周回でこの難易度ならもっと早くに全員と仲良くしておけば良かったものを……

    47 = 1 :






    まどか「マミさん…すごい」

    マミ「私には!仲間がいる!!もう何も……怖くない!!!!」

    ……今のところ巴マミは優勢……、でも、そんなことはいつものこと。問題は最後の一瞬の隙……そこをフォローする!

    マミ「これで終わりよ!!ティロ・フィナーレ!!!!」

    まどか「マミさんすごい!!」

    マミ「ええ、もう何が来ても私は負けないわ……」

    まどか「うん!…っ!?マミさん!危ない!!!」

    マミ「………え?」

    シャルロッテ「あーん」グパァ

    48 :

    これは支援するしか無いですねぇ

    49 = 1 :




    今!!時間停止!!!!

    …よし、そしてこいつの口に手榴弾を食わせてやって……巴マミを少し違う位置に移動させれば……


    シャルロッテ「むぐ」バクッ

    シャルロッテ「?」モグモグ

    シャルロッテ「!!!」ボカァァァァン

    マミ「なっ何!?」

    ほむら「危なかったわね、巴マミ」

    まどか「ほっほむらちゃん!?どうしてっ!!」

    マミ「……暁美さん。……助かったわ」

    ほむら「お礼はまだいいわ、まだあいつは死んでない。二人で蹴りをつけるわよ!!」

    マミ「……ええ、そうね!!」

    50 = 48 :

    そういやシャルから出てきた恵方巻きってシャルの本体とかじゃなくて
    使い魔「ピョートル」だとかなんとか聞いた覚えが


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