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元スレマミ「佐倉杏子が仲間になった」
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―――遊園地―――
杏子「おおっー すっげー! なぁなぁなぁ、アレ乗ろう、アレ!」
マミ「最近できただけあって、すごい人の多さねー
って、はしゃぎすぎよ? 杏子」
さやか「ほむらは、何かお目当てのアトラクションとかあるの?」
ほむら「いえ……特に」
ほむら(遊園地なんて、ループ時間を入れたらどれくらいぶりかしら?
そもそも病弱だった私なら、こんな人ごみになんて来なかったわね……)
マミ「それじゃ、とりあえず4人でいろいろ回りましょうか」
さやか「そうですね! それじゃ、一発目はアレから行きましょう!」
杏子「フリーフォールか……、 さやか! お前、分かってるじゃないかっ」
ほむら(馬鹿となんとかは高いところが……)
マミ「ほらほら、二人においていかれるわよ? ほむらさん」ギュ
ほむら(……手)///
杏子「おおっー すっげー! なぁなぁなぁ、アレ乗ろう、アレ!」
マミ「最近できただけあって、すごい人の多さねー
って、はしゃぎすぎよ? 杏子」
さやか「ほむらは、何かお目当てのアトラクションとかあるの?」
ほむら「いえ……特に」
ほむら(遊園地なんて、ループ時間を入れたらどれくらいぶりかしら?
そもそも病弱だった私なら、こんな人ごみになんて来なかったわね……)
マミ「それじゃ、とりあえず4人でいろいろ回りましょうか」
さやか「そうですね! それじゃ、一発目はアレから行きましょう!」
杏子「フリーフォールか……、 さやか! お前、分かってるじゃないかっ」
ほむら(馬鹿となんとかは高いところが……)
マミ「ほらほら、二人においていかれるわよ? ほむらさん」ギュ
ほむら(……手)///
―――フリーフォール
杏子・さやか「いいいいいいいいぃやっほうおおおおおおう!!」
マミ「きゃあああああああああああああああああっ!!」
ほむら「…………」ホム
―――メリーゴーランド
マミ「杏子ー、似合ってるわよー?」ニコニコ
杏子「馬鹿にしてんのかっ!? 皮肉ってるのかっ!?
つーかこのアトラクションって何が楽しいんだ……」
ほむら(白馬にのったまどかが会いに来てくれないかなー)
さやか(白馬にのった恭介ってのも悪くないかなぁー)
―――
QB「魔法少女ものってさ……、こういう展開なら
マスコットキャラが同伴だと思うだけどなぁ」
QB「それで、遊んでる最中に敵が襲って来るするもんだけどなぁ」
QB「……一人七並べでもしてようかな」
杏子・さやか「いいいいいいいいぃやっほうおおおおおおう!!」
マミ「きゃあああああああああああああああああっ!!」
ほむら「…………」ホム
―――メリーゴーランド
マミ「杏子ー、似合ってるわよー?」ニコニコ
杏子「馬鹿にしてんのかっ!? 皮肉ってるのかっ!?
つーかこのアトラクションって何が楽しいんだ……」
ほむら(白馬にのったまどかが会いに来てくれないかなー)
さやか(白馬にのった恭介ってのも悪くないかなぁー)
―――
QB「魔法少女ものってさ……、こういう展開なら
マスコットキャラが同伴だと思うだけどなぁ」
QB「それで、遊んでる最中に敵が襲って来るするもんだけどなぁ」
QB「……一人七並べでもしてようかな」
結局寝れなかった
今から寝る
杏子「おーい、次はジェットコースター行こうぜ!」
さやか「待ってました! さっそく行きましょう! マミさん」
マミ「ちょ、ちょっとまってよ……少しくらい休みましょう?」
杏子「えー、そんなことしてたら時間があっという間に―― 」
ほむら「そうね…… 私も疲れたし、マミさんと一緒に休憩しているわ」
さやか「わかりました! 杏子さん! いこいこっ!」
杏子「おう! じゃ、ちょっくら行ってくるぜ!」
マミ「杏子ーっ さやかさんとはぐれるんじゃないわよー?
あなた携帯もってな―― ……行っちゃった」
ほむら「何かあったらQBを電話代わりにすればいいわ」
マミ「そうね…… それにしてもあの二人、すっかり仲良しね」
ほむら「焼ける?」
マミ「まさかっ 杏子は……妹みたいなものよ……」
ほむら「妹ねぇ……」ニヤニヤ
マミ「なによ、その顔…… 年上をからかってるの?――」
ほむら(……ループ回数を入れれば私って今、何歳なのかしら?)
さやか「待ってました! さっそく行きましょう! マミさん」
マミ「ちょ、ちょっとまってよ……少しくらい休みましょう?」
杏子「えー、そんなことしてたら時間があっという間に―― 」
ほむら「そうね…… 私も疲れたし、マミさんと一緒に休憩しているわ」
さやか「わかりました! 杏子さん! いこいこっ!」
杏子「おう! じゃ、ちょっくら行ってくるぜ!」
マミ「杏子ーっ さやかさんとはぐれるんじゃないわよー?
あなた携帯もってな―― ……行っちゃった」
ほむら「何かあったらQBを電話代わりにすればいいわ」
マミ「そうね…… それにしてもあの二人、すっかり仲良しね」
ほむら「焼ける?」
マミ「まさかっ 杏子は……妹みたいなものよ……」
ほむら「妹ねぇ……」ニヤニヤ
マミ「なによ、その顔…… 年上をからかってるの?――」
ほむら(……ループ回数を入れれば私って今、何歳なのかしら?)
因果の意図の本数が13って聞いた事あるから約一年強ループして多ってことになるみたいでちょうど同い年くらいになるかもわからんね
――――――
杏子「流石に人気のアトラクションは待ち時間もすげぇな」
さやか「だねー……」
さやか「ねぇ、杏子さん」
杏子「杏子でいいって」
さやか「杏子…… 杏子はなんで魔法少女に?」
杏子「やっぱりな気になるか……」
さやか「そりゃ…… どうしてあんな危険な怪物と戦ってるだろう、ってさ」
杏子「そうだな…… 別に隠す話でもねぇしな 話してやるよ」
杏子「私の家は教会でさ――」
杏子「流石に人気のアトラクションは待ち時間もすげぇな」
さやか「だねー……」
さやか「ねぇ、杏子さん」
杏子「杏子でいいって」
さやか「杏子…… 杏子はなんで魔法少女に?」
杏子「やっぱりな気になるか……」
さやか「そりゃ…… どうしてあんな危険な怪物と戦ってるだろう、ってさ」
杏子「そうだな…… 別に隠す話でもねぇしな 話してやるよ」
杏子「私の家は教会でさ――」
――――――
マミ「あの二人、うまくやってるかしら?」
ほむら「……今頃魔法少女にならないように説得してるかもね」
マミ「……ほむらさんは気付いていたのね? 杏子の考えてること」
ほむら「えぇ…… あのお節介な娘がやりそうなことくらい、見え透いているわ」
マミ「でも、そういうところがかわいいのだけれど」
ほむら「後輩の前で、のろ気?」フフッ
マミ「ち、ちがうわよ……///」
ほむら「……今日は楽しかったわ ありがとう
こんなに遊んだのは……本当に久しぶり」
マミ「えぇ、楽しんでもらえて何よりよ
これで、町内の福引をまわし続けた杏子も報われるわね」
マミ「『ほむらはいっつも不機嫌そうで、楽しそうじゃないから、
今度遊びに連れて行きたいんだ』なんて言ってたものねー」
ほむら「……本当……お節介」クスッ
マミ「あの二人、うまくやってるかしら?」
ほむら「……今頃魔法少女にならないように説得してるかもね」
マミ「……ほむらさんは気付いていたのね? 杏子の考えてること」
ほむら「えぇ…… あのお節介な娘がやりそうなことくらい、見え透いているわ」
マミ「でも、そういうところがかわいいのだけれど」
ほむら「後輩の前で、のろ気?」フフッ
マミ「ち、ちがうわよ……///」
ほむら「……今日は楽しかったわ ありがとう
こんなに遊んだのは……本当に久しぶり」
マミ「えぇ、楽しんでもらえて何よりよ
これで、町内の福引をまわし続けた杏子も報われるわね」
マミ「『ほむらはいっつも不機嫌そうで、楽しそうじゃないから、
今度遊びに連れて行きたいんだ』なんて言ってたものねー」
ほむら「……本当……お節介」クスッ
――――――
杏子「そーゆーわけで、私は今も魔獣退治を続けてるわけで……」
杏子「他人のためだと思っててもさ、それが
単なる迷惑でしかなかったうえに、何かも失っちまう……」
杏子「そんなことになるかもしれないから……その……」
さやか「杏子は私を心配してくれてるの?」
杏子「バッ、ばっかじゃねーの!? 別に、そんなんじゃねーよ
それに魔法少女が増えるとグリーフシードの取り分を少なくなるし――」
さやか「その割には他の魔法少女と進んでつるんでるみたいだけど?」
杏子「……」フンッ
さやか「やさしいんだね…… でもね、杏子 私もう決めてるの」
さやか「私、QBと契約して 魔法少女になる――」
杏子「そーゆーわけで、私は今も魔獣退治を続けてるわけで……」
杏子「他人のためだと思っててもさ、それが
単なる迷惑でしかなかったうえに、何かも失っちまう……」
杏子「そんなことになるかもしれないから……その……」
さやか「杏子は私を心配してくれてるの?」
杏子「バッ、ばっかじゃねーの!? 別に、そんなんじゃねーよ
それに魔法少女が増えるとグリーフシードの取り分を少なくなるし――」
さやか「その割には他の魔法少女と進んでつるんでるみたいだけど?」
杏子「……」フンッ
さやか「やさしいんだね…… でもね、杏子 私もう決めてるの」
さやか「私、QBと契約して 魔法少女になる――」
杏子「そっか……私も無理強いはしねぇ」
さやか「それに、こんなにやさしい友達もいるんだから、問題ないかなっ」
杏子「……友達ってアタシのことか?」
さやか「それに、ほむらやマミさんもいるしねぇ」
さやか「なにかあったら、友達に助けを求めてもいーのよ? 杏子っ」フフン
杏子「まったく……馬鹿だよ……さやかは」
さやか「……ささっ、列進んでるよ?」
杏子「お、おう……」
杏子(結局、こうなっちまうのか……
できるもんなら、止めたかったんだけどな……)
さやか「それに、こんなにやさしい友達もいるんだから、問題ないかなっ」
杏子「……友達ってアタシのことか?」
さやか「それに、ほむらやマミさんもいるしねぇ」
さやか「なにかあったら、友達に助けを求めてもいーのよ? 杏子っ」フフン
杏子「まったく……馬鹿だよ……さやかは」
さやか「……ささっ、列進んでるよ?」
杏子「お、おう……」
杏子(結局、こうなっちまうのか……
できるもんなら、止めたかったんだけどな……)
最後に契約したさやかが最初に導かれちゃうのはやっぱ振られたからなのか
――――――
さやか「いやー、今日は楽しかったな! 誘ってくれてありがとっ!」
マミ「ふふっ、またみんなで出かけましょうね」
杏子「んじゃ、またなー」
ほむら「えぇ、さよなら」
マミ「あっ、ほむらさん、大切なこと伝え忘れてたわ……」
ほむら(? 一体何かしら?)
マミ「はいコレ、 あなたのために考えた必殺技
このなかから好きなのを選ぶといいわっ」ニコニコ
ほむら「え、遠慮させてもらうわ……」
マミ「そう…… 受け取ってもらえないのね?」シュン
ほむら「…… 一応、目を通させてもらうわ」
マミ「よかった!」パァ
ほむら(助けてまどか! 私……汚されちゃう!)
杏子「南無ー」
さやか「いやー、今日は楽しかったな! 誘ってくれてありがとっ!」
マミ「ふふっ、またみんなで出かけましょうね」
杏子「んじゃ、またなー」
ほむら「えぇ、さよなら」
マミ「あっ、ほむらさん、大切なこと伝え忘れてたわ……」
ほむら(? 一体何かしら?)
マミ「はいコレ、 あなたのために考えた必殺技
このなかから好きなのを選ぶといいわっ」ニコニコ
ほむら「え、遠慮させてもらうわ……」
マミ「そう…… 受け取ってもらえないのね?」シュン
ほむら「…… 一応、目を通させてもらうわ」
マミ「よかった!」パァ
ほむら(助けてまどか! 私……汚されちゃう!)
杏子「南無ー」
ほむら「マミからもらった必殺技メモ書き……」
『しね矢』
『アルテマ・アロー』
ほむら「……」
ほむら「なにこの二択、鬼畜ね」
ほむら「杏子を飼っているから、杏蓄かしら」
ほむら「面白くもなんとも無いわね……」
ほむら「と、とりあえず、見なかったことにしましょう」
『しね矢』
『アルテマ・アロー』
ほむら「……」
ほむら「なにこの二択、鬼畜ね」
ほむら「杏子を飼っているから、杏蓄かしら」
ほむら「面白くもなんとも無いわね……」
ほむら「と、とりあえず、見なかったことにしましょう」
――――――
マミ「ねぇ、杏子……もう寝た?」
杏子「んにゃ……まだだけど、どうかしたのか?」
マミ「さやかさんのこと、残念だったわね」
杏子「仕方ないさ、さやかが自分で決めたことだ……
私はこれ以上、とやかく言うつもりは無いぜ」
マミ「そう…… ひとつ訊いていいかしら?」
杏子「ん、急に改まってどうしたんだよ」
マミ「あなたは、どうして魔法少女になったの?」
杏子「ははっ 昼間、さやかにも同じこと聞かれたなぁ」
マミ「そうなの?」
杏子「あぁ、……話してもいいけど、すこし長くなるぜ?
マミ「えぇ、私、あなたと話すの、好きよ?」ニコニコ
杏子「はいはい、そりゃどーも……
それじゃ話すけどさ、私の親父は教会―――」
マミ「ねぇ、杏子……もう寝た?」
杏子「んにゃ……まだだけど、どうかしたのか?」
マミ「さやかさんのこと、残念だったわね」
杏子「仕方ないさ、さやかが自分で決めたことだ……
私はこれ以上、とやかく言うつもりは無いぜ」
マミ「そう…… ひとつ訊いていいかしら?」
杏子「ん、急に改まってどうしたんだよ」
マミ「あなたは、どうして魔法少女になったの?」
杏子「ははっ 昼間、さやかにも同じこと聞かれたなぁ」
マミ「そうなの?」
杏子「あぁ、……話してもいいけど、すこし長くなるぜ?
マミ「えぇ、私、あなたと話すの、好きよ?」ニコニコ
杏子「はいはい、そりゃどーも……
それじゃ話すけどさ、私の親父は教会―――」
――――――
QB「さやか、人間をやめる覚悟はできたのかい?」
さやか「えぇ、恭介の腕が直せるのなら」
QB「分かった そえじゃあ契約を結ぼう」
さやか(これで……よかったんだよね?)
さやか(恭介のためだったら……私……なんだってできるから)
――――――
―――
―
恭介(あれ? 腕が動く…… まさか…… 直ったのか!?)
QB「さやか、人間をやめる覚悟はできたのかい?」
さやか「えぇ、恭介の腕が直せるのなら」
QB「分かった そえじゃあ契約を結ぼう」
さやか(これで……よかったんだよね?)
さやか(恭介のためだったら……私……なんだってできるから)
――――――
―――
―
恭介(あれ? 腕が動く…… まさか…… 直ったのか!?)
ごめんQBおもいっきりミスった
訂正
QB「分かった それじゃあ契約を結ぼう」
訂正
QB「分かった それじゃあ契約を結ぼう」
――――――
マミ「……杏子、ずっとひとりで戦ってきたのね……」
杏子「寂しくなかったっていったら嘘になるけどさ……」
杏子「アタシ、家族が死んだときにさ、アタシも消え去るのかなって思ったんだ」
マミ「魔法少女のソウルジェムが穢れると、この世に災悪を振りまく前に……」
杏子「ああ……、でもさ、絶望に打ちひしがれてずっと町をうろついていたんだ」
杏子「可笑しいだろ? 親父のために願いを使って、その最愛の家族を失ってさ
それでもわたしは、消えることが無かった……消えることができなかったんだ」
杏子「アタシって薄情なのかなぁ……醜くこの世にしがみついて……
別にやりたいこととか、やらなきゃならないこともないのに」
マミ「……」
杏子「だから……、家族への罪滅ぼし……いや、これも言い訳か……
ただ惰性に生きるために、魔獣を狩って、盗みを働いてさ……」
杏子「幻滅したか……?
マミ「そんなことないわ……」
マミ「……杏子、ずっとひとりで戦ってきたのね……」
杏子「寂しくなかったっていったら嘘になるけどさ……」
杏子「アタシ、家族が死んだときにさ、アタシも消え去るのかなって思ったんだ」
マミ「魔法少女のソウルジェムが穢れると、この世に災悪を振りまく前に……」
杏子「ああ……、でもさ、絶望に打ちひしがれてずっと町をうろついていたんだ」
杏子「可笑しいだろ? 親父のために願いを使って、その最愛の家族を失ってさ
それでもわたしは、消えることが無かった……消えることができなかったんだ」
杏子「アタシって薄情なのかなぁ……醜くこの世にしがみついて……
別にやりたいこととか、やらなきゃならないこともないのに」
マミ「……」
杏子「だから……、家族への罪滅ぼし……いや、これも言い訳か……
ただ惰性に生きるために、魔獣を狩って、盗みを働いてさ……」
杏子「幻滅したか……?
マミ「そんなことないわ……」
マミ「人って……私たちは、人の道から大きく外れちゃってるけどもね……」
マミ「生きる意味とか理由とか、どうしても考えちゃうものなのよね……」
マミ「私、交通事故に会って……それで、生き残るためにQBと契約したの」
杏子「……」コクッ
マミ「魔獣はね……人の憎悪や絶望が禍根となって生まれ出る……
世の中には知られていないけど、魔獣が原因になっている事故や事件がたくさんあるの」
杏子「……なんか昔、QBに聞いたことがあるな、それ」
マミ「私ね、復讐がしたかっただけなのかもしれない……
私から家族を奪った交通事故を、魔獣の所為にして……」
マミ「この町を守るためなんていってるけれど、
それは、憂さを晴らしているだけなのかもしれない……」
杏子「そんなことない……、マミはやさしいよ?
行き倒れてる私を介抱してくれたしさ……」
マミ「……」
マミ「生きる意味とか理由とか、どうしても考えちゃうものなのよね……」
マミ「私、交通事故に会って……それで、生き残るためにQBと契約したの」
杏子「……」コクッ
マミ「魔獣はね……人の憎悪や絶望が禍根となって生まれ出る……
世の中には知られていないけど、魔獣が原因になっている事故や事件がたくさんあるの」
杏子「……なんか昔、QBに聞いたことがあるな、それ」
マミ「私ね、復讐がしたかっただけなのかもしれない……
私から家族を奪った交通事故を、魔獣の所為にして……」
マミ「この町を守るためなんていってるけれど、
それは、憂さを晴らしているだけなのかもしれない……」
杏子「そんなことない……、マミはやさしいよ?
行き倒れてる私を介抱してくれたしさ……」
マミ「……」
杏子「……でも 今、こうやってマミと暮らしてて……生きてて良かったと思えた
マミ「……」
杏子「ほむらや、さやかとも友達になれた……嬉しかった……
小さいころ、異教徒の娘だって罵られて、友達なんて一人もいなかったから……」
マミ「私も杏子と出会えてよかったわ」
杏子「……」
杏子「……なんだか らしくないこと、言ったかな」
マミ「いいんじゃない? たまには弱音を吐いたって……
全部受け止めてあげるわよ?」
杏子「……やっぱりマミはやさしいな」
マミ「……」
杏子「ほむらや、さやかとも友達になれた……嬉しかった……
小さいころ、異教徒の娘だって罵られて、友達なんて一人もいなかったから……」
マミ「私も杏子と出会えてよかったわ」
杏子「……」
杏子「……なんだか らしくないこと、言ったかな」
マミ「いいんじゃない? たまには弱音を吐いたって……
全部受け止めてあげるわよ?」
杏子「……やっぱりマミはやさしいな」
マミ「……杏子」
杏子「……」
マミ「もう寝たのかしら?」
杏子「……」
マミ「もうひとつだけ訊いてもいいかしら?」
杏子「……」
マミ「私のこと……好き?」
杏子「……」
マミ(やっぱり寝ちゃったのかしら……)
杏子「……大好き……」ボソッ
マミ(……)キュン
マイ「私も大好きよっ、杏子!」ガバッ
杏子「あ゛、 あ゛つぐる゛しい゛ぃぃー」
杏子「……」
マミ「もう寝たのかしら?」
杏子「……」
マミ「もうひとつだけ訊いてもいいかしら?」
杏子「……」
マミ「私のこと……好き?」
杏子「……」
マミ(やっぱり寝ちゃったのかしら……)
杏子「……大好き……」ボソッ
マミ(……)キュン
マイ「私も大好きよっ、杏子!」ガバッ
杏子「あ゛、 あ゛つぐる゛しい゛ぃぃー」
――――――
それからは、杏子、マミ、ほむら、さやかの四人で魔獣退治をする日々が続いた
―――
さやか「杏子っ、挟み撃ちよ!」タタタタ
杏子「さやかこそっ、遅れるじゃねーぞ!」ダンッ
―――
マミ「前衛二人、もういいわ、下がって! ほむらさん、やるわよっ!」
ほむら「えぇ、遠距離からの波状攻撃……開始!」ヒュンヒュンダンダンダン
グギャアアアアアアアアアアアアアアアア
それからは、杏子、マミ、ほむら、さやかの四人で魔獣退治をする日々が続いた
―――
さやか「杏子っ、挟み撃ちよ!」タタタタ
杏子「さやかこそっ、遅れるじゃねーぞ!」ダンッ
―――
マミ「前衛二人、もういいわ、下がって! ほむらさん、やるわよっ!」
ほむら「えぇ、遠距離からの波状攻撃……開始!」ヒュンヒュンダンダンダン
グギャアアアアアアアアアアアアアアアア
>>239
やはりマミ先輩からなのか?w
やはりマミ先輩からなのか?w
さやか「楽勝~楽勝~♪」
杏子「さやかも、なかなか様になってきたなー」
マミ「えぇ、これならどこに嫁に出しても問題ないわね」
ほむら「そうね……寂しくなるわね」
さやか「ええっ、私、嫁にもらわれるんですか!? 誰に!?」
ほむら「冗談よ」
さやか「冗談かいっ」ビシッ
杏子「しっかし、あの仏頂面のほむらが冗談かぁ……」
マミ「ヒトってかわるものなのねぇ……」
ほむら「……」ホムッ
杏子「さやかも、なかなか様になってきたなー」
マミ「えぇ、これならどこに嫁に出しても問題ないわね」
ほむら「そうね……寂しくなるわね」
さやか「ええっ、私、嫁にもらわれるんですか!? 誰に!?」
ほむら「冗談よ」
さやか「冗談かいっ」ビシッ
杏子「しっかし、あの仏頂面のほむらが冗談かぁ……」
マミ「ヒトってかわるものなのねぇ……」
ほむら「……」ホムッ
QB『談笑中に悪いんだけど、また次の魔獣の気配が……』
杏子「へっ、この面子ならお茶の子さいさいだぜっ」
さやか「お茶の子さいさいって、最近漫画でも見かけない表現」プッ
杏子「な、今笑ったろ? おい! さやかっ」
マミ「はいはい、無駄口たたいてないでさっさと行くわよ――」
――――――
―――
―
さやか(こっちの方角って、仁美のピアノ教室がある方角じゃないの?)
さやか(今日も確か習い事だっていってたっけ……)
杏子「へっ、この面子ならお茶の子さいさいだぜっ」
さやか「お茶の子さいさいって、最近漫画でも見かけない表現」プッ
杏子「な、今笑ったろ? おい! さやかっ」
マミ「はいはい、無駄口たたいてないでさっさと行くわよ――」
――――――
―――
―
さやか(こっちの方角って、仁美のピアノ教室がある方角じゃないの?)
さやか(今日も確か習い事だっていってたっけ……)
――――――
グォオオオオオオオオオオオオオ
ほむら「これで終わりかしら?」
マミ「ほむらさん、必殺技名、決まったかしら?」
ほむら「ま、まだ決めかねてるの…… 重要なことだから
良く考えさせてくれないかしら…… 」
マミ「そう、そうよね…… じっくり考える時間は必要よね……」
グルッルォォアアアアアアアアロオオオオ
杏子「……まだ潜んでやがったか!」
さやか「!! あ、あいつ、腕の所に人間を抱えて――」
ほむら「! …… あれは、仁美さん?」
マミ「まずいわね……、 人質のつもりかしら?」
さやか「……許さない」
杏子「おいっ、さやか! 下手に手を出すと何をするか――」
グォオオオオオオオオオオオオオ
ほむら「これで終わりかしら?」
マミ「ほむらさん、必殺技名、決まったかしら?」
ほむら「ま、まだ決めかねてるの…… 重要なことだから
良く考えさせてくれないかしら…… 」
マミ「そう、そうよね…… じっくり考える時間は必要よね……」
グルッルォォアアアアアアアアロオオオオ
杏子「……まだ潜んでやがったか!」
さやか「!! あ、あいつ、腕の所に人間を抱えて――」
ほむら「! …… あれは、仁美さん?」
マミ「まずいわね……、 人質のつもりかしら?」
さやか「……許さない」
杏子「おいっ、さやか! 下手に手を出すと何をするか――」
さやか「……」ズバッ
グギャギャガアアアアアアア
杏子「さやかのヤツ 迅いっ!」ドンッ
ほむら(迅い……、マミのアレが杏子に感染してきてるんじゃないかしら……心配だわ)
マミ「さやかさんの必殺技は……ライトニングエッジ……ブレイブ……スパットぎりぃ……」ブツブツ
ほむら(あぁ、マミさんの変なスイッチが……)
さやか「仁美! 大丈夫!?」
仁美「……? ワタクシたしかピアノ教室に向かう途中で……」
ほむら「大丈夫そうね……」
仁美「……あら、ほむらさん、こんばんわ」
ほむら「こんばんわ」ニコッ
杏子「……とりあえず、一件落着っと――」
マミ「……連波……女雨纏……」ブツブツ
グギャギャガアアアアアアア
杏子「さやかのヤツ 迅いっ!」ドンッ
ほむら(迅い……、マミのアレが杏子に感染してきてるんじゃないかしら……心配だわ)
マミ「さやかさんの必殺技は……ライトニングエッジ……ブレイブ……スパットぎりぃ……」ブツブツ
ほむら(あぁ、マミさんの変なスイッチが……)
さやか「仁美! 大丈夫!?」
仁美「……? ワタクシたしかピアノ教室に向かう途中で……」
ほむら「大丈夫そうね……」
仁美「……あら、ほむらさん、こんばんわ」
ほむら「こんばんわ」ニコッ
杏子「……とりあえず、一件落着っと――」
マミ「……連波……女雨纏……」ブツブツ
―――次の日―――
仁美「まったく、今日も病院で検査だなんて、大げさですわ……」
さやか「いーじゃんいーじゃん この機会に体の隅々まで調べてもらいなよー」ワキワキ
仁美「さやかさん…… 指の動きが……その、不潔ですわ」
さやか「ひっどーい、仁美…… あぁ、親友は悲しいぞっ!」
さやか「……おっと、仁美で遊んでる場合じゃなかった
そろそろ恭介の病院に見舞いに行かなくちゃ」
仁美「! そのことなんですが、今度改めてお話がありますの……」
さやか「んじゃ、明日の放課後、ハックにでも寄って帰ろう? それじゃ!」
仁美「……」
ほむら(やっぱり……こういう展開なのね……
どのループでも、さやかの勝ち目は……悲しいわね……)
――――――
―病院
さやか「え、恭介もう退院したんですか? いぇ…… 聞いてませんでした……」
仁美「まったく、今日も病院で検査だなんて、大げさですわ……」
さやか「いーじゃんいーじゃん この機会に体の隅々まで調べてもらいなよー」ワキワキ
仁美「さやかさん…… 指の動きが……その、不潔ですわ」
さやか「ひっどーい、仁美…… あぁ、親友は悲しいぞっ!」
さやか「……おっと、仁美で遊んでる場合じゃなかった
そろそろ恭介の病院に見舞いに行かなくちゃ」
仁美「! そのことなんですが、今度改めてお話がありますの……」
さやか「んじゃ、明日の放課後、ハックにでも寄って帰ろう? それじゃ!」
仁美「……」
ほむら(やっぱり……こういう展開なのね……
どのループでも、さやかの勝ち目は……悲しいわね……)
――――――
―病院
さやか「え、恭介もう退院したんですか? いぇ…… 聞いてませんでした……」
―――――――――――――――――――――――――――――――
仁美「ずっと前から…私…上条恭介君のこと、お慕いしてましたの」
―――――――――――――――――――――――――――――――
――――マミ邸
さやか(あぁ、なんだかな…… 恭介のこと話すとき、仁美少し変だったし)
さやか(流石の私も、うすうす怪しいとは気づいてたんだけどなぁ)
さやか(はっきり言われるとなんだかなぁ……)ハァー
さやか(魔法少女状態になった私が、恭介の彼女になんて……無理な話かな?)
杏子「まっ、飲めよっ! ノンアルコールだけど」コン
ほむら「……魔法少女って酔えるのかしら?」
マミ「どうなんでしょうね……」
さやか「あんたら真面目に人の話きいてよ! 相談にのってくれるんじゃなかったの!?」
ほむら「ドンマイ」
さやか「いやっ、 別にまだ振られたわけじゃないし!」ビシッ
仁美「ずっと前から…私…上条恭介君のこと、お慕いしてましたの」
―――――――――――――――――――――――――――――――
――――マミ邸
さやか(あぁ、なんだかな…… 恭介のこと話すとき、仁美少し変だったし)
さやか(流石の私も、うすうす怪しいとは気づいてたんだけどなぁ)
さやか(はっきり言われるとなんだかなぁ……)ハァー
さやか(魔法少女状態になった私が、恭介の彼女になんて……無理な話かな?)
杏子「まっ、飲めよっ! ノンアルコールだけど」コン
ほむら「……魔法少女って酔えるのかしら?」
マミ「どうなんでしょうね……」
さやか「あんたら真面目に人の話きいてよ! 相談にのってくれるんじゃなかったの!?」
ほむら「ドンマイ」
さやか「いやっ、 別にまだ振られたわけじゃないし!」ビシッ
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