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元スレまどか「ほむらちゃんを傷つけたい!!!」

みんなの評価 : ★★★×5
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なんかググったら、言葉を話せなくなるだけの症状は失語症とは言わないみたい
ということでほむほむの症状は失語症とはちょっと違うな
聞くことや読み書きはできるけど言葉は喋れない状態だ、ぐらいに捉えておいて
ということでほむほむの症状は失語症とはちょっと違うな
聞くことや読み書きはできるけど言葉は喋れない状態だ、ぐらいに捉えておいて
>>653
まあええやん。進めて進めて
まあええやん。進めて進めて
まどか「ほむらちゃん。隣、いい?」
ほむらは小さく一つ頷くと、紙とペンをとりだした
まどか「ん? どれどれ」
ほむら『皆私を敬遠してるというのに、話しかけてくれてありがとう』
まどか「そんなことないよ。皆ほむらちゃんが美人過ぎて気後れしてるんじゃないかな、なーんて」
ほむら『そんなことないわよ』
まどか「分かんないよー? 内緒だけどね、中沢君達のグループは、
ほむらちゃんのことクラスで一番綺麗だって噂してたよ」
ほむら「……」
照れを隠すかのように、ほむらは少し急いだ様子でペンを走らせる
ほむら『それならまどかは私のことどう思う?』
まどか「綺麗だと思うよ! 私なんて地味地味だから、憧れちゃうな」
ほむら(こんな、私に、憧れてもらう資格なんて無いわよ……)
ほむらは小さく一つ頷くと、紙とペンをとりだした
まどか「ん? どれどれ」
ほむら『皆私を敬遠してるというのに、話しかけてくれてありがとう』
まどか「そんなことないよ。皆ほむらちゃんが美人過ぎて気後れしてるんじゃないかな、なーんて」
ほむら『そんなことないわよ』
まどか「分かんないよー? 内緒だけどね、中沢君達のグループは、
ほむらちゃんのことクラスで一番綺麗だって噂してたよ」
ほむら「……」
照れを隠すかのように、ほむらは少し急いだ様子でペンを走らせる
ほむら『それならまどかは私のことどう思う?』
まどか「綺麗だと思うよ! 私なんて地味地味だから、憧れちゃうな」
ほむら(こんな、私に、憧れてもらう資格なんて無いわよ……)
こんなにしたのはほぼまどかのせいなのにな・・・
残りはほむほむがほいほいついて行ったからだけど
残りはほむほむがほいほいついて行ったからだけど
まどか「そうだ、いいものあげるね!」
ほむら(カバンを漁って……どうしたのかしら?)
まどか「あったあった。はい、これ!」
そう言って取り出したのは、一つの個包装の中に二粒ずつ飴が入っている、
フルーツ味の四角いキャンディだった
まどか「この小袋はメロンとリンゴの組み合わせかぁ。ほむらちゃんはどっちがいい?」
ほむら『メロンを貰えるかしら?』
まどか「ん、分かった。はい、どうぞ」
ほむら『ありがとう』
ほむら(……甘い)
ほむら(甘い、なぁ……)
ほむら(でも、こんなに甘い飴を分けてくれるまどかのことを……)
ほむら(私は……、どこかで怖がってる……)
ほむら(カバンを漁って……どうしたのかしら?)
まどか「あったあった。はい、これ!」
そう言って取り出したのは、一つの個包装の中に二粒ずつ飴が入っている、
フルーツ味の四角いキャンディだった
まどか「この小袋はメロンとリンゴの組み合わせかぁ。ほむらちゃんはどっちがいい?」
ほむら『メロンを貰えるかしら?』
まどか「ん、分かった。はい、どうぞ」
ほむら『ありがとう』
ほむら(……甘い)
ほむら(甘い、なぁ……)
ほむら(でも、こんなに甘い飴を分けてくれるまどかのことを……)
ほむら(私は……、どこかで怖がってる……)
>>664
そういうのマジでもういいから…
そういうのマジでもういいから…
まどか「美味しいね、ほむらちゃん!」
ほむら『そうね』
まどか「あ、こういうの本当は学校に持ってきちゃいけないんだよね。だから……」
ほむら『?』
まどか「クラスの皆には、内緒だよ?」
それは奇しくも、初めの時間軸でまどかが発したのと全く同じ言葉だった
ほむら「っ……!」
ほむらは涙が溢れそうになった
しかし不審がられてはならないと、寸でのところでなんとか涙を抑えつけた
どうして泣きそうになったのか、彼女自身も理解できないままに
ほむら『そうね』
まどか「あ、こういうの本当は学校に持ってきちゃいけないんだよね。だから……」
ほむら『?』
まどか「クラスの皆には、内緒だよ?」
それは奇しくも、初めの時間軸でまどかが発したのと全く同じ言葉だった
ほむら「っ……!」
ほむらは涙が溢れそうになった
しかし不審がられてはならないと、寸でのところでなんとか涙を抑えつけた
どうして泣きそうになったのか、彼女自身も理解できないままに
>>670
さやか魔女化確定コースだけどな!
さやか魔女化確定コースだけどな!
まどか「そうだ! 今日の放課後、時間あるかなぁ?」
ほむら「……」
まどか「あっ、無理ならいいの! 無理そうならバシッと断ってくれていいから」
ほむら(怖い、けど……)
ほむら(やっぱり私はまどかのことを信じたい)
意を決し、力強くペンを走らせる
ほむら『特に予定は無いわ』
ほむら「……」
まどか「あっ、無理ならいいの! 無理そうならバシッと断ってくれていいから」
ほむら(怖い、けど……)
ほむら(やっぱり私はまどかのことを信じたい)
意を決し、力強くペンを走らせる
ほむら『特に予定は無いわ』
――――
放課後
夕日が赤く照らす通学路を、少しだけ距離を置きながら、二人で歩く
まどか「綺麗な夕日だねぇ」
ほむらは、プラスチックの表紙が付いたメモ帳に、器用に文字を走らせる
文字を書き終えると、今度はそれをまどかの方へ突き出した
ほむら『そうね』
まどか「こんな日はさ……」
そこで一度言葉を区切り、少し小走りで駆けると、
クルリと振り返ってほむらに微笑みかける
まどか「どこか寄り道したくならない?」
放課後
夕日が赤く照らす通学路を、少しだけ距離を置きながら、二人で歩く
まどか「綺麗な夕日だねぇ」
ほむらは、プラスチックの表紙が付いたメモ帳に、器用に文字を走らせる
文字を書き終えると、今度はそれをまどかの方へ突き出した
ほむら『そうね』
まどか「こんな日はさ……」
そこで一度言葉を区切り、少し小走りで駆けると、
クルリと振り返ってほむらに微笑みかける
まどか「どこか寄り道したくならない?」
大好きな人を信じられない悲しみが
歩く度に下半身を襲う、落ち着かない、破瓜の痛みが
その笑顔をみた瞬間、跡形もなく吹き飛んだ
ほむら「……」
胸に暖かいものが込み上げてくる
ほむらは、この時間軸にきて初めての笑顔を浮かべた
ほむら『寄り道したくなる』
まどか「そっか。じゃ、寄り道しちゃいますか」
ほむら『寄り道しちゃいましょう』
そうして二人で笑い合う
二人の立ち位置は、さっきまでよりほんの少し縮まった
歩く度に下半身を襲う、落ち着かない、破瓜の痛みが
その笑顔をみた瞬間、跡形もなく吹き飛んだ
ほむら「……」
胸に暖かいものが込み上げてくる
ほむらは、この時間軸にきて初めての笑顔を浮かべた
ほむら『寄り道したくなる』
まどか「そっか。じゃ、寄り道しちゃいますか」
ほむら『寄り道しちゃいましょう』
そうして二人で笑い合う
二人の立ち位置は、さっきまでよりほんの少し縮まった
まどか「ほむらちゃんは……、どこか行きたい場所ある?」
ほむら(行きたい、場所?)
少し考え込んだ末、ほむらの頭の中にある一つの考えが浮かんだ
ほむら『公園がいい』
まどか「えっ? 公園っていうと、このすぐ近くの?」
ほむら『ええ』
ほむら(少し前の世界では公園に誘われて酷い目にあった)
ほむら(でも……、ううん、だからこそ)
ほむら(今のまどかはそのまどかと違うんだって)
ほむら(同じ場所に行った時にとる行動の違いを知ることで、実感したい)
ほむら(行きたい、場所?)
少し考え込んだ末、ほむらの頭の中にある一つの考えが浮かんだ
ほむら『公園がいい』
まどか「えっ? 公園っていうと、このすぐ近くの?」
ほむら『ええ』
ほむら(少し前の世界では公園に誘われて酷い目にあった)
ほむら(でも……、ううん、だからこそ)
ほむら(今のまどかはそのまどかと違うんだって)
ほむら(同じ場所に行った時にとる行動の違いを知ることで、実感したい)
子供が遊ぶ時間を過ぎつつあるからか、公園は閑散としていた
二人はどちらからともなくベンチに並んで腰掛ける
まどか「夕日、綺麗だねぇ」
ほむら『そうね』
まどか「でもほむらちゃんの方がもっと綺麗だよ?
……なんて、昨日テレビで聞いたくさい台詞を言ってみたり」
ほむら『あら。それならその言葉は真っ赤な嘘なのかしら』
まどか「ううん。形は受け売りだけど、言葉の内容は本心だよ」
恥ずかしげなくそのように返され、ほむらは顔が真っ赤になった
赤面に気付かれてはいないだろうか
少しは夕日で誤魔化せてはいないものか
そんなことを考える
二人はどちらからともなくベンチに並んで腰掛ける
まどか「夕日、綺麗だねぇ」
ほむら『そうね』
まどか「でもほむらちゃんの方がもっと綺麗だよ?
……なんて、昨日テレビで聞いたくさい台詞を言ってみたり」
ほむら『あら。それならその言葉は真っ赤な嘘なのかしら』
まどか「ううん。形は受け売りだけど、言葉の内容は本心だよ」
恥ずかしげなくそのように返され、ほむらは顔が真っ赤になった
赤面に気付かれてはいないだろうか
少しは夕日で誤魔化せてはいないものか
そんなことを考える
ほむら『まどかの方が……』
まどか「ん?」
ほむら『綺麗よ』
ほむらは、震える文字でまどかにそう伝えた
それは紛う事なき本心だった
まどか「またまたぁー。そんなわけないって」
ほむら『本当よ』
まどか「そ、そっか。恥ずかしいけど……、ありがとね、ほむらちゃん」
ふいと顔を背けるまどか
彼女もまた、ほむらに自分のことを褒められて赤面していた
まどか(どうして私……、こんなにどきどきしてるんだろう?)
まどか(……もしかして、私、ほむらちゃんのこと)
まどか「ん?」
ほむら『綺麗よ』
ほむらは、震える文字でまどかにそう伝えた
それは紛う事なき本心だった
まどか「またまたぁー。そんなわけないって」
ほむら『本当よ』
まどか「そ、そっか。恥ずかしいけど……、ありがとね、ほむらちゃん」
ふいと顔を背けるまどか
彼女もまた、ほむらに自分のことを褒められて赤面していた
まどか(どうして私……、こんなにどきどきしてるんだろう?)
まどか(……もしかして、私、ほむらちゃんのこと)
あんこちゃんはどこ?
これから幸せになるあんこちゃんはどこ?
これから幸せになるあんこちゃんはどこ?
なんとなく会話が途切れてしまった
二人は似たような理由で心臓を高鳴らせ、
そしてまた互いに、そういう感情が相手に悟られることを恥ずかしがっていた
まどか「あの、ね……」
先に沈黙を破ったのはまどかだった
まどか「私、さっきからずっと考えていたことがあるの」
ほむら『何を考えていたの?』
まどか「どうして私はほむらちゃんのこと、こんなに……」
そこでまた、言葉が途切れる
一瞬の躊躇の後、覚悟を決めたまどかは、ほむらの手をとってこう言った
まどか「私、ほむらちゃんのこと好き! もっともっと仲良くなりたい!」
二人は似たような理由で心臓を高鳴らせ、
そしてまた互いに、そういう感情が相手に悟られることを恥ずかしがっていた
まどか「あの、ね……」
先に沈黙を破ったのはまどかだった
まどか「私、さっきからずっと考えていたことがあるの」
ほむら『何を考えていたの?』
まどか「どうして私はほむらちゃんのこと、こんなに……」
そこでまた、言葉が途切れる
一瞬の躊躇の後、覚悟を決めたまどかは、ほむらの手をとってこう言った
まどか「私、ほむらちゃんのこと好き! もっともっと仲良くなりたい!」
ほむら「……っ!!!?」
ばしっ
まどか「えっ……?」
ほむらの手にあてられていたまどかの手が、払いのけられた
ばしっ
まどか「えっ……?」
ほむらの手にあてられていたまどかの手が、払いのけられた
ほむら(あ……)
ほむら(あああぁぁ……)
ほむら(さわ、られて……)
ほむら(とっさに、私は……)
まどか「あ、あはは……、そうだよね、いきなり好きだなんて気持ち悪いよね」
ほむら(ちっ、違うのまどか、違……)
まどか「ごめんね、変なこと言って」
ほむら『違う! 私はそんなこと思っていない!』
まどか「ほむらちゃんは優しいね」
まどかは泣きそうになりながらも、必死の努力で笑顔をつくる
まどか「この、ことは……忘れ、て……、ほしい、なっ」
そう、言い終えると
まどかは大粒の涙を流し始めた
ほむら(あああぁぁ……)
ほむら(さわ、られて……)
ほむら(とっさに、私は……)
まどか「あ、あはは……、そうだよね、いきなり好きだなんて気持ち悪いよね」
ほむら(ちっ、違うのまどか、違……)
まどか「ごめんね、変なこと言って」
ほむら『違う! 私はそんなこと思っていない!』
まどか「ほむらちゃんは優しいね」
まどかは泣きそうになりながらも、必死の努力で笑顔をつくる
まどか「この、ことは……忘れ、て……、ほしい、なっ」
そう、言い終えると
まどかは大粒の涙を流し始めた



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