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元スレ一夏「たとえ、この想いが届かなくても――」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - インフィニット・ストラトス + - シャル + - ハーレム + - ラウラ + - ラウラは俺の嫁 + - 一夏 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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301 = 100 :

ドッフフwwww拙者も待ちますぞwww

302 = 114 :

ゆっくりでええよ

303 = 189 :

読んでて心がキュンキュンする…

304 = 285 :

>>301
お前のせいでこれ思い出した

「ふーん、で、君は涼宮ハルヒのキャラで誰が好きなの?」
「オウフwwwいわゆるストレートな質問キタコレですねwww
おっとっとwww拙者『キタコレ』などとついネット用語がwww
まあ拙者の場合ハルヒ好きとは言っても、いわゆるラノベとしてのハルヒでなく
メタSF作品として見ているちょっと変わり者ですのでwwwダン・シモンズの影響がですねwwwwドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwwwいや失敬失敬www
まあ萌えのメタファーとしての長門は純粋によく書けてるなと賞賛できますがwww
私みたいに一歩引いた見方をするとですねwwwポストエヴァのメタファーと
商業主義のキッチュさを引き継いだキャラとしてのですねwww
朝比奈みくるの文学性はですねwwwwフォカヌポウwww拙者これではまるでオタクみたいwww
拙者はオタクではござらんのでwwwコポォ」

306 = 64 :

フォカヌポウwwwww

307 = 256 :

デュフフwwwwww
拙者も待つでござる待つでござるwwwwww

308 = 51 :

やめろwwwwwwwww

309 = 40 :

シャル「ぼ、僕は…」

ラウラ「シャルロット、お前は一夏とよく似ている。
    自分のことよりも、他人のことを優先する。
    自分の幸せよりも、他人の幸せを願う。
    お前は優しく、自分が傷つくことを厭わない。
    私には……それが辛い」

シャル「……」

ラウラ「お前が私の幸せを願ってくれるように、私もお前の幸せを願っている。
    だから、お互いが正しいと思う方へ進めばいい。
    心配するな、シャルロット。
    私たちは友達だ。一度交わることができたのだ。どこまで行っても、その道は私と繋がっている」ニコッ

ドクンと大きく胸を打つ鼓動が聞こえる。

ラウラの言ってくれたことがただただ、嬉しくて…
そして、辛かった。

シャル「あ、ありがとう……少し、夜風に当たってくるね」

今は、今だけは、ラウラの顔を見るのが怖かった。
見た瞬間に、泣いてしまいそうな気がしたから――

310 = 285 :

いつも最後のコポォで吹く

コポォってなんだよコポォて

311 = 40 :

―――― 一夏の想い・ラウラの想い


シャルが好きだ。
いつも笑顔を携えて、誰にでも分け隔てなくやさしく、そのくせ人に甘えることを知らないシャルのことが
気がついたら、頭から離れなくなっていた。

自分に話しかけてきてくれるとき
自分に屈託のない笑顔を向けてくれるとき

女の子独特の立ち振る舞いを見たとき、なぜか胸がドキドキして、苦しくなって、
その気持ちが恋と呼ばれるものだと気づくのに、そう時間はかからなかった。


けど、俺には千冬姉がいたから。
まずは千冬姉を幸せにしなくちゃいけないと思っていたから。

自分のことなんて、考えてちゃダメだと思ったんだ。

でも――


扉を前にして一息つく。自分でも緊張しているのが分かる。

312 = 285 :

きたな
やっぱりシャルか

313 = 256 :

シャルートか・・・

314 = 261 :

ラウラをいじめるなよ

315 = 40 :

――コンコン

一夏「俺だ。シャル、いるか?」

ガチャと音を立てて顔を出したのはラウラだった。

ラウラ「一夏か。あいつならいないぞ。先ほど、夜風に当たると言って出てしまった」

一夏「そうか…分かった。じゃあ、探してみるよ」

ラウラ「うむ……だが、その前に少しだけ私の話を聞いてくれないか?」

ラウラの目には有無を言わせぬ力が籠っているように感じた。
何か…何か大切なことを言おうとしているんだと。

一夏「あ、あぁ。分かった」

316 = 64 :

シャル豚圧倒的歓喜…!

317 :

これ書籍化しようぜ
絶対売れる

318 = 256 :

ぶひぶひ

320 = 285 :

>>319
悪いことは言わないから巣に帰れ

ラビッ党の私はすこし残念
まぁ出番いっぱいあったからいいや

321 = 40 :

部屋に招き入れられて、備え付けの椅子に腰を下ろす。
変な気分だった。自分の部屋と同じはずなのに、部屋を満たす空気は女子のそれだったから。
シャルの薫りも、そこに含まれているように感じた。

思考を逸らすように口を開く

一夏「それで、どうしたんだ?ラウラ?」

ラウラ「うむ。なぁ、一夏。私は、お前が好きだ。その、、異性として…」

普段から「私の嫁だ」なんて台詞を言われていても
こんな風に面と向かって、自分に対する愛情を表現されたことは一度もなかった。

ラウラ「そして私は…お前の気持ちが私には向いていないことも知っている」

一夏「なっ…」

ラウラ「お前もあいつに負けず劣らずの馬鹿者だな」ククッ

322 = 123 :

支援
箒ェ

323 = 51 :

ラウラー

324 = 256 :

いや、これはこれでいいな
箒派だけどシャル豚でもあるから

拙者は全然構わないでござるよ?www
全然困らないでござるよ?www

325 = 285 :

ラウラちゃん……

326 :

シャルロッ党の俺、歓喜!!
ラウラ√でもよかったが

328 = 40 :

ラウラ「全く…お前もあいつも、他人のことばかり気にして、自分が他人からどう写っているのかなど気にも留めない。
    似た者同士のように、自分に厳しく、似た者同士のように、他人に分け隔てなく優しい。
    だから――私はお前たちが好きだ」

一夏「ラウラ…」

ラウラ「気にしなくてもいい。私はドイツの冷氷だぞ?それほど弱い女ではない」

一夏「…うん」

ラウラ「だから、一夏。お前やあいつが、自分の他人の幸福を優先しようというならば、
    代わりに私がお前たちの幸福を願ってやろう。

    決定事項だ。
    私が友を想う気持ちに、異論は―――絶対に認めない。
    さぁ、あいつを探しに行ってやれ。
    いくらこの季節とはいえ、あまり外に長くいると風邪をひいてしまう」

一夏「うん…ラウラ…?」

ラウラ「…ん?」

一夏「ありがとう」

ラウラ「うん」ニコッ


ラウラが顔に浮かべた笑顔を、ラウラからもらった想いを、
しっかりと胸に抱いて、俺は走り出した。

329 = 40 :

ラウラ「全く…お前もあいつも、他人のことばかり気にして、自分が他人からどう写っているのかなど気にも留めない。
    似た者同士のように、自分に厳しく、似た者同士のように、他人に分け隔てなく優しい。
    だから――私はお前たちが好きだ」

一夏「ラウラ…」

ラウラ「気にしなくてもいい。私はドイツの冷氷だぞ?それほど弱い女ではない」

一夏「…うん」

ラウラ「だから、一夏。お前やあいつが、自分よりも他人の幸福を優先しようというならば、
    代わりに私がお前たちの幸福を願ってやろう。

    決定事項だ。
    私が友を想う気持ちに、異論は―――絶対に認めない。
    さぁ、あいつを探しに行ってやれ。
    いくらこの季節とはいえ、あまり外に長くいると風邪をひいてしまう」

一夏「うん…ラウラ…?」

ラウラ「…ん?」

一夏「ありがとう」

ラウラ「うん」ニコッ


ラウラが顔に浮かべた笑顔を、ラウラからもらった想いを、
しっかりと胸に抱いて、俺は走り出した。

330 = 198 :

君に届けって思いました。
って言ってる君に届けのCMを思い出した。

331 = 285 :

大事な事だもんね

332 = 189 :

ラウラェ…

333 = 326 :

大事なことだからしゃーない

334 = 261 :

あれか重要なシーンにCMはさんで巻き戻す

335 = 139 :

ちーちゃん!

337 = 40 :

――パタン

一夏の後ろ姿を見送り、ゆっくりとドアを閉める。

もうここには、誰もいない…


ラウラ「……ふっ、…ぐすっ、うっ…」ポロポロ

自然とポロポロと涙が溢れてきた。

ラウラ「ひっく…ぐすっ、……」ポロポロ

自分が泣いているという事実に、今は驚く余裕すらないほどに

ラウラ「……ぐすっ、……うっ……ひっく……」

ふと顔を上げる。
鏡に映っているのは、私の顔だろうか?

ラウラ「ふふっ、…まったく…ひどい顔をしているな、お前は。
    …泣くな、今回は誰かを幸せする手伝いぐらいはできたのだ…」グスッ

そう自分を褒め――また少しだけ泣いた

339 = 64 :

おいおい、これがあの中身のないハーレムラノベのSSかよ…

340 = 123 :

唐変木な一夏はどこへ…

341 = 40 :

――――シャルの想い


『ここにいればいい』

そんな風に言ってくれた人を、どうして好きにならずにいられるだろうか。

母を亡くし、父には道具のように扱われていた僕を助けてくれた一夏
居場所を与えてくれて、存在する理由を与えてくれた一夏

彼のおかげで、僕はここの残ることができて
彼のおかげで、大切な友人たちに出会うことができた

これ以上を望むというのは――

「シャル!」

急に呼ばれた自分の名前に驚き、身体が硬直する。
その呼び方で、自分を呼ぶ人はこの世に一人しか―――

シャル「いち…か?」

振り向かない
振り向けない

343 = 40 :

一夏「シャル…そのままでいいから…俺の話を聞いてほしい」

シャル「……」

一夏「俺、好きな子がいるんだ。
   その子は、誰にでも優しくできるくせに、自分には優しくできない子で、
   周りのみんなの幸せは願えるのに、自分の幸せは後回しにしちゃうような不器用な子なんだ。
   でも俺は、その子のそんなところにいつの間にか惹かれていた。
   気づいたら、その想いは俺にとってすげー大切なものになってたんだ」

シャル「……うっ、…うっ…ぐすっ…」
あぁ、これまでずっと我慢してきたのに――


一夏「その子が俺に笑いかけてきてくれるとドキドキして、その子の手に触れると、胸が苦しくなる。
 
   俺が、その子を笑顔にできたらすげー嬉しいし、その子が哀しんでるなら、
   どうにかして、それを取り去ってやりたい思う。
   その子が自分に優しくできないなら、その子の分まで俺が守ってやりたい。

   だから俺は、お前が泣くのをじっと見ているなんて耐えられない。
   だって俺は、俺はお前のことが――」

シャル「――ダメ…だよ、一夏…それ以上は…うっ、…言っちゃ…ぐすっ…だめ…」

嗚咽をあげそうになるのを必死に耐えようとする。

それなのに、涙は僕のいうことを聞いてくれない。
きっと……コップから溢れてしまったんだ…

344 = 100 :

デュフフwwww拙者もシャルロット・デュノア氏のことが好きですぞwwww
箒とかいうやつは嫌いですがwwwwコポォwwww

345 = 198 :

>>344
少し黙ってろ

346 = 280 :

>>344
デュフフwww一言余計ですぞwwwwww

347 = 100 :

>>345
おやwww失敬失敬wwww

349 = 40 :

シャル「ダメだよ…うっ、…それ以上…い、言ったら、ラウラが哀しん…じゃうよ…
    他のみんなだって……ぐすっ…か、哀しませちゃうよ……そんなの…やだよ…」

とても、とても嬉しかった。
『ここにいればいい』と言ってくれたことが。


母を失い、誰も私を必要としてなくなって、悲しかった。とても……とても…
月日が経ち、悲しいと思うことさえ忘れてしまった頃に、一夏に出会った。


誰かが周りにいれくれる喜び、自分を人として接してくれる人たちに出会えた。
だから、だから僕は、もう誰にも僕と同じような思いはさせたくなかったんだ。
それは、とてもとても辛いものだって知っているから…

350 :

オゥフwwこれはいい展開でござるなwwwwコヌフポォwwwww


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