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    元スレ翔一「転校生の仮面ライダーアギトです!」巴マミ「あ、アギ……?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アギト + - クロスオーバー + - 仮面ライダー + - 未完 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 304 :

    ほむら「説明は後。それよりも、あなたたち」

    さやか「な、何よ?」

    ほむら「こんな所で死にたくなかったら、ソイツから離れなさい」

    さやか「はぁ!? アンタ、何言ってんのさ!?」

    まどか「そ、そうだよ! 駄目だよ! さっきも言ったけど、この子私を呼んでたんだよ!?」

    ほむら「……!」

     もう埒があかないと判断したのか、ほむらの手がまどか――正確にはまどかに抱かれていたキュゥべえ――へと伸ばされる。
     ――が、ほむらの手がキュゥべえを引っ掴むよりも先に、3人(とキュゥべえ)の周囲に光が差し込んだ。

    さやか「えっ!? 今度は何!?」

    まどか「これって……」

    マミ「危ないところだったわね」

    さやか「!?」

    まどか「!?」

    ほむら「――巴マミ」

    352 = 332 :

    翔一くんはマミさんとほむほむの間で板挟みか

    353 :

    このアギトは真さんみたいに喋ることができないのか、それとも単に喋らないだけなのか

    354 :

    まどかってこんなウザキャラでしたっけ

    355 :

    わりと。
    認識が甘くて、善意におぼれて、理想論に逃げる、ザ・足手まとい。
    あと、すぐテンパッテ、やることなすこと裏目に出る。

    356 = 353 :

    なるほど、京極堂シリーズの関口みたいな感じだな
    あっちはもっと酷いけど

    357 :

    翔一くんはそんなに演技へたじゃなかったろ

    358 :

    クロスホーン展開って仕掛けでもあるのかと思ったら合成なんだよな

    359 = 304 :

     まどかとさやかが声のした方へと振り返ると、そこには自身のソウルジェムを手にした巴マミの姿があった。

    ほむら「…………」

     マミに対して敵意にも似た視線を向けるほむら。
     しかし、マミはそれをちらりと一瞥しただけで軽く流し、自身の視線をまどかとさやかの方へと向ける。

    マミ「あなたたちも見滝原の生徒みたいね。……2年生?」

    さやか「あ、あなたは……?」

    マミ「そうそう、自己紹介しなくちゃね。……でも、その前に――」

     そう言うと、自身のソウルジェムを一度頭上へ放り投げるマミ。
     それと同時に、彼女は自分たちの周囲で未だにチョキチョキとハサミの音を響かせる使い魔たちの方へと向き直る。

    360 = 304 :

    マミ「ちょっと一仕事片付けちゃっていいかしら?」

     その言葉と同時に、マミは落ちてきた自身のソウルジェムをキャッチし、それを前へとかざす。
     すると、マミは黄色い光に包まれていき、やがてその姿は制服から魔法少女の装束へと変わった。
     それまでのマミの動作は、まるでフィギュアスケートの演技のようにも、舞を舞っているかのようにも見えた。

    マミ「はっ!」

     魔法少女への変身が完了すると同時に、マミはその場から数メートル頭上へと跳躍する。
     そして、右手を一度軽く横に振った。
     すると、マミの周囲から大量のマスケット銃が姿を見せた――かと思うと、次の瞬間にはそれらが全て、周囲にいる使い魔たちに向けて一斉に火を吹いた。

     単発であるマスケット銃も、大量にあればそれはマシンガンにも劣らぬ威力と連射となる。
     それは――厳密に言うとちょっと違うが――戦国時代の長篠の合戦において、織田・徳川連合軍が武田軍の騎馬隊を破った際に用いたとされる鉄砲隊戦術を彷彿させる光景であった。

    まどか「凄い……」

     まさに、圧倒的――
     マスケット銃から放たれた魔力の弾丸が着弾したことで発生した爆風が晴れた頃には、周囲に使い魔の姿は1体も残っていなかった。

     それと同時に、世界が再び歪み始める。
     ――が、今度は徐々に現実味を帯びていき、やがて周囲に広がる光景は、ショッピングモール地下の薄暗いそれへと戻った。

    361 = 304 :

    さやか「戻った……の?」

    まどか「そ、そうみたい……」

    ほむら「…………」

    マミ「ふぅ……。さてと……」

    まどか「あ、ありがとうござ……」

     自分たちの方へと振り返るマミに対してお礼を言おうとしたまどかとさやかであったが――

    マミ「どうしてキュゥべえを狙ったのか、答えてもらおうかしら? 暁美ほむらさん?」

     そのマミが、手にしていたマスケット銃の銃口をいきなりほむらへと向けたため、思わず固まってしまう。

    まどか「え――」

    363 = 304 :

    さやか「ちょ、ちょ、ちょ――!? ちょっと、いきなり何やっているんですか!?」

    マミ「あなたたちは悪いけど少し黙っていて。これは私と彼女の問題だから――」

    まどか「あ、あぁ……」

     目の前で突然始まった一触即発の光景に、まどかは腰を抜かし、その場に尻餅をついてしまう。
     その目にはうっすらと涙が浮かび、手足をはじめ、身体のいたる所がガタガタと震えていた。

     ――怖い。
     先ほどの光景もそうだったが、今は目の前にいる自身の命の恩人であるはずの人が――

     ――人間にとって本当に恐ろしいものとは、自分以外の人間なのかもしれない――

    ほむら「……そいつの肩を持つつもり?」

    マミ「キュゥべえは私の大切なお友達だもの」

    ほむら「……無抵抗のままやられる気はないわ」

    マミ「そう……!」

    364 = 304 :

     マミがマスケット銃の引き金を引こうとしたその瞬間――


    ???『人が人を殺してはならない――』


    マミ「!?」

    まどか「!?」

    さやか「!?」

    ほむら「!?」

     突如、その場にいた4人全員の脳裏に、男の声が響き渡った。

    さやか「な、何!? 今の!?」

    マミ「男の人の声――」

    まどか「で、でも一体……」

    ほむら「…………」

    365 = 304 :

     コツン……

    まどか「!?」

    さやか「だ、誰か来る!?」

    マミ「まさか、今の声の――」

     今度は地下に何者かの足音が響いた。
     それはどんどんリズムを早め、まどかたちの元へと近づいてくる。

    ほむら「――! あなたは……!」

     そして、4人の目の前に姿を現したのは――


    翔一「あれ? 暁美さんに巴さん……それに知らない子たちまで……。何かあったんですか?」


     ――見滝原中学校の3年生、沢野翔一であった。


    ED
    http://www.youtube.com/watch?v=Qz0DxsPdmQE

    366 = 327 :

    マミマミ

    367 :

    乙でいいのかな?

    368 :

    テオス様人間大好きなら、その白い悪魔を何とかして下さいよ!

    369 :

    ふひひ

    370 :

    序盤ほむほむらしき子が斗真とか言ってたが黒ダミと面識あるのかね
    しかし良く出来てるな

    371 = 303 :

    QBがほんと下衆いwwww
    魔法少女と名のつくものにはやたら白い悪魔がでなさる

    372 = 357 :

    テオスがいて安心してしまった

    373 :

    相手が人間を魔法少女にするQBなら黒ダミが本気になれるから安心だな

    374 :

    黒ダミさんは人間超えしちゃった人がターゲットだから魔法少女も危ないな
    アギトと同じ扱いしそう

    375 :

    つまり下手な魔女よりも戦い方が過激な葦川ギルスが出るんですね

    376 = 358 :

    脊髄ぶっことかやってくれそうだな

    378 = 367 :

    >>376
    真さんはお帰りください

    379 = 304 :

     ショッピングモールの地下。
     薄暗い闇が支配するこのフロアに、今現在5人の人間と1匹の正体不明の生き物がいた。

    まどか「わぁ……」

    さやか「凄い……。みるみるうちに傷が塞がってる……」

     鹿目まどかと美樹さやかは目の前で起きている現象に驚きの声を上げる。
     今、2人の前では魔法少女・巴マミが治癒魔法でキュゥべえの回復を行っている真っ最中だ。
     さやかの言葉どおり、治癒魔法を受けているキュゥべえの身体は徐々に傷が消えていき、キュゥべえ自身の血色も良くなってきているようだった。

     ――そんな光景を横目に、3人と1匹から少し離れた場所に立っているもう1人の魔法少女・暁美ほむらが口を開く。

    ほむら「いずれ後悔するわよ、そいつを助けてしまったこと……」

    マミ「…………」

    さやか「転校生……!」

     その言葉に対して、マミは無視を決め込み、さやかは敵意の籠った眼差しをほむらに向けた。

    383 = 304 :

    翔一「あ、暁美さん、止めましょうよ、自分から敵を作るようなこと言っちゃ……」

    ほむら「事実を正直に言ったまでよ」

    翔一「あ、暁美さ~ん……」

     そして、5人の中で唯一の男子である沢野翔一がほむらを咎めようとするが、ほむらは全く聞き耳を持たなかった。
     そんな会話が繰り広げられているうちに、キュゥべえは完全に回復したようだった。

    キュゥべえ「ありがとうマミ、助かったよ!」

     ぱっちりと目を見開き、起き上がったキュゥべえが開口一番――といっても、キュゥべえは会話の際も口を開かないため、この言葉は正しいのか微妙なところだが――マミへお礼を言う。

    さやか「しゃ、喋ったあああああ!?」

    まどか「さ、さやかちゃん、落ち着いて……」

     そんなキュゥべえが、いきなり人間の言葉を発したので、何も知らなかったさやかは、驚きのあまり2、3歩ほど後ろへ後ずさってしまう。
     対して、キュゥべえの助けを求める声を聞いてここまで来ていたまどかの方は、特に何の反応も示さなかった。

    384 = 304 :

     ――そして、この男も内心驚いていた。

    翔一(や、やっぱり喋れたんだ……)


    マミ「お礼ならこの子たちに言って。私は魔女を追っていたところを偶然通りかかっただけだから」

     マミにそう言われたキュゥべえは、すぐさままどかとさやかの2人の方を見やる。

    キュゥべえ「言われてみれば、そうだね。ありがとう、鹿目まどか、あと美樹さやか」

    まどか「やっぱり、あなたなのね。私を呼んだのは?」

    さやか「ちょ、ちょっと待って……! まどか、あんたコイツと知り合いなの!?」

    まどか「ううん。初対面だよ。ただ、さっきこの子の助けてって声が突然頭の中に聞こえてきて……」

    キュゥべえ「そう。僕がまどかに助けを求めていたんだ。でも、まさか本当に来てくれるなんて……。やっぱり、まどかは僕の見込んだとおりだ!」

    さやか「あ、あのさ……。勝手に話進めちゃってるところ悪いんだけど……アンタ、誰? 何で私たちの名前を知ってるの?」

    385 = 324 :

    僕と契約して仮面ライダーになってよ!

    386 = 304 :

    キュゥべえ「おっと、失礼。僕の名前はキュゥべえ」

    まどか「キュゥ……べえ?」

    さやか「見かけによらず、何か冴えない名前ね……」

    キュゥべえ「まぁ、名前のことは今は置いておいて……。今日は君たちにお願いがあって来たんだ」

    さやか「へっ?」

    まどか「お願い?」


    ほむら「――!?」

    翔一「? どうしました、暁美さん?」


    キュゥべえ「僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ!」

     そう言いながら、キュゥべえはまどかたちに愛くるしい笑顔を浮かべた。


    OP
    http://www.youtube.com/watch?v=yEXxEny2BvY

    387 = 381 :

    やーみのーなーかー

    388 = 357 :

    ゲェーットォーーン!!

    389 = 326 :

    >>381
    ニーサンやめてwwwwww

    391 :

    神崎士郎「ライダーバトルも飽きたし次は魔法少女にするか、まずは白い
         小動物でも作って俺の意思を代行させよう」

    392 = 357 :

    555の主役である俺はいつ登場するのかなぁ・・・?

    393 = 354 :

    ウヴァ「“あの少女を契約させたい”。その欲望、開放しろ」チャリーン
    QB「!?」

    394 = 358 :

    ディエンド「ソウルジェム争奪戦のスタートだ」 カメンライドゥ! シザーズ!マミ!!「どうぞ」
    ディエンドシザーズ&ディエンドマミ「はぁ!!」

    395 :

    397 :

    >>394
    マミさんの声塩野さんかよ

    398 :

    ほむら「駄目……!」

    翔一「あ、暁美さん!?」

     突然、ほむらがまどかたちの方へと歩み寄ろうとする。
     が、そんなほむらの行く手をマミが阻む。

    ほむら「……どきなさい」

    マミ「嫌よ」

    ほむら「あなたは……!」

    マミ「彼女たちはキュゥべえに選ばれたのよ? 魔法少女になるか、ならないかを決めるのは彼女たち自身。あなたや私じゃないわ」

    ほむら「……!」

    翔一「ま、まぁまぁ……。暁美さんも、巴さんも、押さえて押さえて……」

    マミ「……ところで、沢野くん」

    翔一「はい?」

    マミ「よく考えたら、何故あなたがここにいるのかしら?」

    翔一「え? あぁ、それは……」

    400 = 398 :

    まどか「あ、あの~……」

    翔一「ん?」

    マミ「あら?」

     不意に、今しがたキュゥべえと話をしていたはずのまどかに声をかけられ、マミは振り返る。
     マミが目を向けると、そこにはまどかだけでなく、さやかの姿もあった。

    さやか「い、いや~、こんな時に言うのもタイミング悪いような気がするんですけどね……」

    まどか「さ、さっきは助けてくれてありがとうございました!」

     まどかは、お礼を言うと、さやかと2人でマミに対して頭を下げた。

    マミ「あぁ、いいのよ、気にしないで。私は魔法少女として最低限の勤めを果たしただけだから……」

    まどか「魔法……少女?」

    マミ「そういえば、自己紹介がまだだったわね。私は巴マミ。あなたたちと同じ見滝原中学校の3年生よ」

    まどか「か、鹿目まどか、2年生です……!」

    さやか「同じく、2年の美樹さやかでっす! まどかとは同じクラスで親友やってま~す!」

    マミ「鹿目さんに美樹さんね。よろしく」

    さやか「ハイ、よろしくお願いいたします!」


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