元スレぬーべー「オヤシロさまの崇り…?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
651 = 541 :
玉藻「……約束どおり、君を彼女の前まで連れてきた。次は君の番だ」
ブンッ
圭一「うわっ!急に投げるなぁ!お、落ちるぅ~ッ!!」
玉藻「私の力を少し君に注いだ。しばらくは飛行できるはずだ」
羽入「た、玉藻!危ないッ!!」
玉藻「必ず彼女を救うんだ、いいな……。アディオス」
ドンッ
羽入「た、た、玉藻ぉおおおおおッ!」
652 :
>>1超がんばれ
654 = 252 :
って玉藻・・・クソっ
655 = 541 :
会話と効果音だけで戦闘シーンは難しいお…
656 :
この雛見沢で僕に歯向かうなど、無駄無駄無駄ァー!なのです
657 :
羽
658 = 657 :
にゅううう
660 = 541 :
眠鬼「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
圭一「へへへ、随分息が上がってるな。どうやら、もう限界みたいだな」
眠鬼「う、うるさい…!妖気が尽きようと、人間如きに後れはとらないッ…!」
圭一「どうやら、玉藻さんの杞憂だったみたいだな。お前はちゃんと俺の言葉に耳を傾けてくれた!」
眠鬼「……!やはり人間は最低だ!守ってくれた玉藻が死んでもヘラヘラ笑ってッ!後ろを見てみろッ!」
圭一「いいや、見ないッ!俺は信じている!玉藻さんは死んでなんかいない!だから振り向かないっ!」
圭一「俺は誓ったんだ、お前を救うと!だから、お前から決して目を逸らさない!絶対になっ!」
661 = 541 :
眠鬼「都合のいい事を…、信じてる?嘘つくなッ!口先だけなら何とでも言える!はぁ、はぁ…」
圭一「……確かに、俺は口先で相手を言い包めるのは得意だ。それは認める」
圭一「部活でお前はそれを身をもって体験してるだろ?」
眠鬼「はぁ、はぁ…そうだ、お前はいつも言葉巧みにみんなを騙し、ゲームに勝って来た」
圭一「騙した、って言い方は人聞きが悪いな。操ったと言ってほしいね!」
眠鬼「大して変わらないじゃないか、卑怯な奴め…」
圭一「卑怯…?はっ!お前、本当に頭がどうかしちまったんじゃねーのか!?忘れたわけじゃないだろッ!」
圭一「勝つ為には手段を選ばない、何でもありの無法地帯!それが俺たちの部活だったはずだぜ!」
662 = 541 :
圭一「それを卑怯だぁ…?ははは、笑わせてくれるぜ!笑わせてくれたお礼に、飴でもやろうかぁ!」
眠鬼「い、いらない、そんなもの!」
圭一「だろうな!お前がほしいのは飴でもなければ、ゲームの勝ち星でもない。信頼の心だ!」
眠鬼「し、信頼、だァああ?人間なんかの信頼などいらない!どうせ裏では何を企んでるか分からない!」
圭一「違う違ぁーう!俺が言ってるのは『信頼してもらう』ことじゃない。お前自身が他人を『信頼する』心だ」
圭一「お前、心のどこかで思ってたんじゃないか?自分と俺たちは絶対に分かり合えないって」
圭一「理由は多分、お前の持ってるその力が関係しているんだろうが」
圭一「だから、お前は端から俺たちを信用しなかった!諦めてた!疑ってたんだ、俺たちの事を!」
眠鬼「違う!私は信じてた!それをお前らが裏切ったんだ」
663 = 541 :
圭一「俺たちはお前を信じていたぜ?よく考えろ?信頼無しに何でもありの部活なんかできるか?」
圭一「信頼し、信頼されている!その確信があるから手加減なしで勝負できるんだろ」
眠鬼「わ、私だって…」
圭一「違うね!お前は俺たちを信じてなかった!」
眠鬼「どうしてそんな事が言える!」
圭一「手を抜いてたじゃないか!そんなすげぇ力持ってるのに!隠してた!」
眠鬼「……はぁっ?あ、当たり前だろ!鬼の力なんて使ってみろ!普通の人間なんか
圭一「ほら!今認めたな!手を抜いてた事!駄目だな!全然駄目だぜ!信頼してない証拠だ!」
665 = 541 :
圭一「普通の人間じゃあ絶対に勝てない、ってか?やってもないのに何で分かるんだ、そんなこと!」
圭一「どこぞのお偉い学者先生が論文でも発表したか?『眠鬼が本気を出したら、前原圭一は太刀打ちできません』、って!」
圭一「何大学だ?東大?京大?それともハーバードあたりか!?」
眠鬼「くっ…!」
圭一「あそこ見てみろ!いるだろ?園崎魅音、竜宮レナ、北条沙都子、古手梨花!部活メンバー全員!」
圭一「仲間だから!分かり合えると信じてるから!俺たちは逃げない!」
圭一「へへっ!今頃、沙都子なんかは考えてるぜ!お前にどんなトラップが有効かってな!」
圭一「論文が発表されようが、実証されようが俺たちはそんなの認めない!いい加減、目を覚ましたらどうだ!」
圭一「俺たちが信じられないんじゃない!お前が俺たちを信じないんだ!」
666 = 541 :
圭一「レナは自分を責めてた!自分の言葉がお前を傷つけた、と。それも見当違いだったな!」
圭一「こんな状況になった原因はおまえ自身の心の弱さだ!」
眠鬼「……もう、いい。分かった、口先じゃあお前に勝てない…」
圭一「当然だ、口先は俺の専売特許だぜ!簡単に破られちゃ、この先やってけねぇよ」
眠鬼「だから、もういい。お喋りは終わり。お前を殺せば、それで終わりだ」シュンッ
圭一「(手が刀に変わった…!)」
眠鬼「これで、まずお前を殺す。その後他の人間を殺して、終わりだ」
圭一「…へへへ、面白い!じゃあ、さっそく証明してやるぜ!」
眠鬼「……何?」
圭一「『眠鬼が本気を出したら、前原圭一は太刀打ちできません』が机上の空論だってな!」
667 = 541 :
圭一「これは二人だけの部活だ!勝利条件は簡単!お前が俺を殺して、実力の差を見せつければいい」
眠鬼「……無駄だよ。お前に私は止められない。倒せやしない!」
圭一「はぁあ?誰が倒すって言った?というか俺の攻撃、いや、口撃は既に終わってるんだぜ?」
圭一「また卑怯とか言うなよ?せっかくの高揚が萎えるから!」
圭一「俺は『口先の魔術師』!言葉巧みに相手の心理を操り、ゲームに勝利する!」
圭一「お前は俺の口撃ですでに心が揺らいでいる!俺が信頼できる人間だと思い始めている!」
圭一「だから、お前に俺は殺せない!仲間だからな!」
眠鬼「……ッ!ゴチャゴチャ、うるさいっ!おしゃべりは終わりだって言っただろ!」
圭一「だったら来い!お前は絶対に俺を殺せないッ!」
眠鬼「お望みどおり!殺してやるぅううううう!うおおおおおおおおッッ!!」
668 = 541 :
ぬーべー「大丈夫か、玉藻!」
羽入「意識を失ってますが、死んではいないのです」
ぬーべー「そ、そうか…。よかった。い、今、ヒーリングで治して…くっ」
羽入「ぬ、ぬーべーも酷い怪我なのですよ!」
ぬーべー「問題ない!まずは玉藻が先だ…」
羽入「僕もさっきからやってるのですが、力を使い果たしていて」
ぬーべー「二人がかりなら、危険な状態は脱するはずだ。頑張ってくれ!」
羽入「は、はいなのです!」
ぬーべー「圭一は大丈夫か…?」
羽入「僕たちに出来るのは彼を信じる事だけなのです。あうあう…」
669 = 541 :
沙都子「だ、大丈夫でございましょうか、圭一さん…」
梨花「大丈夫なのです。やる時はやる男なのですよ、圭一は」
魅音「そうだね、圭ちゃんならきっと…!」
レナ「うん。きっと眠鬼ちゃんを助けられる。あの時の私みたいに」
梨花「……ど、どういう意味なのですか?」
レナ「分からないけど、昔、あんな状態だった私を圭一くんが助けてくれた、気がするの…」
梨花「そうなのですか……」
670 = 541 :
広「うおおおおお!眠鬼!俺たちだって友達だぞおおお!」
克也「おい、危ないって!窓から身を乗り出すな!」
郷子「眠鬼!あなたが鬼だって関係ない!私たちの友達にはそんなの珍しくもなんとも無いわ!」
美樹「そうよ!そうよ!この美樹さまが友達だって言ってるんだから信じなさいよ!」
まこと「怖くて見てられないのら…」
ゆきめ「大丈夫、きっと眠鬼ちゃんも戻ってこれるよ。私と同じように」
眠鬼「死ねぇええええっ!」
圭一「俺は信じる!お前が俺を信じてくれると信じるっ!絶対に目を逸らしてやらないぜぇッ!」
671 = 588 :
しえん
672 = 541 :
まこと「ど、どうなったのら…?」
広「み、眠鬼…!」
魅音「け、圭ちゃん…」
梨花「ふっ、決着はついたようね……」
美樹「一体どうなったのよっ!?」
圭一「……」
眠鬼「……」
レナ「眠鬼ちゃんの攻撃が」
克也「す、寸前で止まった……」
郷子「つ、つまり…」
沙都子「この勝負は…」
羽入「圭一の勝ちなのです!」
一同「やったあああああああああああああああああ!!!!!」
ぬーべー「……よくやったな、圭一」
673 = 541 :
圭一「へへへ、ありがとよ。俺を信じてくれて」
眠鬼「馬鹿じゃないの!こんなの無謀じゃない!無茶苦茶だ」
圭一「違う、信頼さ」
眠鬼「わ、私は鬼よ…!極悪非道の代名詞…。そんなものをこうも簡単に信じるなんて…ホント馬鹿だ」
圭一「信じるのに簡単を困難もねぇ!信じると決めたら、疑わない。それだけだ」
圭一「俺だけじゃない。部活メンバーみんなお前を信じてる。広たちだってきっと信じてる」
圭一「そしてお前も信じてくれた。へへへ、これで本当の仲間になれたぜ」
眠鬼「わ、私を仲間と呼んでくれるのか…、こんな酷いことをしたのに」
674 = 541 :
圭一「なんだなんだぁ?らしくねぇな!お前はそんなうじうじする性格だったか?」
圭一「謝ればいいじゃないか!間違ったことをしたんなら!それで終わりだろ?」
眠鬼「ゆ、許してくれるのか…?私のこと…」
圭一「まぁ、駄目だろうなぁ~!」
眠鬼「…!そ、そうか、やっぱり……」
圭一「部活で手加減するなんざ許される事じゃねぇ!誓え!二度と手は抜かないと!」
圭一「そうすりゃ、今回の事は水に流してやる!」
眠鬼「圭一……。しかし、玉藻には酷い事を……」
圭一「そ、それは……」
675 = 541 :
眠鬼「謝って許してもらえる事じゃない……」
玉藻「全くだ…。こんな事、そう何度もされてたまるか」
ぬーべー「だ、大丈夫か!玉藻!」
玉藻「えぇ、もう大丈夫。あとは自力で治せます」
眠鬼「ご、ごめん……、なさい……」
玉藻「……ふっ。いいか、許すのは今回が最後だ。二度とするんじゃない」
圭一「ひぅ~ッ!かっけーぜ、玉藻さん!」
玉藻「ヒステリーを起こした子供をあやすのも大人の仕事だ」
眠鬼「た、玉藻…あ、ありがとう…、ううっ…」
676 = 541 :
広「眠鬼!」
郷子「眠鬼!もう馬鹿なんだから!」
レナ「眠鬼ちゃん、信じてくれて、ありがとう」
眠鬼「みんな…、ごめん……ううっ」
圭一「へへへ!眠鬼が泣くなんて、こりゃあ今晩あたり銃弾でも降ってくるんじゃないか?」
眠鬼「な、泣いてない!目にゴミが入っただけだ!/////」
まこと「やっと、いつもの眠鬼なのら!」
677 = 541 :
ファンファンファンファンファン
ぬーべー「ん?何の音だ?」
ゆきめ「パトカーがこっちに向かってきてるようです」
玉藻「当然ですね。これだけ暴れて、通報されない方がおかしい」
広「ど、どうすんだよ!ぬーべー!」
ぬーべー「うーん、言って信じてくれるような人種ならいいんだが…」
梨花「もう一度出番なのですよ、圭一」
678 :
頑張ってんな支援
679 = 541 :
ぬーべー「お、そうだな!上手い言い訳頼むぞ、『口先の魔術師』!」
圭一「うおおおおお!?また俺かよぉっッ!」
魅音「頼りにしてるよ、『口先の魔術師』ぃ~!」
レナ「やる時はやってくれるんだよね、『口先の魔術師』!」
沙都子「頑張ってくださいまし、『口先の魔術師』さん!」
圭一「や、やめてくれぇ~!恥ずかしいぃ~~ッッ!!」
羽入「これにて一件落着なのです!あうあう!」
680 = 541 :
やっと茶番終わったお…
ラストが見えてきたお…
681 = 547 :
おい、クソ面白いじゃないか
682 :
ずっと読んでるよー
がんばって!
683 = 540 :
ふぁいとー
684 :
これは良い圭一節だな
685 = 539 :
ほしゅそういちろー
686 :
なあカレーどうしたん?
687 = 561 :
茶番言うなwww
しかしまだ最終決戦残ってるんじゃないか?
688 = 539 :
羽入は鬼狩柳桜を使ってほしい
689 :
お色気シーンまだ?寒いんだけど
690 :
ラストは史上最悪のシナリオで
693 = 594 :
ほし
694 = 689 :
ぬーべーでは洞窟のなかで女の子を生き返らせる話が印象深い
695 :
昼飯保守
696 = 594 :
>>693
今思ったけど33惜しかったな
697 :
詩音「・・・」
698 = 539 :
羽入「抜刀!鬼狩柳桜!」
羽入「これでわかったであろう。それが人の限界です。」
羽入が使うのはデイブレイクだけで、本編では桜花が使ってるんだっけ?
700 :
追い付いてしもた
何このSSクソおもちゅろい…
みんなの評価 : ★★★
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