私的良スレ書庫
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元スレぬーべー「オヤシロさまの崇り…?」
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玉藻「……約束どおり、君を彼女の前まで連れてきた。次は君の番だ」
ブンッ
圭一「うわっ!急に投げるなぁ!お、落ちるぅ~ッ!!」
玉藻「私の力を少し君に注いだ。しばらくは飛行できるはずだ」
羽入「た、玉藻!危ないッ!!」
玉藻「必ず彼女を救うんだ、いいな……。アディオス」
ドンッ
羽入「た、た、玉藻ぉおおおおおッ!」
>>1超がんばれ
/ / `ヽ l } レ ヽ
/ ,/ , -‐' ´ ヽ ヽレ'´ ヽ >´ ヽ
. / ,.:' / `y´ヽ 〉゙
' ' / / , 〃ト、 ∨ し .楽 .私 ね
/ / / ,/ /, /i | i!ヽ`゙イ .な し と .え
,/ / / , ,/ .,.:' ///i | |、 ヽj い い :
/ / / /〃 / 〃/7i! i ヾ 、 ', ? こ .も>>1
,/ i / / / / // / l |i ト、ヾ、 ',, と っ
i l l イ / / // l l i |ト、 ヾ ヽ と
{ l i 〃l /゙7/ /!| ,! | ヾヽ」II ト、ヽト、 ノ
l | l 」リレ'≠レ'彳リ ヾ r=ヾ」」ヾト、ヽヽ ̄7´ ̄ヽニ
、 l li メソレ'卞-=ミ、゙ ゙ ィテ cYヾ彡 ヽ ヽ、__
ヽ ヽ ヾ ヾ゙ミ _辷匕 -ゞ-‐'‐' l /ヽ. ', ト、ニ
ヾ、ヽ ヽ ト、ヽ´ ノ/ ∧ヾ }//
\\ \ヾヽ、 .:j 7 / ノ}} //
\`ヶ ヽiート、 _` __, ,イ イ7//レ' /
`-、ヽ} トヽ ` _ / l i!/// //
rー 、ヽj トヽ`ヽ , -‐' `ソ / | イ〃´ /
/` ‐-、`| !` >'´ , '´_, -' | /{|レ'/
\,/ j l> / i´i |∨
/ / レ' 〃、 i i! | | ト、
眠鬼「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
圭一「へへへ、随分息が上がってるな。どうやら、もう限界みたいだな」
眠鬼「う、うるさい…!妖気が尽きようと、人間如きに後れはとらないッ…!」
圭一「どうやら、玉藻さんの杞憂だったみたいだな。お前はちゃんと俺の言葉に耳を傾けてくれた!」
眠鬼「……!やはり人間は最低だ!守ってくれた玉藻が死んでもヘラヘラ笑ってッ!後ろを見てみろッ!」
圭一「いいや、見ないッ!俺は信じている!玉藻さんは死んでなんかいない!だから振り向かないっ!」
圭一「俺は誓ったんだ、お前を救うと!だから、お前から決して目を逸らさない!絶対になっ!」
眠鬼「都合のいい事を…、信じてる?嘘つくなッ!口先だけなら何とでも言える!はぁ、はぁ…」
圭一「……確かに、俺は口先で相手を言い包めるのは得意だ。それは認める」
圭一「部活でお前はそれを身をもって体験してるだろ?」
眠鬼「はぁ、はぁ…そうだ、お前はいつも言葉巧みにみんなを騙し、ゲームに勝って来た」
圭一「騙した、って言い方は人聞きが悪いな。操ったと言ってほしいね!」
眠鬼「大して変わらないじゃないか、卑怯な奴め…」
圭一「卑怯…?はっ!お前、本当に頭がどうかしちまったんじゃねーのか!?忘れたわけじゃないだろッ!」
圭一「勝つ為には手段を選ばない、何でもありの無法地帯!それが俺たちの部活だったはずだぜ!」
圭一「それを卑怯だぁ…?ははは、笑わせてくれるぜ!笑わせてくれたお礼に、飴でもやろうかぁ!」
眠鬼「い、いらない、そんなもの!」
圭一「だろうな!お前がほしいのは飴でもなければ、ゲームの勝ち星でもない。信頼の心だ!」
眠鬼「し、信頼、だァああ?人間なんかの信頼などいらない!どうせ裏では何を企んでるか分からない!」
圭一「違う違ぁーう!俺が言ってるのは『信頼してもらう』ことじゃない。お前自身が他人を『信頼する』心だ」
圭一「お前、心のどこかで思ってたんじゃないか?自分と俺たちは絶対に分かり合えないって」
圭一「理由は多分、お前の持ってるその力が関係しているんだろうが」
圭一「だから、お前は端から俺たちを信用しなかった!諦めてた!疑ってたんだ、俺たちの事を!」
眠鬼「違う!私は信じてた!それをお前らが裏切ったんだ」
圭一「俺たちはお前を信じていたぜ?よく考えろ?信頼無しに何でもありの部活なんかできるか?」
圭一「信頼し、信頼されている!その確信があるから手加減なしで勝負できるんだろ」
眠鬼「わ、私だって…」
圭一「違うね!お前は俺たちを信じてなかった!」
眠鬼「どうしてそんな事が言える!」
圭一「手を抜いてたじゃないか!そんなすげぇ力持ってるのに!隠してた!」
眠鬼「……はぁっ?あ、当たり前だろ!鬼の力なんて使ってみろ!普通の人間なんか
圭一「ほら!今認めたな!手を抜いてた事!駄目だな!全然駄目だぜ!信頼してない証拠だ!」
圭一「普通の人間じゃあ絶対に勝てない、ってか?やってもないのに何で分かるんだ、そんなこと!」
圭一「どこぞのお偉い学者先生が論文でも発表したか?『眠鬼が本気を出したら、前原圭一は太刀打ちできません』、って!」
圭一「何大学だ?東大?京大?それともハーバードあたりか!?」
眠鬼「くっ…!」
圭一「あそこ見てみろ!いるだろ?園崎魅音、竜宮レナ、北条沙都子、古手梨花!部活メンバー全員!」
圭一「仲間だから!分かり合えると信じてるから!俺たちは逃げない!」
圭一「へへっ!今頃、沙都子なんかは考えてるぜ!お前にどんなトラップが有効かってな!」
圭一「論文が発表されようが、実証されようが俺たちはそんなの認めない!いい加減、目を覚ましたらどうだ!」
圭一「俺たちが信じられないんじゃない!お前が俺たちを信じないんだ!」
圭一「レナは自分を責めてた!自分の言葉がお前を傷つけた、と。それも見当違いだったな!」
圭一「こんな状況になった原因はおまえ自身の心の弱さだ!」
眠鬼「……もう、いい。分かった、口先じゃあお前に勝てない…」
圭一「当然だ、口先は俺の専売特許だぜ!簡単に破られちゃ、この先やってけねぇよ」
眠鬼「だから、もういい。お喋りは終わり。お前を殺せば、それで終わりだ」シュンッ
圭一「(手が刀に変わった…!)」
眠鬼「これで、まずお前を殺す。その後他の人間を殺して、終わりだ」
圭一「…へへへ、面白い!じゃあ、さっそく証明してやるぜ!」
眠鬼「……何?」
圭一「『眠鬼が本気を出したら、前原圭一は太刀打ちできません』が机上の空論だってな!」
圭一「これは二人だけの部活だ!勝利条件は簡単!お前が俺を殺して、実力の差を見せつければいい」
眠鬼「……無駄だよ。お前に私は止められない。倒せやしない!」
圭一「はぁあ?誰が倒すって言った?というか俺の攻撃、いや、口撃は既に終わってるんだぜ?」
圭一「また卑怯とか言うなよ?せっかくの高揚が萎えるから!」
圭一「俺は『口先の魔術師』!言葉巧みに相手の心理を操り、ゲームに勝利する!」
圭一「お前は俺の口撃ですでに心が揺らいでいる!俺が信頼できる人間だと思い始めている!」
圭一「だから、お前に俺は殺せない!仲間だからな!」
眠鬼「……ッ!ゴチャゴチャ、うるさいっ!おしゃべりは終わりだって言っただろ!」
圭一「だったら来い!お前は絶対に俺を殺せないッ!」
眠鬼「お望みどおり!殺してやるぅううううう!うおおおおおおおおッッ!!」
ぬーべー「大丈夫か、玉藻!」
羽入「意識を失ってますが、死んではいないのです」
ぬーべー「そ、そうか…。よかった。い、今、ヒーリングで治して…くっ」
羽入「ぬ、ぬーべーも酷い怪我なのですよ!」
ぬーべー「問題ない!まずは玉藻が先だ…」
羽入「僕もさっきからやってるのですが、力を使い果たしていて」
ぬーべー「二人がかりなら、危険な状態は脱するはずだ。頑張ってくれ!」
羽入「は、はいなのです!」
ぬーべー「圭一は大丈夫か…?」
羽入「僕たちに出来るのは彼を信じる事だけなのです。あうあう…」
沙都子「だ、大丈夫でございましょうか、圭一さん…」
梨花「大丈夫なのです。やる時はやる男なのですよ、圭一は」
魅音「そうだね、圭ちゃんならきっと…!」
レナ「うん。きっと眠鬼ちゃんを助けられる。あの時の私みたいに」
梨花「……ど、どういう意味なのですか?」
レナ「分からないけど、昔、あんな状態だった私を圭一くんが助けてくれた、気がするの…」
梨花「そうなのですか……」
広「うおおおおお!眠鬼!俺たちだって友達だぞおおお!」
克也「おい、危ないって!窓から身を乗り出すな!」
郷子「眠鬼!あなたが鬼だって関係ない!私たちの友達にはそんなの珍しくもなんとも無いわ!」
美樹「そうよ!そうよ!この美樹さまが友達だって言ってるんだから信じなさいよ!」
まこと「怖くて見てられないのら…」
ゆきめ「大丈夫、きっと眠鬼ちゃんも戻ってこれるよ。私と同じように」
眠鬼「死ねぇええええっ!」
圭一「俺は信じる!お前が俺を信じてくれると信じるっ!絶対に目を逸らしてやらないぜぇッ!」
まこと「ど、どうなったのら…?」
広「み、眠鬼…!」
魅音「け、圭ちゃん…」
梨花「ふっ、決着はついたようね……」
美樹「一体どうなったのよっ!?」
圭一「……」
眠鬼「……」
レナ「眠鬼ちゃんの攻撃が」
克也「す、寸前で止まった……」
郷子「つ、つまり…」
沙都子「この勝負は…」
羽入「圭一の勝ちなのです!」
一同「やったあああああああああああああああああ!!!!!」
ぬーべー「……よくやったな、圭一」
広「み、眠鬼…!」
魅音「け、圭ちゃん…」
梨花「ふっ、決着はついたようね……」
美樹「一体どうなったのよっ!?」
圭一「……」
眠鬼「……」
レナ「眠鬼ちゃんの攻撃が」
克也「す、寸前で止まった……」
郷子「つ、つまり…」
沙都子「この勝負は…」
羽入「圭一の勝ちなのです!」
一同「やったあああああああああああああああああ!!!!!」
ぬーべー「……よくやったな、圭一」
圭一「へへへ、ありがとよ。俺を信じてくれて」
眠鬼「馬鹿じゃないの!こんなの無謀じゃない!無茶苦茶だ」
圭一「違う、信頼さ」
眠鬼「わ、私は鬼よ…!極悪非道の代名詞…。そんなものをこうも簡単に信じるなんて…ホント馬鹿だ」
圭一「信じるのに簡単を困難もねぇ!信じると決めたら、疑わない。それだけだ」
圭一「俺だけじゃない。部活メンバーみんなお前を信じてる。広たちだってきっと信じてる」
圭一「そしてお前も信じてくれた。へへへ、これで本当の仲間になれたぜ」
眠鬼「わ、私を仲間と呼んでくれるのか…、こんな酷いことをしたのに」
圭一「なんだなんだぁ?らしくねぇな!お前はそんなうじうじする性格だったか?」
圭一「謝ればいいじゃないか!間違ったことをしたんなら!それで終わりだろ?」
眠鬼「ゆ、許してくれるのか…?私のこと…」
圭一「まぁ、駄目だろうなぁ~!」
眠鬼「…!そ、そうか、やっぱり……」
圭一「部活で手加減するなんざ許される事じゃねぇ!誓え!二度と手は抜かないと!」
圭一「そうすりゃ、今回の事は水に流してやる!」
眠鬼「圭一……。しかし、玉藻には酷い事を……」
圭一「そ、それは……」
眠鬼「謝って許してもらえる事じゃない……」
玉藻「全くだ…。こんな事、そう何度もされてたまるか」
ぬーべー「だ、大丈夫か!玉藻!」
玉藻「えぇ、もう大丈夫。あとは自力で治せます」
眠鬼「ご、ごめん……、なさい……」
玉藻「……ふっ。いいか、許すのは今回が最後だ。二度とするんじゃない」
圭一「ひぅ~ッ!かっけーぜ、玉藻さん!」
玉藻「ヒステリーを起こした子供をあやすのも大人の仕事だ」
眠鬼「た、玉藻…あ、ありがとう…、ううっ…」
玉藻「全くだ…。こんな事、そう何度もされてたまるか」
ぬーべー「だ、大丈夫か!玉藻!」
玉藻「えぇ、もう大丈夫。あとは自力で治せます」
眠鬼「ご、ごめん……、なさい……」
玉藻「……ふっ。いいか、許すのは今回が最後だ。二度とするんじゃない」
圭一「ひぅ~ッ!かっけーぜ、玉藻さん!」
玉藻「ヒステリーを起こした子供をあやすのも大人の仕事だ」
眠鬼「た、玉藻…あ、ありがとう…、ううっ…」
広「眠鬼!」
郷子「眠鬼!もう馬鹿なんだから!」
レナ「眠鬼ちゃん、信じてくれて、ありがとう」
眠鬼「みんな…、ごめん……ううっ」
圭一「へへへ!眠鬼が泣くなんて、こりゃあ今晩あたり銃弾でも降ってくるんじゃないか?」
眠鬼「な、泣いてない!目にゴミが入っただけだ!/////」
まこと「やっと、いつもの眠鬼なのら!」
ファンファンファンファンファン
ぬーべー「ん?何の音だ?」
ゆきめ「パトカーがこっちに向かってきてるようです」
玉藻「当然ですね。これだけ暴れて、通報されない方がおかしい」
広「ど、どうすんだよ!ぬーべー!」
ぬーべー「うーん、言って信じてくれるような人種ならいいんだが…」
梨花「もう一度出番なのですよ、圭一」
ぬーべー「お、そうだな!上手い言い訳頼むぞ、『口先の魔術師』!」
圭一「うおおおおお!?また俺かよぉっッ!」
魅音「頼りにしてるよ、『口先の魔術師』ぃ~!」
レナ「やる時はやってくれるんだよね、『口先の魔術師』!」
沙都子「頑張ってくださいまし、『口先の魔術師』さん!」
圭一「や、やめてくれぇ~!恥ずかしいぃ~~ッッ!!」
羽入「これにて一件落着なのです!あうあう!」
>>693
今思ったけど33惜しかったな
今思ったけど33惜しかったな
羽入「抜刀!鬼狩柳桜!」
羽入「これでわかったであろう。それが人の限界です。」
羽入が使うのはデイブレイクだけで、本編では桜花が使ってるんだっけ?
羽入「これでわかったであろう。それが人の限界です。」
羽入が使うのはデイブレイクだけで、本編では桜花が使ってるんだっけ?
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