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    元スレぬーべー「オヤシロさまの崇り…?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    402 :

    >>396
    お前ぬ~べ~見たことねーだろ

    403 :

    >>400
    カラスどころかゾウリムシ以下の記憶力

    404 = 391 :

    >>402
    雪女が最初泊りに行った時、風呂が氷風呂だった
    どうだ!?

    405 = 403 :

    一番怖いのはうわさだった人食いモナリザが
    ラストで兎とか鶏とか虐殺してた不審者を食い殺すところだと思う
    何故か不気味ちゃんはそんなに怖くなかった

    406 :

    ぬ~べ~のせいでトイレの神様の曲聞いてもピンとこないwwwwww

    407 :

    富竹がしんだらBADだなあ

    408 :

    >>389
    まったくだ

    409 :

    古田捕手

    410 :

    翌日

    玉藻「ということで入江診療所に来たわけですが」

    玉藻「君は学校へ行かなくていいのか?」

    眠鬼「大丈夫。向こうは広たちが梨花をしっかりガードしてるから」

    玉藻「(そういう意味じゃないんだがな…)」

    411 = 410 :



    圭一「おい、お前ら…。一体何事だ、その格好…?」

    「悪漢にそなえて完全フル装備だぜ!」

    レナ「頭に鍋、体に中華鍋。右手にすりこぎ棒、左手にフライパン…」

    沙都子「こっちはキャッチャーのプロテクター装備してますわ…」

    梨花「まことに至っては、ただのダンボールの工作なのです…」

    郷子「私は止めろって言ったんですけど…」

    魅音「何でこんなことに…」

    克也「それは…」

    梨花「それは僕が説明するのです」

    412 = 410 :



    玉藻「なにやら騒がしいな」

    眠鬼「パトカーだ。警察が来ているのか」

    玉藻「なるほど。既に犠牲者の身元特定はされたようだな」

    眠鬼「ん?何の話だ?」

    玉藻「オヤシロさまの祟りの話さ」


    入江「まさか、そんな…!鷹野さんが殺された?」

    玉藻「あれが、入江京介か」

    眠鬼「(鷹野って昨日富竹と祭具殿にいた…。あいつ、殺されたのか…)」

    413 = 410 :

    入江「いや、参りましたね…」

    玉藻「すいません、入江京介先生ですか?」

    入江「あ、はい。そうですが…どちら様ですか?」

    玉藻「童守町で医者をやってます、玉藻と申します」

    入江「は、はぁ…。その玉藻さんが私に何か用ですか?」

    玉藻「実は、雛見沢症候群のことについてなんですが」

    入江「…っ!そこでそれを!?」

    玉藻「患者の個人情報については守秘義務がありますので申し上げることは出来ません」

    入江「……。すいません、今取り込んでいますので、その話はまた後日…」

    玉藻「そうですか…」

    415 = 410 :



    大石「おやぁ?あなたは昨日お祭りにいた子供たちと一緒にいた…」

    玉藻「あぁ、昨日の刑事さんですか」

    大石「あまり見かけない顔ですね。何か用があって雛見沢に?」

    玉藻「ここに引っ越してきた友人を訪ねてきたのです」

    大石「友人、もしかして鵺野先生ですかな?」

    玉藻「ええ、鵺野先生を知っていらっしゃるのですか?」

    大石「知ってるも何も、彼をここに招いたのは私ですから」

    416 = 410 :

    大石「なるほど、あなたも彼と同じ霊能力者というわけですか」

    玉藻「本当は違うのですが、信心深くない人には同じような存在と思ってもらって結構です」

    玉藻「今は彼とともに事件の謎を追っています。出来れば、二人の被害者の詳しい情報を教えていただけないですか?」

    大石「……、まぁいいでしょう(既に二人の犠牲者が出ていることは知っているのか)」

    大石「かくかくしかじか、という感じです」

    眠鬼「(富竹も殺された…?)」

    玉藻「それは、間違いないのですか?」

    大石「鷹野さんに関しては県警からの報告が嘘でなければ、ですけれどもねぇ」

    玉藻「そうですか、ありがとうございました」


    玉藻「…あれ?眠鬼クンはどこに行った…?」

    417 = 410 :

    ぬーべー「(殺された二人っていうのは昨日会った富竹さんと鷹野さんだったのか…)」

    ぬーべー「(生徒の知り合いだったようだし、ショックも大きいだろう)」

    ぬーべー「(生徒が落ち込んでいるのなら、教師の俺が元気付けてやらねばなるまい)」

    ぬーべー「よし、明るく行こう!」

    ガラガラ

    ぬーべー「おはよう、みんな!今日も一日元気にいこ……いっ!?」

    圭一「あっはっはっ!これで本当に完璧だぜ!」

    レナ「さっきのハリボテより数倍かっこよくなったよ!」

    「なんか今なら俺、誰にも負けない気がするぜ!」

    ぬーべー「お、お前ら、何だその格好は!?」

    419 = 410 :

    まこと「まことビーム!なのら!」

    ピュー

    ぬーべー「冷たっ!水か?どうなってるんだ?」

    「へへへ!カッコイイだろ?」

    圭一「いや~、こいつら完全装備とか言ってたけど、全然駄目駄目だったからよぉ~」

    魅音「沙都子がパワーアップしてやったんだよ」

    美樹「本当、器用よね~」

    沙都子「わたくしの手にかかれば、これくらいホームルーム前でございますわ!」

    ぬーべー「朝飯前みたいに言うな!」

    420 = 410 :

    克也「すげーよ、実際。俺なんか、ほら、指から火が出るんだぜ?」カチャ ボーッ

    沙都子「克也さんの持ってたライターを改造したにすぎませんわ」

    レナ「(なんでライター持ってのかは分からないけど…)」

    梨花「みんな、強そうなのですよ。にぱー☆」

    沙都子「黒板消しのトラップなんかとは比べ物にならないくらいの破壊力でございますわ!」

    ぬーべー「馬鹿なことやってないで、さっさと脱いで来いっ!」

    「えー?俺のなんか強力なバネとか入ってて、パンチ力倍増だぜ?」シュッシュッ

    ぬーべー「授業受けるのにパンチ力はいらーんっ!」

    421 :

    >>389
    禿同
    あの展開は萎えた

    422 = 410 :





    眠鬼「(殺されたのは富竹と鷹野だったのか…)」

    眠鬼「(でも何で?富竹はこの村の住人じゃないんだろ…?)」

    眠鬼「(ま、まさか、昨日の夜、祭具殿に行ったから?それだけの理由で?)」

    眠鬼「(神聖な領域に侵入した罰、オヤシロさまの祟り…。でも、本当は人間の仕業で…)」

    村人1「今年もやっぱりあったらしいわよ、オヤシロさまの祟り」

    村人2「怖い怖い…。今年は二人殺されたらしい」

    村人3「いつもと違うな。じゃあ今年の『鬼隠し』も二人ってことか?」


    眠鬼「鬼隠し…。鬼、隠し、二人……。もし私の正体が犯人にばれてたら…?」

    ガリッ

    424 :

    朝から全部読んじまった
    頑張れ

    425 = 410 :




    羽入「ぬーべー、何をやってるのですか?」

    ぬーべー「あぁ、殺された鷹野が本当に怨霊になってこの村にやって来ているのか調べている」

    羽入「そんな水晶で分かるのですか?」

    ぬーべー「普段なら、な…。しかし、どうも様子がおかしい…魂すら見つからない」

    羽入「何故?」

    ぬーべー「昨日までも君の強い妖力に阻害されていたのだが、それとは別の力が加わっているようだ」

    ぬーべー「しかし、この力は人間でも怨霊でも妖怪でもない。初めて感じる異質な圧力」

    ぬーべー「今日は村を覆うフィルターが一段と濃くなった。今にも押しつぶされそうだ。一体何が…」


    羽入「……もしかしたら、この世界が終末に近づいたからかもしれないのです…」

    426 = 410 :


    ぬーべー「……それは、梨花に死が迫っているということか?」

    羽入「はい。綿流しのお祭りが終わった今、梨花はいつ殺されてもおかしくない状況なのです」

    ぬーべー「世界までのが梨花を殺そうとしてるのか…くそっ!」

    羽入「この世界は運命の力そのもの。どう抗おうとも、世界が梨花の死を求めているのです…」

    ぬーべー「関係あるかっ!運命だろうが、世界だろうが、俺の生徒に手を出させん!」

    羽入「ぬーべー…」

    ぬーべー「とりあえず情報がほしい…。鷹野が駄目なら富竹だ」

    427 :

    こうやって見ると、ぬーべーってチートだな

    428 = 410 :


    ぬーべー「南無大慈大悲救苦救難……『口寄せの術』!富竹の魂よ、降りて来いっ!」


    富竹(霊)「呼ばれた気がして」

    羽入「うぉおっ!ぬーべーすごいのです!」

    ぬーべー「富竹さん、今の状況が分かるか?」

    富竹(霊)「あなたは確か鵺野先生…。あれ、僕は何故ここに…?うん、その娘は誰だい?」

    羽入「僕ですか?僕が見えるのですか?」

    ぬーべー「驚かないで聞いてほしい…、あなたは何者かに殺されたんです」

    富竹(霊)「へー……え?な、なんだってーっ!」


    ぬーべー「どうやら、犯人の情報は得られそうにもないな…」

    429 = 410 :




    圭一「マジかよ、梨花ちゃん…その話」

    梨花「信じられない気持ちは分かるのです。でも信じてください、本当なのですよ!」

    梨花「(やっぱり、超常現象に馴染みのない圭一たちには理解してもらえないのか…)」

    羽入「(あうあう…)」

    圭一「くそっ!何でそんな大事なこともっと早く言ってくれなかったんだ!」

    梨花「し、信じてくれるのですか?」

    圭一「そりゃあ、にわかに信じがたい話だけどよぉ、だけど俺は梨花ちゃんを信じるっ!」

    沙都子「梨花がそんな嘘つくとは思えませんわ」

    レナ「レナも信じるよ」

    梨花「みんな…」

    430 = 410 :


    圭一「くそっ!何やってんだよ、全く!」

    魅音「やめなよ、圭ちゃん。梨花だって悩んでいたんだ」

    魅音「こんな話して、信じられなかったらどうしよう、拒絶されたらどうしよう、ってすげー怖かったはずだよ」

    レナ「それでも、こうやって話してくれたよ?私たちも信じてくれたんだよ?」

    圭一「そうじゃねぇよっ!そうじゃねぇ……。友達なのに、仲間なのにつ!こんな近くに居るのにッッ!」

    圭一「気づけなかったっ!梨花ちゃんがこんなに悩んでるなんて!苦しんでるなんてッ!」

    圭一「駄目だな、俺はっ!とんだ大馬鹿野朗だぜ!」

    沙都子「それを仰るなら、わたくしの方が大馬鹿野朗ですわ、同じ屋根の下で寝起きしてるのに…」

    梨花「圭一も沙都子も悪くないのです。みんなを信じられなかった僕が一番の大馬鹿野朗なのです」

    レナ「今はそんな話してる場合じゃないよ」

    魅音「そうだね。梨花、もう少し詳しく聞かせてよ」

    432 = 410 :



    眠鬼「学校に来ちゃった。みんなどこかな…?会いたい…」


    圭一「しっかし、酷いことする奴もいるんだな」

    レナ「こんな可愛い子傷つけるなんて許せないよ!」

    羽入「(欠片によってはレナも傷つけるんですけど…内緒にしておくのです)」

    沙都子「鬼みたいな輩が存在するものですわ」

    魅音「みたいってか鬼だよ、鬼!許せない!」

    圭一「鬼なら地獄に追い返してやる!二度と戻ってこれないようにボコボコにしてよぉ」

    433 = 410 :

    レナ「ボコボコにするだけじゃ駄目だよ。せめて這い上がれないように、手足切り落としておかないと」

    魅音「ひゅ~!言うね!」

    圭一「た、たまにすげー怖い事言うよな、レナって…」

    ガタッ

    沙都子「?誰かいるのですか?」

    梨花「どうかしたのですか?」

    沙都子「いえ、気のせいでございましたわ」


    眠鬼「(い、今の話って…)」



    ガリガリッ

    434 = 410 :



    キーンコーンカーンコーン

    魅音「やったー!お昼だ!」


    ぬーべー「あれ?知恵先生は今日もカレーですか」

    知恵「……はぁ?何言ってるんですか?」

    ぬーべー「え?」

    知恵「昨日はチキンカレー。今日はポークカレー!全く別物です!」

    知恵「見れば分かるじゃありませんか!カレーを馬鹿にしているのですか?」

    ぬーべー「す、すいません!あ、そうだ!玉藻と会う約束してたんだ!し、失礼しまーす!」

    知恵「待ちなさーいっ!話は終わってませんよ!」

    436 = 410 :


    ぬーべー「まさか、智恵先生があんなカレー狂だったとは…」

    玉藻「こっちです、鵺野先生。何か分かりましたか?」

    ぬーべー「富竹の霊は何とか見つけて呼んだけど、駄目だ。何故か記憶が曖昧で」

    玉藻「一体どうして?」

    ぬーべー「死ぬ直前に頭を強く打って軽い記憶喪失に陥り、そのまま死んでしまったのかもしれない」

    玉藻「それだけじゃ説明できない現象ですね」

    ぬーべー「これも羽入のいう運命の力の影響なのかもしれない」

    羽入「あうあう…」

    437 = 410 :

    ぬーべー「そっちは?」

    玉藻「入江京介に話を聞くことは出来ませんでしたが、大石という刑事と話しました」

    ぬーべー「大石さんか。それで?」

    玉藻「大した情報は。富竹ジロウと鷹野三四の死が警察によって確認された、という程度でしょうか」

    ぬーべー「まぁ、富竹さんの霊はこうしてここにいるからなぁ」

    富竹(霊)「あはは、死ぬのも案外悪くないね!何だか清清しい気分だよ!」

    羽入「そんなものなのですか…自分の死はあまりにも昔の事で忘れてしまったのです」

    玉藻「しかし、こうなると…」

    ぬーべー「やはり怪しいのは入江京介、という事か」

    438 = 410 :

    羽入「でも、研究のためだとしたら何故鷹野を殺すのでしょうか?」

    羽入「鷹野が梨花殺しの為に反対する入江を殺す、というのは納得いくのですが、逆は…」

    ぬーべー「……梨花を自分の物したい」

    羽入「え?ここに来てロリコン発言?」

    ぬーべー「梨花を愛している、自分の物にしたい、鷹野は邪魔だった、だから殺したんだ」

    玉藻「なるほど。話では入江も相当の変態だったと聞きますからね。歪んだ愛情ですか」

    ぬーべー「他人には分からないさ…。ってか『も』、って何だよ。入江『も』って」

    ガサッ

    ぬーべー「ん?そこに誰かいるのか?」

    439 = 410 :




    ゆきめ「(富竹さんと、あの鷹野さんが殺された…)」

    ゆきめ「(鷹野さんは、悩んでいた私の相談に乗ってくれた。先生を諭してくれたとも聞いた…)」

    ゆきめ「(そのおかげで、鵺野先生をロリコンだと疑っていた馬鹿な自分に気づけたのに)」

    ゆきめ「(確かに、ちょっと変わった人だったけど…いい人だった)」

    ゆきめ「(何で殺されなきゃいけないの…)」

    ゆきめ「すいませーん。鵺野先生いますか?」

    知恵「あ、確か、鵺野先生の奥さん…。あの無礼な人なら校舎裏に行きましたよ!全く!」

    ゆきめ「あ、ありがとうございます…(何で怒ってるんだろ…)」

    440 = 410 :



    ゆきめ「(あ、いた。玉藻さんは羽入ちゃんもいる)」

    ゆきめ「せんせ…


    ぬーべー「梨花を自分の物したい」

    ぬーべー「梨花を愛している、自分の物にしたい、鷹野は邪魔だった、だから殺したんだ」


    ゆきめ「(え?え?い、今なんて?)」


    玉藻「歪んだ愛ですね」

    ぬーべー「他人には分からないさ…」


    ゆきめ「(ど、どういうこと…?)」

    441 = 427 :

    まーた疑心暗鬼の種がw

    442 = 410 :

    ゆきめ「(先生が梨花ちゃんを自分のものにするために、鷹野さんを、殺した?)」

    ゆきめ「(そ、そんなはずない!また、勘違い?聞き違い?だ、駄目、分からない……)」

    ガサッ

    ぬーべー「そこにいるのは誰だッ!」

    ゆきめ「ひっ!」

    ぬーべー「ゆきめ、お前ここで何してるんだッ!」

    ゆきめ「あ、あ、あ…」

    ぬーべー「はっきり喋るんだッ!」

    ゆきめ「ごめんなさい!」

    ぬーべー「何でも謝れば良いってもんじゃないぞ!お前みたいな奴にはお仕置きが必要だな…」

    443 :

    ぬーべー詳しくないけど こっからエロ展開ですね

    444 = 410 :

    ゆきめ「な、何する気ですか、先生…」

    ぬーべー「お仕置きだよ…!とびきりキツイやつだ…!」

    ゆきめ「い、痛ッ!は、放して!」

    ぬーべー「騒ぐんじゃねぇ!一瞬で終わるからよッ!」

    ゆきめ「(お、鬼の手!?ま、まさか先生、私を殺すつもりじゃ…)」

    ゆきめ「や、やめて!放してくださいっ!」

    ドンッ

    ぬーべー「お前ッ!何をするんだ!」

    ゆきめ「(手が離れた!い、今のうち逃げないと…!)」

    445 :

    超展開過ぎる気がしないでもないがひぐらしだって思ったらそうでもなかった

    446 :

    妖怪発病しないなら無双で終わるからな

    447 :

    さるくらったのかな
    頑張ってね!

    448 = 410 :





    玉藻「行ってしまいましたね」

    羽入「彼女とても脅えてたのです。何をしようとしたのですか?」

    ぬーべー「デコピンしようとしただけなんだけどなー…」



    ゆきめ「(こ、殺される!先生に殺されるッ!)」


    ガリガリッ

    449 = 410 :



    魅音『鬼だよ、鬼!許せない!』

    圭一『鬼なら地獄に追い返してやる!二度と戻ってこれないようにボコボコにしてよぉ』

    レナ『ボコボコにするだけじゃ駄目だよ。せめて這い上がれないように、手足切り落としておかないと』

    ――――――

    眠鬼「鬼は許せない、か…。はは、やっぱり人間と鬼じゃ友達になれないのかな…」

    眠鬼「広たちだって、裏で何言ってるか分かんないもんな。私には人間の方がよっぽど怖いよ…」グスン

    眠鬼「今年は二人殺されたから、二人が鬼隠しに会う…」

    眠鬼「鬼隠し…。鬼、隠し…。『鬼に』隠されるんじゃなくて、『鬼を』隠すんだ…」

    450 = 410 :


    眠鬼「ははは、じゃあ今年二人隠されるのも不思議じゃないや」

    眠鬼「だって、この村には『本物の鬼』が二匹いるんだもん」

    眠鬼「………殺されるもんか、人間如きに。この私が…ッ!」


    眠鬼「でも、お兄ちゃんはどうするんだろ…」

    眠鬼「絶対に手を出さないよな。それが圭一たち生徒ならなおさら…」

    眠鬼「駄目、お兄ちゃんが危ない…。殺されちゃう…!」



    眠鬼「……だったら、先にこっちが殺してやればいんだ…」

    眠鬼「犯人が分からない?ふふ、じゃあ村人全員殺してやるよっ!だって私は『鬼』だからなッ!」

    眠鬼「あっははははははははははははははははははははははははははははは」



    ガリガリガリッ


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