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    元スレ舞園「……気になる人がいるって、言いましたよね?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
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    251 :

    真っ先に死にそうな気がした腐川の好感度を上げててセレスや霧切さんに貢ぐ余裕なんざ無かったわ

    252 = 230 :

    巨乳が空気すぎる

    253 :

    いいな

    254 = 228 :

    セレスがかわいすぎてやばい

    255 :

    セレスと朝日奈と不二咲がかわいくてやばい

    256 :

    クライマックス推理漫画のちーたんが可愛すぎる

    257 = 228 :

    クレイジーダイアモンド

    258 :

    >>248
    ドーナツさんディスってんのか?
    俺はドーナツさんに部屋よばれて恋人ごっこしてやったかんな

    さくらたんマジ天使

    259 = 230 :

    261 = 230 :

    262 = 231 :

    しゅ

    263 :

    残姉さんの良さがわからんとはお前らまだまだだな

    266 :

    267 = 250 :

    269 = 258 :

    270 = 223 :

    風呂と飯食ってから続き書く

    271 :

    273 = 255 :

    274 :

    ああ

    278 :

    ドーナツマジ天使

    279 :

        カタカタッ   トントンッ  タッタッタ

    苗木(…………残ったのは…僕と舞園さん………それに……モノクマか……)

    モノクマ「なんだなんだぁ!? そんな顔してもダメなモノはダメなのっ!!!!」

    苗木「だ………ダメ……って……何のことだ?」

    モノクマ「クマの事をそんないやらしい目で見てもクマのお尻は掘らせないよ!!」 ハァハァ

    苗木「な……! 何を言って――――!!

    モノクマ「そんな訳で、公園のトイレにやってきたのだぁ!!! うぷぷ

        まぁ、公園なんてこの学園を出なくちゃあ行けないんだけどね!!」

    苗木「…………………」

    モノクマ「それに…、苗木君にはフラグが立った彼女もいるしねぇ……!

        まぁ? 浮気相手にクマの可愛いお尻を求めるのでしたらぁ!?」

    苗木「な………何をいってるんだ………?」

    モノクマ「あらまぁ…! 苗木君にはちょっとまだ早かったかなぁ!?

        それじゃあ、お前らも体育館から出てけぇ!!!」

    苗木「う………、い……言われなくてもっ!!」
    .

    283 = 279 :

    モノクマ「おろろ……、そんなに怒鳴るなよぉ!!」

    苗木「ま……舞園さん、僕達も早く行こうよ」

    舞園「…………………」 プルプル

    苗木「………ま…舞園さん?」

    モノクマ「うぷぷぷぷ………実はねぇ…!

        さっきは大声で皆を怒鳴りつけたかと思ったらぁ? クマがちょこ~とだけ『与えた動機』の話を出しただけで

        ずぅ~とこの調子でまた震えちゃってるんだよぉ!!!」 うぷぷ

    苗木「………………!!」

    モノクマ「えっとねぇ……、クマが

        『いや……お前ら忘れてると思うけど? 手元にある恥ずかし~~い秘密があるんだよぉ?』

        って言ったくらいじゃなかったかなぁ?」

    苗木(き……気づかなかった……、こんなに近くにいたのに………僕は………)

    舞園「……………ひ……み…………つ………」

    モノクマ「そうだよぉ! 秘密だよぉ!!

        まぁ、そんな話はどうでもいいからぁ? お前らとっとと出てけよぉ!!!」
    .

    285 = 279 :

    苗木「…………これで誰かが人を殺そうとなんてしたら……!!!!

                    ダダダダダダダダッ

    モノクマ「……おろろぉぉぉ!?」

    苗木「僕はお前を絶対に許さないからなぁ!!!!!!

                    ダダダダダダダダッ



                     ガチャン――――!



    モノクマ「…………なんだよぉ………言い逃げかよぉ……かっこわるぅ…………」



    ―――――――――――――――
    ――――――――――――
    ―――――――――

    287 = 279 :

    苗木「……………………うん」

    舞園「…苗木君が……手を引っ張ってくれた時……自分の戻れたような気がしました………」

    苗木「……自分に……………」

    舞園「………苗木君が引っ張ってくれて体育館を出るとき……

        私は学園長を振り返って一瞬だけ見ました…………怖かったけれど………」

    苗木「……………うん……」

    舞園「………一瞬だったし……なんだか光っててよく分かりませんでしたが………

        ………映画で見たことがある………銃のようなものでした………」

    苗木(僕も見たけど……あれは間違いなく拳銃だった………

        ……きっと学園長命令を聞かなかったら…あれで……………………

    舞園「……私は………苗木君がいなかったら…………

        殺されてたのかもしれません。学園長に……………きっと………」

    苗木「………………………うん…」

    舞園「苗木君………、私を助けてくれてありがとう………、でも……

        だからこそ………、苗木君にお話することがあります……………」
    .

    288 = 279 :

    苗木「…………………………?」

    舞園「私は…………ココから出たい………んです……」

    苗木「……そ……そりゃあ……僕だって出たいよ………でもさ……―――

    舞園「――分かってるんです…、タダでは出られないことは……………

    苗木「じゃ……じゃあ、……どうし――――

    舞園「―――私は……、他の人を………殺してでも、出たいって思ってるんです………」

    苗木「え…………?」

    舞園「実は……、もうずっと前ですけど………、く…くく桑田君を……狙ってました……

    苗木「狙った……?…………っ!!!! それってもしかして………!!!!!

    舞園「殺そうと………狙ってました…………

    苗木「なっ………!!!

    舞園「……計画は………桑田君にお話があるってお呼びして……包丁で刺そうって―――――

    苗木「――待ってよ!!! 待て……待てよ………

    舞園「……………

    苗木「……嘘だ………桑田君は生きてる……誰も死んでない…………
    .

    289 = 279 :

    舞園「そう……“今は”生きてます……………

    苗木「いまっ!? 今はってなんだよっ!? じゃあ何れは殺すのかよ……!?」

    舞園「…………私の…家族なんです………

    苗木「……………家族………?

    舞園「…………グループの皆は……家族なんです………、それが………

    苗木「………家族……………

    舞園「……その皆が酷い目にあったのかもしれないんです…………

    苗木「………………

    舞園「………私が…酷い目に合うのだったら……構いません………

        …………イジメられたり……悪口を言われたり……叩かれたりされるのは……慣れてますから……」

    苗木「……………

    舞園「……でも…、私のせいで…関係ないあの子たちが……酷い目にあってる…………

    苗木「…………………
    .

    292 :

    苗木頑張れ

    293 = 279 :

    舞園「………初めは……グループが忘れられていく事が怖かったんです………

        いいえ……グループではありません……、きっと私が忘れられるのが怖かった………

        小さい頃からなりたかったアイドルになって……、私の事をすきだって言ってくれたファンの人………

    苗木「………………

    舞園「でも、それは我が儘だって気がつきました……、この学園に入学したのは………

        私なんです……それで…事件に巻き込まれたのも……私のせい………」

    苗木「………………

    舞園「だから…、私は……忘れられて当然の人間ですが………

        一言だけ……謝りたいんです……グループのみんなに……会って謝りたいんです……」

    苗木「………………

    舞園「『迷惑をかけてごめんなさい……そして……、ありがとう』って………

        私なんかがアイドルになれたのは……みんなのおかげだって…………」

    苗木「………そんなに………覚悟があるなら……どうして殺人をしなかったんだ………?

    舞園「……でも…、ここの皆を……殺したくないんです……みんなで………一緒に居たい……

        ……何度考えても……私には出来ませんでした…………」
    .

    294 = 279 :

    苗木「…………………

    舞園「……頭の中では………何度も何度もこの事を考えて………何度も何度も違う答えが出てきます……

    苗木「……………それは……?」

    舞園「……今、言ったこと……それとはまた違う答え……、後は……

        私はまだ……頭では分かっていても心ではアイドルを続けたいと思ってて……

        何度かここに来てからも……アイドルを続けて舞台で歌う自分の夢を見ました……

    苗木「………………僕も………家族のことだった……

    舞園「……………え?

    苗木「……っては言っても、僕は普通の高校生だったから…………

        舞園さんみたいな友情の家族でもなんでもなくて……実の家族だよ………」

    舞園「………………

    苗木「……僕は父親に歯向かって殴られもすれば母親に逆らってお母さんを泣かせたこともある。

        妹の分だって貰ったお菓子をこっそり食べてよく妹と喧嘩になったりもしたんだ………」

    舞園「……………苗木君………

    苗木「………僕は殴られもすれば父さんのことを嫌いだって一時の感情で思ったりもしたし、

    295 = 279 :

        母さんと喧嘩をすれば酷いことを言ったりもしたよ………」

    舞園「………………

    苗木「それでも……今は家族のことが心配で……、やっぱり父さんも母さんも妹のことだって

        僕は大好きだったんだって気づいたんだ。僕はボロボロになった自分の自宅と消えた家族の

        映像を見たんだ。そしてそのことに気がついた…」

    舞園「…………家族………

    苗木「それじゃあ…、僕と舞園さんの家族への想いに優越はつけれると思う……?

    舞園「……………私は………

    苗木「…僕は思わない……! 何故なら……僕も舞園さんもその家族もここにいるみんなも

        全員が一つ……人間だから………」

    舞園「………………!!

    苗木「それは…、ここにいる全員が同じだと僕は思う………

     不二咲(…………苗木君………)

    苗木「もしも……、もしも僕がいう事が間違っているとして………

        舞園さんが…、自分の想いだけが一番だって考えるのなら―――――
    .

    296 = 279 :

    苗木「あの教卓の上にカッターナイフが置いてあるのを部屋に入るとき見たんだ…」

            カタッ カタッ カタッ

                 サッ

    苗木「………ほら…これだよ、つい最近まで使われてたのかもしれないね。

        刃が錆びてないし、切れ味もいいみたいだよ」

    舞園「…………?

    苗木「桑田君を殺すだけじゃないんだ……、舞園さんはココから出るって言った………、

        それは学級裁判って奴でみんなを騙しきってクロとして此処から出るんでしょ……?」

            ジジジジジジジ

                シュパッ!

    舞園「…苗木君……! 何をして………!?

    苗木「……それは…、残った舞園さん以外の全員がモノクマから処刑されるんだ……。

        勿論、僕だって霧切さんだって十神君だって石丸君だって舞園さんの計画が成功したら死ぬ……」

    舞園「………………!

    苗木「……だったら…、どうせみんな死ぬんなら誰が最初に死のうが関係ないだろ……?
    .

    297 = 279 :

        本当はモノクマなんて黒幕に殺されるのは嫌なんだ…………」

             サッ   キュッキュッ

    舞園「………LE……O……N………?

    苗木「僕の血で……桑田君の名前を書いた。 カッターは今から捨てる……」

    舞園「……何を…………するの……?

    苗木「……僕をそのカッターで刺し殺せばいい。

        勿論、誰も僕達の話を聞いてる人はいないし…、このメッセージだって僕の血で隠してしまって

        目立たなくすればいい。 みんなで捜査する時に舞園さんがこのメッセージを

        偶然見つけたようにすればいいんだ……」

     不二咲「………なっ……苗木く―――

     十神「………待て、お前が入っては邪魔だ…、放っておけ…」

    舞園「………しょ……正気ですか……!?

    苗木「……うん……舞園さんが望むのならやってみればいいよ………悪いのは舞園さんじゃない……全部黒幕だ…」

    舞園「………な……苗木君…………

     十神「……ふんっ…、舞園の服につく返り血はどうするのか……。苗木もただのバカだな………」
    .

    299 = 279 :

     不二咲「と……止めなくてもいいの………?」 オロオロ

     十神「構わん…、舞園のいう事は最初から支離滅裂で聞くに堪えんと思ったら

         苗木の犯行は返り血のついた制服をあの女が証拠も残さず処分できるとも思えん。

         せいぜい、お互いの気が済むまで遊ばせておけ……」 ふんっ

     不二咲「で……でもぉ………」

     十神「俺はもう行くぞ……、お前も盗み聞きなんて趣味の悪いことは止めるんだな……」

     不二咲「た……たまたまだよ…………

     十神「ふんっ………、くだらんなぁ…………」

     不二咲「ぼ…僕も、よくない事だと思うし……行こうかな……」

     十神「…読書の邪魔になるから付いてはくるなよ……」



    ――――――――――――――――
    ――――――――――――――
    ――――――――――――


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