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    元スレ美琴「あんたのこと嫌い」 上条「なん……だと…?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - とある魔術の禁書目録 ×2+ - 美琴百合 + - angelbeats + - po + - S + - SMプレイ + - WORKlNG!! + - けいおん! + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 574 :


    「もういやだあああああああああ!! 不幸だああああああ!!」

    上条が玄関を思いっきり開けた後、急いで鍵をかける。


    「血相変えてどうしたの、とうま?」

    禁書ちゃんは割りと冷静だったが、上条は焦りまくっている。

    「もう俺は二度と学校に行かないぞ!!
     どいつもこいつも俺をバカにしやがってえええええ!!」

    言いながら暴れ始める。 

    とにかくむしゃくしゃして仕方なかった。


    「あわわわ、お、落ち着いてよ、とうまぁ」

    禁書は縮こまって震えていた。

    涙目になっているのがとっても可愛かった。

    652 :

    さるよけ兼支援

    653 = 611 :

    > 涙目になっているのがとっても可愛かった。

    コラwwww

    654 :

    涙目かわいい

    655 = 574 :

    数分後。


    「上条さん!! 開けなさい! 裁判はまだ終わってませんよ!」

    「裁判を拒否するつもりですか、被告人!」

    裁判官らが玄関を叩き続けていた。

    まるで借金取りのようだ。


    「あーうぜー。あいつら全員くたばれ」

    上条は布団にくるまり、現実逃避している。

    彼らの話に応じるつもりはなかった。

    656 = 592 :

    味方のはずの一通さんが何とかしてくれる

    657 = 654 :

    一通さんぺろぺろしたいお

    658 = 574 :


    ところで、

    あの裁判は、一方通行が企画したものだった。

    以前から上条の異常性に気がついていた彼は、
    愛しの打ち止めに手を出されることを恐れていた。

    そして上条に不満を持つ有志を集わせ、今日の
    裁判を開いたのだ。獄中にいたステイルを脱獄させたのは彼だ。

    なお、裁判とは名ばかりで、最終的には上条の有罪が
    確定していた上で実施されていた。一方通行が弁護側に
    回っていたのも、首謀者であることを隠すためのポーズである。

    担任の小萌先生はビールで買収し、授業を乗っ取った。

    659 :

    規制解除されてたぜー!!!
    支援

    660 = 592 :

    一通さんやっぱパネェっすwww

    662 = 648 :

    小萌先生の買収の決め手は、来月値上がりするタバコ20カートンだったという…

    663 = 574 :


    「……」

    上条は床の上に踏ん反り返り、黙ったままだ。

    不機嫌オーラが全身から発せられており、
    その背中は『俺にかまうな。話しかけるな』と無言で訴えている。

    ちなみに、しつこい裁判官達は徹底的に無視した。
    数十分もすると彼らは諦めて帰っていた。



    「……よいしょ、よいしょ」

    禁書は部屋の後片付けをしていた。

    上条が派手に暴れたため、投げつけられた物品の数々が
    その辺に転がっているのだ。

    664 = 574 :


    倒れた棚や本を一通り元に戻した後、
    丁寧に掃除機をかけて清掃を終えた。

    「ふぅ」

    ここでちょっと一息。

    汗をぬぐいながら、一仕事終えた後の爽快感にひたっていた。



    「あー、うぜー。うぜー、うぜー。おらおら」

    愚痴をこぼしながらDSをプレイしているのが上条。

    差し込まれているカートリッジには、「ドラクエⅤ」と書かれている。

    密かに溜めたバイト代で買ったのだ。

    665 = 574 :


    ピコ ピコ ピコ ppp


    「おらおら、喰らいやがれ」

    上条は初期のダンジョンでスライムを倒しまくってストレスを解消していた。

    ちなみに主人公の名前は、「シマウマ」である。



    「とうま…」

    禁書は彼を哀れむような目で見ていた。

    同時に恐怖も感じていた。
    こんなにやさぐれた上条を見るのは初めてだった。
    今の彼はまるで思春期の中学生のようである。

    666 = 648 :

    猿よけ支援

    667 = 592 :

    しえん

    668 = 574 :


    思えば、今まで本当に色々なことがあった。



    美琴のヤンデレ化と一連の襲撃事件。

    禁書の失語症とその闘病生活。

    淑女・黒子の丁寧なもてなしや、インデックスへのお嬢様教育。

    美琴・黒子との険悪な三角関係。

    そして今回のシマウマ裁判。

    まさに波乱万丈の人生である。

    669 = 574 :

    どれも普通の高校生が体験するものではない。
    上条が精神的に参ってしまうのも無理はない話である。


    (私がなぐさめてあげるからね……。
     大丈夫だよ。私はとうまの味方だから…)

    インデックスは何とか彼を立ちなおさせるべく、
    四苦八苦することになるのだった。


    _______________________________________________

    今日はここまで。これから上条ヒッキー編が始まるぜい。
    ネタがつまっているから、投下は明日の夜になるかもしれないけど、
    気長に待っててくださいな。んじゃ、明日会おうぜ。

    671 = 592 :

    まったく先が読めん
    明日も期待
    乙した

    672 = 626 :

    インデックスちゃんとの蜜月の日々が始まるわけだな

    673 = 622 :

    まさにシマウマ

    674 :



    つかシマ条さんを裁く前に美琴を捕まえろよw
    脅迫・暴行・拷問とあそこまでバレてんだからさww

    675 = 661 :

    一体このSSはどこへ向かっているんだ……

    676 :

    ミコトは仮にもlv5なので迂闊に手を出せません

    679 :

    ヒキコになるのはいい展開だ

    680 :

    ほしゆ

    681 = 680 :

    1人で保守

    683 :

    猿は単位時間における1人のレスの割合が一定を超えると発生する
    >>1以外がレスするか、>>1が他のスレに書き込みを行うといいらしいよ

    684 :

    685 :

    >>616
    いっつーどんだけ御坂嫌いなんだよw

    686 = 685 :

    >>684
    クッソワロタwwwwwwwww
    マジでクソワロタwwwwwwwww
    これはひどいwwwwwwwww

    688 :

    上条さんドラクエ5は1人に絞らなきゃいけないんだぜ・・・

    689 :

    なんかレスしようと思ってたのに

    >>684で全部吹っ飛んだwwwwwww

    691 :

    夢オチかと思ったがマジかよ・・・

    692 :

    >>684
    ダメだ腹痛ぇwwwwwwwwwwww

    693 :

    694 :

    おっと

    699 :

    追いついた
    激支援

    700 = 693 :


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