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元スレキョン「朝倉、手を離してくれないか? 帰れないじゃないか」
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どこに行っても不幸な終わり方になる朝倉さん
たまには幸せになってもいいと思うんだ
たまには幸せになってもいいと思うんだ
長門「……」
朝倉「お待たせ長門さん」
長門「話せた?」
朝倉「ううん、寝てた」
長門「残念……」
朝倉「いいのよ。まだ夏休みは残っているんですもの」
長門「ん……」
朝倉「さ、帰りましょ?」
長門「……」コクッ
朝倉「あ、帰りにコンビニ寄っていきましょ? 長門さんの分のアイス買わないとね」
長門「別にいいのに……」
朝倉「ダメ。わざわざ送ってくれたんだもの……お礼よお礼」
長門「……」
朝倉「ね?」
長門「……」コクッ
朝倉「お待たせ長門さん」
長門「話せた?」
朝倉「ううん、寝てた」
長門「残念……」
朝倉「いいのよ。まだ夏休みは残っているんですもの」
長門「ん……」
朝倉「さ、帰りましょ?」
長門「……」コクッ
朝倉「あ、帰りにコンビニ寄っていきましょ? 長門さんの分のアイス買わないとね」
長門「別にいいのに……」
朝倉「ダメ。わざわざ送ってくれたんだもの……お礼よお礼」
長門「……」
朝倉「ね?」
長門「……」コクッ
長門「……」パクッ
朝倉「美味しい?」
長門「……」コクッ
朝倉「ふふっ」
長門「あなたの分は?」
朝倉「私のはキョン君の家に置いてきちゃったから……また今度」
長門「……」スッ
朝倉「ん……?」
長門「あーんして」
朝倉「美味しい?」
長門「……」コクッ
朝倉「ふふっ」
長門「あなたの分は?」
朝倉「私のはキョン君の家に置いてきちゃったから……また今度」
長門「……」スッ
朝倉「ん……?」
長門「あーんして」
>>204
屋上
屋上
朝倉「え、え?」
長門「いらない?」チラッ
朝倉「い、いる……」
長門「じゃあ、あーんして」
朝倉「あ、あーん……」パクッ
長門「美味しい?」
朝倉「イチゴ味……美味しい」クスッ
長門「……」
朝倉「もう一口」
長門「……」スッ
朝倉「あーん」パクッ
朝倉「あま……ふふっ」
長門「いらない?」チラッ
朝倉「い、いる……」
長門「じゃあ、あーんして」
朝倉「あ、あーん……」パクッ
長門「美味しい?」
朝倉「イチゴ味……美味しい」クスッ
長門「……」
朝倉「もう一口」
長門「……」スッ
朝倉「あーん」パクッ
朝倉「あま……ふふっ」
朝倉「こんな夏休みも、悪くないかもね?」
長門「……」パクッ
朝倉「キョン君の事ばかり考えてたけど、長門さんと遊ぶ時間も無いのよね」
長門「……」コクッ
朝倉「しかも忙しいのに私に付き合ってくれて……ありがとうね」
長門「……」
朝倉「さ、明日のために寝ましょ?」
長門「……」コク
朝倉「今日は一緒に寝ていい?」
長門「構わない」
朝倉「ふふっ。じゃあ……おやすみなさい」
長門「おやすみ……」
長門「……」パクッ
朝倉「キョン君の事ばかり考えてたけど、長門さんと遊ぶ時間も無いのよね」
長門「……」コクッ
朝倉「しかも忙しいのに私に付き合ってくれて……ありがとうね」
長門「……」
朝倉「さ、明日のために寝ましょ?」
長門「……」コク
朝倉「今日は一緒に寝ていい?」
長門「構わない」
朝倉「ふふっ。じゃあ……おやすみなさい」
長門「おやすみ……」
……
キョン「……ん。あれ、俺寝てたのか?」
キョン「今日は確か……昼過ぎからの活動だったな」
キョン「まだ八時か……。寝てても罰は当たるまい」
カサッ
キョン「……?」
キョン「右手に……紙が貼ってある?
ペリッ
キョン「……」
朝倉『ちょっと遊びに来たけど、寝てるみたいだから帰るわね。時間ができたら遊びましょう? 朝倉涼子』
キョン「……ん。あれ、俺寝てたのか?」
キョン「今日は確か……昼過ぎからの活動だったな」
キョン「まだ八時か……。寝てても罰は当たるまい」
カサッ
キョン「……?」
キョン「右手に……紙が貼ってある?
ペリッ
キョン「……」
朝倉『ちょっと遊びに来たけど、寝てるみたいだから帰るわね。時間ができたら遊びましょう? 朝倉涼子』
キョン「朝倉……? 来てたのか……。起こしてくれてよかったのに」
キョン「いや、起こしたけど起きなかったのか? ま、どっちでもいいか」ペラッ
朝倉『P.S お土産のアイスが冷凍庫にあるはずだから食べてね』
キョン「アイス、か……本当に好きだな朝倉も」
朝倉『あ……イチゴ味は食べちゃダメだからね?』
キョン「……はいはい。朝倉さんの分ってわけね」
キョン「いや、起こしたけど起きなかったのか? ま、どっちでもいいか」ペラッ
朝倉『P.S お土産のアイスが冷凍庫にあるはずだから食べてね』
キョン「アイス、か……本当に好きだな朝倉も」
朝倉『あ……イチゴ味は食べちゃダメだからね?』
キョン「……はいはい。朝倉さんの分ってわけね」
ダニヘン、君はよく頑張ってる、、、もう眠いよジョン
おやすみコニー最後の支援だよボブ
おやすみコニー最後の支援だよボブ
キョン「目が覚めちまったな……起きるか」
タッタッタッ
キョン妹「あ、おはようキョン君。昨日ね、さくらさんが来てね~」
キョン「ああ、知ってる知ってる。しかし朝倉だけはちゃんと、さん付けで呼ぶんだな?」
キョン妹「大人っぽい人なんだもん~」もぐもぐ
キョン「まあ、見た目は確かにそうかもな。身長とか」
キョン妹「ね~。あ、冷凍庫にアイスがあるよ~」もぐもぐ
キョン「ああ、知ってる」
タッタッタッ
キョン妹「あ、おはようキョン君。昨日ね、さくらさんが来てね~」
キョン「ああ、知ってる知ってる。しかし朝倉だけはちゃんと、さん付けで呼ぶんだな?」
キョン妹「大人っぽい人なんだもん~」もぐもぐ
キョン「まあ、見た目は確かにそうかもな。身長とか」
キョン妹「ね~。あ、冷凍庫にアイスがあるよ~」もぐもぐ
キョン「ああ、知ってる」
キョン「アイスアイス、と」ガサガサ
キョン「お、ちょっとした高級品じゃないか……えっと、バニラにチョコに……あれ?」
キョン「イチゴは?」
キョン妹「おいし~」もぐもぐ
【イチゴ】
キョン「……」
キョン妹「あげないよ~?」
【イチゴ】
キョン「……」
キョン「まあ、次会う時までに買っておけばいいのか?」
キョン妹「もぐもぐ」
キョン「お、ちょっとした高級品じゃないか……えっと、バニラにチョコに……あれ?」
キョン「イチゴは?」
キョン妹「おいし~」もぐもぐ
【イチゴ】
キョン「……」
キョン妹「あげないよ~?」
【イチゴ】
キョン「……」
キョン「まあ、次会う時までに買っておけばいいのか?」
キョン妹「もぐもぐ」
昼過ぎ
朝倉「……」ズルズル
朝倉「一人で食べる素麺って味気無いものね」
朝倉「長門さん、お昼くらい食べていけばいいのに」ズルズル
朝倉「今日も夜まで一人……何しようかな?」
朝倉「……」ズルズル
朝倉「一人で食べる素麺って味気無いものね」
朝倉「長門さん、お昼くらい食べていけばいいのに」ズルズル
朝倉「今日も夜まで一人……何しようかな?」
駅前
ハルヒ「みんないるわね?」
古泉「はい」
みくる「いますぅ」
長門「……」
キョン「あー……」
古泉「元気ありませんね? 寝不足ですか?」
キョン「いや、朝からちょっと気付かれしただけだ」
古泉「?」
ハルヒ「今日は隣町まで行くんだから、シャキッとしなさいシャキッと!」
長門「……」
ハルヒ「早速出発するわよ。電車に乗って移動よ移動」
ハルヒ「みんないるわね?」
古泉「はい」
みくる「いますぅ」
長門「……」
キョン「あー……」
古泉「元気ありませんね? 寝不足ですか?」
キョン「いや、朝からちょっと気付かれしただけだ」
古泉「?」
ハルヒ「今日は隣町まで行くんだから、シャキッとしなさいシャキッと!」
長門「……」
ハルヒ「早速出発するわよ。電車に乗って移動よ移動」
ガタンガタン
キョン「ふぅ……」
古泉「本当に大丈夫ですか?」
キョン「疲れてるだけだよ。顔色はいいだろ?」
古泉「それはそうみたいですが……」
みくる「疲れたら、無理しないで言って下さいね?」
キョン「あ、ありがとうございます。朝比奈さん」
長門「……」
キョン「ふぅ……」
古泉「本当に大丈夫ですか?」
キョン「疲れてるだけだよ。顔色はいいだろ?」
古泉「それはそうみたいですが……」
みくる「疲れたら、無理しないで言って下さいね?」
キョン「あ、ありがとうございます。朝比奈さん」
長門「……」
夕方
朝倉「……」ズルズル
朝倉「暑いと本当に素麺ばっかり」
朝倉「頑張って料理作っても誰も食べてくれないから……作る元気も出ないわ」
朝倉「ハァ……」
ガチャッ
長門「ただいま」
朝倉「あれ、長門さん? 随分早くない?」
長門「活動が早く終わったから」
朝倉「そうなの? 珍しいわね」
長門「……」
朝倉「……」ズルズル
朝倉「暑いと本当に素麺ばっかり」
朝倉「頑張って料理作っても誰も食べてくれないから……作る元気も出ないわ」
朝倉「ハァ……」
ガチャッ
長門「ただいま」
朝倉「あれ、長門さん? 随分早くない?」
長門「活動が早く終わったから」
朝倉「そうなの? 珍しいわね」
長門「……」
長門「行ってみる?」
朝倉「え?」
長門「彼の所。今はまだ明るいから」
朝倉「め、迷惑じゃないかしら?」
長門「アイスが置いてある事を大義名分にすればいい」
朝倉「アイスも長門さんの考えだったわよね……」
長門「……」コクッ
長門「行く?」
朝倉「……」
長門「違った。会いたい?」
朝倉「会いたい。話したい……」
長門「ん」
朝倉「え?」
長門「彼の所。今はまだ明るいから」
朝倉「め、迷惑じゃないかしら?」
長門「アイスが置いてある事を大義名分にすればいい」
朝倉「アイスも長門さんの考えだったわよね……」
長門「……」コクッ
長門「行く?」
朝倉「……」
長門「違った。会いたい?」
朝倉「会いたい。話したい……」
長門「ん」
……
キョン「つ、疲れた……早めに帰れて助かった……」
キョン「しかし、長門がな……うん。あいつも疲れていたんだろうか?」
キョン「ま、久しぶりに時間ができたんだ。ノンビリと……」
ピンポーン
キョン「……」
トタトタ
トタトタ
ガチャッ
キョン妹「お客さんだよ~」
朝倉「だ、大丈夫かな?」
キョン「やっぱり朝倉か。なんとなく、そんな気はしたよ」
朝倉「お邪魔するわね」
キョン「ああ、適当に座ってくれ」
キョン「つ、疲れた……早めに帰れて助かった……」
キョン「しかし、長門がな……うん。あいつも疲れていたんだろうか?」
キョン「ま、久しぶりに時間ができたんだ。ノンビリと……」
ピンポーン
キョン「……」
トタトタ
トタトタ
ガチャッ
キョン妹「お客さんだよ~」
朝倉「だ、大丈夫かな?」
キョン「やっぱり朝倉か。なんとなく、そんな気はしたよ」
朝倉「お邪魔するわね」
キョン「ああ、適当に座ってくれ」
キョン「ふー……」グテー
朝倉「大分お疲れみたいね?」
キョン「おかげさまで」
朝倉「押し掛けちゃったけど、平気だった?」
キョン「こんなだらしない格好でいいなら」
朝倉「ふふっ、寝転がってる雰囲気も好きよ」
キョン「悪いな」
朝倉「ううん……会えるだけで嬉しいから」
キョン「ん……そう、だな」
朝倉「うん!」
バタバタ
キョン妹「キョン君アイスだよ~!」
キョン「あ」
朝倉「あ、ありがとう妹ちゃん」
キョン妹「えへへ~」
朝倉「大分お疲れみたいね?」
キョン「おかげさまで」
朝倉「押し掛けちゃったけど、平気だった?」
キョン「こんなだらしない格好でいいなら」
朝倉「ふふっ、寝転がってる雰囲気も好きよ」
キョン「悪いな」
朝倉「ううん……会えるだけで嬉しいから」
キョン「ん……そう、だな」
朝倉「うん!」
バタバタ
キョン妹「キョン君アイスだよ~!」
キョン「あ」
朝倉「あ、ありがとう妹ちゃん」
キョン妹「えへへ~」
キョン「いやあ、本当によくできた妹だろ?」
朝倉「そうね。ちゃんと来客用にお茶菓子を持ってきてくれる、いい子よね」
キョン「そのよくできた妹が、朝倉さんのイチゴアイスをだな」
朝倉「そうみたいね」
キョン「妹に免じて許して下さい」
朝倉「それとこれとは別」
キョン「わかってるよ……だからこうやってわざわざコンビニに向かってるんだろ……」
朝倉「……ふふっ。困るキョン君の顔が見れたから、結構満足よ」
キョン「ハァ……ほら、着いたぞ」
朝倉「そうね。ちゃんと来客用にお茶菓子を持ってきてくれる、いい子よね」
キョン「そのよくできた妹が、朝倉さんのイチゴアイスをだな」
朝倉「そうみたいね」
キョン「妹に免じて許して下さい」
朝倉「それとこれとは別」
キョン「わかってるよ……だからこうやってわざわざコンビニに向かってるんだろ……」
朝倉「……ふふっ。困るキョン君の顔が見れたから、結構満足よ」
キョン「ハァ……ほら、着いたぞ」
キョン「さ、どれがいいんだ」
朝倉「ん~……」
キョン「やっぱりイチゴか?」
朝倉「キョン君が買ってくれるなら、何でも」
キョン「嬉しいけど、困る
朝倉「じゃあ、カラメルショコラ味」」
キョン「ああ。何でもいいさ」
朝倉「キョン君は?」
キョン「……水」
朝倉「帰りの水分?」
キョン「ああ。後ろに人を乗せるのは久しぶりだからな」
朝倉「ふうん?」
キョン「ほら、買ってくるぞ。商品くれ」
朝倉「あ、はいこれ」
朝倉「ん~……」
キョン「やっぱりイチゴか?」
朝倉「キョン君が買ってくれるなら、何でも」
キョン「嬉しいけど、困る
朝倉「じゃあ、カラメルショコラ味」」
キョン「ああ。何でもいいさ」
朝倉「キョン君は?」
キョン「……水」
朝倉「帰りの水分?」
キョン「ああ。後ろに人を乗せるのは久しぶりだからな」
朝倉「ふうん?」
キョン「ほら、買ってくるぞ。商品くれ」
朝倉「あ、はいこれ」
夏休みの夜コンビニから二人乗りで家に帰るこの二人を想像したら
なぜかイリヤの空思い出した
すげー懐かしいわ
なぜかイリヤの空思い出した
すげー懐かしいわ
キョン「やっと帰ってこられた……」
朝倉「夕焼けでも暑かったわねー」
キョン「水分が無かったら危なかったな」
朝倉「早くアイス食べましょ?」
キョン「そうだな。ふぅ……ただいま」
朝倉「夕焼けでも暑かったわねー」
キョン「水分が無かったら危なかったな」
朝倉「早くアイス食べましょ?」
キョン「そうだな。ふぅ……ただいま」
キョン「……」
朝倉「……」
古泉「お邪魔してますよ。いやあ、妹さんに案内されましてね。ここで待っていれば来ると」モグモグ
長門「……」モグモグ
キョン「それはいいんだが古泉。そのチョコアイスは?」
朝倉「長門さん、美味しそうなバニラアイスね」
古泉「妹さんが出してくれたんですよ。お二人はアイスを買いにコンビニに行ったそうですから、それで」
長門「……」コクッ
キョン「……気遣いができる、いい妹だろ」
朝倉「本当ね」
朝倉「……」
古泉「お邪魔してますよ。いやあ、妹さんに案内されましてね。ここで待っていれば来ると」モグモグ
長門「……」モグモグ
キョン「それはいいんだが古泉。そのチョコアイスは?」
朝倉「長門さん、美味しそうなバニラアイスね」
古泉「妹さんが出してくれたんですよ。お二人はアイスを買いにコンビニに行ったそうですから、それで」
長門「……」コクッ
キョン「……気遣いができる、いい妹だろ」
朝倉「本当ね」
古泉「いやあすいませんね。お二人の物とは知らずに……この通りです」
長門「……」
キョン「まさか二人が来るとは思ってなかったからな。誰が悪いわけじゃないさ」
朝倉(長門さんはアイスの事知っていたのに……勧められるままに食べただけ?)
古泉「しかし、奪ってしまった事に変わりはありません」
キョン「まあ、そんなに気……」
長門「謝る」
キョン「ん?」
長門「何か形で謝らなければ、私達の気がすまない」
キョン「そ、そうは言ってもな……」
長門「……」
キョン「まさか二人が来るとは思ってなかったからな。誰が悪いわけじゃないさ」
朝倉(長門さんはアイスの事知っていたのに……勧められるままに食べただけ?)
古泉「しかし、奪ってしまった事に変わりはありません」
キョン「まあ、そんなに気……」
長門「謝る」
キョン「ん?」
長門「何か形で謝らなければ、私達の気がすまない」
キョン「そ、そうは言ってもな……」
朝倉「ねえ長門さん。そう言えばどうしてここに?」
長門「それは……」
古泉「夏祭りの打ち合わせがありましてね。彼に電話をしたんですが出なかったので」
キョン「ああ、電話は置いていったからな」
古泉「急ぎでしたので、ついここまで来てしまいましたよ」
キョン「それで、妹にアイスを出された、とな」
長門「それは……」
古泉「夏祭りの打ち合わせがありましてね。彼に電話をしたんですが出なかったので」
キョン「ああ、電話は置いていったからな」
古泉「急ぎでしたので、ついここまで来てしまいましたよ」
キョン「それで、妹にアイスを出された、とな」
キョン「ふむ……しかし謝ると言ってもな」
朝倉「そうよね……」
長門「……」ジーッ
古泉「アイス、買ってきましょうか?」
キョン「いや、そんなパシリみたいなマネは……」
長門「……」ジーッ
朝倉(長門さん……どうかした?)
長門「……」ジーッ
朝倉(な、何か言えって事?)
朝倉「そうよね……」
長門「……」ジーッ
古泉「アイス、買ってきましょうか?」
キョン「いや、そんなパシリみたいなマネは……」
長門「……」ジーッ
朝倉(長門さん……どうかした?)
長門「……」ジーッ
朝倉(な、何か言えって事?)
キョン「いやあ、やっぱり友人にそんな真似は」
朝倉「か、買ってきてもらうのがいいんじゃない?」
キョン「え?」
古泉「何でも買ってきますよ。長門さんの分も含めて、ね」
朝倉(こ、これでいい?)チラッ
長門「……」ジトッ
朝倉(ち、違うの?)
キョン「ま、まあ……そうだな。古泉が行ってくれるなら……」
朝倉「あ……や、やっぱり待って!」
キョン「え?」
古泉「?」
朝倉(えっと、えっと……)
朝倉「か、買ってきてもらうのがいいんじゃない?」
キョン「え?」
古泉「何でも買ってきますよ。長門さんの分も含めて、ね」
朝倉(こ、これでいい?)チラッ
長門「……」ジトッ
朝倉(ち、違うの?)
キョン「ま、まあ……そうだな。古泉が行ってくれるなら……」
朝倉「あ……や、やっぱり待って!」
キョン「え?」
古泉「?」
朝倉(えっと、えっと……)
長門「……」チラッ
朝倉(古泉君を見てる?)
長門「……」コクッ
朝倉(さっき話していた事は、アイスの事と……夏祭りの事?)
キョン「どうしたんだよ朝倉?」
朝倉「あ……お、お祭り……」
キョン「お祭り?」
古泉「夏祭りがどうかしましたか?」
朝倉(こ、これならどう……?)チラ
長門「……」
朝倉(古泉君を見てる?)
長門「……」コクッ
朝倉(さっき話していた事は、アイスの事と……夏祭りの事?)
キョン「どうしたんだよ朝倉?」
朝倉「あ……お、お祭り……」
キョン「お祭り?」
古泉「夏祭りがどうかしましたか?」
朝倉(こ、これならどう……?)チラ
長門「……」
長門「夏祭りはSOS団で行く予定」
朝倉(あ、話してくれた……)
長門「それがどうかした?」
朝倉「あ、えっと……」
長門「……」
朝倉「か、かき氷が……食べたい……」
キョン「かき氷?」
古泉「確かに、アイスと同じで冷たい物に変わりはありませんが……」
長門「……」
古泉「当日、かき氷を買ってくればよろしいんですか?」
朝倉(あ、話してくれた……)
長門「それがどうかした?」
朝倉「あ、えっと……」
長門「……」
朝倉「か、かき氷が……食べたい……」
キョン「かき氷?」
古泉「確かに、アイスと同じで冷たい物に変わりはありませんが……」
長門「……」
古泉「当日、かき氷を買ってくればよろしいんですか?」
キョン「まあ、そんな感じ……」
長門「かき氷だけだと、足りない気がする」
朝倉「な、長門さん?」
古泉「確かに、謝る量がプラマイゼロでは気はすみませんね」
長門「その通り。他には?」チラッ
朝倉(ほ、他って……)
朝倉「クレープ……とか?」
長門「……」
朝倉(当たりだか外れだか、微妙な顔してるわね……)
長門「かき氷だけだと、足りない気がする」
朝倉「な、長門さん?」
古泉「確かに、謝る量がプラマイゼロでは気はすみませんね」
長門「その通り。他には?」チラッ
朝倉(ほ、他って……)
朝倉「クレープ……とか?」
長門「……」
朝倉(当たりだか外れだか、微妙な顔してるわね……)
長門「クレープは……時間が経つと味が変わる……」
朝倉「ダメ……?」
長門「買ってあげたいけれど、私達を使うと逆に無理」
朝倉(長門さん達を使うと……?)
長門「買いたいなら、二人で行かざるを得ないと思う」
朝倉「あ……」
キョン「ふむ、難しいもんだな」
古泉「そうですね。やはりアイスを多目に買って謝るという形で……」
朝倉「ま、待って! 私、クレープ買いたい……!」
長門「……クレープ」
朝倉「ダメ……?」
長門「買ってあげたいけれど、私達を使うと逆に無理」
朝倉(長門さん達を使うと……?)
長門「買いたいなら、二人で行かざるを得ないと思う」
朝倉「あ……」
キョン「ふむ、難しいもんだな」
古泉「そうですね。やはりアイスを多目に買って謝るという形で……」
朝倉「ま、待って! 私、クレープ買いたい……!」
長門「……クレープ」
長門「クレープだけ?」
朝倉「か、かき氷も」
長門「それだけ?」
朝倉「焼きそばとか、たこ焼きとか……買いたい物たくさんあるの」
長門「一人でそれを持つのは、大変」
古泉「ああ、荷物持ちくらいならこの僕が……」
長門「……」ジトッ
古泉「……」
古泉「僕より彼の方が適任でしょう。ええ」
長門「……」
キョン「ん? ん?」
長門「でもそれだけの買い物をするには時間が足りない。SOS団の活動と併せてだと……特に」
朝倉「か、かき氷も」
長門「それだけ?」
朝倉「焼きそばとか、たこ焼きとか……買いたい物たくさんあるの」
長門「一人でそれを持つのは、大変」
古泉「ああ、荷物持ちくらいならこの僕が……」
長門「……」ジトッ
古泉「……」
古泉「僕より彼の方が適任でしょう。ええ」
長門「……」
キョン「ん? ん?」
長門「でもそれだけの買い物をするには時間が足りない。SOS団の活動と併せてだと……特に」
古泉「あ、朝倉さんも一緒にお祭りを見て回ると言うのは……」
長門「……」ジトッ
古泉「ああ、朝倉さんは忙しいんですよね。はい」
長門「彼がSOS団の活動を離れて、彼女のサポートをする必要がある」
キョン「サポートって……ハルヒが許さないんじゃないか?」
古泉「んー、団員全員での夏祭りを目標にしてましたからね……」
長門「でも私達には……アイスの負い目があるから」チラッ
古泉「んっふ。やっとわかってきた気がしますよ」
長門「……」ジトッ
古泉「ああ、朝倉さんは忙しいんですよね。はい」
長門「彼がSOS団の活動を離れて、彼女のサポートをする必要がある」
キョン「サポートって……ハルヒが許さないんじゃないか?」
古泉「んー、団員全員での夏祭りを目標にしてましたからね……」
長門「でも私達には……アイスの負い目があるから」チラッ
古泉「んっふ。やっとわかってきた気がしますよ」
古泉「では朝倉さん。夏祭り当日は彼と一緒に……おっと失礼。荷物持ちとして使ってあげて下さい」
キョン「お、おい。ハルヒには何て言うんだよ」
長門「涼宮ハルヒには、私達が説明しておく。伝える内容は……あなたの欠席」
古泉「さすがに団員二人からの陳情なら、涼宮さんも聞く耳持つでしょう」
キョン「お前ら……」
古泉「さて、お話が終わったみたいなのでこの辺で。明日も早いですからね」
長門「……」コクッ
キョン「お、おい。ハルヒには何て言うんだよ」
長門「涼宮ハルヒには、私達が説明しておく。伝える内容は……あなたの欠席」
古泉「さすがに団員二人からの陳情なら、涼宮さんも聞く耳持つでしょう」
キョン「お前ら……」
古泉「さて、お話が終わったみたいなのでこの辺で。明日も早いですからね」
長門「……」コクッ
帰り道
朝倉「長門さん?」
長門「ん……」
朝倉「古泉君を呼び出したの?」
長門「あなたを迎えに行ったら、丁度彼の家に向かう所だったから。最初は成り行き」
朝倉「アイスについては?」
長門「偶然」
朝倉「本当にただアイス食べてただけなのね……」
長門「最後の方で合わせただけ。彼と一緒にお祭りに行く時間が欲しいと言ってくれれば……すぐだったのに」
朝倉「そんな恥ずかしい事言えないわよ」
朝倉「長門さん?」
長門「ん……」
朝倉「古泉君を呼び出したの?」
長門「あなたを迎えに行ったら、丁度彼の家に向かう所だったから。最初は成り行き」
朝倉「アイスについては?」
長門「偶然」
朝倉「本当にただアイス食べてただけなのね……」
長門「最後の方で合わせただけ。彼と一緒にお祭りに行く時間が欲しいと言ってくれれば……すぐだったのに」
朝倉「そんな恥ずかしい事言えないわよ」
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