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元スレキョン「朝倉、手を離してくれないか? 帰れないじゃないか」
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喜緑「お決まりですか?」
朝倉「んー……イチゴパフェかチョコパフェ」
キョン「そんな注文の仕方があるか」
喜緑「その二つで迷ってるんですか?」
キョン「……まあ。おい朝倉、早く決めちまえよ」
朝倉「ん。そう言えばキョン君は?」
キョン「俺は何か飲み物でもな。まあ、特に迷ってはいないさ」
喜緑「それなら、彼氏さんがどちらか一つ頼まれては如何ですか?」
キョン「はい?」
喜緑「ふふっ」ニコニコ
朝倉「んー……イチゴパフェかチョコパフェ」
キョン「そんな注文の仕方があるか」
喜緑「その二つで迷ってるんですか?」
キョン「……まあ。おい朝倉、早く決めちまえよ」
朝倉「ん。そう言えばキョン君は?」
キョン「俺は何か飲み物でもな。まあ、特に迷ってはいないさ」
喜緑「それなら、彼氏さんがどちらか一つ頼まれては如何ですか?」
キョン「はい?」
喜緑「ふふっ」ニコニコ
喜緑「それで半分こすれば万事解決です」
朝倉「あ、いいですねそれ。じゃあ、チョコとイチゴパフェ一つずつ」
喜緑「かしこまりました~」
キョン「ちょ、ちょっと待った」
喜緑「ふふっ、注文取り消せないんですよ。ごめんなさいね」
キョン「そんな喫茶店があるかっ!」
朝倉「えへへっ、楽しみだなー」ニコニコ
喜緑「ふふっ、喜んでもらえてよかったですね」ニコニコ
キョン(この笑顔を見てると……バイトしてる事をバラしてしまいそうになるな)
キョン「やれやれ……」
朝倉「あ、いいですねそれ。じゃあ、チョコとイチゴパフェ一つずつ」
喜緑「かしこまりました~」
キョン「ちょ、ちょっと待った」
喜緑「ふふっ、注文取り消せないんですよ。ごめんなさいね」
キョン「そんな喫茶店があるかっ!」
朝倉「えへへっ、楽しみだなー」ニコニコ
喜緑「ふふっ、喜んでもらえてよかったですね」ニコニコ
キョン(この笑顔を見てると……バイトしてる事をバラしてしまいそうになるな)
キョン「やれやれ……」
喜緑「はい、チョコパフェにイチゴパフェになります~」
朝倉「わ、えへへ。おっきい~」
キョン(心なしか、量が多い気がする。喜緑さんのサービス精神だろうか)
喜緑「ごゆっくりどうぞ」
朝倉「じゃあ、いただきます」パクッ
キョン「食べ始めるの早」
朝倉「ん、ん……イチゴ……美味しい」
キョン「だらしないくらい、満面な笑みだな」
朝倉「えへへ~」
朝倉「わ、えへへ。おっきい~」
キョン(心なしか、量が多い気がする。喜緑さんのサービス精神だろうか)
喜緑「ごゆっくりどうぞ」
朝倉「じゃあ、いただきます」パクッ
キョン「食べ始めるの早」
朝倉「ん、ん……イチゴ……美味しい」
キョン「だらしないくらい、満面な笑みだな」
朝倉「えへへ~」
朝倉「だって美味しいんだもん。キョン君も食べてみて? ほら、あ~ん」
キョン「ん……」モグモグ
朝倉「美味しい?」
キョン「ああ、美味いな」
朝倉「えへへ。じゃあ、そっちも食べさせて?」
キョン「……ほら」
朝倉「あ~ん……んっ」モグモグ
朝倉「チョコ、甘くていい感じ……」
キョン「笑顔ばっかだな。そんなに美味しいのか」
朝倉「今のはキョン君が食べさせてくれたから、もっと美味しく感じただけよ」
キョン(そんなサラリと言うなよ)
喜緑「くすっ……」
キョン(あの人もしっかり聞いてるよおい)
キョン「ん……」モグモグ
朝倉「美味しい?」
キョン「ああ、美味いな」
朝倉「えへへ。じゃあ、そっちも食べさせて?」
キョン「……ほら」
朝倉「あ~ん……んっ」モグモグ
朝倉「チョコ、甘くていい感じ……」
キョン「笑顔ばっかだな。そんなに美味しいのか」
朝倉「今のはキョン君が食べさせてくれたから、もっと美味しく感じただけよ」
キョン(そんなサラリと言うなよ)
喜緑「くすっ……」
キョン(あの人もしっかり聞いてるよおい)
喜緑「はい、お会計ちょうど頂きます。ありがとうございました」
朝倉「さ、帰りましょキョン君
キョン「ん、ああ」
朝倉「あ、外雨降りそう。行きましょ?」
キョン「……」チラッ
喜緑「……ふふっ」バイバイ
キョン「そう、だな」
カランカラン
喜緑「ありがとうございましたー」
朝倉「さ、帰りましょキョン君
キョン「ん、ああ」
朝倉「あ、外雨降りそう。行きましょ?」
キョン「……」チラッ
喜緑「……ふふっ」バイバイ
キョン「そう、だな」
カランカラン
喜緑「ありがとうございましたー」
キョン「どうする。買い物していくのか?」
朝倉「ん……買い物は中止。今は早めに帰りましょ」
キョン「そうか。じゃあマンションまで送ってくよ」
朝倉「ううん。キョン君に寄り道させるのは悪いから、ね」
キョン「その口が言うか」
朝倉「えへへっ。だから、キョン君の家までくっついていくの。もちろん手繋ぎながら」
キョン「家まで?」
朝倉「それで、玄関で手とバイバイするの。また明日、って」
キョン「もう何でもいいさ」
朝倉「ふふっ、じゃあ行きましょう。はい」スッ
キョン「ん」ギュッ
朝倉「パフェのせいかな。なんかキョン君の手、温かいや」
キョン「俺もそんな気がするよ」
朝倉「ん……買い物は中止。今は早めに帰りましょ」
キョン「そうか。じゃあマンションまで送ってくよ」
朝倉「ううん。キョン君に寄り道させるのは悪いから、ね」
キョン「その口が言うか」
朝倉「えへへっ。だから、キョン君の家までくっついていくの。もちろん手繋ぎながら」
キョン「家まで?」
朝倉「それで、玄関で手とバイバイするの。また明日、って」
キョン「もう何でもいいさ」
朝倉「ふふっ、じゃあ行きましょう。はい」スッ
キョン「ん」ギュッ
朝倉「パフェのせいかな。なんかキョン君の手、温かいや」
キョン「俺もそんな気がするよ」
キョン「もう着いちまったな」
朝倉「話しながらだとあっという間ね」
キョン「だな。じゃあ、また明日……」
朝倉「……」ギュッ
キョン「朝倉?」
朝倉「ん……」ギュッ
キョン「離してくれないか?」
朝倉「……」
キョン「帰れないじゃないか」
朝倉「嫌……」ギュッ
キョン「朝倉……」
朝倉「もうちょっとだけ、ね」
キョン「……ああ、いいよ」
朝倉「ありがとう……」ギュッ
キョン「ああ」
朝倉「話しながらだとあっという間ね」
キョン「だな。じゃあ、また明日……」
朝倉「……」ギュッ
キョン「朝倉?」
朝倉「ん……」ギュッ
キョン「離してくれないか?」
朝倉「……」
キョン「帰れないじゃないか」
朝倉「嫌……」ギュッ
キョン「朝倉……」
朝倉「もうちょっとだけ、ね」
キョン「……ああ、いいよ」
朝倉「ありがとう……」ギュッ
キョン「ああ」
帰り道
朝倉「結局、あれからずっと手を握ってて……夕陽が落ちるまで一緒にいて……」
朝倉「昨日も今日も長い時間繋がっていたわよね」
スタスタ
朝倉「なのに……どうしてこんなに虚しいんだろ」
朝倉「好きな人と一緒に過ごせて、遊んで……ワガママだって聞いてくれる」
朝倉「でも何だか自分がバカみたい」
朝倉「どうしてかな。わかんないや」
朝倉「パフェはとっても美味しかったけど……やっぱり、わからないや」
朝倉「結局、あれからずっと手を握ってて……夕陽が落ちるまで一緒にいて……」
朝倉「昨日も今日も長い時間繋がっていたわよね」
スタスタ
朝倉「なのに……どうしてこんなに虚しいんだろ」
朝倉「好きな人と一緒に過ごせて、遊んで……ワガママだって聞いてくれる」
朝倉「でも何だか自分がバカみたい」
朝倉「どうしてかな。わかんないや」
朝倉「パフェはとっても美味しかったけど……やっぱり、わからないや」
マンション
朝倉「……っていう感じでね」
長門「ふーん」
朝倉「幸せなはずなのに、何だか満たされない感じなのよ」
長門「そう」
朝倉「一緒にいた時間は長いのに、ね」
長門「……」
朝倉「……っていう感じでね」
長門「ふーん」
朝倉「幸せなはずなのに、何だか満たされない感じなのよ」
長門「そう」
朝倉「一緒にいた時間は長いのに、ね」
長門「……」
長門「それは多分、自分自身が欲しいモノを貰っていないから。満たされないのだと思う」
朝倉「欲しいモノ?」
長門「手を握る。食事を共にする。一緒に寄り道をする……これが今日の主」
朝倉「そうね」
長門「満たされないのは、心がこれ以外の刺激を求めているから……だと思う」
朝倉「ん……」
長門「気持ちの安心、彼に認めて貰いたい。彼からの気持ちで何かを与えてほしい……」
朝倉「あ、どっちかと言ったらそんな感じかも」
長門「琴線に触れた?」
朝倉「……うん、少しだけ見つかったかも」
長門「そう」
朝倉「欲しいモノ?」
長門「手を握る。食事を共にする。一緒に寄り道をする……これが今日の主」
朝倉「そうね」
長門「満たされないのは、心がこれ以外の刺激を求めているから……だと思う」
朝倉「ん……」
長門「気持ちの安心、彼に認めて貰いたい。彼からの気持ちで何かを与えてほしい……」
朝倉「あ、どっちかと言ったらそんな感じかも」
長門「琴線に触れた?」
朝倉「……うん、少しだけ見つかったかも」
長門「そう」
長門「これからどうするの?」
朝倉「ん……」
長門「彼は優しいから、大抵の事は受け入れてくれるはず。恋愛とは別の意味で」
朝倉「そう、よね……」
長門「このまま?」
朝倉「今はまだ、このまま。まだ手しか……許されてないんですもの」
長門「そう」
朝倉「だから、今はちょっとゆっくり。少し離れる事もあるかも」
長門「ゆっくり考えるといい」
朝倉「ん……」
長門「彼は優しいから、大抵の事は受け入れてくれるはず。恋愛とは別の意味で」
朝倉「そう、よね……」
長門「このまま?」
朝倉「今はまだ、このまま。まだ手しか……許されてないんですもの」
長門「そう」
朝倉「だから、今はちょっとゆっくり。少し離れる事もあるかも」
長門「ゆっくり考えるといい」
長門「今日はもう休む?」
朝倉「そうね。聞いてくれてありがとう、長門さん」
長門「……」コクッ
朝倉「あ、お願いついでにもう一つ……」
長門「何?」
朝倉「一緒の布団で寝てもいい?」
長門「……構わない」
朝倉「ふふっ。じゃあマクラ持ってこないと」
長門「……」コクッ
朝倉「そうね。聞いてくれてありがとう、長門さん」
長門「……」コクッ
朝倉「あ、お願いついでにもう一つ……」
長門「何?」
朝倉「一緒の布団で寝てもいい?」
長門「……構わない」
朝倉「ふふっ。じゃあマクラ持ってこないと」
長門「……」コクッ
朝倉「じゃあ、おやすみなさい」
長門「おやすみ」
朝倉「……」
長門「……」
朝倉「長門さん」
長門「何?」
朝倉「手、握ってみてもいい?」
長門「言われると思っていた」
朝倉「あははっ、やっぱり?」
長門「おやすみ」
朝倉「……」
長門「……」
朝倉「長門さん」
長門「何?」
朝倉「手、握ってみてもいい?」
長門「言われると思っていた」
朝倉「あははっ、やっぱり?」
長門「構わない」
朝倉「うん、ありがとう。じゃあ……」ギュッ
長門「……」キュッ
朝倉「うん……安心する」
長門「そう」
朝倉「小さくてスベスベしてる……綺麗な手」
長門「……」キュッ
朝倉「落ち着く……」ギュッ
長門「……」
朝倉「うん、ありがとう。じゃあ……」ギュッ
長門「……」キュッ
朝倉「うん……安心する」
長門「そう」
朝倉「小さくてスベスベしてる……綺麗な手」
長門「……」キュッ
朝倉「落ち着く……」ギュッ
長門「……」
朝倉「ねえ長門さん」
長門「……」
朝倉「長門さん?」
長門「スー……スー……」
朝倉「寝ちゃったみたい」
朝倉「おやすみ、長門さん」ギュッ
長門「んー……」ギュッ
朝倉「握り返しちゃって、可愛い」クスッ
長門「スー……」ゴロゴロ
朝倉「ん?」
長門「スー……」ギューッ
朝倉「……ふふっ、長門さんに捕まっちゃった」
長門「んん……」ギュッ
長門「……」
朝倉「長門さん?」
長門「スー……スー……」
朝倉「寝ちゃったみたい」
朝倉「おやすみ、長門さん」ギュッ
長門「んー……」ギュッ
朝倉「握り返しちゃって、可愛い」クスッ
長門「スー……」ゴロゴロ
朝倉「ん?」
長門「スー……」ギューッ
朝倉「……ふふっ、長門さんに捕まっちゃった」
長門「んん……」ギュッ
朝倉「まるで赤ちゃんみたい」
長門「クー……クー……」ギュッ
朝倉「ふふっ、よしよし」ナデナデ
長門「スー……スー……」
朝倉「……」
朝倉「今は、隣に彼女がいるから寂しく無い」
朝倉「でも気持ちがキョン君を忘れてるわけじゃなくて……側に誰かがいる安心感を求めているって言うか……」
朝倉「今日のモヤモヤも、多分そんな感じよね?」
長門「んっ……」ムニムニ
朝倉「……甘えん坊」ナデナデ
長門「ふふっ……」スヤスヤ
朝倉「おやすみなさい……」ギュッ
長門「ん……」ギュッ
長門「クー……クー……」ギュッ
朝倉「ふふっ、よしよし」ナデナデ
長門「スー……スー……」
朝倉「……」
朝倉「今は、隣に彼女がいるから寂しく無い」
朝倉「でも気持ちがキョン君を忘れてるわけじゃなくて……側に誰かがいる安心感を求めているって言うか……」
朝倉「今日のモヤモヤも、多分そんな感じよね?」
長門「んっ……」ムニムニ
朝倉「……甘えん坊」ナデナデ
長門「ふふっ……」スヤスヤ
朝倉「おやすみなさい……」ギュッ
長門「ん……」ギュッ
朝
長門「……ん」
朝倉「スー、スー……」ギュッ
長門「……」
朝倉「クー……」ギューッ
長門「……」ナデナデ
朝倉「えへへっ、キョン君が枕……」ムニュムニュ
長門「……」
長門「夢で会えるのは幸せ? それとも不幸せ?」
長門「……ん」
朝倉「スー、スー……」ギュッ
長門「……」
朝倉「クー……」ギューッ
長門「……」ナデナデ
朝倉「えへへっ、キョン君が枕……」ムニュムニュ
長門「……」
長門「夢で会えるのは幸せ? それとも不幸せ?」
登校
朝倉「寝過ごしちゃった……今日は待ち伏せできないわね」
長門「待ち伏せ?」
朝倉「ふふっ、こっちの話」
長門「そう」
タタタッ
長門「ねえ」
朝倉「どうかした?」
長門「今は、どんな気分?」
朝倉「学校に行けばキョン君がいるから……楽しみな気分かしら」
長門「そう」
朝倉「今日は、特別手だけを繋ぎたいって気持ちじゃないみたい。昨日の長門さんのおかげよ」
長門「ゆっくり探せばいい」
朝倉「そうね……ありがとう」
長門「……」コクッ
朝倉「寝過ごしちゃった……今日は待ち伏せできないわね」
長門「待ち伏せ?」
朝倉「ふふっ、こっちの話」
長門「そう」
タタタッ
長門「ねえ」
朝倉「どうかした?」
長門「今は、どんな気分?」
朝倉「学校に行けばキョン君がいるから……楽しみな気分かしら」
長門「そう」
朝倉「今日は、特別手だけを繋ぎたいって気持ちじゃないみたい。昨日の長門さんのおかげよ」
長門「ゆっくり探せばいい」
朝倉「そうね……ありがとう」
長門「……」コクッ
朝倉「おはよー」
国木田「……あれ?」
谷口「お、今日は一人か?」
朝倉「え?」
国木田「キョンがまだ来てないんだよね。時間的にはもう来ているはずなんだけど」
谷口「てっきり、また手を繋ぎながら教室に入ってくるものとばかり思ってたぜ」
朝倉(キョン君が来ていない?)
国木田「……あ、チャイムだ」
谷口「遅刻だな」
朝倉(遅刻なら、まだいいけれど……)
国木田「……あれ?」
谷口「お、今日は一人か?」
朝倉「え?」
国木田「キョンがまだ来てないんだよね。時間的にはもう来ているはずなんだけど」
谷口「てっきり、また手を繋ぎながら教室に入ってくるものとばかり思ってたぜ」
朝倉(キョン君が来ていない?)
国木田「……あ、チャイムだ」
谷口「遅刻だな」
朝倉(遅刻なら、まだいいけれど……)
朝倉(それから、朝のホームルームで今日は彼が休みだと言う事を聞いた。ちょっとした風邪らしい)
朝倉(風邪……)
朝倉「……」シュン
谷口「なあ、国木田。あの姿は落ち込んでると思うか?」
国木田「気にしてない様子ではないよね」
谷口「だよなぁ……」
朝倉(昨日パフェ食べさせちゃって体が冷えたのかな。それとも帰るのを遅くして玄関に立ってたから?)
朝倉(私のせいかな……)
朝倉(風邪……)
朝倉「……」シュン
谷口「なあ、国木田。あの姿は落ち込んでると思うか?」
国木田「気にしてない様子ではないよね」
谷口「だよなぁ……」
朝倉(昨日パフェ食べさせちゃって体が冷えたのかな。それとも帰るのを遅くして玄関に立ってたから?)
朝倉(私のせいかな……)
昼休み
朝倉「ハァ……」
朝倉(このお弁当だって、食べて欲しくて時間無いのに一生懸命作って……)
朝倉(食べてもらいたかったな)
朝倉(今頃彼は布団の中かな?)
朝倉(……食欲無いや)
朝倉「ハァ……」
朝倉(このお弁当だって、食べて欲しくて時間無いのに一生懸命作って……)
朝倉(食べてもらいたかったな)
朝倉(今頃彼は布団の中かな?)
朝倉(……食欲無いや)
朝倉(お昼……みんな元気ね)
国木田「でね、この前話していた……」
谷口「ああ、あの話か」
ハルヒ「ちょっとアンタ達。暇ならパン買ってきてよ」
谷口「弁当食ってるのが見えないのか?」
ハルヒ「いいじゃない。お金は半分だけ出してあげるから」
谷口「いや、それもおかしい」
国木田「ははっ、キョンが休みだと大変だよね」
谷口「いい迷惑だ、全く……」
ハルヒ「文句言わないでさっさと行ってきなさい!」
国木田「でね、この前話していた……」
谷口「ああ、あの話か」
ハルヒ「ちょっとアンタ達。暇ならパン買ってきてよ」
谷口「弁当食ってるのが見えないのか?」
ハルヒ「いいじゃない。お金は半分だけ出してあげるから」
谷口「いや、それもおかしい」
国木田「ははっ、キョンが休みだと大変だよね」
谷口「いい迷惑だ、全く……」
ハルヒ「文句言わないでさっさと行ってきなさい!」
みんななにを言っているんだ?
原作の段階から可愛いじゃないか
キョン死ね。ポアされろ
原作の段階から可愛いじゃないか
キョン死ね。ポアされろ
朝倉(……)
「それでねー」
「隣のクラスの女子がさ」
「今日放課後どっか寄ってく?」
朝倉(ああ。彼がいない学校って、どうしてこんなに色んな人の姿が見えるようになるんだろう)
朝倉(見る人一人いないだけで、こんなに視界が広くなっちゃった)
朝倉(人はたくさんいるのに寂しいのは何でかな……)
朝倉(私、今は彼に会いたいみたい)キュッ
「それでねー」
「隣のクラスの女子がさ」
「今日放課後どっか寄ってく?」
朝倉(ああ。彼がいない学校って、どうしてこんなに色んな人の姿が見えるようになるんだろう)
朝倉(見る人一人いないだけで、こんなに視界が広くなっちゃった)
朝倉(人はたくさんいるのに寂しいのは何でかな……)
朝倉(私、今は彼に会いたいみたい)キュッ
ピンポーン
……
キョン妹「はーい」ガチャッ
朝倉「あ、こんにちは」
キョン妹「おねえちゃん誰? ハルにゃんと同じ洋服着てる~」
朝倉「ハルにゃん? ……もしかして涼宮さん?」
キョン妹「そうだよー」
朝倉「ふふっ、ハルにゃんね。私、キョン君とハルにゃんのお友達なのよ」
キョン妹「そうなんだー。でもキョン君今風邪ひきコンコンなんだよー」
朝倉「寝たきり、とか?」
キョン妹「起き上がってるから元気にコンコンだよー」
朝倉「ふふっ、そう」
朝倉(とりあえず一安心……)
……
キョン妹「はーい」ガチャッ
朝倉「あ、こんにちは」
キョン妹「おねえちゃん誰? ハルにゃんと同じ洋服着てる~」
朝倉「ハルにゃん? ……もしかして涼宮さん?」
キョン妹「そうだよー」
朝倉「ふふっ、ハルにゃんね。私、キョン君とハルにゃんのお友達なのよ」
キョン妹「そうなんだー。でもキョン君今風邪ひきコンコンなんだよー」
朝倉「寝たきり、とか?」
キョン妹「起き上がってるから元気にコンコンだよー」
朝倉「ふふっ、そう」
朝倉(とりあえず一安心……)
朝倉「ねえ、起き上がってるならお見舞いしても大丈夫かしら?」
キョン妹「大丈夫だよー」
朝倉「ふふっ、ありがとう。仲良くなった記念にこれあげる」
キョン妹「わー、チョコレートだありがとうー。えっと~……」
朝倉「朝倉涼子よ。よろしくね妹ちゃん」
キョン妹「わかった~。じゃああがってあがって」
朝倉「ふふっ、お邪魔します」
キョン妹「大丈夫だよー」
朝倉「ふふっ、ありがとう。仲良くなった記念にこれあげる」
キョン妹「わー、チョコレートだありがとうー。えっと~……」
朝倉「朝倉涼子よ。よろしくね妹ちゃん」
キョン妹「わかった~。じゃああがってあがって」
朝倉「ふふっ、お邪魔します」
ガチャッ
キョン妹「キョンくーん」
キョン「おーいい所に来た。水持ってきてくれ水」ペラッ
キョン妹「本読んでるの~?」
キョン「ああ、布団に潜りながらの読書は心を豊かにするからな」
キョン妹「ゆたか~。お水持ってくるね~」
キョン「おう、頼んだぞ~」ペラッ
タタタッ
キョン「ふう……今日のご飯は何かなっと」ペラッ
キョン「あー、昼飯抜いたからマジ辛いわー」ペラッ
キョン「バナナ一本だけの食事って、病人かっての全く」ペラッ
朝倉「……」
キョン妹「キョンくーん」
キョン「おーいい所に来た。水持ってきてくれ水」ペラッ
キョン妹「本読んでるの~?」
キョン「ああ、布団に潜りながらの読書は心を豊かにするからな」
キョン妹「ゆたか~。お水持ってくるね~」
キョン「おう、頼んだぞ~」ペラッ
タタタッ
キョン「ふう……今日のご飯は何かなっと」ペラッ
キョン「あー、昼飯抜いたからマジ辛いわー」ペラッ
キョン「バナナ一本だけの食事って、病人かっての全く」ペラッ
朝倉「……」
キョン「体調が回復すると食欲がな。全く人間ってやつは~……」ペラッ
タタタッ
キョン妹「はい、お水持ってきたよ~」
キョン「おー。ここに置いといてくれ」ペラッ
キョン妹「は~い」カタッ
キョン妹「あれ、まだ座ってないのさくらさん?」
キョン「さくらって誰だよさくらって。野良ネコでも拾ってきたのか?」ペラッ
タタタッ
キョン妹「はい、お水持ってきたよ~」
キョン「おー。ここに置いといてくれ」ペラッ
キョン妹「は~い」カタッ
キョン妹「あれ、まだ座ってないのさくらさん?」
キョン「さくらって誰だよさくらって。野良ネコでも拾ってきたのか?」ペラッ
>キョン「あー、昼飯抜いたからマジ辛いわー」ペラッ
これで地獄のミサワ思い出した
これで地獄のミサワ思い出した
キョン妹「お見舞いに来たさくらさんだよ~。さくにゃん? さくらん?」
キョン「ネコがお見舞いしてくれるってか。ありがたいね、うんうん」ペラッ
キョン妹「だって~」
朝倉「へぇ……私ってネコだったんだ」
キョン「そうそう。お見舞いには野良ネコちゃんが恩返しのために来てくれて……て?」ピタッ
キョン妹「さくらさんにチョコレート貰ったんだよ~。お見舞い~」
キョン「ほ、ほう。そいつはよかったなあ……うん」
キョン「ネコがお見舞いしてくれるってか。ありがたいね、うんうん」ペラッ
キョン妹「だって~」
朝倉「へぇ……私ってネコだったんだ」
キョン「そうそう。お見舞いには野良ネコちゃんが恩返しのために来てくれて……て?」ピタッ
キョン妹「さくらさんにチョコレート貰ったんだよ~。お見舞い~」
キョン「ほ、ほう。そいつはよかったなあ……うん」
キョン妹「あ、今お茶持ってくるから待っててねさくらさん~」
朝倉「ええ、ありがとう妹ちゃん」
タタタッ
キョン「待って! ねえ待って!」ガタッ
朝倉「……」ジトッ
キョン「……や、やぁ」
朝倉「……」ツンッ
キョン「いやあ、さくらさんね……最初はわからなかったよ、うん」
朝倉「……」プイッ
朝倉「ええ、ありがとう妹ちゃん」
タタタッ
キョン「待って! ねえ待って!」ガタッ
朝倉「……」ジトッ
キョン「……や、やぁ」
朝倉「……」ツンッ
キョン「いやあ、さくらさんね……最初はわからなかったよ、うん」
朝倉「……」プイッ
キョン「だ、黙って見てたなんてズルいぞ朝倉。音もなくただ立ち尽くていたなんて……忍者か!」
朝倉「……」プイッ プイッ
キョン「往復プイプイ……よっぽど怒ったか……?」
……
朝倉「……ふふっ」クスッ
キョン「……!」
朝倉「ふぅ……本当に風邪ひいてたの?」クスクス
キョン「ひ、ひいてた」
朝倉「本当に~? ズル休みしてたんじゃないの~?」
キョン「いや、マジだって。朝は大変だったんだようん」
タタタッ
キョン妹「はい、お茶お茶~」
朝倉「……」プイッ プイッ
キョン「往復プイプイ……よっぽど怒ったか……?」
……
朝倉「……ふふっ」クスッ
キョン「……!」
朝倉「ふぅ……本当に風邪ひいてたの?」クスクス
キョン「ひ、ひいてた」
朝倉「本当に~? ズル休みしてたんじゃないの~?」
キョン「いや、マジだって。朝は大変だったんだようん」
タタタッ
キョン妹「はい、お茶お茶~」
キョン「朝は大変だったんだよ。熱が急に出て。な、妹?」
キョン妹「学校行く前は苦しそうだったね~。帰ってきたら治ってたけど~」
朝倉「あ、そうだったんだ……」
キョン「昼まで寝てたら楽になってな。すぐに熱も引いたよ」
朝倉「治ったの?」
キョン「ああ、もう余裕だ」
朝倉「でも夜になったら風邪って悪化するわよ?」
キョン「そうなったら、早めに寝るさ」
朝倉「……漫画ばっか読んで夜更かししちゃダメよ?」
キョン「……気を付けます」
キョン妹「学校行く前は苦しそうだったね~。帰ってきたら治ってたけど~」
朝倉「あ、そうだったんだ……」
キョン「昼まで寝てたら楽になってな。すぐに熱も引いたよ」
朝倉「治ったの?」
キョン「ああ、もう余裕だ」
朝倉「でも夜になったら風邪って悪化するわよ?」
キョン「そうなったら、早めに寝るさ」
朝倉「……漫画ばっか読んで夜更かししちゃダメよ?」
キョン「……気を付けます」
ピンポーン
キョン妹「あ、またお客さんだ。はーい」
トタトタ
朝倉「……」
キョン「……」
朝倉(さっきまでは妹ちゃんもいて軽い空気だったけど……)
朝倉(二人きりになると……何だか冗談も言えなくなるわね……)
ガサッ
朝倉「……あ、そうだ、これ」
キョン「ん?」
朝倉「お、お見舞い……時間無かったから……フルーツ缶だけど」
キョン「ミカンの缶詰め、か。ありがとう朝倉」
朝倉「う、うん。後ね……えっと……えっと……これ……」
キョン「……?」
キョン妹「あ、またお客さんだ。はーい」
トタトタ
朝倉「……」
キョン「……」
朝倉(さっきまでは妹ちゃんもいて軽い空気だったけど……)
朝倉(二人きりになると……何だか冗談も言えなくなるわね……)
ガサッ
朝倉「……あ、そうだ、これ」
キョン「ん?」
朝倉「お、お見舞い……時間無かったから……フルーツ缶だけど」
キョン「ミカンの缶詰め、か。ありがとう朝倉」
朝倉「う、うん。後ね……えっと……えっと……これ……」
キョン「……?」
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