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    元スレ勇者「その武器重くねぇの?」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    653 = 631 :


    >>652
    そのAA誰なんすか、ほんと……

    656 = 631 :

    宿主「ほんと、申し訳ありませんでした……」

    勇者「い、いえ、別に……」

    魔法使い「……」カーッ

    僧侶「……ねむ」バフッ

    勇者「……じゃ、寝るか?」

    魔法使い「……うん。変なこと、すんなよ?」

    勇者「しねーよ。命がいくらあっても足りんわ」

    幼女(さっさと寝てくれんかのう?熱すぎて眠れんわ……)

    657 = 631 :

    >>655
    無知でほんと申し訳ねぇっす

    勇者「……ふわぁぁ」

    魔法使い「お、おはよう……」

    勇者「ん?あ、あぁ。おはよう」

    魔法使い(昨日はほとんど眠れなかったや……)

    勇者(昨日はかなり寝心地がよかったな、うん)

    僧侶「……」ポケー

    幼女「……む、わらわの服はどこじゃ?」キョロキョロ

    勇者「!!!」

    魔法使い「……反応するな!」ボゴォ

    658 = 631 :

    幼女「朝から流血とは、おぬしも大変じゃのう」

    勇者「誰のせいだと思ってんだこら……」

    魔法使い「自業自得だよ!」(昨日はかっこよく感じたのに……勇者のアホ!)

    僧侶「……ねむい」フラー フラー
    コン コン
    宿主「みなさん、朝食の用意が出来ましたよ」

    勇者「……ま、とりあえずは腹ごしらえかな」

    659 = 635 :

    ゆっくりしていってね?博霊霊夢?

    660 = 636 :

    博麗霊夢、な

    661 = 631 :

    幼女「……」
    ほか ほか
    勇者「……うん、美味いな」モグモグ

    魔法使い「ほんとだねー、ただで貰っちゃうのが悪いぐらいだよ」マフマフ

    僧侶「……」プクー

    幼女「き、きさまら!分かっててやってるだろ!」ぐすん

    勇者(あ、泣いた)

    魔法使い(流石にやりすぎた?)

    僧侶(…スー…スー)

    662 :

    魔法使いかわいいよ

    663 = 631 :

    >>659 >>660
    あ、これゆっくりなの? まったく分からんかったわ
    幼女「……うむ、美味」ガリガリ

    勇者(幼女の見た目で氷をかじっている……)

    魔法使い(シュールすぎるよ、これは……)

    僧侶「……」モグ スー モグ スー

    勇者「……そういや、氷」

    幼女「ん、なんじゃ?」

    勇者「これからの行き先についてなんだが、お前魔王の居場所知ってる?」

    魔法使い(こりゃまたずいぶんとどストレートだね……)

    665 = 631 :

    幼女「魔王の居場所、か……」

    幼女「もちろん知っておるぞ。わらわは王族じゃからな」

    勇者「本当か!意外とあっさり分かるもんだな」

    幼女「しかし……場所は知っておるが行き方は知らん」

    勇者「え?」

    幼女「魔王の居城は、こことは別の次元じゃからのう」

    幼女「向こうから呼ばれん限り、行ったこと無いわ」

    勇者「……なんじゃそりゃ……」

    666 = 646 :

    頑張れ
    ちゃんと見てるぜ

    667 = 631 :

    勇者「そんなんどっから探せばいいんだよ……」

    幼女「まぁ、行きかたに見当が無いわけではないぞ」

    勇者「なに!それを先に言ってくれよ……」

    幼女「うう……あそこは……しかしのう」

    勇者「一体どこなんだ!教えてくれ!」

    幼女「むぅ……それは、じゃのう」

    幼女「……火山じゃ……ここから東へ行ったところにある」

    668 = 631 :

    幼女「あそこには、遠くと繋がる道があると伝え聞いておる」

    幼女「……まぁ、わらわは一度も行ったこと無いがのう。部下を行かせたら溶けてしもうた」

    勇者(さりげなく怖いこと言ったな、今……)

    勇者「しかしよ、なんで俺達に簡単に教えてくれるんだ?」

    幼女「……わらわは、魔王のやり方が嫌いじゃからの」

    幼女「すべてを破壊し、支配する……おろかなことじゃ」

    幼女「それに……」

    幼女「わらわたちは、仲間であろう?」ニコ

    669 :

    幼女「わらわたちは、仲間であろう?」ニコ
    ↑誰か絵描いてくれ

    670 = 631 :

    勇者「ふーん……魔族もいろいろあるんだな」

    幼女「……わらわのような考えのほうが珍しいがのう」

    幼女「大体の魔物は、相手を支配したり、壊すことしか考えておらん」

    魔法使い「……そっかー。てことは、他に協力者は期待できない、か」

    幼女「そう考えておったほうがよいじゃろう」

    僧侶「……うまい」モグモグ

    671 :

    なんだツンデレか

    673 :

    幼女「わらわたちは、仲間であろう?」ニコ

    これはだめだ
    厳重注意ですよ厳重注意

    674 = 631 :

    >>669
    やってくれる人いたら嬉しいな
    >>671
    ちょっと魔法使いと属性かぶりそうだよね
    幼女かそうじゃないかの違いあるから許して

    勇者「あ、そうだ、氷」ヒョイ

    幼女「なんじゃ、まだ何かあるのか?」パシッ「なんじゃ、これは」

    勇者「見りゃ分かるだろ、鎖鎌だよ。お前、今魔法使えないんだろ?」

    勇者「なんか武器持ってりゃ、俺よりはマシに戦えるだろ」

    幼女「……余計なお世話じゃ!武器などなくともおぬしよりはマシじゃ」

    幼女「まぁしかし……献上すると言うのなら貰っておいてやろう」

    魔法使い「……あの女たらしめ」

    僧侶「……クズ」

    勇者「ん?なんか言ったか、二人とも」

    675 :

    さすがにクズはかわいそうな気がwww
    普通に善意だろうし・・・

    676 = 631 :

    勇者「さーてと、暖房の実の予備も貰ったし、食料も補充できた」

    勇者「さっさと東の火山に向かおうかね」

    魔法使い「おー!」

    僧侶「……おー」

    幼女「火山まではしばらく氷原を進んだ後森を越えねばならん」

    幼女「覚悟しておくんじゃな」

    魔法使い「お、おー……?」

    677 :

    氷系の呪文に対しては鉄壁だな

    678 = 631 :

    勇者「んー、やっぱり暖房の実があると大分楽だな」

    魔法使い「ほんとにねー……暖房の実様様だよ」

    僧侶「……ほんと」

    幼女「人間とは、貧弱じゃのう。このぐらいの寒さなどどうということないじゃろうて」

    魔法使い(普通なら凍えそうな軽装で笑ってる……見てるだけで寒くなるよ、もう!)

    僧侶「……からい」モグモグ

    勇者「おい、僧侶……ちょっと食べすぎだっての」

    679 = 631 :

    勇者「全然森が見えてこないなー」

    魔法使い「なんか辺り一面雪、雪、雪……おかしくなりそうだよ……」

    僧侶「……」ザッ ザッ

    幼女「むー……小さい体だとどうも歩きにくいのう」

    幼女「おい、勇者!わらわをおんぶせよ!」

    勇者「……マジか」

    魔法使い「勇者は荷物持ってるから、私がおんぶしてあげるよ」ヒョイ

    幼女「む?んん……」

    僧侶「……勇者」

    勇者「今度は僧侶か、なんだ?」

    僧侶「……おんぶ」

    魔法使い「……」 氷幼女「……」

    680 = 631 :

    勇者「あー……荷物も持ってんだぞ、俺は……」ザッ ザッ

    僧侶「……♪」

    魔法使い「うう……どうしてこうなった……」ズザ ズザ

    幼女「まぁ、仕方ないであろう……というか、この斧邪魔じゃぞ」

    魔法使い「乗ってて文句言うな!」

    勇者(少し胸が当たってるな……やはり中ぐらいあったか)

    681 :

    勇者「あー……荷物も持ってんだぞ、俺は……」ドピュッ ドピュッ

    682 :

    なんだ結構体力あるではないか

    683 = 675 :

    背負った瞬間潰れると思ったけどな

    684 = 631 :

    >>682
    邪な力を感じる!
    >>683
    どっちが?

    勇者「おー……なんか緑が見えてきた……」

    魔法使い「やったー!やっと雪ともおさらばだね!」

    幼女「ふむ……名残惜しいが、この地を去るとするか」

    僧侶「……敵」

    勇者「……むっ!」

    魔物「ギャギー!ギャギギー!」バサッ バサッ

    魔法使い「空を飛んでるタイプの魔物……厄介だね」

    幼女「ふむ……『なぜ、人間とともにいる?』か」

    僧侶「……分かるの?」

    幼女「わらわも魔族であるからな。山の魔物と少し発音が違うが理解ぐらいは出来る」

    685 :

    僧侶の胸がつぶれたら、ひんぬーさんしかいなくなってしまうだろう

    686 :

    発音が違うって方言みたいなもんか

    687 = 675 :

    >>683
    僧侶のおっぱいが!って答えれば何人かは満足しそうだけど
    勇者が僧侶を背負った瞬間に「ぶぎゅっ!」って
    いやいや、僧侶さんが重いとかそういう話じゃなくてですね・・・
    勇者が非力とか・・・ほんと、まじですって!棒構えるのやめてくだs(ry

    688 = 631 :

    >>686
    その通りっす。伝わってよかった

    幼女「『人間に肩入れするとは、氷の女王も地に落ちたものだな』か。随分な言われようだな」

    幼女「まぁ、貴様ら下級の魔物には分からんさ、理由など」

    魔物「ゲギャギー」バサッ ヒュバッ

    幼女「ふん、甘いわ!」クルン クルン ザシュ

    魔物「グゲギャ……」ボトッ

    幼女「ふん、次に頭を付けるならもっと大きな脳みそにするんじゃのう」

    勇者(うわー……こっえー、この人……ほんと、味方にしててよかった)

    魔物「グギギ……グガァ」ボバァ

    幼女「こやつ、火を……使いおるか」ズザ

    689 = 631 :

    魔法使い「させないよっ!……巻き起これ!暴風!」ビュゴワワワワ

    魔物「グギャッゴ……」バサ バサ

    僧侶「……いまだ」シャキン

    魔物「グ……ゲ」ドサッ

    魔法使い「大丈夫だった?氷」

    僧侶「……?」

    幼女「……ふ、ふん」

    幼女「……か、感謝はしておくぞ」

    勇者(……なんか、補助呪文も必要なくなってるんですが……)

    690 = 631 :

    >>687
    聖帝十字陵の先端でも担いどいてください

    勇者「ここが、東の森か……初めて来た」

    魔法使い「木の高さとか、故郷の森とは比べ物にならないねー」

    僧侶「……暑い」ダラダラ

    勇者「暖房の実食べ過ぎるからだろ……」

    幼女「ぐ……ふぅ、ふぅ」ダラダラダラダラ

    魔法使い(なんかこんまま溶けてもおかしくなさそう……)

    691 = 675 :

    >>690
    引かぬ!媚びぬ!省みぬ!

    692 = 685 :

    まだ火山ですらないのに…

    693 = 631 :

    >>691
    どうも、聖帝さん お師さんとお幸せに


    幼女「く……氷を纏えればこんな暑さなど……」ダラダラ

    勇者「ほいさ」ポイ

    幼女「む、なんだこれは?」

    勇者「冷房の実だよ。火山に行くなら必要なもんだしな」

    勇者「少しは楽になるんじゃねぇかな、と」

    幼女「ふむ……もぐもぐ」 「ほう、これは凄い……体がすっきりしよる」

    魔法使い「……氷の魔族は貧弱だねぇ。このぐらいの暑さどうってことないでしょ?」

    幼女「む、むむむむぅ……」

    694 = 631 :

    勇者「……」ポコ

    魔法使い「い、いてっ」

    勇者「……」ポコ

    幼女「な、なにをするのじゃ!」

    勇者「喧嘩両成敗、ってやつだ。くだらない争いしてんじゃねーよ」

    勇者「それぞれ弱点があって、それを補うのがパーティーなんだから」

    勇者「弱みほじくってうじうじ言わないこと」

    魔法使い「……ごめん」

    幼女「……わらわこそ、すまんかった」

    僧侶「……あつ」ダラ ダラ

    695 = 631 :

    僧侶「……ひんやり」モグモグ

    勇者「……人が話してるときに、勝手に実を取って食うんじゃねぇっつの」ポコ

    僧侶「……いたい」

    勇者「で、氷。こっから先はどう行けばいいんだ?火山まで」

    幼女「……知らぬ」

    勇者「え」

    幼女「わらわは、ここを抜ければ火山があるということを知っているだけじゃ」

    幼女「火山へいった部下は帰ってこなかったしのう」

    勇者「そういうのは先に言ってくれよ……」

    696 = 631 :

    勇者「遠めに火山が見えてるとかだったらよかったんだけど……」ピギャー  ピギャー

    魔法使い「見渡す限りの大森林だね……」

    僧侶「……広い」

    幼女「な、なんじゃ!わらわが悪いと言いたいのか!?」

    幼女「どうせ、進まないことには話はすすまんじゃろうが!」

    勇者「……まぁ、そうだよな。いっつも行き当たりばったりなんだし」

    魔法使い「んー、とりあえずまっすぐ行ってみようか」

    僧侶「……同意」

    697 = 631 :

    幼女「うう……さっきより軽くなったとはいえやはり暑いのう……」

    勇者「そんなんで火山行って大丈夫なのか?」

    幼女「……まぁ、その頃には魔力も戻ってるじゃろうて!ハハハ……」

    勇者(魔力戻ってなかったらどうすんだろ……)

    魔法使い「しっかし、なんか得体の知れないものがいっぱい生えてるねー」

    勇者「魔物がまぎれてるかもしんないから気をつけろよー」

    僧侶「……周辺警戒」

    698 = 631 :

    幼女「む……あれは……池か」

    勇者「ん?池が珍しいのか、お前」

    幼女「凍ってない状態の池を見るのは初めてじゃからのう。少々、物珍しい」ぴちゃ

    幼女「……やはり、ぬくいのう」

    勇者「ここらで、いっちょ休憩にするか。大分歩き疲れたし」

    魔法使い「さんせー!むしむしして余計体力使うんだもん、ここ……」

    僧侶「……疲れた」ぺたん

    幼女「……なんだか、足止めしたようで悪いの」

    勇者「んなこと気にするなって。疲れてたのはほんとなんだから」

    699 :

    支援してあげるんだから!

    700 = 641 :

    むむ、これはポロリの予感


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