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元スレ梓 「…これ…って…」
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夏休みも中盤…。
休みの間はそれぞれがローテーションを組んで部室のトンちゃんの世話をしており、(主に唯と梓がメインだが)今日は梓の番である。
梓「はぁ…、あなたは気楽よね…」
水槽を掃除して餌を与える。与えられた餌を食べているスッポンモドキのトンちゃんに梓は愚痴をこぼしていた。
㌧『?』
まるでこちらの気持ちが分かったのか分からないのかは不明だが、水槽越しにトンちゃんは首を傾げた。
梓「…う…、まぁ、唯先輩に対する私の気持ちは絶対に気の迷いなんだから…」
亀相手に心のモヤモヤを打ち明ける梓。傍から見れば亀しか相談相手が居ない少女と思える非常に寂しい光景である。
まぁ、事実人には絶対言えない愚痴を亀に溢している時点で、その認識は間違っては居ないのだが…。
梓「そりゃ、私だって唯先輩の事は…だけど…」
唯「私が、なーに?」
梓「何ってそれは…って!わあああああああああっ!!!」
素っ頓狂な悲鳴を上げて梓は床に尻餅を突く。何時の間にか背後に唯先輩が立っていたのだ。
休みの間はそれぞれがローテーションを組んで部室のトンちゃんの世話をしており、(主に唯と梓がメインだが)今日は梓の番である。
梓「はぁ…、あなたは気楽よね…」
水槽を掃除して餌を与える。与えられた餌を食べているスッポンモドキのトンちゃんに梓は愚痴をこぼしていた。
㌧『?』
まるでこちらの気持ちが分かったのか分からないのかは不明だが、水槽越しにトンちゃんは首を傾げた。
梓「…う…、まぁ、唯先輩に対する私の気持ちは絶対に気の迷いなんだから…」
亀相手に心のモヤモヤを打ち明ける梓。傍から見れば亀しか相談相手が居ない少女と思える非常に寂しい光景である。
まぁ、事実人には絶対言えない愚痴を亀に溢している時点で、その認識は間違っては居ないのだが…。
梓「そりゃ、私だって唯先輩の事は…だけど…」
唯「私が、なーに?」
梓「何ってそれは…って!わあああああああああっ!!!」
素っ頓狂な悲鳴を上げて梓は床に尻餅を突く。何時の間にか背後に唯先輩が立っていたのだ。
唯「び、びっくりしたぁ~」
梓「び…!びっくりしたのはこっちですよ!どうして居るんですか!」
唯「え?あれ?今日は私が当番じゃ無かった?」
梓「先輩の当番は明後日の練習の日です!」
唯「そうだったっけ~?あ、トンちゃんヤッホー!あずにゃんにキレイにしてもらったんだ~」
相変わらずと言うか何と言うか…。唯先輩のその挨拶にトンちゃんは口を開けて答えた…。
梓「び…!びっくりしたのはこっちですよ!どうして居るんですか!」
唯「え?あれ?今日は私が当番じゃ無かった?」
梓「先輩の当番は明後日の練習の日です!」
唯「そうだったっけ~?あ、トンちゃんヤッホー!あずにゃんにキレイにしてもらったんだ~」
相変わらずと言うか何と言うか…。唯先輩のその挨拶にトンちゃんは口を開けて答えた…。
>>303
誰得な挿絵だなおい
誰得な挿絵だなおい
唯「そして!」
唯先輩はこちらに向くと。
唯「あずにゃ~ん、充電~」
梓「わわわっ!」
いつも恒例のハグ&スリスリが始まった。
梓「あ、暑いですから離れて下さーい!」
そう言いつつも本気では嫌がらない。適度に嫌がる振りをしつつも、気が済むまで好きにさせてやるのが一番なのである。
梓(…はぁ…、唯先輩って相変わらず犬っぽい…)
諦めの境地に達しつつ、ふとどうでもいい事を思う。
梓(もし私が猫だったら、そのまま怒って引っ掻いて逃げるんだろうな)
唯先輩はこちらに向くと。
唯「あずにゃ~ん、充電~」
梓「わわわっ!」
いつも恒例のハグ&スリスリが始まった。
梓「あ、暑いですから離れて下さーい!」
そう言いつつも本気では嫌がらない。適度に嫌がる振りをしつつも、気が済むまで好きにさせてやるのが一番なのである。
梓(…はぁ…、唯先輩って相変わらず犬っぽい…)
諦めの境地に達しつつ、ふとどうでもいい事を思う。
梓(もし私が猫だったら、そのまま怒って引っ掻いて逃げるんだろうな)
唯「う~ん、あずにゃ~ん♪」
梓「って!いつまでやってるんですか!いい加減離れて下さい!」
気が付くと普段の倍はスリスリされていた。真夏の部室の気温も相まって流石に暑い。
唯「あ~う~…、たまにしか会えないから大好きなあずにゃん分が不足してるんだよぉ~」
それを聞いて思わず顔が赤くなる。
梓「な、何言ってるんですか!メールしてくれたらいつだって会いに行きますから離れて下さい!」
流石に室内気温30℃越えでこれ以上は無理だった。エアコンはあるけど休み中の私的仕様は学校側からも禁止されている。
唯「ううう、仕方ないから離れるよぉ~」
そして…。
唯「そうだあずにゃん!この後暇?」
↓暇?暇じゃない?
梓「って!いつまでやってるんですか!いい加減離れて下さい!」
気が付くと普段の倍はスリスリされていた。真夏の部室の気温も相まって流石に暑い。
唯「あ~う~…、たまにしか会えないから大好きなあずにゃん分が不足してるんだよぉ~」
それを聞いて思わず顔が赤くなる。
梓「な、何言ってるんですか!メールしてくれたらいつだって会いに行きますから離れて下さい!」
流石に室内気温30℃越えでこれ以上は無理だった。エアコンはあるけど休み中の私的仕様は学校側からも禁止されている。
唯「ううう、仕方ないから離れるよぉ~」
そして…。
唯「そうだあずにゃん!この後暇?」
↓暇?暇じゃない?
梓「いえ、私この後に家の買い物とかありますから…」
唯「そっか~、帰りに一緒にハンバーガーとか思ったんだけど~。残念」
暇じゃないと言うのは本当だった。だからこそ唯先輩の誘いを断ったさっきの自分がやるせない。用事なんて幾らでも後回しに出来たのだ。
梓「ごめんなさい、また今度誘ってくれれば」
唯「うん!絶対だよ?」
本当に嬉しそうにそう答える唯先輩。何時も見せるこんな無防備な表情や行動が、梓の秘めた思いの満ちた胸にちくりと棘のように刺さった。
梓(…はぁ…、『実は用事なんて無かったんです!』とか言えたら楽なんだろうなぁ…)
唯「そっか~、帰りに一緒にハンバーガーとか思ったんだけど~。残念」
暇じゃないと言うのは本当だった。だからこそ唯先輩の誘いを断ったさっきの自分がやるせない。用事なんて幾らでも後回しに出来たのだ。
梓「ごめんなさい、また今度誘ってくれれば」
唯「うん!絶対だよ?」
本当に嬉しそうにそう答える唯先輩。何時も見せるこんな無防備な表情や行動が、梓の秘めた思いの満ちた胸にちくりと棘のように刺さった。
梓(…はぁ…、『実は用事なんて無かったんです!』とか言えたら楽なんだろうなぁ…)
>>310の言葉が2通りに受け取れるから困るw
>>324
でかいチンポと小さいチンポみたいなもんか
でかいチンポと小さいチンポみたいなもんか
>>1です。良い子の皆!やったね普通に調べられるよ!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF_(%E6%80%A7%E5%85%B7)
…あと>>319誰?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF_(%E6%80%A7%E5%85%B7)
…あと>>319誰?
梓「そ、それじゃあ先輩。私部室の鍵を返してきますから」
結局言わずじまいで揃って部室を出る。こう言う時の勇気の無さが何だか悔しい。
唯「うん、それじゃよろしくね~」
一緒に部室を出ながら見せた唯のいつも通りのその笑顔が、今の梓には心苦しかった。
梓(…だって!やっぱりこんなのって変よ!女同士なんて!)
職員室に向かう為、そして早く唯から離れる為に先に部室前の階段を駆け下りる。だが、余計な事を考えながら駆け下りたせいか…。
梓(…あ)
最後の数段を残して、階段から足を踏み外した…。
梓(落ちる…?)
全ての景色が一瞬、緩慢になる。
結局言わずじまいで揃って部室を出る。こう言う時の勇気の無さが何だか悔しい。
唯「うん、それじゃよろしくね~」
一緒に部室を出ながら見せた唯のいつも通りのその笑顔が、今の梓には心苦しかった。
梓(…だって!やっぱりこんなのって変よ!女同士なんて!)
職員室に向かう為、そして早く唯から離れる為に先に部室前の階段を駆け下りる。だが、余計な事を考えながら駆け下りたせいか…。
梓(…あ)
最後の数段を残して、階段から足を踏み外した…。
梓(落ちる…?)
全ての景色が一瞬、緩慢になる。
このssのためなら支援を惜しまないにゃん
今データをまとめている最中だけど支援するにゃん!
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
今データをまとめている最中だけど支援するにゃん!
あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!
せまる階段の踊り場…。そして今の自分の体勢…。受け身すら取れないまま落ちるのが安易に予想できた。
梓(これ…ヤバイよね?)
まるで人事のようなその感覚が笑いたくなるぐらいに可笑しかった。この後には絶対激痛が待っているのに…。
だが、そうはならなかった。
唯「あずにゃん!」
後ろから誰かに腕を摑まれる。たったそれだけで緩慢だった世界は元の速さを取り戻した。
梓「…ひゃ…っ!ゆ、唯先輩…?」
転落するかしないかギリギリの角度で、梓は唯によって引き止められていた。
唯「だいじょうぶ?危なかったね~あずにゃん」
階段の残りは三段…。低くてもそのまま落ちれば大怪我するかもしれない高さ。
梓「あ…、ありがとうございます…唯先輩…」
↓アクシデントはまだ続く?続かない?
梓(これ…ヤバイよね?)
まるで人事のようなその感覚が笑いたくなるぐらいに可笑しかった。この後には絶対激痛が待っているのに…。
だが、そうはならなかった。
唯「あずにゃん!」
後ろから誰かに腕を摑まれる。たったそれだけで緩慢だった世界は元の速さを取り戻した。
梓「…ひゃ…っ!ゆ、唯先輩…?」
転落するかしないかギリギリの角度で、梓は唯によって引き止められていた。
唯「だいじょうぶ?危なかったね~あずにゃん」
階段の残りは三段…。低くてもそのまま落ちれば大怪我するかもしれない高さ。
梓「あ…、ありがとうございます…唯先輩…」
↓アクシデントはまだ続く?続かない?
体勢を立て直し、踊り場に立つ梓…。
唯「どうしたのあずにゃん?何だか何時ものあずにゃんらしくないよ?」
心配そうに覗き込む。
梓(ああ、こういった所はしっかりと見てるんだ。…絶対に意識しての行動じゃないと思うけど)
梓「あ、いえ…、少しだけ考え事してた物ですから…。もう大丈夫です!」
笑顔を作り、その場を取り繕う梓。
唯「そう?気をつけないと駄目だよ~?って、いつもしっかりしてるあずにゃんに言ったら怒られちゃうね?」
そう言って笑う唯の姿に梓は。
梓「私は…、いつもしっかりしてる訳じゃないですから…」
唯「…?」
聞えるか聞えないかの小声でそう言うと、一通りお礼を述べてからその場を後にした。
唯「どうしたのあずにゃん?何だか何時ものあずにゃんらしくないよ?」
心配そうに覗き込む。
梓(ああ、こういった所はしっかりと見てるんだ。…絶対に意識しての行動じゃないと思うけど)
梓「あ、いえ…、少しだけ考え事してた物ですから…。もう大丈夫です!」
笑顔を作り、その場を取り繕う梓。
唯「そう?気をつけないと駄目だよ~?って、いつもしっかりしてるあずにゃんに言ったら怒られちゃうね?」
そう言って笑う唯の姿に梓は。
梓「私は…、いつもしっかりしてる訳じゃないですから…」
唯「…?」
聞えるか聞えないかの小声でそう言うと、一通りお礼を述べてからその場を後にした。
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