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    元スレ妹「兄さんのことが好きです」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 義妹 + - ハルヒ + - ヤンデレ + - ローゼン + - 一方通行 + - 体育倉庫で乱暴エッチ + - + - 化物語 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    『兄さん…!兄さん……!』

    「んんっ…」

    「兄さんっ!兄さんっ!!」

    肩がゆさゆさと揺れている。
    なんか寒い。俺は目を開いた。

    「兄さん!あぁ、よかった!」

    「ん…」

    「お風呂入ってから、もう二時間も経ってますよ!?」

    「あぁ……って、えっ?二時間!?」

    俺は意識が覚醒する。
    風呂の湯がかなり冷たくなっている。

    102 :

    さるさんくらいました。
    バキ見ながら待つわ

    103 = 87 :

    ただ股間のみは上気し熱を帯びていた

    105 :

    おねがい
    朝まで残ってて

    支援

    106 :

    「全然戻ってこないから、心配で見に来ました」

    「悪い…寝てたみたいだ」

    「無事でよかったです…」

    彼女はほっと一息つくと、我に返ったように立ち上がる。

    「あ!す、スミマセン!もう出ますね!」

    後ろに向きに振り返ると、勢い良く走り去ろうとする。

    「あ、おい!滑るから気をつけろよ!」

    「だ、大丈夫です!キャアッ!?」

    風呂場からは無事に出たものの、脱衣所の先でコケたらしく、
    ズダーン!という音と、彼女の哀れな声が届いた。

    107 :

    「あ・・・・はずみでアンゴルモアスイッチおしちゃいました///」

    「なんだってー!?」

    108 = 106 :

    「大丈夫だったか?」

    風呂から出た俺は真っ先に安否を確認する。

    「大丈夫です…スミマセン…」

    ソファーに座り、鼻頭からおでこに手を当てうなだれていた。

    「どれ?ちょっと見せて」

    彼女の手を取り、おでこを確認する。

    「あっ…」

    外傷は無いようなのでツンツンと、おでこから鼻までをつついてみる。

    「痛くない?」

    「…ちょ、ちょっとだけ…」

    「特に腫れてもないし、傷もないし大丈夫そうだね。よかった」

    「は、はい…!あの、シャワー浴びてきます!」

    彼女は逃げ出すように、部屋から出て行った。

    109 = 106 :

    しばらくして、寝る前のトイレついでに脱衣所に寄ると、
    風呂場からはシャワーを浴びる音が聞こえてくる。
    洗濯カゴに脱ぎたての下着が置いてある。脱ぎたての…
    いやいやいや!俺は邪念を振り払い、声をかけた。

    「俺もう寝るから、寝るときに電気消してきてくれる?戸締りはしておいたから」

    「はーい!分かりました!」

    俺は彼女の返事を聞いてから、名残惜しいがその場を立ち去った。

    --自室

    「さて…」

    俺はベッドに腰掛けると、ベッドの下に手を突っ込み
    エロ漫画を取り出す。

    ふんふんふん~♪

    本をパラパラとめくる…。

    ふんふん、ふふふん♪ふんふんふん♪

    「くっそぉぉっぉ!!!集中できねぇ!!」

    110 = 106 :

    俺の部屋の真下はちょうど風呂場になっており、
    シャワー音はまだしも、鼻歌が壁伝いに響いてくる。

    「雑念!雑念を払うんだ…!!!うぉぉぉぉぉ!!!」

    俺はベッドに寝転び、布団を頭からかぶって必死に頭の中を無にした。

    111 = 106 :

    コンコン…不意にドアが叩く音がする。
    誰だ?現在二人しかいないはずの家なのに、俺はそう思う。

    ガチャ…
    ゆっくりと扉が開くと、そこから見たこともない男の顔が覗いた。
    通常の人間の1.5倍は大きい顔をしていた。

    『オイ』

    ソレはそう声を発した。
    俺は戦慄した。何だ…?なんだ?誰、えっ何?え?ヤば、ヤバイ!!
    ソレはなおも、『オイ』『オイ』と俺に言葉を投げかけてくる。

    『うわぁあああああ!!!!』

    俺は必死になって、手元にある枕を投げようと掴み、引き寄せる。

    『オイ』

    俺のすぐ横から声がした。視線をドアに戻すとそこには何もいなかった。

    『オイ』

    声は俺の手元から聞こえた。
    俺は視線を落とす。

    『ミツケタ』

    112 = 106 :

    ガバッ!!
    俺はベッドから飛び起きた。

    「っ…!?…はぁはぁ…」

    周りを見渡すが、何も異常はない。
    息が落ち着いてきたその時、
    コンコン
    ドアをノックする音が部屋に響いた。
    すぅ…と、俺は息を飲み、そのまま息を殺す。

    ガチャリ…と、ドアが開く。
    俺はあらかじめ枕を持ち、高く構え身構える。

    すっと、開いたドアの隙間から顔が覗く。

    「うわああああああ!!!」

    俺は叫びながら、持っていた枕を渾身の力でそこにブン投げた。
    ボスッ!!と鈍い音が響く。

    113 = 106 :

    「ひゃぶっ!?」

    ソレは音を立ててその場に崩れ去った。

    「や、やった!倒した!」

    俺は獲物を確認しにドアに近寄る。

    「うぅ、兄さん…酷いぃ…」

    そこには下着姿で顔に手を当て、うずくまる女の子がいた。
    今日もキャミソールにパンツを履いている。

    「まさか悪霊の正体が可愛い女の子だったとは…」

    「痛いぃ…可愛いのは嬉しいですけど…兄さん、寝ぼけてるんですか…?うぅぅ痛い…」

    「そんなところだ…悪い」

    「いえ…」

    俺は彼女の手を引いて立ち上がらせる。

    114 :

    気になって眠れない④

    115 = 106 :

    「マジで悪かった…で、どうしたの?」

    「はい…あの、パジャマありませんか?」

    「あ、あぁ…ゴメン昨日の一着しか知らないないんだ…今日洗濯しておけばよかったな」

    「スミマセン…今日私がしておけばよかったです」

    「じゃあ明日洗っておくよ…で、どうしようか?俺のでよかったら貸すけど?」

    「いえ、もうこのまま寝ますので」

    「えっ?いいの?」

    「はい。では、おやすみなさい」

    「うん、おやすみ」

    彼女はそのままベッドに向かい、タオルケットに包まる。

    116 :

    明日朝早いのに…

    117 :

    釣り?

    ま、いーか。wktkwktk

    119 = 106 :

    「…あの、ちょっといい?」

    「はい?あ、電気は全部消してきましたよ?ガスの元栓も締めましたし」

    「うん。ありがとう…ってそうじゃなくて、どうしてここで寝るの?」

    「さっき枕を顔にぶつけられました…痛いところに追撃です」

    「いや、本当に悪かったって…」

    「それに…兄さんは二時間もお風呂に入っていました」

    「それが、何か関係が?」

    彼女は、ふくれっ面で睨んでくる。

    「二時間も待ったんですよ…すぐ戻ってくるって言ったのに!」

    「心細かったんですからね…!」

    少し涙目になり、そう訴えかけてきた。
    俺は頭をポリポリと指で掻き、部屋の電気を小さな灯りだけ残しベッドに入る。
    寝転ぶと、すぐさま俺に腕を伸ばして抱きついてくる。

    120 :

    こんなん我慢できるわけなかろーもん!

    121 = 106 :

    「怖い話するのに、怖いのは怖いんだね」

    「怖いから怖いんです…当然じゃないですか」

    「まぁ、そりゃそうだが」

    「でも、こうして誰かと一緒にいると、心が落ち着きますね」

    「…そうかも」

    先ほどの夢を思い出すが、彼女がそばにいてくれるおかげか、
    それほど恐怖は感じなくなっており、故に肯定の言葉を口に出していた。


    彼女がもぞもぞと体を上に動かし、俺の目線の位置までくる。
    薄明かりの中、彼女が俺を見つめてくる。
    俺が疑問に思っていると、彼女が声を発する。

    「兄さんの『気になる人』って妹さんですよね?」

    123 :

    またさるさんです
    読んでくれてる人いるか分かりませんが、書き込めなくてスマン
    書けるようになったら投稿しますが、その間保守頂けましたら幸いです
    最悪、19時過ぎになります
    ただ、エロが嫌いな方は避けてください

    124 :

    読んでる

    125 :

    この義妹には人間的心情、動機を感じない
    何か仕組まれた美人局見たいな感じがぬぐえない

    126 :

    び…美人局

    127 = 123 :

    >>125
    確かにそうです
    昔書いてた妹SSがこんな妹で、
    それにお話を加えたら無味乾燥なキャラになってしまいました

    128 = 106 :

    「…えっ?」

    「妹さんのことを話す態度を見れば分かりますよ」

    「うっ…そうだったか?」

    「はい、兄さんの事だったら、なんでも分かる気がします…でも」

    「…でも?」

    「どうして妹さんのことが気になるんですか?…兄妹なんですよ?」

    「それは…」

    「教えてくれませんか?」

    「…あいつに、妹に告白されたんだ」

    「……そうですか」

    「そういうわけだから…好きとかそういうのじゃなくて、まだ分からないって言うか…」

    事のついでだ、俺はこのまま彼女に俺の気持ちを聞いてもらおうと思い、言葉を連ねる。

    129 = 106 :

    「兄さんは、妹さんと一緒にいると、心が落ち着きますか?」

    「えっ?」

    「あ、兄さんまつげが抜けてます…」

    まぶたに彼女の指がそっと触れた。
    反射で目を閉じ、同時に疑問が浮かぶ。
    こんな小さな電球の灯りだけで、まつげが抜けていることが分かるのか?
    目を閉じている間、彼女の声だけが聞こえてくる。

    「一緒にいると、心が落ち着きますよね…好きな人と一緒だと、特に」

    「私は、兄さんと一緒にいると、特別心が落ち着く気がします…」

    目を開いたとき、まぶたに触れていた手は、俺の首の後ろにまわされる。
    彼女の顔は、俺の目と鼻の先にいた。

    「えっ…?それってどういう…?」

    どういう意味?そう、聞こうとする前に、彼女が俺の言葉を遮る。

    「つまり、兄さんとキスがしたいんです…」

    「へ…?」

    「もし、嫌でしたら拒んでくれていいです」

    130 = 106 :

    それだけ言うと、彼女は俺の唇に自分の唇を重ねてきた。
    とても柔らかいものが、俺の唇に触れる。
    今まで感じたことのない感覚に、体が熱く反応する。

    唇を離すと、一言だけ、彼女はハッキリと俺に伝える。

    「兄さんのことが好きです」

    そう発する言葉の吐息が俺の唇に当たる。
    突然のことに、思考が働かない。
    しばらく間をおいて、彼女は体の向きを変え、俺に背を向ける。

    「う…」

    言葉に出そうと思うが、言うべきものが見つからず言葉にならない。
    彼女は沈黙したまま。答えを待っているのだろうか?

    俺は、妹が気になっていたはず…。性格が悪くて可愛くない、可愛い妹のことを。
    鼓動がいつもより早く脈打つ。どうしてだろう?
    どうしてキスを拒まなかったんだ?何より、今、彼女を抱きしめたい。
    妹への感情のスキマに、彼女が入ってきていた。この一瞬で。

    131 = 106 :

    「…悪い、今なんて言っていいのか分からない」

    俺は正直にそう言う。

    「そう、ですよね…」

    「…」

    「でも、鈍感な兄さんに気持ちを伝えるなら、これくらいしないとって」

    「いや、ここまでしなくても…」

    「…普通、女の子が何も想っていない相手と一緒に寝たいと思うって思いますか?」

    「……思わない、かな…?」

    「当然です。これだけして何もリアクションなしって、どう考えても鈍感です。今日だって、だから…」

    「…で、でも、一体いつから?」

    「初めて会ったときから、お話をしてたらもっと…」

    「そ、そっか…」

    彼女はこちらを振り向く。

    132 = 106 :

    「妹さんが帰ってきてしまったら…きっともう無理でした」

    「けど今、兄さんの心の中に…私、いますよね?」

    「…うん、いるかも」

    「よかった…」

    「…」

    「…あの、キスしてしまって、すみませんでした」

    「あ、いや…」

    唇の感触を思い出し、言葉が詰まる。

    「また、できたら嬉しいです」

    「えっ?」

    「それとも、今、もう一度してくれますか?」

    「い、いや!ダメだって!っていうかそもそもこうやって二人で寝るのもマズい!」

    俺は唐突に今の状況を思い出す。
    告白してきた女の子と一緒に布団に入るなんて、常識的に考えておかしい。
    俺は彼女をベッドから出そうと、起き上がる。

    133 = 106 :

    「ダメです」

    彼女も起き上がり、俺に抱きついて押し倒そうとしてくる。

    「うわ、ちょ!?」

    「布団に入るのは、兄さんが私を二時間も放置プレイしたからです。今回の件とは別ですよ」

    「放置プレイって…いや、でもだな…」

    「今晩限りは私のこと『妹』として扱ってください」

    「う…」

    俺は反論できず、そのまま先ほどと同じカタチでベッドに倒れこんだ。

    「もちろん明日からは、妹さんと同じように一人の女の子として見てくださいね?」

    そう言って彼女が体に絡みついてくる。
    今日も眠れなさそうだ。

    義妹…彼女が俺のことを好きだという、
    こんな身近にいて迫られたら、どうやっても好きになってしまうんじゃないか…?
    なんとなく、少し妹に申し訳なく思ってしまった。

    134 :

    ほれ頑張れ

    135 = 106 :

    「兄さん、兄さん!起きてください!」

    「んっ…んん…」

    妹の声で目覚める。
    どうやら気付かないうちに眠ってしまったようだ。

    「もうお昼ですよ?」

    「…は?そんなに寝てたのか?」

    「兄さんは、だいぶ寝ぼすけさんですね」

    「誰のせいだと…」

    俺はそうボソッとつぶやくが、
    そんなことを言っていてもしょうがないので、
    妹と一緒に階下へ降りる。

    136 = 106 :

    「兄さん、今日のお昼はオムライスを作ったんですよ?」

    「いつの間にそんなものを作れるようになたんだ?」

    「暇だったのでテレビを見てたら作り方がやっていたので覚えました」

    「そんな見ただけでできるもんなのか…?」

    妹はキッチンへ行くと、
    用意してあった二つオムライスを持ってきてくれる。

    「お待たせしました」

    「なんだこれは?美味そうだな…ゴクリ…」

    「結構、忠実に再現できたと思いますよ」

    「それもうなずける見た目だな、とにかく腹減ってるし、いただきまーす!」

    きらきらと輝くふわとろの玉子に銀色のスプーンを突き刺し、
    中のケチャップライスを絡めとり、それを口の中へ運ぶ。

    137 = 106 :

    「どうですか?」

    「おぉ、うめぇ!美味いよ!流石だな!妹なんかの料理より全然美味いわ!」

    「そんな、えへへ…ありがとうございます」

    その時、玄関のカギを開け、扉の開く音が聞こえる。

    「ただいまぁ、あーなんかいい匂いするね?」

    そういいながら、妹は俺たちのいる部屋への扉を開ける。

    「やっほ!お兄ちゃんただい…」

    最初俺と目を合わせた妹だったが、
    俺の隣にいる妹に視線が移り、視線が重なる。

    「ま……………」

    妹は時間が止まったかのように硬直している。

    138 = 120 :

    中には実妹の肉が

    139 = 106 :

    「おい、妹?だいじょ---」

    「えーーーーーっ!?だ、誰?もしかして、彼女…とか?えっ、嘘でしょ?」

    「えっ?いや妹だけど?」

    「初めまして、妹です…よろしくお願いします」

    「なんだ、妹か…それなら最初にそう言ってよ……………えっ?」

    「えっ?どうした?」

    「いやいやいやいや!妹は私でしょ!何言ってるの!?」

    妹は妹の前まで詰め寄り、当然の疑問を投げかけてくる。

    「あぅ…すみません…」

    妹は妹の態度に萎縮してしまう。







    文章中、妹妹わけ分からんので、以後
    妹→舞
    義妹→美羽
    とします。

    140 :


    義妹

    でええやん

    141 :

    いいじゃん
    名前付けたいんだろ

    142 = 123 :

    俺も名前付けるのは嫌いですが、今回は必要だったので
    次のレスで分かる予定なのですが、タイミング悪くさるさんくらいました

    素直に最初からエロでかっ飛ばせば良かったかもしれないです
    きっと残ってないカモですが、あれば明日19時以降に投下します
    それでは、おやすみなさい

    143 :

    寝る前に開くんじゃなかった

    144 = 122 :

    >>138
    想像したら興奮したほ

    145 :

    明日まで残しておいてくれ…………



    寝る

    146 :

    ほしゅしてねる
    おやすみ

    148 :

    ほっ


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