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元スレ上条「女の子と仲良くなりたい……」
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面接クソワロタwwww予想外の質問しか来ねぇwwww
とりあえず>>367から続き書いてみるwwww一回投げたのに続けるとかwwww
とりあえず>>367から続き書いてみるwwww一回投げたのに続けるとかwwww
>>367から
白井「上条、さん……?」
上条「……えっ、白井? ど、どうしてこんなところに」
白井「あ……あなた、補習は?」
上条「い……!? な、なんで白井がそれを……」
白井「わたくしが知ってることはどうでもいいんですの。それより……」
白井「見たところ、デート……の最中ですわよね」
上条「い、いや、これは……」
御坂妹「……デートです、とミサカはしどろもどろな彼の代わりに肯定してみます」
上条「お、おい!」
白井「………………」ジロッ
御坂妹「………………」
白井「上条さん……お姉様との約束をすっぽかして、お姉様の妹と、デート……?」
>>507
志望動機はあった。それよりも「あなたがその中学に入った理由は何ですか?」
がマジ意味不明。中学に近場以外のマトモな動機があるわけねーだろ!
上条「ち、違うんだ!」
白井「お姉様、デートを楽しみにしてらしたんですのよ……・そのお姉様の気持ちを、弄びましたの……?」
上条「そ、そんなつもりは……」
白井「もしや、誤解だと言い張るおつもり?」
上条「うっ………………」
白井「……はぁ。以前のわたくしであれば、ここで問答無用であなたを刺していたかもしれませんの」
上条「!?」
白井「ですが……最近わたくしは、あなたとのやりとりを通じて、あなたが悪い人ではないと……」
上条「……え?」
白井「いえ、むしろあなたのおかげで……殿方との交流を避けていた黒子も、新たな光を見出すことができましたの」
上条「白井……」
白井「……だから、わたくしはこれ以上、あなたを嫌いになりたくない」
上条「………………」
白井「何を隠しているのかは存じません。それはあなたやわたくしにとって、悲しいことかもしれません」
白井「ですがどうか、本当のことを話して欲しいんですの」
上条「……そこまで言われちゃ、上条さんの負けですよ」
白井「観念なさいまして?」
上条「ああ。ありのまま起こったことを話すぜ。それで納得するってんならな」
白井「………………」
上条「……まず俺は、美琴との約束を故意に破ったわけじゃないんだ」
白井「でも、お姉様の元に来たメールには、補習があると書かれていましたわよ。それは嘘で」
上条「それには理由がある」
白井「……理由、ですの?」
上条「これを見てくれ」
白井「これは……あなたの携帯ではありませんの」
上条「内容だよ、内容」
白井「…………あら?」
上条「分かったか?」
白井「……この状況から察するに、これは……」
上条「ああ。見ての通り、美琴と御坂妹を間違えて送信しちまってな」
白井「……それで、今日までお姉様のところにメールが来なかったんですのね」
上条「それに気付いた俺は、美琴がずっと待ってるんじゃないかと思って、慌てて嘘のメールを送ったんだ」
白井「……確かに『忘れてた』とメールされるよりは、お姉様も傷つかないと思いますが」
上条「俺だって、こんな嘘はつきたくなかった。苦肉の策だったんだよ」
白井「それならそうと、すべてをメールに書けば良かったのでは?」
上条「いや……美琴と御坂妹は、この間喧嘩したばかりでな。まだ確執が残ってる可能性もあったし」
白井「あら、そうでしたの? お姉様は一言も……」
上条「美琴は、俺と御坂妹が会うのが気に食わないらしいし。御坂妹と遊園地、なんてメール送れないだろ」
上条「まあ、なんでそれが気に食わないのかは、いまいち分からないんだけど」
白井「………………」
今度は妹の地雷が発動するのかな
あっちを修復すればこっちが崩れる、そして包囲網
ときめもの爆弾処理みてーだ
あっちを修復すればこっちが崩れる、そして包囲網
ときめもの爆弾処理みてーだ
上条「とにかく、そんな状況で御坂妹とデートだとは言えなかったってこと」
白井「……筋は通ってますわね。それでやむを得ず嘘をついた、と?」
上条「分かってくれたか? 俺は、美琴っていう大事な友達を傷つけたくなかったんだよ」
白井「……そう、ですの。確かにあなたは、お姉様を大事にしているご様子」
上条「何言ってんだ。お前もだよ」
白井「え?」
上条「お前が美琴の位置にいたって、俺は同じことをするぜ。白井黒子は、俺の友達だからな」
白井「な、なっ……」
上条「だから最初に言っただろ。『違うんだ』って」
白井「そ、そんなこと、あの状況なら誰でも言いますわ。嘘を明るみに出したい人間などいませんの」
上条「おいおい、俺が美琴や白井を裏切るわけないだろ」
白井「そ、そう言えば収まるとでも思って……メールでもわたくしの心をくすぐるようなことばかり」
上条「あ。メールといえば、さっき美琴に出したメール、返事が返ってこないな」
白井「え?」
上条「アイツ、いつもはすぐ返してくるんだけどなぁ」
白井「……!」
上条「もしかして、何か厄介事でもあったのか……?」
白井「……お姉様」
白井「お姉様の様子、わたくしが見てきますの」
上条「え?」
白井「ついでに、メールを返すように伝えておきますわ」
上条「あ、おい白井!」
シュンッ
上条「い、行っちまった……」
白井(……悪態をついて出てきた以上、わたくしが謝らなくては話が進みませんの)
白井(わたくし、お姉様の気持ちを知っていてあんなことを言ったわけですから……)
白井(……はぁ。一発やニ発、叩かれてもしょうがないですわね。気が重いですの……)
上条「はぁ……とにかく、誤解が解けて良かったぜ」
上条「『御坂』って苗字だけで登録したのが間違いだったな。今度からは名前も入れておくか」
上条「そうしないと、また今回みたいに誤解される可能性があるからな……」
御坂妹「………………」
御坂妹「……つまり」
上条「?」
御坂妹「私は……お姉様の代わり、ということですか……と、ミサカは……」シュン
上条「……代わり?」
御坂妹「お姉様が来なくても、私がいたから……容姿も瓜二つで、代わりなのでは、と……」
上条「な、何言ってんだ! そんなわけないだろ!」
上条「お前はお前だ! 2万体いようが、美琴がいようが、お前はたった一人の女の子なんだよ!」
御坂妹「……では、代わりではないのに私とデートをした理由は何ですか、とミサカは説明を要求します」
上条「簡単だろ」
御坂妹「え?」
上条「俺が、他の誰でもない、御坂妹という女の子とデートをしたかった。それだけじゃダメか?」
御坂妹「……!」
上条「確かに、意図した形のデートじゃなかったよ。でもな、例え偶然でも俺たちは出会ったんだ。そこから先は、俺たちの自由だろ?」
御坂妹「……それなら一つ、お尋ねしたいことがあります、とミサカはあなたに問いかけてみます」
上条「ん、何だ?」
御坂妹「あなたは、私という個体を、一人の人間として見てくれます」
上条「当たり前だろ。何回も言わせないでくれよ」
御坂妹「……その言葉に、嬉しさがとどまることを知りません、とミサカはTomorrow Never Knows風に感想を述べてみます」
上条「大げさなヤツだな」
御坂妹「……それでは」
御坂妹「私とお姉様から、同じ時刻にデートの誘いがあったら……あなたは、どうしますか?」
上条「……え」
御坂妹「あなたは今回、私ではなく、お姉様をデートに誘いました、とミサカは事実確認をしてみます」
上条「あ、ああ」
御坂妹「お姉様は私と口論になった際も精神的に不安定でしたから、その判断は間違っていない、とミサカは複雑な気持ちで弁護します」
上条「そこまで複雑に考えてねぇよ。ただ、美琴も最近疲れてたみたいだし……」
御坂妹「それは置いておきまして」
御坂妹「そういう前提が無いとしたら……どちらを選びますか、とミサカは明確な答えを希望してみます……」
上条「……そんなの、決まってるだろ」
御坂妹「え……」
上条「答えは、どっちも選ばない。俺は人に優劣をつけられる程、偉い人間じゃないんだ」
御坂妹「……非常にあなたらしい回答です、とミサカは正体不明の葛藤を抑えて感想を述べます」
上条「上条さんは不器用なんですよ」
御坂妹「しかしその回答は認められません、とミサカは部分点もあげない気持ちで否定してみます」
上条「満点か0点しかないのか……? 絶対、どちらかとデートしなきゃいけない、ってことだよな」
御坂妹「はい」
上条「……両方とか」
御坂妹「それもアリですが、今はダメです、とミサカは新しい選択肢を除外してみます」
上条ぱねえwwww
の筈なんだが、どこか下条くらいに見える不思議!
の筈なんだが、どこか下条くらいに見える不思議!
上条「うーん……それならあまり気は進まないけど、あれしかないな……」
御坂妹「あれ、とは?」
上条「上条さん、女の子の要望には応えたいと思う人なんです」
御坂妹「………………」
上条「だから、百歩……つーか一万歩くらい譲って、俺に少しでも好意を持ってくれた方を選ぶと思う」
上条「いや、好意を寄せるヤツなんかいないと思うんだけどね!」
上条「上条さん的には、女の子が人気者の俺に焼き餅を焼く、みたいな展開が……」
上条「……あれ? もしかして美琴が、俺と御坂妹に会って欲しくないっていうのは」
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