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    元スレ美琴「んふふ。もっかい罰ゲームなんだからねー」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 麻琴 + - えむえむ + - けいおん! + - とある魔術の禁書目録 + - とらどら + - ぴぃ + - インデックス + - オルソラ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    ──07時20分

    上条「アラームがちゃんと鳴って、良かった良かった」

    上条「それでも一晩で何故か時計が20分もズレるという奇跡体験をしたわけですが……」

    上条(朝にテレビをつけるだなんて、随分久しい気がする)

    上条(ん? 雨が降るかもしれません?)

    上条「最近の予報は本当に当てになんねえからな……」

    上条(傘持ってったほうがいいのかな)

    上条「俺が傘持って行くと降らないってのは何なんだろうなぁ」

    上条(つか学校にいくつか置き傘あるから大丈夫か)

    上条(無駄に荷物が増えるのも嫌だしな……)

    上条「あと今日は買出しに行かないとなぁ……」

    152 = 1 :

    ──08時30分

    美琴(朝食も終わったし、そろそろ起きてるわよね)

    美琴(とりあえず暇かどうかだけ聞いてみよう)


    〔今日ってヒマ?〕

    〔ヒマじゃない〕


    美琴「……………………」


    美琴(お、終わった……)

    153 :

    一刀両断されたwwww

    154 :

    学園都市の天気予報って秒単位で合ってなかったっけ?

    155 = 28 :

    >>152
    あるあるw

    156 :

    一巻の最後でツリーダイアグラム墜とされてっから正確じゃなくなったね

    157 :

    >>154
    天気予報につかってた樹形図の設計者が破壊されてるから、正確ではなくなっている

    158 = 154 :

    原作のほうは読んでないから知らなかったぜ
    正直スマンかった

    159 :

    やっと追いついた
    支援!

    160 :

    ふぅ

    162 = 1 :

    ──08時40分

    上条「折り畳み一本ありゃどうでもいい話だったのかもしれないな」

    上条「まぁそれでなくとも大量に置き傘してあるから帰りなら全然余裕だし」

    上条「ってない!? 1本もない!?」

    上条「5本は置いておいたのに!」

    上条「何であんな安っぽい傘をざわざわパクってっちゃうワケ!?」

    上条「って逆か? 見た目からわかる安い傘だからか狙われるのか?」

    上条「あれ? この傘って駅で貸し出してるやつじゃねーか」

    上条「帰りはこれ借りていくか……」

    163 = 1 :

    ──08時40分

    美琴「やっぱ私も行っていい?」

    黒子「え?」

    美琴「なんか今日は暇になっちゃったのよね」

    黒子「昨日、何か張り切ってるようでしたけど」

    美琴「そ、そんなことないわよ」

    黒子「そうですか。さっき連絡した所、佐天さんも一緒のようですのよ」

    黒子(何だかよくわかりませんけど、一応これで丸く収まったようですわね)

    美琴「そっか。4人で集まる機会も減っちゃってたからちょうどいいわね」

    黒子「あちらも冬休みに入ったようですし」

    美琴「そっか」

    美琴(今日は1日アイツのことは忘れて遊ぼう……)

    黒子(笑ってますけど、ちょっと寂しそうにしてますわねお姉様……)

    164 = 1 :

    ──08時50分

    上条「で、だ」

    青髪「どしたん?」

    上条「どしたんじゃねえ! 何でお前がいるの!?」

    青髪「ああ、昨日の件で頑張ってみたら僕も補習になったんよ」

    上条「頑張る方向性が180度間違ってねえか!?」

    青髪「まあまあカミやん、補習がんばりましょーや!」

    上条「お前と2人とか、まだ1人のほうがいいんだけど」

    青髪「独り占めなんてさせへんよ!!」

    上条「なんなのそのテンション!?」

    165 :

    支援
    かあいいなぁ

    166 = 1 :

    青髪「いっそカミやんがサボっちまえば僕と小萌先生のサシ授業やで!!」

    上条「テメエ俺を留年させる気かー!?」

    ガラッ

    小萌「はいはい始めますよー」

    青髪「はぁーい!」

    上条「はぁ……」

    小萌「にしてもですね」

    上条「はい?」

    小萌「2人だけていうのは先生少し寂しいのです」

    上条「その発言は担任としてどうかと思うんですけど」

    青髪「夏の最初とかむちゃくちゃおったしな」

    上条「感覚麻痺がひどすぎると思うんですが……」

    167 = 1 :

    ──09時30分

    黒子「お待たせしましたの」

    初春「大丈夫ですよー」

    佐天「こんにちはー!」

    美琴「佐天さん結構久しぶりよね」

    佐天「ですねえ。いやー、今学期はずっと忙しかったですから」

    黒子「何かの役員を引き受けたとか聞きましたけど。大覇星祭でしたっけ?」

    佐天「ほとんど罰みたいな感じだったんですけどね。飛び入りだったし大変でしたよ」

    初春「御坂さん昨日ぶりですね。今日は元気そうでよかったです」

    美琴「ええ、今日は大丈夫よ」

    佐天「何かあったんですか?」

    初春「寝不足でちょっとフラフラしてたんですよ」

    佐天「へえ」

    美琴「そ、それはもう大丈夫だからさ! そんなことより! ホラ、立ち話もアレだし、どっか行こうよ!」

    黒子「そうですわね。流石に寒いですし。どこかに入りましょうか」

    169 = 1 :

    ──12時10分

    青髪「カミやん、昼飯賭けへん?」

    上条「嫌だ。そういうのは絶対俺が負ける。絶対だ」

    小萌「そういうのは先生の見えないところでやってくださいねー」

    上条「って言いながら自分から見えないところ行っちゃう辺り甘いんだよな」

    青髪「やっぱ平等だと乗ってけえへんなぁ」

    上条「どんなに条件積まれたって乗らねえよ」

    青髪「んじゃあ僕が負けたらこの1週間の昼飯は全部奢りますよ!?」

    上条「よし乗ったぁ!!」

    青髪「乗せやすくて助かるわー」

    上条「うるせえ1週間分の食費ぶら下げられたら飛びつかないわけがないっ!!」

    170 = 1 :

    ──12時30分

    美琴「さすがに土曜のこの時間じゃ混んでるわねえ」

    黒子「それでもそんなに待ったほうではありませんし、ラッキーだったかもしれませんわね」

    初春「で、でも、もうお腹が限界です……」

    佐天「ホラ初春、もう注文したんだからちょっとの我慢だよ」

    美琴「この待ち時間ってたまにすごく長く感じるのよね」

    初春「もう30分くらい待ってる気がします……」

    佐天「ほ、ホラ初春。氷食べて気を紛らわせればいいんじゃないかな」

    黒子「真冬になんてものをお勧めしてますの……」

    171 = 1 :

    ──13時10分

    青髪「さっきの勝負、水に流してもええんよ」

    上条「屈辱的で何か嫌だ。つか食った後に言うんじゃねえよ」

    青髪「はっは! 計算済みやで!」

    上条「くっそー、不幸だ……」

    青髪「勝負乗った時点で自業自得やろ。つかいつまでいじけてんねん」

    上条「うるせえ、ついつい乗せられた俺が馬鹿だったんだよ」

    青髪「んー。じゃあ明日の分賭けて」

    上条「もうやらない。絶対やらない」

    青髪「つまらねー」

    上条「つか財布ん中もう小銭しか残ってないんですけど」

    青髪「すっからかんよりええやん」

    上条「予定がないならいっそすっからかんでも構わないけどさ」

    上条「買出し行かなきゃいけないから一度お金降ろさないといけないし、面倒だー」

    青髪「降ろすなら明日の分も賭けられ、ってちょー!? 落ち着けカミやん!? 冗談冗談!! ぎゃあああ!?」

    172 = 1 :

    ──13時30分

    初春「生き返りましたぁ!」

    佐天「た、食べすぎじゃない?」

    初春「そ、そんなことないですよ!?」

    美琴「黒子もね。主にデザート」

    黒子「うっ」

    美琴「食後だし体を動かしに行ったほうがいいかしらね?」

    黒子「底知れぬ悪意を感じますのよお姉様、ぐふふ……」

    美琴「怖い、怖いからその顔」

    佐天「とりあえず、次はセブンスミストあたりでいいですか?」

    美琴「そうね。あとはそこかゲーセンくらいしかないし」

    佐天「初春もそれでいーい?」

    初春「げっぷ」

    黒子「初春、せめて口元は押さえなさいな……」

    173 = 1 :

    ──15時00分

    小萌「上条ちゃん、ちゃんと聞いてるんですかー?」

    上条「大丈夫大丈夫聞いてますよー」

    青髪「僕ももちろん聞いてますよー!?」

    小萌「……聞いてるフリして何をしてるんですかー?」

    上条「バレてたのか……」

    小萌「流石に2人しか居ないんですから気付かないわけがないですよー?」

    上条「それもそうか……」

    青髪「カミやんアホやなぁ」

    上条「お前に言われるとすっげえ腹立つ」

    176 = 1 :

    小萌「で、何してるんです?」

    上条「宿題です。主に先生の悪意が入ったやつ」

    小萌「宿題をやるのは立派だと思いますけど、今やるなら後で更に追加しちゃいますよー?」

    上条「うわああああすいませんでしたぁあぁあああ!!」

    小萌「じゃあ、しまってくださいね」

    上条「はい……」

    青髪「チクショウ、カミやんばっかり……」

    上条「先生、なんかコイツ怒られたいみたいですけど?」

    小萌「青髪ちゃんの場合はなんでここにいるのか自体よくわからないので無視でもいいんです」

    上条「ひどい」

    青髪「いやいや放置プレーも悪くないですよー!?」

    上条「こっちの頭のほうがひどかった……」

    177 = 1 :

    ──16時40分

    美琴「この音、黒子の携帯じゃない?」

    黒子「あら、ちょっと失礼」

    黒子「はい、こちら白井黒子」

    黒子「…………ええー?」

    初春「すごい嫌そうな声……」

    美琴「事件かしらね」

    初春「そんな気がします」

    黒子「わかりました。では」ピッ

    佐天「休みだってのに大変ですね、風紀委員も」

    美琴「全くね」

    初春「ですよね」

    黒子「初春、何を他人事みたいなこと言ってますの……」

    黒子(しかし、お姉様を残して行ってしまうのは少々不安というか危険というか……でも)

    黒子(朝の様子から察するにあの殿方の予定と合わなかったようですし、大丈夫そうですわね……)

    179 = 1 :

    ──16時50分

    黒子「全く、こういう日に限って事件だなんて」

    美琴「よくやるわよね……」

    佐天「それで、何があったんですか?」

    黒子「どこぞ裏路地のケンカ騒ぎの通報があって、出ようとしたらすぐ銀行強盗発生だそうですの」

    初春「うわあ、2件も立て続けですか……」

    黒子「先輩たちが銀行の方に向かうそうですので」

    初春「だ、大丈夫なんですかそれ」

    黒子「警備員も出動してるから主な仕事は一般人の避難くらいみたいですのよ」

    初春「なるほど。……ということは」

    黒子「わたくしがケンカの方に行くので初春は支部に戻ってバックアップと留守番ですわね」

    初春「はー。わかりました」

    180 = 1 :

    美琴「気をつけてね、黒子」

    黒子「ええ、むしろお姉様こそ今日はおとなしくしててくださいですの」ヒュン

    美琴「何よそれ……」

    佐天「初春も気をつけてね」

    初春「あはは、私はただの留守番ですけどね。では」タタタタ……



    佐天「御坂さん、どうします? どっか行きたいところとかあります?」

    美琴「私は特にもうないかなー」

    佐天「こういうとき白井さんみたいな人が引っ張ってくれないと行き先困っちゃいますね」

    美琴「そうね、2人ともいなくなっちゃったんじゃ、もう今日はお開きでいいかもね」

    佐天「そうですね。実は私も帰りに寄っておかないといけないところがあって」

    美琴「寄るところ?」

    佐天「まぁただの買出しなんですけどね。今家に食べるもの何もないんですよ」

    181 = 1 :

    美琴「へえ。付き添ってもいいかしら?」

    佐天「ええ、ただの買出しですよ!? そんなの何か悪いですよ!?」

    美琴「気にしない気にしない!」

    佐天「で、でも、ただの買出しですよ?」

    美琴「どうせヒマなんだからいいのいいの」

    佐天「うー、すいません」

    美琴「謝ることじゃないでしょ? ホラ、人数居たほうがいい場合もあると思うし」

    佐天「それはすごい助かっちゃいます」

    佐天「でも御坂さんもスーパーとか行くんですか?」

    美琴「あー、まぁあのバカが、あ、いや。えーと、まぁたまにね! たまによ!」

    佐天「へぇー……」

    183 = 1 :

    ──17時40分

    美琴「随分安くなってるもんなのねー」

    佐天「偶然特売だなんてラッキーでしたよ。あ、もうすぐなんでこの辺でいいですよ」

    美琴「そう?」

    佐天「ありがとうございました。というかわざわざ寮の前2度も素通りさせてしまって……」

    美琴「いいのよ、気にしないで。暗いから気をつけてね」

    佐天「はい。御坂さんもお気をつけて」

    美琴「ええ」


    美琴「さて、と……」

    美琴「!」

    美琴「あの後姿は……、アイツ!?」

    美琴「ふふふ、ラッキーなこともあるもんね……」

    美琴「つかヒマじゃないっていう割には夕方には普通にこの辺歩いてるのね……」

    184 = 1 :

    ──17時40分

    上条「初日の補習も無事終了ってのはどうでもいいんだけど」

    上条「結局雨ふらねえのかよ」

    上条「……まぁ予報外れようとも降らない方がいいに決まってるんだけどさ」

    上条「しっかしさすがに冷え込んできたなぁ。ロシアほどじゃねえけどやっぱり寒い」

    上条「暖かいモンでも飲むかなあ、喉も渇いたし。これは無駄遣いじゃない、うん」

    上条「よりによって、ここで賽銭箱もとい例の自販機か……」

    上条「……………………」

    上条「いやいや!」

    上条「さっすがにそんなしょっちゅう飲み込んだりはしねえよな!」

    上条「えーっと、財布財布っと」

    上条「んーっと、いくらあるかな」バリバリ

    上条「よし! 今日は小銭の持ち合わせもあるし!」

    上条「むしろ小銭しか残ってないんですけども……」

    上条「……………………ゴクリ」

    185 = 1 :

    上条「……でも100円入れるのは怖いしな」

    上条「まずは10円から」チャリン

    ピッ

    上条「お、大丈夫そうだな」チャリン

    ピッ

    上条「よしよし、じゃあ100円をっと」チャリン

    ……

    上条「………………」

    美琴「アンタこんなとこで何して」

    上条「だあああああああああ!!」ガンガンガンガン

    美琴「って、ちょ!? ちょっとアンタ何で頭突きしてんのよ!?」

    上条「ぬおおおおおおお!!」ガチャガチャ

    美琴「そんなにレバーガクガクやったら取れるわよ!?」

    187 = 1 :

    上条「はぁ…………はぁ…………」

    美琴「そんな息切らすまで何やってんのよ……」

    上条「悪い、一瞬自我を破壊されてた」

    美琴「はぁ?」

    上条「ってビリビリ!?」

    美琴「遅い! あといい加減ビリビリ言うな!」

    上条「別にいいじゃねーかよ……」

    美琴「な、何よ。昨日は名前で呼んでくれたのに……」

    上条「は?」

    美琴「なっ!? なんでもない! なんでもない!」

    上条「はぁ?」

    上条「お前最近ブームなの?」

    美琴「何がよ」

    上条「その、なんでもないなんでもない、って」

    188 :

    美琴「そんなことするなら代わりに私の乳首を取れるくらい舐めなさいよ!!!」

    189 = 186 :

    >>188
    かえれ

    190 = 1 :

    美琴「……そんなに言ってるかしら?」

    上条「かなり言ってる気がするけど」

    美琴「気をつけるわ」

    上条「気をつけなくてもいいけどさ」

    美琴「で、何? また?」

    上条「…………」

    美琴「もう笑わないわよ。20円って表示出てるからどうせ100円でしょ?」

    上条「…………」

    美琴「何、そんな驚いた目で見てんのよ……」

    上条「いや、そんな風に100円だと見抜かれるとは……」

    美琴「バカにしてんの?」

    上条「め、滅相もございません」

    美琴「まったく……」ガチャ

    チャリン チャリン チャリン

    上条「あれ、出てきた…………って、はいっ!?」

    191 = 134 :

    スレストに注意しないとなー
    しえ

    192 :

    さげ支援

    193 :

    んほ

    195 = 1 :

    美琴「大丈夫そうね」チャリンチャリンチャリン

    上条「おい、入れんなよ!? せっかく回収した小銭ー!!」

    ピッ

    美琴「ほら、押しなさいよ」

    上条「ウソ!? 何で!?」

    美琴「早くしなさいよね」

    上条「あ、ああ」カチカチ

    上条「…………コレがボタンでいいんですよね? 何で反応しないの?」カチカチカチカチ

    美琴「これね」カチ ピッ

    ガシャン

    上条「おかしいだろ!?」

    ピリリリリリリリリリリリ

    上条「ええ!? 何の音!? 警報か!? お前またさりげなく能力使ったんじゃねえだろうな!?」

    196 = 1 :

    美琴「違うわよバカ」  <ピー>

    美琴「お、当たった、ラッキーね。もう一本は私もらっちゃっていい?」

    上条「これルーレットついてたの!?」

    美琴「知らなかったの?」

    上条「こっちは毎回飲まれてんだよ! つーか何でお前の時だけ素直に反応してんのコレ!?」

    美琴「んー、日ごろの行いじゃない?」

    上条「蹴り入れまくってたお前がそれを言うの!?」

    美琴「もうしてないわよ!」

    上条「なんか最近お前別人みたいになっててなんか怖いぞ」

    美琴「ケンカ売ってんの?」

    上条「売ってません売ってません! やっぱりいつもの御坂タンでしたハイ!」

    美琴「ああ、ムカつくわねそうやって投げやりな態度!!」

    上条「どうしろっての!?」

    美琴「そうね、んじゃ久しぶりに私と勝負してもらおうかしらね!!」

    上条「はい?」

    197 = 1 :

    美琴「え、だ、だから勝負よ」

    上条「…………は?」

    美琴「………………」

    美琴(いけない! 気持ちが先走ってっちゃったー!?)

    美琴「あ、いや、だからその、そろそろ私もアンタに勝てるんじゃないかなーなんて」

    上条「……はぁ? 最近おとなしくなったと思ったらいきなりこれですか」

    美琴「おとなしいって……」

    上条「はぁ……」

    美琴「溜め息つくなー!」

    上条「ってやべ!? もう6時じゃん!!」

    美琴「は? なんかあんの?」

    上条「悪い、ちょっと急いでるんだった! じゃあな!!」

    美琴「って、ええ!?」

    美琴(ホントに行っちゃった…………)

    美琴(チャンスが…………)

    200 = 1 :

    ──18時00分

    佐天「おーい、初春ー」

    初春「あ、佐天さん」

    佐天「事件は?」

    初春「両方とも片付きました。私は非番だったからって解放してもらったんですけど」

    佐天「ってあれ? 白井さんは?」

    初春「半強制的に手伝わされてます」

    佐天「た、大変ね……」

    初春「佐天さんは買出しですか」

    佐天「うん、御坂さんに手伝ってもらってね」

    初春「いいなぁ」

    佐天「へへー。さ、帰ろー」

    初春「あ、雨?」 ポツポツ

    佐天「うっわ、傘ないしこの荷物なのに!」 ザー

    初春「あわわ、いきなり豪雨ですね、とりあえずそこに入りましょう」


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