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    元スレインデックス「お腹がすいたんだよ」一方通行「そォか」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×9
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - インデックス + - 一方禁書 + - 一方通行 + - 御坂美琴 + - 打ち止め + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 :

    このインデックスはカッコいい

    252 = 235 :

    カッコイイ/// 惚れちゃいそうだぜ禁書目録ゥ……!

    253 = 12 :

    インデックス無双w

    254 = 152 :

    >>250
    なんという歪んだ愛・・・

    255 = 36 :

    このSSのインデックスは真面目だな
    噛みついた時は木原サンを生肉と勘違いして美味しくいただくのかと

    256 = 160 :

    いや、木原くんは打ち止め殺しちゃうだろ

    257 = 1 :

    木原「ゆるさねえから、どーだっての?」

    インデックス「むぅ~! こうするもん!!」

     インデックスは再び木原に飛び掛る。
     木原はインデックスの突進を受け流すと、そのまま優しくインデックスを抱きかかえて思い切り投げ飛ばした。
     壁沿いに置かれていた金属性のキャビネットにインデックスの体が突っ込む。
     キャビネットに収められていた書類の束が宙を舞った。
     それでも、インデックスの体には傷一つない。
     立ち上がろうとするインデックスの右手を、木原が踏み抜いた。

    インデックス「…ふ、ふん! そういうのも全部私にはきかないもん!!」

    木原「だろうな。知ってるよ」

    インデックス「あ、あれ…?」

     右腕が動かせない。木原の蹴りによって変形したキャビネットが、インデックスの腕をくわえ込んでいる。

    インデックス「う~! う~!!」ジタバタ!

    木原「そこでじっと見てな。愛しの彼がスクラップになるところをよぉ」




    一方通行「誰が…誰をスクラップにするってェ?」

    258 = 1 :

     木原は振り向く。一方通行の姿をその目に収める。
     一方通行は立ち上がっていた。
     その足元には、打ち止めが穏やかな表情で眠りについている。
     いつの間に連れてきたのか、廊下にいたはずのミサカも一方通行の足元で眠っていた。
     プログラムインストールは終了した。
     もはや一方通行を縛る鎖は何もない。

     一方通行の顔に、獰猛な笑みが浮かぶ。




    一方通行「モチロン、『俺』が『オマエ』をだよなァ!? 木ぃィィィィィィィィィ原くゥゥゥゥゥゥううううううううううううううううぅゥゥンンンンンンン!!!!!」

    木原「『俺』が『オマエ』をだよぉ!! アァァァァァクセラレェェェェェェエエエエタァァァァァアアアアアアアア!!!!!!!」





     吼える手負いの獣、二匹。

     決着の時、迫る。

    259 = 100 :

    全力支援

    260 = 1 :

    木原「おおおおおおあああああああ!!!!!」

    一方通行「らァァァァあああああ!!!!」

     木原の拳が一方通行に刺さる。
     一方通行は倒れない。

    一方通行「駄目だ駄目だ!! テメエの拳は軽すぎンぜェ!! それじゃもォ倒れてやれねェよ!!!!」

     一方通行の『左手』が木原の体を吹き飛ばす。

    木原「が…は…!」

    一方通行「終わりだ、木原」

     一方通行が床を踏みつける。
     走り抜けた衝撃は、この建物にとって致命的な『何か』を決壊させた。

    261 = 144 :

    アレが目覚めらンねえンじゃねえの?

    263 :

    アレなンだァ?

    264 = 1 :

     揺れる。まるでこの建物だけが震度7の地震に巻き込まれているようだ。

    木原「てめえ…まさか……」

    一方通行「いいコトを教えてやるぜ木原くン。俺の体からほんの30cm、どうやったって体が触れちまうこの空間が瓦礫の落ちてこねェ『愛のエリア』だ」

    一方通行「勇気を持って飛び込んでごらン? 精一杯の愛で抱きしめてやるぜ」

    木原「ハ」

     木原は笑った。笑って、血だらけのタバコに火をつけた。

    木原「やめてくれよおぞましい。てめえに抱かれるくらいならまだコンクリ布団にして寝たほうがあったけえってもんだ」

    一方通行「違えねェ」

     天井にひびが入る。重さ二百キロに及ぶコンクリの塊が今か今かと落ちる機会を待っている。

    木原「妙な言い回しになっちまうが、もしこの世に地獄ってもんがあんならよぉ」

     木原は煙を吐き出して笑った。

    木原「先に行って待ってるぜ。アクセラレータ」

     一方通行も笑う。さすがおンなじ悪党だ。よくわかっていらっしゃるぜ。

    一方通行「おォ。近いうちに、またな」

     俺達悪党の行き着く先なんて、結局はそこしかないのだから。

    266 = 100 :

    一方さんと木原くンは本当に素敵だ。
    木原くンが流星になってしまったのは本当に残念だ。

    >>262
    原作木原にとって打ち止めはネットワークに上位命令文さえ流せれば腕がちぎれよーが足がもげよーがどうでもよかった
    ただし死んでたらだめ。そうアレイスターに命令されてたはず
    猟犬部隊の仕事=打ち止め誘拐・一方抹殺
    もっとも、アレイスターは一方が殺されるわけないと考えてそう命令したわけだけど。

    このSSの木原は、一方さんを苦しめたいのが先立ってるから
    ウイルスコードを消去するって目的が一致してても、とりあえず頑張ってる一方さんの努力を無駄にしたかったんだろ

    267 :

    リアル地震だと…?

    268 :

     揺れる。まるでこの建物だけが震度3の地震に巻き込まれているようだ。

    「違えねェ」

    269 = 1 :

     木原数多は瓦礫の中に消えた。
     研究所は粉々に倒壊し、月が光る空が見えている。
     一方通行と打ち止め、そしてミサカのいたそこだけぽっかりと穴が空いたように瓦礫がない。

    ミサカ「う…うん…」

    打ち止め「うむぅ~…」

     二人がもぞもぞと目を覚ました。

    一方通行「おせェお目覚めだな、お姫様」

    ミサカ「これは…」

    打ち止め「うわあ~、凄いことになってる。ってミサカはミサカは感嘆の声を上げてみたり」

    ミサカ「…終わったのですか? とミサカはぼろぼろのあなたの姿に顔をしかめつつ確認を取ります」

    一方通行「あァ、終わった。終わったンだよ、全部」

     疲れを吐き出すように肺の底からため息をつく一方通行。
     月が三人を祝福するように輝いていた。





    インデックス「……終わってなんかいないんだよ」

    270 = 109 :

    インデックス
    死因:生き埋めで餓死

    272 = 49 :

    うはwwwインモラルジェントさんの存在忘れてたwwwそういやいたんだっけかwwww

    273 = 77 :

    インデックスと一緒にきたはずのミサカはミサカは?

    274 :

    インテグラルさんいたんすか

    275 = 139 :

    今回は役にたったんだからちゃんと名前で呼んでやれよw

    276 = 52 :

    俺、愛のエリアに入ってセロリさんに抱きしめてもらうんだ……!

    277 = 170 :

    俺も愛のエリアに入りたかった

    278 = 152 :

    やべェwww素で忘れてたwwwww

    279 = 1 :

     ボコーン!!!! と瓦礫の中からインデックスが顔を出した。

    インデックス「むっきーーーーーーーーー!!!!」

    一方通行「お、おォ?」

    インデックス「私がいるのにかまわず建物壊しちゃうなんてどういうことなの!! 何か調節されてるのかと思ったらガンガン瓦礫振ってくるし!!!!」

    一方通行「バッカお前、お前ンとこまで瓦礫こねェようにしてたら木原がそっち行っただろ」

    インデックス「だからって!! だからって!! ムキーーーーー!!!!」

    一方通行「あァもうウザってェな。キャンキャンわめくンじゃねえよ」

     一方通行は笑っていた。
     なんて居心地の悪いハッピーエンド。
     この俺が、こンな優しい月明かりの中に居るなンて、悪い冗談にしか思えねェ。
     こンな幻想、俺には全く持って相応しくねェ。一体何の悪意だこりゃあ。



     自嘲じみた彼の予感は、決して外れてはいなかった。
     今ここに、かつて記憶を失う前、彼自身が放った言葉を引用しよう。




     『悪党に、ハッピーエンドはありえねェ』。

    281 = 249 :

    ちょ…ここで突き落とすのか

    282 = 1 :

    ちょいと用事で席をはずさねばならぬ
    すまん ちょいとお待ちあれ

    283 = 77 :

    ちょ……おま……

    284 = 240 :

    インデックス「……終わってなんかいないんだよ」

    285 = 100 :

    なん…だと…

    286 = 177 :

    ここで一旦CMとかwwwwwwww

    287 = 15 :

    200kg近いコンクリの下から這い出てきたインデックスさんまじぱねーっすw
    怪力過ぎワロタwww

    288 = 14 :

    まてまてまてまて
    またかまたなのかよぉおおお

    まあ何とかバッドエンド回避、ってくらいが一方さんらしいっちゃらしい…

    290 = 263 :

    おいィやめろよ…左腕だけじゃなく脳の大事なところまでいろいろ失っちゃうってのかァ!??

    291 = 231 :

    まだだ、終わらせねェかンなァ?

    292 = 55 :

    単に居心地が悪いからではないか

    293 = 185 :

    思えば能力で義手動かすってかっこいいな

    294 :

    気になる・・・
    ほしゅ

    295 :

    空腹はもう収まりましたかインマックスさん

    296 :

    >>293
    エルフェンリートにそんなんいたな

    298 = 26 :

    >>296
    手足をもがれてひん剥かれて羞恥と絶望に泣きはらす一方さん想像しちまったじゃねえか

    299 = 151 :

    肉塊になってなおタバコふかしてる余裕ある木原クンまじかっけーっす

    300 = 14 :

    >>298
    一方さんはそういう場面でも泣かずに狂ったみたいに笑うキャラだろ


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