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    元スレインデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×12
    タグ : - いじめ + - とある魔術の禁書目録 + - インデックス + - 一方禁書 + - 一方通行 + - 上条当麻 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    一方さんと絡んでるインデックスは好きになれそう

    302 :

    いや、これは

    303 = 1 :

     一方通行はとにかく魔術に関する情報を集めていた。
     彼の演算に必要なものは何よりもまず情報だ。
     操る事象について知り尽くすことで、初めてベクトル操作のための式を組み上げることが出来る。
     彼はなりふり構っていなかった。ハッキング、脅迫、暴力ありとあらゆる手段を用いて、徹底的に情報を集めた。
     だが、集まった情報は0。
     役にも立たない情報が寄せ集められる――そういったこともなく、全くの0だった。

    一方通行(普通じゃねェな…クソッタレ、どっかの誰かが隠蔽してやがンのか…!)

     ギリギリと奥歯をかみ締める。
     インデックスは、もう起き上がらない。
     ずっと昏睡していて、たまに苦痛に顔を歪めるだけだ。
     病院には連れて行けない。インデックスはこの街のIDを持っていない。

    一方通行「オイオイ…打ちひしがれてンじゃねェよ。『最強』なンだろうがテメエは…!」

     『反射』を切り、頭を壁に叩きつける。
     額から流れ出す血を拭おうともしないまま、彼は歩き続けた。

    304 :

    うほっいい展開

    305 :

    インモラルさんってなんかキモカワイイよね。
    そしてエロそう。

    306 = 258 :

    これはシスターズと美琴経由で元主人公さん出番来るか

    307 = 18 :

    >>297
    外見年齢10歳幼女にきまってンだろうが
    どう見てもロリコンです。
    本当にありがとうございました。

    308 = 131 :

    むしろ5巻的な…

    309 :

    >>307
    そのページ、何回かお世話になりました

    310 = 288 :

    上条さんなしでの変化なるか

    311 = 242 :

    魔術師二人潰したのは失敗じゃね?

    312 = 1 :

     三日の時は流れた。
     ベッドで苦しそうに寝息を立てるインデックスを六つの瞳が見下ろしている。
     一方通行。神裂火織。ステイル=マグヌス。
     その中で、眼差しに明るい光をたたえている者は、いない。

    ステイル「…タイムリミットまで三時間を切った」

    神裂「く…結局…私は今回もこの子に何も…!」

    一方通行「……」

    ステイル「…今回はやむを得ない。この子の命を最優先にする。神裂…記憶を消す術式を組み上げるぞ」

    神裂「……はい」

    ステイル「……君もそれでいいな」

    一方通行「………」

    ステイル「……ふぅ。…準備にかかろう」

     ステイル達は家主である一方通行の許可もとらず、部屋の中に術式を施していく。
     一方通行は、ただ黙ってインデックスを見下ろしていた。

    313 = 249 :

    >>311
    潰したって確定してないし

    315 = 146 :

    ビビッた

    316 = 288 :

    教えてあげただけだったか

    318 :

    打ち止めは0歳だよね?
    つまり…

    319 = 1 :

     ステイルと神裂の顔は優れなかった。
     だが、一年前の彼らを知るものがいたなら、その顔を見て驚いていただろう。
     確かに二人の顔は暗く沈んでいるが、それでも一年前の絶望に比べたら格段に明るいものだった。

     何しろ、希望が残ったのだ。 
     『完全記憶能力』による脳の圧迫など嘘っぱちで、全てが魔術によって仕組まれたものだとしたら。
     『次の一年』は彼女と共にそれを探すことが出来るかもしれない。
     もう一度、仲間として。

    ステイル「一応、君には礼を言っておくよ。君と出会わなければ、僕達はいつまでも教会の言いなりのまま彼女の記憶を消し続けるところだった」

    神裂「ええ、その点は本当に感謝しています。私からも礼を述べさせてください。ありがとう」

    一方通行「…随分と潔いモンだなァオイ」

    神裂「…! 私だって本当は悔しい…! でも、今は何より彼女の命を優先するべきときなんです」

    ステイル「そうだ。この一年間の記憶と命、比べるまでも無いだろう」

    一方通行「…チ……」

    321 :

    一方さんじゃ無理なのか

    322 :

    >>291
    今北産業←これ最近よく見るけどなんなの?荒らし?
    一応NG登録した後管理人に報告しとくわ

    323 = 40 :

    ベクトル操作でなんとかなるのかねぇ

    324 = 1 :

     一方通行は考える。

     理屈で考えれば確かにステイルの言うとおりだ。

     だが、どうしても納得が出来ない。

     どうして。

     どうしてこんなにも。

     自分が虐殺してきた一万人の少女達と、インデックスの姿がダブって見える?

    325 = 135 :

    >>322
    今北産業←これ最近よく見るけどなんなの?荒らし?
    一応NG登録した後管理人に報告しとくわ

    326 = 25 :

    今北産業←これ最近よく見るけどなんなの?荒らし?
    一応NG登録した後管理人に報告しとくわ

    327 = 215 :

    >>250
    さんくす  

    328 = 274 :

    おいやめろ、せっかく良い所なのに変な流れ作るなww

    329 :

    釣り…だよな…

    332 = 1 :

    『実験』で彼が殺してきた『シスターズ』はまったく同じ姿形、まったく同じ遺伝子配列、さらには全く同じ記憶まで共有している。
     ならば。

     一方通行は思考する。

     ならば、自分が5日前に惨殺したあの少女。
     『あの少女は6日前に自分が殺した少女と全く同一の存在だったりするのだろうか?』

     答えはNOだ。
     一方通行が殺した時点である少女Aの人生は終わった。
     全く同じ記憶を持っていても、異なる意識を持つ以上少女Aと少女Bは全く別の個体となる。

     そんなことはわかっている。これは当然のことだ。
     では、ならば。

     記憶を失う前のインデックスAと記憶を失った後のインデックスBは同一の個体と言えるのか。

     多くの学者は「当然だ。同じ個体に決まっている」と言うだろう。
     一般的な多くの人々も同じ結論を持つかもしれない。
     だが、一方通行は違った。
     一度意識が断裂し、インデックスAが経験してきた全てが消えてインデックスBとなるならば。


     ベランダに無様に引っ掛かっていたインデックスAは。
     一方通行を炎から庇ったインデックスAは。
     『ありがとう』と笑ったインデックスAは。

     死ぬのだ。

    333 = 18 :

    ばいさるから?
    支援

    334 :

    お前らそれぐらいにしろ
    しかし禁書SSはハズレが少ない。
    支援

    335 = 1 :

    一方通行「許容できねェなァ」

     一方通行はインデックスの額に手を添える。
     『反射』を切った今、インデックスの少し高い体温をその手のひらに確かに感じる。

    ステイル「おい…何をやっている」

    一方通行「決まってンだろォが。こいつを縛っている魔術とやらを消すンだよ」

    ステイル「やめろ! 下手に刺激して取り返しのつかないことになったら…!」

    一方通行「キャンキャン喚くンじゃねェよ。心配すンな。勝算がねェわけじゃねェ」

    ステイル「何…?」

    一方通行「テメェが今せっせか準備してる様から分かるようによォ、魔術ってのはミョーな文字を規則正しく並べたり、『力の流れ』にものすげェ気ィ使うンだろォ?」

    一方通行「そんなにしっかりした、確たる力の『向き』があンならよォ」





    一方通行「この一方通行(アクセラレータ)に操れないわけはねェだろうが」

    336 = 146 :

    カッコいいよいっつーさん

    338 = 100 :

    ねェだろうがYO

    339 :

    凄いかまちーっぽくて読んでて面白いわ支援

    340 = 6 :

    一方さんまじかっけえす支援

    341 = 288 :

    決め台詞か

    342 = 68 :

    一方さんのかっこよさに濡れた

    343 = 1 :

    神裂「そんな…そんなことは不可能です! 10万3千冊を守るための鍵…一体どれ程複雑な術式で編みこまれているか!!」

    一方通行「いいか、覚えとけ馬鹿女。他の誰が無理でも無理でも俺だけはそれをやンなきゃなンねェ」

    一方通行「誰しもが取り零しちまう様な一滴の雫だって俺はこぼしちゃなンねェ」



    一方通行「そうじゃなきゃ、『絶対無敵』なンて名乗れねェだろォ?」



     一方通行が解析を開始する。
     脳が焼ききれるような演算式を組み上げて、インデックスの体をスキャンしていく。
     どんな小さな異変も取りこぼさぬように。

    344 = 1 :

    >>343 ぎゃあ、無理でも無理でもってなんだよ 一方さんテンパッてんじゃんかよぉぉお

    345 = 329 :

    一方通行が魔術師フルボッコしたら世界のバランスが崩れるw

    346 = 68 :

    ババァとか馬鹿女とか
    俺の嫁に対する一方さんの扱いは厳しいな

    347 :

    >>346
    ロリコンだもんしかたない

    348 = 146 :

    セリフ回しがマジ勃起モンだ

    349 :

    しぇんしぇn

    350 = 68 :

    地の文がカイジのナレーションっぽくていいな


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