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    元スレインデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×12
    タグ : - いじめ + - とある魔術の禁書目録 + - インデックス + - 一方禁書 + - 一方通行 + - 上条当麻 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 51 :

    あいにく一万の妹抹殺した一万さんにとっちゃ軽すぎるわな

    152 = 1 :

     インデックスは話した。

     一年前からの記憶がないこと。

     頭の中に一字一句違わず叩き込まれた10万3千冊の魔道書のこと。

     自分を狙う魔術結社、その政治的背景。

     随分長いこと話していたインデックスは一息つくと、机の上にあった缶コーヒーを勝手に飲み干した。

    一方通行「は、つまり連中はテメエの頭ン中にある『爆弾』が欲しいワケかよ」

    インデックス「うん…10万3千冊は、全て使えばこの世の全てを例外なく捻じ曲げることが出切る。私たちは、それを魔神と呼んでいるの」

     一方通行はボンヤリと考えていた。
     この世の全てを捻じ曲げる。
     確かにそこまで至らなくては、魔神など――絶対能力者(LEVEL6)などと呼ぶには値しないのだろう。

    154 = 24 :

    一万さんとはだれぞ

    155 = 51 :

    アクセラレータ、一方通行、ロリコンだよ

    156 :

    これも良スレだな
    今日も豊作でなにより

    157 = 1 :

    インデックス「それじゃ、行くね? コーヒーごちそうさま」

    一方通行「コーヒーはテメエが勝手に飲ンだンだろが。ンで、行くってなァどこにだ」

    インデックス「さっき話したけど、私のこの服は『歩く教会』っていう防御結界なの。つまり、魔力を発しているんだよ。連中は、必ずこの魔力を探知(サーチ)して追ってくる」

    一方通行「で?」

    インデックス「これ以上あくせられーたに迷惑をかけることは出来ないから、だから――」

    一方通行「…テメエは何度同じこと言わせりゃ気が済むンだ?」

    インデックス「え?」

    一方通行「テメエは一体どこの誰に向かって気ィ使ってるつもりなンだっつの」

     俺がオマエを守ってやるぜなどと言う気は毛頭無い。
     だが、このガキは、あろうことか学園都市最強である自分を『心配』している。
     小さな女の子に心配される『最強』などとんだお笑い種だ。

     一方通行は、許さない。
     『そういったもの』から無縁の強さを得るために、彼は今日まで一万もの人間を殺してきたのだから。

    一方通行「勝手に人を値踏みしてンじゃねェぞ、クソガキ」

    インデックス「……ふぇ…」

     インデックスの目にじわりと涙が浮かんだ。

    158 = 1 :

    インデックス「…ふえぇ」

     一度決壊してしまえばもう止められなかった。
     この一年間、ワケもわからず『敵』から逃げ続けてきた彼女にとって、少年の言葉は確かな救いだった。
     誰かと一緒に夜を過ごすのは、これが初めてだったから。

    インデックス「ありがとう…ありがとう……」

     ポロポロと涙を流しながら言葉を繰り返すインデックス。
     そんなインデックスに対し、一方通行は。

    一方通行「………」

     音を『遮断』し、さっさと眠りにつこうとしていた。

    159 :

    一方通行さんカッケェっす支援

    160 = 51 :

    >>155
    今更ながら俺の勘違いに気がついた、恥ずかしい
    ああだから嫌なんだよもしもしは

    161 = 1 :

    インデックス「あれ? 私はどこで寝たらいいのかな?」

    一方通行「………」

    インデックス「ねえ、ねえねえねえ!!」

    一方通行「………」

    インデックス「お、起きてるんだよね? どーして無視するのかな! 優しい言葉の後に突き放して、一体何効果を狙ってるの!?」

    一方通行「……くぁ」

    インデックス「むっきー!!」カミツキ!

    一方通行「ぐぁあ!?」

     『歩く教会』を身に纏った少女の歯は、一方通行の『反射』をあっさりと無効化し、その頭へと突き刺さった。
     一方通行。『痛み』という感覚を覚えたのは、これまた何年ぶりかのことであった。

    162 = 18 :

    このままストーリーが進むと
    禁書と打ち止めのダブルヒロインになっちまうな。

    両手に花の一通さん。

    165 = 16 :

    このまま魔術師軍団と戦えば、案外簡単にレベル6になれそうな気がしないでもない

    166 = 1 :

    一方通行「座れ」

    インデックス「うぅ…」

     飛び起きた一方通行によって、インデックスは床に正座させられていた。

    一方通行「ンで、答えろ。テメエは何で俺に触ることが出来た」

    インデックス「こ、この『歩く教会』のおかげなんだと思うけど。さっきも説明したけどこの『歩く教会』は物理的・魔術的に関わらず全ての攻撃を受け流し、吸収しちゃうの」

    インデックス「だから、あくせられーたが何をしたのかはわからないけれど、それも無効化されてしまったんだと思う」

    一方通行「……ンだとォ…?」

     一方通行は頭を抱えた。
     冗談ではない。
     魔術なんて得体が知れないもので、こうも容易く自分の能力の上をいくモノがぽんぽん出てきては『絶対無敵』など夢のまた夢だ。

    一方通行「……」ガシ

    インデックス「ひゃ!?」

    167 :

    >>162
    上条さんは両手なんてもんじゃないですから2人で済むなら相当ましです

    169 = 1 :

    インデックス「と、突然両肩を掴まれたら、あらぬ展開を想像してしまうんだよ?」

    一方通行「……」

    インデックス「ほ、ほんき? ほんき、なの、かな?」

    一方通行「………」

    インデックス「あ、あんまりにも急すぎるんだよ? こういうのは、もっと、段階を踏んで進めるべきだって10万3千冊の魔道書にも書いてあるんだよ?」

    一方通行「………」

    インデックス「あ、あう、えっと、うぅ…!」カアァ…!

    一方通行「……ダメだ」

    インデックス「はぇ?」

    一方通行「クソ、全然解析出来ねェ。あの魔術師の炎とはレベルが違ェってことかよ」

    インデックス「~~~!!」

     がぶり。

    一方通行「ぐあぁ!?」

    170 = 18 :

    ばいさる喰らったか?
    支援

    171 = 51 :

    なんというヒロイン……これは間違いなくヒロイン
    支援

    172 = 1 :

    一方通行「座れ」

    インデックス「うぅ…」

    一方通行「テメエは俺を敵に回してェのか? オイ」

    インデックス「今のは絶対あくせられーたが悪いんだよ! 謝罪とばいしょーを要求したいのは私のほうかも!!」


     ――夜は、更けていく。

    173 = 146 :

    これからどうなるか凄い期待

    175 :

    禁書目録物のSSははずれが少ないな
    保守

    177 = 1 :

     3日が経った。
     魔術師達は拍子抜けするほどに何も仕掛けてこなかった。
     インデックスはコンビニで買い占めたエクレアに夢中でかぶりついていて、一方通行はそろそろ飽き始めた缶コーヒーを啜りながら、何やら小さな機会をいじっている。
     その機会が一体なんなのか、魔術の世界で生きてきたインデックスには皆目検討もつかなかった。
     ただ、その端末を見る一方通行の顔はあまり楽しそうには見えなかったので、きっと楽しいことではないんだろうな、とインデックスは思った。

     端末をポケットにしまいこみ、一方通行は立ち上がる。

    インデックス「一日に一回は出て行くよね。お買い物でもないようだし、一体何をしているの?」

    一方通行「実験だよ。楽しい楽しい実験だ」

     笑いながら一方通行は部屋を出て行った。
     付いていく気にはなれなかった。
     一方通行の背中は、それを明確に拒絶していたから。


     インデックスは思う。

     彼は、また嘘をついた。

    178 = 6 :

    おもしれェ…
    面白れェぞ、三下ァ!!

    179 :

    20巻が待ち遠しくなるじゃねえか

    180 = 51 :

    ええい面白いぞ支援

    181 :

    一方さん金持ちだからインデックスにとっては天国だなw

    182 = 1 :

    誤字orz 機会→機械 痛恨…! 初歩的なミス…!


    一方通行「本日も滞り無く実験は終了しましたってか」

     一方通行は足元に転がる、今は物言わぬ肉の塊と化した少女を見下ろす。

    一方通行「…チッ、らしくねェなァ。らしくねェよ。今までこンなにこいつらの死体を気に留めたことがあったかァ?」

     この数日で何かが変わったのか。変わったとすれば一体何が。一体どうして。

    一方通行「わっかンねェなァ。感傷に浸ったフリして、一体何を求めてンだこの殺人鬼はよォ」

     自分自身をせせら笑い、一方通行は『実験場』を後にする。
     最後にもう一度、ミサカと呼ばれた少女の亡骸を見つめてから。

    183 = 51 :

    多少のミスは脳内補正できるから気にせずGO

    184 :

    今まで興味無かったけど興味が沸いた
    禁書買ってくる

    185 = 1 :

    一方通行「……」

     違和感。一方通行は足を止める。

    一方通行(妙だな…もう随分街の中に入ったってのに人の気配がまるでしてこねェ)

    ???「ステイルが人払いのルーンを刻んでいるだけですよ」

    一方通行「…!」

     いつの間にか、本当にいつの間にかその女はそこに現れていた。
     Tシャツに、片足を大胆に露出させたジーンズ。
     何より目を引くのはその腰に下げた日本刀。

    神裂「神裂火織、と申します。出来ればもうひとつの名は名乗りたくないのですが……あなたが相手ではそうもいかないのでしょうね」

    187 = 16 :

    ねーちん逃げてぇええええええええ

    188 :

    聖人にげてえええええええええええええ

    189 = 51 :

    上条さんのフラグ乱立能力もトリガー奪われた状態じゃ役立たずか

    190 = 186 :

    歯止めがいないとねーちんばらばら殺人事件だな

    191 = 40 :

    ねーちん・・・生きて

    193 = 1 :

    一方通行「は、あのヤロォはまだコソコソ何かやってやがンのか。やっぱあン時消しとけば良かったなァ」

    一方通行「ンで、何でまたそんなメンドクセェ真似までしてテメエは俺の前に立ってンだ? 今のうちにあのガキを抑えちまえばイイじゃねェか」

    神裂「……期日までもう時間がありません。下手に彼女を追い回して姿をくらまされるよりも、あなたの部屋に常駐している今の状況の方が良いと判断しました」

    一方通行(…期日?)

    神裂「そうしておいて彼女を渡すようあなたを説得したほうが良いだろう、とね」

    一方通行「説得…クク…説得ねェ……」

    神裂「応じてはいただけませんか?」

    一方通行「ハ! 甘っちょろいこと言ってンじゃねェよ!! 悪党なら悪党らしく力尽くで奪ってみなァ!!」

    神裂「…交渉決裂、というわけですか」

    一方通行「さァ、楽しくパーティーを始めようじゃねェか。景品があのガキってのがチッと燃えねェがなァ!!」

    神裂「……『七閃』!!」

    195 = 18 :

    かんざきさんじゅうはっさい死んだなこれ

    196 = 186 :

    ここから濃厚な18禁書スレになります

    197 = 181 :

    無茶しやがって・・・

    198 = 4 :

    一方さん、白兵戦には気をつけてーー!!!

    199 :

    ねーちん……

    200 = 18 :

    あのシーンで上条さんの長台詞が一通さんだとどうなるか楽しみだ。
    支援。


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