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元スレ美琴「あれから3年……か」
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美琴「っつ――!」
美琴は上条の拳を紙一重で避け、電撃の槍を繰り出す。
上条「きかねぇ!」
美琴「分かってるわよ!」
しかし右手のみで対処しなくてはならない上条は、その場に留まらされる。
そこに、砂鉄を固めた刃があの時のスキルアウトとは比べ物にならない速度、威力、数で上条を完全に包囲する。
上条「チッ!」
しかしそれを、今度は右手に頼ることなく、見切ったようにステップのみでかわすと、今度こそ上条は美琴を捕らえていた。
上条「わりぃな、少しの間寝ててくれ」
まるでダンプカーが直撃したかのような轟音が響き、美琴の体は頼りない紙くずのように吹き飛ぶ。
黒子「お姉さま!」
上条「土御門直伝の体術に、天草式の格闘術を取り入れたモンだ。これで暫くは動けねぇだろ……悪いな、美琴。こんな事になっちまって」
美琴「こんな時に……名前で呼ぶんじゃねぇわよォォォ!」
ガクガクと、足は震えていた。腕はもう、上がりそうにない。胃液は今にも喉をせり上がってきそうだ。
それでも、御坂美琴は立ち上がった。頼りない足取りで一歩、一歩と地を踏みしめる。
上条「頼むよ、もう立ち上がらないでくれ! これ以上俺に人を傷つけさせないでくれ!」
美琴「っざけんじゃ……ないわよ。アンタだって、あの時、私相手に何度でも立ち上がって来た癖に……勝手な事ばっかり、言ってんじゃ……ねぇっての」
上条「そうか。それなら、お前が何度でも立ち上がるって言うのなら、まずはその幻想を――」
美琴「――ぶち殺すって? やってみなぁ!」
叫び、美琴はポケットから何の変哲もないメダルを取り出す。
美琴「これが私のぉ! 全力全開!」
弾き、
上条「うおおおおおおおおお!!」
放った!
黒子「お姉さま!」
上条「土御門直伝の体術に、天草式の格闘術を取り入れたモンだ。これで暫くは動けねぇだろ……悪いな、美琴。こんな事になっちまって」
美琴「こんな時に……名前で呼ぶんじゃねぇわよォォォ!」
ガクガクと、足は震えていた。腕はもう、上がりそうにない。胃液は今にも喉をせり上がってきそうだ。
それでも、御坂美琴は立ち上がった。頼りない足取りで一歩、一歩と地を踏みしめる。
上条「頼むよ、もう立ち上がらないでくれ! これ以上俺に人を傷つけさせないでくれ!」
美琴「っざけんじゃ……ないわよ。アンタだって、あの時、私相手に何度でも立ち上がって来た癖に……勝手な事ばっかり、言ってんじゃ……ねぇっての」
上条「そうか。それなら、お前が何度でも立ち上がるって言うのなら、まずはその幻想を――」
美琴「――ぶち殺すって? やってみなぁ!」
叫び、美琴はポケットから何の変哲もないメダルを取り出す。
美琴「これが私のぉ! 全力全開!」
弾き、
上条「うおおおおおおおおお!!」
放った!
灼熱色に輝く赤線は、真っ直ぐに上条へと向かい――その横を通り過ぎた。
上条「無理すんなよ、お前の十八番も、完全に外れてるじゃねえか」
黒子「いいえ、外れてなんていませんの」
瞬間、上条の両腕がロックされ、彼は立ち止まる。
上条「なっ!? 鎖?」
黒子「外れてなんて居ませんわ。私の手錠を狙った超電磁砲はしっかりと私の束縛を解いてくださいましたもの」
上条「なっ! あの高威力の超電磁砲を手錠ごと受けたら、お前の両手が吹き飛んじまうぞ!」
美琴「あら、この3年間私も遊んでたわけじゃないのよ? 手加減だって、上手になったんだから」
上条「だからって! そんな危険な!」
黒子「あら、学園都市第一位にとって、それくらいの芸当朝飯前ですわ」
上条「くそっ!この鎖、はずれねぇ!」
美琴「そんじゃぁ歯ぁくいしばれ最弱! 私の最強は、ちょっとじゃないくらい痛ぇぞゴラァァァ!」
ドゴッ……
>>315
びりびり付きだろう
びりびり付きだろう
禁書「はぁ、あと少しで顕現が終わりそうだったのに」
白井「大人しくお縄につきなさいですの」
禁書「分かってるよ。この計画は、元々とうまがいないと成立しないんだから」
白井「あら、やけに聞きワケがいいんですのね」
禁書「んー、まぁね。だってこれは元々、とうまのために手伝ってたわけだし」
白井「え?」
禁書「でも……もうきっと、とうまにこの計画は必要ないんだよ」
上条「俺は……俺はなんつーことをしちまったんだ」
上条「笑顔だ、ハッピーエンドだなんて言って、結局やってることはアレイスターと何もかわらねぇじゃねぇか」
美琴「そうえ、とんだ大馬鹿よ、あんた」
上条「すまねぇな、ビリビリ。お前にこんな事させちまって」
美琴「ミ・サ・カ・ミ・コ・ト! ビリビリじゃなくて、ちゃんと名前で呼んで」
上条「すまない、御坂」
美琴「名・前・で・呼・ん・で!」
上条「み、美琴……? アレ? なんか怒ってます?」
美琴「怒ってるわよ、すっごくねぇ……」
上条「ひ、ひぃ!?」
美琴「……でも、全部許してあげる。本当はアンタも……当麻も怖かったんだよね? 許して、ほしかったんだよね」
上条「…………」
美琴「だって、そういうことでしょ? じゃなきゃ、誰が入るかも分からないアパートに、わざわざ大事な資料を残したりしないわよ」
上条「お前……」
美琴「だから、私は許してあげる。アンタが迷惑かけた人たちにも、一緒に謝ってあげる」
上条「なんで、そこまで……」
美琴「待ってたから……」
上条「え?」
美琴「三年も、待ってたから……ずっと、アンタの事が――」
美琴「――スキ、だったから」
>>1かまちーなにやってんすか
ただでさえ仕事多いのにSSとかぱねぇっす
ただでさえ仕事多いのにSSとかぱねぇっす
美琴「当麻はいつだって、誰かのために動いてた。今回だって、自分が悪役になって、それでも考えてたのは他人の事だった。
私は、そんな当麻が、ずっとずっと、大スキだから」
上条「みこ……と」
美琴「ねぇ、目閉じて」
上条「え?」
美琴「はやく!」
上条「あ、ああ……これで、いいか?」
美琴「…………」
上条「おい美琴! いったいなにしょうって――んんっ!」
黒子「な、な、ななななななななぁっ!? …………」
私のファーストキスは、血と、涙の味がしたのだった。
>>327
げんさくでも何がしたいかわからないんだからこまけーことはいいんだよ!
げんさくでも何がしたいかわからないんだからこまけーことはいいんだよ!
>>318
カミナリパンチ?
カミナリパンチ?
今原作を中古で揃えるといくらぐらいになんのかな
ブコフで
久々にイチから読みたくなってきた
ブコフで
久々にイチから読みたくなってきた
アニメしか見ていない俺がこのSS読んだらネタバレになりますか
相手に何も訊かずキスするってどうなの?
もしも男がやったら大変なことになるぞ
もしも男がやったら大変なことになるぞ
>>333
いいから新品で買ってこいよ
いいから新品で買ってこいよ
エピローグ
黒子「トホホ……とんでもない出費ですの」
美琴「あー、喰った喰った。いやぁ、やっぱここのケーキ美味しいわねぇ」
初春「それも白井さんのオゴリというのがまた美味しさを引き立てますね!」
佐天「いやぁ、白井さん。ご馳走様ー」
黒子「お姉さまも初春も、食べすぎデスの……って、なんで佐天さんの分まで私が払わなくてはいけませんの!?」
佐天「いいじゃんいいじゃん! 細かい事はきにしない気にしない!」
黒子「細かくありませんの! 貴女が一番食べてらっしゃったじゃありませんの!」
佐天「えー? しっらないなぁ、そんな事」
黒子「太りますわよ……」
佐天「なにぃ!?」
三年間オナって体をエロく発達させた美琴
逞しくなった上条さん
濡れ場期待ですな
逞しくなった上条さん
濡れ場期待ですな
じゃれあう黒子と佐天さんを見て、私はつい笑みがこぼれてしまう。
当麻とインデックスはイギリスに帰った。
今回迷惑をかけた人たちに、一人ずつ、謝りに行くらしい。
私も付いていくといったのだが、そこは男のケジメがどうとかって。
でもその代わりに、当麻は私に約束してくれた。
今回の罪を償い終わったら、かならず学園都市に、私を迎えに来てくれるって。
だから私は待つことにした。
何年でも、何年でも、私は待ち続けるだろう。
愛しい、あの人との約束のために……
美琴「あれから3年……か」 END
>>341
1万ちょい
1万ちょい
>>341
1巻600円であとの掛け算はできるだろ
1巻600円であとの掛け算はできるだろ
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