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元スレ伊織「あれから10年……」
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※モバマスの龍崎薫ちゃんが出ます
薫「せんせぇ、さよならー」
P「はい、さよなら。また明日ね。お菓子食べすぎちゃ駄目だよ」
薫「はーい!じゃーねー!」
P「はい、それじゃあね」
伊織「……アンタ、小学校の先生にでも転職したの?」
P「へっ?……い、伊織……か?」
伊織「久しぶりね」
P「……ああ、久しぶりだな」
……
薫「せんせぇ、さよならー」
P「はい、さよなら。また明日ね。お菓子食べすぎちゃ駄目だよ」
薫「はーい!じゃーねー!」
P「はい、それじゃあね」
伊織「……アンタ、小学校の先生にでも転職したの?」
P「へっ?……い、伊織……か?」
伊織「久しぶりね」
P「……ああ、久しぶりだな」
……
―喫茶店―
P「3年ぶり……くらいか?」
伊織「そうね。アンタ、年賀状くらいしか出さないんですもの」
P「いやー、ははは……」
店員「ご注文お決まりでしょうかー?」
P「アイスコーヒーで」
伊織「……私も、同じものを」
店員「かしこまりましたー」
P「3年ぶり……くらいか?」
伊織「そうね。アンタ、年賀状くらいしか出さないんですもの」
P「いやー、ははは……」
店員「ご注文お決まりでしょうかー?」
P「アイスコーヒーで」
伊織「……私も、同じものを」
店員「かしこまりましたー」
P「……オレンジジュースじゃないのか」
伊織「……そういえば、そうだったわね」
P「心境の変化ってやつか」
伊織「そうね」
P「……」
伊織「……」
P「旦那さんはどうよ?」
伊織「……そういえば、そうだったわね」
P「心境の変化ってやつか」
伊織「そうね」
P「……」
伊織「……」
P「旦那さんはどうよ?」
伊織「どうって?」
P「仲良くやってんのかな、と思って」
伊織「……ええ、ごく普通に夫婦やってるわ」
P「……そりゃ良かった」
伊織「……」
P「家事とかやってるのか?」
伊織「ごく普通に夫婦やってるって言ってるじゃない」
P「マジか……。信じられんな……」
P「仲良くやってんのかな、と思って」
伊織「……ええ、ごく普通に夫婦やってるわ」
P「……そりゃ良かった」
伊織「……」
P「家事とかやってるのか?」
伊織「ごく普通に夫婦やってるって言ってるじゃない」
P「マジか……。信じられんな……」
伊織「それより、アンタどうなのよ?小学生受け持ってるの?」
P「あ、まあ、今のところな」
伊織「……」
P「おいおい、何だその表情……」
伊織「オカシイと思ってたのよね。あずさや小鳥や律子に全く反応しないんですもの」
P「何だかよくわからないが、今伊織は俺のことを誤解していると思う」
伊織「担当アイドルって自分で選べるんでしょ?」
P「…………ウチの方針だからな…………」
P「あ、まあ、今のところな」
伊織「……」
P「おいおい、何だその表情……」
伊織「オカシイと思ってたのよね。あずさや小鳥や律子に全く反応しないんですもの」
P「何だかよくわからないが、今伊織は俺のことを誤解していると思う」
伊織「担当アイドルって自分で選べるんでしょ?」
P「…………ウチの方針だからな…………」
伊織「……私も、待つんじゃなくて、もっと早くから……」
P「おいおい……」
伊織「もう私おばさんだから、全然駄目ね……」
P「何言ってるんだ。俺からすりゃまだ若いって感じだぞ?」
伊織「……別に無理して持ち上げなくていいのよ?」
P「……別に持ち上げてるわけじゃないんだ」
伊織「今日だってお化粧してないし」
伊織「髪だってぼさぼさだし」
伊織「服だって地味だし……」
P「おいおい……」
伊織「もう私おばさんだから、全然駄目ね……」
P「何言ってるんだ。俺からすりゃまだ若いって感じだぞ?」
伊織「……別に無理して持ち上げなくていいのよ?」
P「……別に持ち上げてるわけじゃないんだ」
伊織「今日だってお化粧してないし」
伊織「髪だってぼさぼさだし」
伊織「服だって地味だし……」
P「……」
P「伊織……今日はどうしたんだ?」
伊織「アンタの顔が突然見たくなったのよ。本当よ?」
P「伊織……ちょっと痩せたか……?」
伊織「……」
P「別に答えたくないなら答えなくていいからな?」
P「何かあったのか?」
伊織「……」
P(伊織、今、幸せなのか……?)
P「伊織……今日はどうしたんだ?」
伊織「アンタの顔が突然見たくなったのよ。本当よ?」
P「伊織……ちょっと痩せたか……?」
伊織「……」
P「別に答えたくないなら答えなくていいからな?」
P「何かあったのか?」
伊織「……」
P(伊織、今、幸せなのか……?)
―外―
伊織「……今日は楽しかったわ、久しぶりに話もできて」
P「ああ……」
P「たまには事務所に遊びに来いよ」
伊織「ええ」
伊織「それじゃ……きゃっ!」
P「お、おい伊織!」
伊織「痛っ!!」
P「す、すまん。強く掴み過ぎたな……」
P「!!」
伊織「……今日は楽しかったわ、久しぶりに話もできて」
P「ああ……」
P「たまには事務所に遊びに来いよ」
伊織「ええ」
伊織「それじゃ……きゃっ!」
P「お、おい伊織!」
伊織「痛っ!!」
P「す、すまん。強く掴み過ぎたな……」
P「!!」
伊織「……っ!!こ、これは……」
伊織「ち、違うのよ……」
P「伊織……、俺はまだお前のプロデューサーのつもりなんだ」
P「話してくれ」
伊織「う……うう……」
P「お、おい、な、泣くなよ」
伊織「ち、違うのよ……」
P「伊織……、俺はまだお前のプロデューサーのつもりなんだ」
P「話してくれ」
伊織「う……うう……」
P「お、おい、な、泣くなよ」
P「そうか……旦那さんがな……」
P「ドメスティック・バイオレンスってやつか……」
伊織「……わ、私が悪いのよ……!」
伊織「……何をやってもう上手くできないし……」
伊織「……だから……」
P「伊織……」
P「ドメスティック・バイオレンスってやつか……」
伊織「……わ、私が悪いのよ……!」
伊織「……何をやってもう上手くできないし……」
伊織「……だから……」
P「伊織……」
伊織「私……お料理も下手くそだし……」
伊織「見た目が悪いものしか作れないから……」
伊織「だからあの人、いつも怒って……」
伊織「テーブルの上メチャクチャにして……」
伊織「もう……家にも帰ってこなくなっちゃって……」
伊織「たまに帰ってきてもいつも機嫌悪くて、怒ってばかりで……」
伊織「でも……私が……しっかりしてないから……」
伊織「見た目が悪いものしか作れないから……」
伊織「だからあの人、いつも怒って……」
伊織「テーブルの上メチャクチャにして……」
伊織「もう……家にも帰ってこなくなっちゃって……」
伊織「たまに帰ってきてもいつも機嫌悪くて、怒ってばかりで……」
伊織「でも……私が……しっかりしてないから……」
P「伊織!!」
伊織「な、何?」
P「明日から、ウチの仕事手伝ってくれ」
伊織「で、でも……」
P「頼む!」
伊織「……うん……」
伊織「な、何?」
P「明日から、ウチの仕事手伝ってくれ」
伊織「で、でも……」
P「頼む!」
伊織「……うん……」
―次の日―
伊織「お、おはようございまーす……」
薫「あー!昨日のおねえちゃんだー!」
P「こらこら、薫ちゃん。しっかり御挨拶は?」
薫「はーい。おはようございまー!!!」
伊織「お、おはようございます」
P「今日からよろしくな」
伊織「ええ……」
伊織「お、おはようございまーす……」
薫「あー!昨日のおねえちゃんだー!」
P「こらこら、薫ちゃん。しっかり御挨拶は?」
薫「はーい。おはようございまー!!!」
伊織「お、おはようございます」
P「今日からよろしくな」
伊織「ええ……」
P「今事務員不足でなー」
伊織「そうなの?」
社長「そうなんだよ」
伊織「あら、社長……えっと、お久しぶり」
社長「まあそんなにかしこまらないで」
伊織「ええ」
伊織「そうなの?」
社長「そうなんだよ」
伊織「あら、社長……えっと、お久しぶり」
社長「まあそんなにかしこまらないで」
伊織「ええ」
律子「あらっ、来たわね?伊織」
伊織「律子?」
律子「話は聞いてるわ。みっちり仕込んであげるからね」
伊織「ちょっと、何よこれ?」
P「あはは、律子は今、プロデューサー兼事務のリーダーでな」
伊織「ちょっと帰りたくなってきたわ……」
伊織「律子?」
律子「話は聞いてるわ。みっちり仕込んであげるからね」
伊織「ちょっと、何よこれ?」
P「あはは、律子は今、プロデューサー兼事務のリーダーでな」
伊織「ちょっと帰りたくなってきたわ……」
律子「こっちの書類は……」
伊織「これはどうやって……」
P「ふむふむ、真面目にやってるな」
薫「せんせぇ、そろそろお仕事じゃないの?」
P「し、しまった……」
薫「せんせぇ、なんかそわそわしてる」
P「ああ、伊織と仕事するのは久しぶりだからね」
薫「ふーん……?」
伊織「これはどうやって……」
P「ふむふむ、真面目にやってるな」
薫「せんせぇ、そろそろお仕事じゃないの?」
P「し、しまった……」
薫「せんせぇ、なんかそわそわしてる」
P「ああ、伊織と仕事するのは久しぶりだからね」
薫「ふーん……?」
―3年前―
P「すまん……」
伊織「……謝らないで」
伊織「……私、もう待たないわ」
P「……」
伊織「はい、これ」
P「これは……?お、おい、伊織……」
P「すまん……」
伊織「……謝らないで」
伊織「……私、もう待たないわ」
P「……」
伊織「はい、これ」
P「これは……?お、おい、伊織……」
伊織「うさちゃん、あんたにあげるわ」
P「しかし……」
伊織「これで、今までの私とはお別れね」
伊織「大事にしなさいよ?」
P「あ、ああ……」
P(その後しばらくして、水瀬グループのCMに出てた若手俳優と伊織の結婚が発表された)
――――
――
―
P「しかし……」
伊織「これで、今までの私とはお別れね」
伊織「大事にしなさいよ?」
P「あ、ああ……」
P(その後しばらくして、水瀬グループのCMに出てた若手俳優と伊織の結婚が発表された)
――――
――
―
―夕方―
P「……」
伊織「ちょっと……」
P「……」
伊織「返事しなさいよ!」
P「うお!!」
P「な、なんだ、伊織か」
伊織「今日の仕事終わったから、挨拶に来たのよ」
P「……」
伊織「ちょっと……」
P「……」
伊織「返事しなさいよ!」
P「うお!!」
P「な、なんだ、伊織か」
伊織「今日の仕事終わったから、挨拶に来たのよ」
P「おう、お疲れ?どうだった?事務仕事は?」
伊織「思ったより大変ね。小鳥はいつも一人でこんなことしてたのね」
P「そうだろうな」
律子「お疲れ様ですー。伊織、結構筋が良いわね。期待できるわ」
伊織「事務作業に筋とかあるわけ?」
律子「そりゃ、あるわよ。伊織は結構気が付くタイプだから」
伊織「そんなこと……」
P「これからもよろしく頼むよ」
伊織「思ったより大変ね。小鳥はいつも一人でこんなことしてたのね」
P「そうだろうな」
律子「お疲れ様ですー。伊織、結構筋が良いわね。期待できるわ」
伊織「事務作業に筋とかあるわけ?」
律子「そりゃ、あるわよ。伊織は結構気が付くタイプだから」
伊織「そんなこと……」
P「これからもよろしく頼むよ」
―数週間後―
スタッフA「どうしよう……」
伊織「あら?どうしたの?」
スタッフA「それがその……手違いがあったみたいで……
薫ちゃんの仕事が長引く仕事だったので、プロデューサーさんが
別の打ち合わせに行ったみたいなんですが……」
伊織「あ、それって……私も連絡受けてた……」
伊織「え?でも薫ちゃんの仕事って、確か夕方まで……」
スタッフA「それが、もう終わってしまったみたいで……」
スタッフA「どうしよう……」
伊織「あら?どうしたの?」
スタッフA「それがその……手違いがあったみたいで……
薫ちゃんの仕事が長引く仕事だったので、プロデューサーさんが
別の打ち合わせに行ったみたいなんですが……」
伊織「あ、それって……私も連絡受けてた……」
伊織「え?でも薫ちゃんの仕事って、確か夕方まで……」
スタッフA「それが、もう終わってしまったみたいで……」
伊織「場所は○×テレビね……。私迎えに行くわ」
スタッフA「ええ?でも、ここからだと1時間以上……」
伊織「近道があるのよ。40分で着くわ。
あなたはプロデューサーと連絡を取って頂戴」
スタッフA「はい!」
伊織「これをやるのも久しぶりね」
伊織「乗換駅まで自転車でぶっとばすのが近道」
伊織「ランクが低いころは時々やったわね……あいつと……」
伊織「さて、待ってて、薫ちゃん!」
スタッフA「ええ?でも、ここからだと1時間以上……」
伊織「近道があるのよ。40分で着くわ。
あなたはプロデューサーと連絡を取って頂戴」
スタッフA「はい!」
伊織「これをやるのも久しぶりね」
伊織「乗換駅まで自転車でぶっとばすのが近道」
伊織「ランクが低いころは時々やったわね……あいつと……」
伊織「さて、待ってて、薫ちゃん!」
―しばらく後 ○×テレビ―
P「はぁはぁ……ようやく着いたか……」
薫「せんせぇ!おそいよ~!」
P「ご、ごめんよ……」
薫「でも、急いで来てくれたみたいだしゆるしてあげる!」
伊織「やっと着いたのね?」
P「伊織……」
P「はぁはぁ……ようやく着いたか……」
薫「せんせぇ!おそいよ~!」
P「ご、ごめんよ……」
薫「でも、急いで来てくれたみたいだしゆるしてあげる!」
伊織「やっと着いたのね?」
P「伊織……」
伊織「全くもうっ!何やってるのよ!」
P「面目ない」
薫「伊織ちゃんが来てくれたから、ちっともさびしくなかったよ!」
伊織「そ、そう?」
P「じゃあ、俺ちょっと挨拶に……」
伊織「ディレクターには挨拶しといたから、手短にしなさいよ」
P「おう……何から何まで……流石伊織だな」
薫「そうそう、せんせぇ、たよりないんだから」
P「面目ない」
伊織「……ふふっ……」
P「面目ない」
薫「伊織ちゃんが来てくれたから、ちっともさびしくなかったよ!」
伊織「そ、そう?」
P「じゃあ、俺ちょっと挨拶に……」
伊織「ディレクターには挨拶しといたから、手短にしなさいよ」
P「おう……何から何まで……流石伊織だな」
薫「そうそう、せんせぇ、たよりないんだから」
P「面目ない」
伊織「……ふふっ……」
―帰り―
P「挨拶してきたよ。じゃあ帰ろうか」
薫「うん!」
伊織「あ、そういえば」
P「?」
伊織「あんた、自転車回収してきて」
P「挨拶してきたよ。じゃあ帰ろうか」
薫「うん!」
伊織「あ、そういえば」
P「?」
伊織「あんた、自転車回収してきて」
P「自転車ってまさか……」
伊織「近道、使ったのよ。もうへとへとよ」
P「……」
伊織「昔よりお腹出てるし、ちょうどいい運動じゃない」
薫「せんせぇ、おなかぷにぷにー」
P「……自転車で帰ります」
伊織「近道、使ったのよ。もうへとへとよ」
P「……」
伊織「昔よりお腹出てるし、ちょうどいい運動じゃない」
薫「せんせぇ、おなかぷにぷにー」
P「……自転車で帰ります」
―事務所―
律子「聞きましたよ」
P「ああ、伊織のおかげで助かった」
律子「……」
P「どうした?」
律子「いえ。伊織、最初に比べてだいぶ笑顔が増えてきましたね」
律子「聞きましたよ」
P「ああ、伊織のおかげで助かった」
律子「……」
P「どうした?」
律子「いえ。伊織、最初に比べてだいぶ笑顔が増えてきましたね」
P「ああ。自信を失ってたみたいだから……
今の伊織に必要なのは何よりも自信だ」
律子「そうですね……」
社長「お疲れ様ー。あれ?伊織君は?」
律子「あ、もう帰りましたよ」
今の伊織に必要なのは何よりも自信だ」
律子「そうですね……」
社長「お疲れ様ー。あれ?伊織君は?」
律子「あ、もう帰りましたよ」
―数日後―
薫「あれー?伊織ちゃん何してるの?」
伊織「あっ……、その、お茶をいれようかなって」
薫「へー」
伊織「うん」
薫「せんせぇなら、さっき席にもどってきてたよ?」
薫「あれー?伊織ちゃん何してるの?」
伊織「あっ……、その、お茶をいれようかなって」
薫「へー」
伊織「うん」
薫「せんせぇなら、さっき席にもどってきてたよ?」
伊織「な、なんであいつが出てくるのよ」
薫「あれ?せんせぇにお茶いれるんじゃないの?」
伊織「べ、別に誰にだっていいじゃない」
薫「ふーん」
薫「あ、そっちのお茶の方がたかい奴だよ」
薫「あれ?せんせぇにお茶いれるんじゃないの?」
伊織「べ、別に誰にだっていいじゃない」
薫「ふーん」
薫「あ、そっちのお茶の方がたかい奴だよ」
P「疲れた……」
伊織「あらそう。はいお茶」
P「……」
伊織「何よ?」
P「伊織がお茶を入れてくれたという事実に感動してるんだよ」
伊織「大げさね……。飲まないなら持ってっちゃうわよ」
P「いただきます」
伊織「あらそう。はいお茶」
P「……」
伊織「何よ?」
P「伊織がお茶を入れてくれたという事実に感動してるんだよ」
伊織「大げさね……。飲まないなら持ってっちゃうわよ」
P「いただきます」
伊織「雪歩みたいに上手にいれられないけど……」
P「……」ズズー
伊織「私、あんまりこういうの上手くないから……」
P「……」
伊織「ちょっと……何か言ってよ……」
P「美味い……」
伊織「ちょ、ちょっと、泣かないでよ!」
薫「伊織ちゃんやったぁ!」
律子「伊織……」
P「……」ズズー
伊織「私、あんまりこういうの上手くないから……」
P「……」
伊織「ちょっと……何か言ってよ……」
P「美味い……」
伊織「ちょ、ちょっと、泣かないでよ!」
薫「伊織ちゃんやったぁ!」
律子「伊織……」
律子「だいぶ、元気になりましたね。伊織」
P「ああ」
律子「……大丈夫なんですか?その……旦那さんの方……」
P「……」
社長「言ってあげなさい。律子君も心配だろう」
P「社長……。そうですね……」
P「旦那さん、もう、結構長いこと家には帰ってないらしい」
P「半別居状態……って感じのようだ」
P「ああ」
律子「……大丈夫なんですか?その……旦那さんの方……」
P「……」
社長「言ってあげなさい。律子君も心配だろう」
P「社長……。そうですね……」
P「旦那さん、もう、結構長いこと家には帰ってないらしい」
P「半別居状態……って感じのようだ」
律子「そうですか……」
律子「……旦那さん、暴力振るってるんですよね?」
P「……」
律子「私、許せません、そういうの」
社長「……ああ、そうだね」
律子「……旦那さん、暴力振るってるんですよね?」
P「……」
律子「私、許せません、そういうの」
社長「……ああ、そうだね」
―数日後―
P「おはよー」
伊織「……おはよう」
P「!伊織、どうした!?」
伊織「べ、別に何でも……」
P「伊織……またなのか……」
P「おはよー」
伊織「……おはよう」
P「!伊織、どうした!?」
伊織「べ、別に何でも……」
P「伊織……またなのか……」
伊織「その……久しぶりに帰って来たら……」
伊織「凄く酔ってて……」
伊織「働き始めたのもあんまりよく思ってないみたいで……」
伊織「酷く暴れて……」
伊織「でも……近頃生活費も入れてくれないし……」
伊織「凄く酔ってて……」
伊織「働き始めたのもあんまりよく思ってないみたいで……」
伊織「酷く暴れて……」
伊織「でも……近頃生活費も入れてくれないし……」
伊織「う……」
伊織「……あ、あれ?私……」
伊織「私……どうしたら……どうしたらいいのかしら……」
P「伊織……」
伊織「……助けて……」
P「ああ」
P(その後、しばらく伊織は泣き続けた)
伊織「……あ、あれ?私……」
伊織「私……どうしたら……どうしたらいいのかしら……」
P「伊織……」
伊織「……助けて……」
P「ああ」
P(その後、しばらく伊織は泣き続けた)
社長「……伊織君、様子が……」
P「ええ……またのようですね……」
社長「そうか……働き出してから表情が明るくなったから喜んでいたが……」
P「ええ……」
社長「こんな時に何だが……」
P「どうしました?」
社長「伊織君に、オファーが来てる」
P「ええ……またのようですね……」
社長「そうか……働き出してから表情が明るくなったから喜んでいたが……」
P「ええ……」
社長「こんな時に何だが……」
P「どうしました?」
社長「伊織君に、オファーが来てる」
P「は……?」
社長「まだ内々の話だがね。この前、伊織君、テレビ局に行っただろう?」
P「ええ」
社長「そこで、お偉いさんが見初めたらしい。イメージピッタリだって」
P「イメージ?何かのCMですか?」
社長「ドラマだよ。国営放送の、大河ドラマだ。準メイン級の役柄だな」
P「はあ?」
社長「……」
社長「まだ内々の話だがね。この前、伊織君、テレビ局に行っただろう?」
P「ええ」
社長「そこで、お偉いさんが見初めたらしい。イメージピッタリだって」
P「イメージ?何かのCMですか?」
社長「ドラマだよ。国営放送の、大河ドラマだ。準メイン級の役柄だな」
P「はあ?」
社長「……」
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